YNGWIE MALMSTEEN






"RISING FORCE"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの1stソロアルバム。


メンバーとウマが合わずアルカトラスを脱退したイングヴェイ。元々バンドの
一員として満足できるパーソナリティーではなかったようで、ソロとして
活動する事にしたようだ。そして本作が彼の最初のソロアルバムになる。

全8曲中ヴォーカル入りが2曲であとはインストのため厳密には
インストアルバムとは言えないが実質インストアルバムといっていい
構成だと言える。イングヴェイを・・・いや、ロック、メタルインストを代表する
超名曲“BLACK STAR”、“FAR BEYOND THE SUN”をはじめ捨て曲が無く、
全曲キラーといっても差し支えないほど!
また彼がデビューした当時はあまりの高速プレイに速さだけで
感情表現が無い
などと揶揄されたようだがとても信じられん!
“ICARUS'DREAM SUITE OPUS 4”で聴ける激泣きエモーショナルギター
天下一品で、もし当時の彼のプレイが感情表現皆無ならマイケル・シェンカーや
ウリ・ジョン・ロートも同じだと言う事になる!速さと泣きを高次元で
兼ね備えていた
のがイングヴェイというギタリストなのだ!


コレ一枚で多くのフォロワーが現れ、やがてネオクラシカル様式美なる
新たなジャンルを築き上げ、のちのメロスピ、クサメタル系にも大きな影響を
与えていると言える!ギターファン、様式美好きは避けては通れない神盤だ!!



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満足度 98% お気に入り曲 全部







"MARCHING OUT"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの2ndアルバム。


デビュー作にしていきなりロック、メタルギター界の頂点に躍り出たイングヴェイ。
彼のポテンシャルの高さはギターのテクニックで語るのみにあらず!
曲のよさをも高次元で兼ね備えていたからこそのギターヒーローなのだ!
それを証明するのが2作目である本作だ!

前作が8曲中ヴォーカル入りが2曲のみだったほぼインストアルバムなのに対し
本作はヴォーカルをほとんどの曲に入れ、普通の歌モノアルバムとして完成させてきた。
歌っているのは当時はまだ無名だったジェフ・スコット・ソートだ。

前作で既に完成されていたネオクラシカルメタルは本作でも抜群の
完成度を誇り
当然のように捨て曲が無い!本作で聴けるフレーズ、展開が
のちのネオクラ系、そしてクサメタル系バンドのルーツとなっているといっても
過言ではない。全てはイングヴェイの初期3作から初まっているのだ!!


前作に引き続きメタル史に残る名盤だ!ただ難点は音質が凄まじく悪い事だろう・・・!



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満足度 97% お気に入り曲 全部







"TRILOGY"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの3rdアルバム。


北欧メタル特有の冷気、暗さを持った作風だった最初の2枚。それに対し
本作ではより大衆受けを狙ったらしくどこか明るいキャッチーな
作風
で攻めてきたぞ!

本作がリリースされる頃にはイングヴェイのフォロワーがシーンに溢れ帰り
やはりどれも似たような作風だったため本家である彼はあえて同じスタイルを
避けたという見方も出来るが真相は分からん。

個人的にはもの悲しいダークな雰囲気を持つ以前のアルバムが好きだったため
本作は前作に比べるとそんなには気に入らなかったな・・・。
だがクオリティーは当然高く彼のファンなら問題なく楽しめるだろう。
本作でヴォーカルをとっているのはシーン屈指の超絶シンガー、マーク・ボールズだ。
イングヴェイのギターのみならず彼のヴォーカルも本作の大きな聴き所だぞ!

だがやはり凄まじいのはラストに収録されたインスト“Trilogy Suite Op:5”だ!
ここで聴けるテクニック、曲構成はやはり凄まじく悶絶できる!
ライヴでは第一楽章しかプレイしないが第二楽章以降もまた凄いぞ!


本作もやはりギターを志す者、様式美を愛する者ならマストと言えるだろう!
イングヴェイのアルバムで最もクオリティーが高いのが本作を含めた初期3作である!!



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満足度 90% お気に入り曲 Liar、Magic Mirror、Trilogy Suite Op:5







"ODYSSEY"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの4thアルバム。


ネオクラシカル様式美なる新たなジャンルを生み出し一躍ギターヒーローの座に
躍り出たイングヴェイだが前作リリース後何と事故に逢い生死の境を彷徨う羽目に
なってしまった!
結局は無事回復したものの曲、ギタープレイがまだ不完全の状態
レコーディングに望まなければならなくなってしまった。そしてイングヴェイにとっては
不満な状態のまま世に出されたのが本作であるが、イングヴェイが好き勝手出来なかったのが
逆に功を奏し、本作は彼のアルバムの中でも最もギターとヴォーカル、その他楽器の
バランスが取れたアルバムだとして特に名盤視するものも多い出来となった!

ここでヴォーカルを取っているのはかつてレインボーで歌っていたややハスキーながら
甘い声質を持つジョー・リン・ターナーだ!彼の持つレインボーでも見せたポップ性
本作にも現れておりクオリティーの向上に一役買っている。

だが個人的にはイングヴェイにはやはりポップさよりも様式美、劇的さ、
泣き
を求めてしまうなぁ・・・!決して悪いアルバムではないが個人的には
初期作ほどグッと来るものは無かったな・・・!

イングヴェイのギターもこれまでのようなクリーントーンとは程遠いエフェクト
かけまくっており事故後の精細さを欠いたプレイを誤魔化しているかのようだ・・・!


従来のイングヴェイらしさは無いがそれでもポップさを持ったアルバムとして
世間の評価は高い。だがやはり個人的には初期のアルバムを推すな・・・!



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満足度 78% お気に入り曲 Rising Force、Riot in the Dungeons、 Deja Vu







"ECLIPSE"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの5thアルバム。


前作で組んだジョー・リン・ターナーとも当然のように袂を別ち、さらに
他のメンバーもごっそりと入れ替え、新たになったラインナップは全員北欧出身者となり
そのためアルバム全体の雰囲気もこれまでに無い冷たさ、冷気を持ち一気に
北欧メタル度が増したといえるぞ!

本作でヴォーカルをとっているのはのちにミスター北欧ヴォイスの異名を
欲しいままにするヨラン・エドマンだ!この頃はまだ無名でなおかつ
スタイルも今とは違い、イングヴェイの意のままに無理して歌っている感じだ(爆)。

曲の出来は初期のようなクオリティーは無いものの全体的に漂う
北欧の空気もあってか個人的には前作よりも好きだ。ヨラン・エドマンの
ヴォーカルも個人的には健闘していると思う。
名キーボーディスト、イェンス・ヨハンソンは脱退したが新たに加わった
マッツ・オラウソンもテクニック的には問題無くイングヴェイのギターと
キラキラサウンドで張り合っているぞ!

本作にはライヴでは全くやらない隠れた名曲が存在している!
それが4曲目“MOTHERLESS CHILD”だ!疾走感、超絶ネオクラギター、キラキラシンセ、
歌メロ、アレンジ共に凄まじいクオリティーの高さでこの曲だけは初期の名盤、名曲に
決してひけを取ってはいない!ライヴでやらない理由だがサビのキーが高く、ヨラン・エドマンが
レコーディングでどうしても歌えずやむなく遅いテンポで歌ってから早回しして
キーを無理矢理高くした
かららしい・・・!


これ以外にも本作には隠れた名曲が多く、まさに隠れた名盤と呼ぶに相応しい
アルバムと言えるかもしれん!彼のファンは当然、北欧メタルが好きなら
聴く価値は十分にあるぞ!



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満足度 86% お気に入り曲 MOTHERLESS CHILD、JUDAS、
DEMON DRIVER、 ECLIPSE







"FIRE & ICE"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの6作目。


イングヴェイにしては珍しく前作とシンガーを変えずにつくられたアルバムだ。
死ぬほどダサく異様な味のあるジャケが功を奏したわけでは決して無い
本作は日本のオリコンチャートで初登場一位をたたき出した事でも知られるアルバムだ!

そんな本作の音楽性だが前作が徹底して北欧の冷気を出した暗い、ダークな
雰囲気
だったのに対し本作は明るさを出してきたと言える。メジャーキーで
書かれたポップな曲
もあるぞ!そして曲が多様化したことが挙げられるな。
メジャーキーの曲は勿論、へヴィなブルース等イングヴェイらしからぬ
曲調が見られるのが本作の大きな特徴だといえるがそれによって散漫さが
出てしまい
どうもピンと来ないイマイチなアルバムに仕上がってしまったといえる・・・。
世間の意見も同様で、これ以降イングヴェイのアルバムで前作と同じシンガーが
続けて歌ったアルバムは駄作
というイヤなジンクス
出来上がってしまった・・・!(笑)

評価できる点としては生のオーケストレーションを導入したという事か。
6曲目“No Mercy”の中盤に唐突に導入されたバッハのバディネリがそれだ。
まぁかなり強引に引用しているがやはり本作の聴き所になっている。


よく言われているようにイングヴェイのアルバムの中でも特に目立たない
アルバムだろう。他のアルバムを全部揃えてから聴くのがいいだろうな・・・。



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満足度 69% お気に入り曲 No Mercy







"THE SEVENTH SIGN"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの7作目。


前作、前作で歌っていたのちのミスター北欧ヴォイス、ヨラン・エドマンを
やはり解雇し、新たに何と日本のラウドネスで歌っていた経歴を持つ
アメリカ人シンガー、マイク・ヴェセーラを加えリリースされたイングヴェイの7作目にあたる
本作は初期の繊細さ、ほの暗い北欧のダークな雰囲気はすっかり消え失せた
ものの実に高いクオリティーを持つ名盤に仕上がったぞ!

ネオクラシカルさは当然保ちつつヴォーカルのスタイルもあってか全体的に
パワフルな雰囲気を持っており曲によっては正統派のパワーメタルに近い
アグレッションがある
と言えそうだ!

事故以来精彩を欠いていたプレイも再手術を行い完全復活しこれまでに無いくらい
弾きまくっているぞ!だがそこに初期の頃は確実に存在していた構築美は無く
これ以降も同じようなプレイを繰り返す手癖オンリーになってしまったのではあるが・・・!

だがそれでも曲の出来はよく、1曲目の“NEVER DIE”、11曲目の“CRASH AND BURN”は
メロパワにも通じる疾走ネオクラシカルチューンだし6曲目のインスト“BROTHERS”なんか
まさに激泣きエモーショナルプレイの極み的な楽曲だ!タイトルチューンの7曲目
“SEVENTH SIGN”はミドルテンポながら実にクオリティーの高い様式美メタルに
仕上がっているし4曲目“FOREVER ONE”、9曲目“PRISONER OF YOUR LOVE”といった
バラードの悲しさ、美しさは半端ではなくギタリストとしてのみならず作曲家としても
高いレベルを発揮
しているぞ!


初期とは違うスタイルになりつつもクオリティーの高いアルバムだ!
彼のファンのみならず正統派メタルが好きな人も気に入る可能性が高そうだといえる!



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満足度 89% お気に入り曲 NEVER DIE、FOREVER ONE、
BROTHERS、 SEVENTH SIGN、PRISONER OF YOUR LOVE、
CRASH AND BURN







"MAGNUM OPUS"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの8作目。


初期の叙情サウンド、クリスタルの如き美しくも儚い繊細さを持ったギターは
消えうせてしまったものの正統派に近いストロングさを手に入れ
本来持つメロディーセンスが十二分に発揮され名盤となった前作に続いて
リリースされたアルバムで、ヴォーカルは前作に引き続いて
マイク・ヴェセーラが参加している。

歌メロはつまらないもののイングヴェイスタイル全開のネオクラギターが
たまらなくカッコいい1曲目“VENGHANCE”で幸先のいいスタートを切るが
それに続く2曲目を始めつまらない曲が続いてしまう・・・!なぜだ!!
やはり“FIRE & ICE”の時と同じように同一シンガーが2枚続くと
そのアルバムは決まって駄盤というジンクスがここでも働いてしまったのか・・・!

モーツァルトのフレーズを拝借したインストの6やキャッチーさを持った
10なんかは悪くないんだがねぇ・・・。やはり本作は微妙だ・・・!


本作も“FIRE & ICE”と同じくイングヴェイのアルバムを一通り揃えてから
聴けばいいかな・・・!?前作のクオリティーがまるで嘘のようだ(爆)。



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満足度 68% お気に入り曲 VENGHANCE







"FACING THE ANIMAL"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの9作目。


前々作は傑作だったものの前作で一気に大コケしたイングヴェイの
次なるアルバムは同時期に製作が行われていたコンチェルトアルバム
反動からかネオクラさが減退しメロディアスな正統派メタルというか、
骨太なメロハーといった雰囲気に仕上がったと個人的に感じたな。

シンガーはイングヴェイの当時のワイフをマメドロボウ(つまり寝取ったという事)してしまった
マイク・ヴェセーラに変わり北欧出身のマッツ・レヴィンなるシンガーで、
クリアながらパワフルかつハスキーな声質の持ち主で個人的に好きなタイプだ。
そして本作は何とドラムにあのコージー・パウエルが参加しているぞ!
コージー特有のシンバルが激しく自己主張するドラミングは健在だ!

曲のほうは前作とは違いクオリティーの高さが戻ってきており、
またここ最近は手癖オンリーで弾きまくるだけだったギタープレイも
かつてのように構築されたフレーズが部分部分で顔を出すのは良いな!

特に気に入ったのはギターのキメフレーズがゲイリー・ムーアのパクリな(爆)
熱い正統派寄りの“BRAVEHEART”、コーラスが美しいバラード“ALONE IN PARADISE”、
ギターがとにかく泣きまくるインスト“AIR ON A THEME”だ!他にもいい曲は多い!


ここ最近のイングヴェイのギタープレイの中では最もいいプレイを
しているので最近の手癖に辟易している人にもおすすめだ!



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満足度 85% お気に入り曲 BRAVEHEART、ALONE IN PARADISE、
AIR ON A THEME







"ALCHEMY"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの10作目。


前作でクオリティーの高さと構築されたギタープレイを取り戻した
イングヴェイ。そんな彼の次なるアルバムはこれまで以上に弾きまくり
ギタープレイをこれでもかというほど前面に押し出したギターまみれ
一枚となった!構築されたプレイはすっかり消えうせ最近の彼らしい
手癖まみれの超高速プレイが連発される!まったくしょうがねぇなぁ・・・!

本作のヴォーカルはかつての“TRILOGY”で歌っていた超絶シンガー、
マーク・ボールズだ!彼の情念が込められたどこまでも伸びるハイトーンによって
微妙な曲でもそのクオリティーが跳ね上がり悶絶できると言うのは凄いな・・・(笑)。

あとドラムがかなり暴れまくっておりこれも個人的には好みだな!
人によってはクドく感じるだろうが俺にはこのクドさがたまらん(笑)。


弾きまくりのギターは確かに凄いがギターのための曲に陥って
しまっている所が無きにしも非ずだな・・・!捨て曲も多いし。



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満足度 74% お気に入り曲 Blitzkrieg、Wield My Sword、
Hangar 18,Area 51、Asylum







"WAR TO END ALL WARS"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの11作目。


弾きまくりのギターで埋め尽くされた感のある前作。さすがに反省したのか
今回はイングヴェイの王道サウンドと言えるネオクラシカル様式美ど真ん中
スタイルにシンセによるシンフォニックなアレンジを施したアルバムに仕上がった!

・・・などと書くとかなりクオリティーの高いアルバムに感じられそうだが
本作はイングヴェイのアルバムの中でも特に出来の悪い駄作として後世まで
語り継がれてしまっている一枚になってしまった・・・!

その理由はいろいろあるが最大の理由は音質の劣悪さだろう!メジャーで何枚も
アルバム出してる大御所としてありえない音の悪さでまるで辺境の輸入盤止まりの
B級バンドかデモテープ並
だ・・・!まぁ日頃からB級メタルをかき集めている
コアなクサメタラーなら気にならんだろうがイングヴェイクラスのミュージシャンが
このプロダクションだと言うのはマズイだろう・・・!

他にもギターソロが相変わらず手癖な上にそれ以外のフレーズも過去の
楽曲の使い回しが多い
とかヴォーカルなどろくに手直ししなかった
全体的にまるでデモをそのままアルバムにしてしまったかのような
印象を受ける未完成のアルバムだと言える。

だが個人的には前作よりも楽曲的には好きだったりする。曲調が
正統派のネオクラなのでそう感じるのだろう・・・。

ちなみに本作のヴォーカルは前作と同じマーク・ボールズ。
同一シンガーの2作目は駄盤というジンクスがここでも大きく
立ちはだかったな・・・!


まぁ音質が気にならないクサメタラーなら気にならないだろうが
クサメタラーは本作程度のメロでは悶絶出来ないだろうな・・・!



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満足度 78% お気に入り曲 PROPHET OF DOOM、MASQUERADE







"ATTACK!!"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの12作目。


これまたダサいジャケにイングヴェイらしからぬアルバムタイトルだなぁ・・・!
リリース前かなり不安になったのを覚えている彼の新たなアルバムだ。

本作のレコーディングにおいて大幅なメンバーチェンジを敢行し
これまでいたメンバーは全て一新し、ここで新たにヴォーカルをとるのは
リッチー・ブラックモアに見出され再結成レインボーで歌った
ドゥギー・ホワイトだ。これまでのシンガーと比較すると突出したものが
あるわけではないが安定しており様式美系の曲を歌うのに向いている声質だと言える。
まぁリッチーやイングヴェイが認めたシンガーにハズレは無いのでこの後
彼がどれだけ成長するのか興味深いな・・・。

今回気になる曲調はこれまであったキーボードがほとんど無くなり
その結果必然的にイングヴェイの手癖まみれの弾きまくりギターが
強調されるという望まぬ結果になってしまった・・・!
音質は前作よりは当然マシになったものの良いかどうかと聞かれたら
悪いほうだとしか答えられんな・・・!

アルバム後半にかけて盛り上がってくるものの前半がかなり微妙で
個人的には前作よりイマイチに感じられたな・・・!もう彼の才能は
完全に枯れ果ててしまったのだろうか!?
こんなんじゃ最近の若い
メロスピ、シンフォメタルを聴いていたほうがよっぽど満足できると言うのは
客観的な意見としては至極正しいのだが初期の彼のギターに魅了された
人間としてはあまりにも悲しい・・・!


まぁイングヴェイのファンなら聴いてもいいアルバムだろうが
純粋にいい曲を聴きたいというメタラーにはほかのバンドをオススメしてしまう・・・!



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満足度 67% お気に入り曲 IRON CLAD







"UNLEASH THE FURY"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの13作目。


上では13作目とか書いているがライヴアルバムや企画盤もカウントすると
正直何作目なのか数える気が起きなくなるが、まぁ彼がデビューしてから20年以上経ち
それでもまだ第一線で活動していると言う事自体が凄い事なのだろう・・・!

そんな彼も最近はかつてようなの名曲、名プレイを生み出す事が出来なくなって
しまっているようでここ最近にリリースされた彼のアルバムはどれも精彩を欠く
出来
になってしまっているが、本作もその悪い流れを断ち切る事が出来ず
どうにも半端な印象を受けてしまう・・・!

第一18曲も入っているなんて幾らなんでも多すぎだろう!これでは自然と
捨て曲も増え結果としてアルバム全体が締まりの悪いものに陥ってしまう
大きな要因だと言える・・・!

そして前作の流れを汲む昔の面影皆無の荒っぽいギターが前面に出まくりで
キーボードの出番がほとんど無いというのも宜しくないな・・・!
ただでさえもうギタープレイが手癖まみれのお決まりスケール上昇下降パターン
オンリーなのに音質も悪くギターの音自体が荒い・・・!
それをかつてのようなキラキラキーボードで補う事が出来ればダメさ加減
半減するだろうにもはやキーボード自体の出番が無い・・・!
何気に最も長くイングヴェイと付き合ってきたキーボーディスト、
マッツ・オラウソンの抜けた穴は意外と・・・というかかなり大きかったようだ・・・!

アルバム全体としては後半良くなってくるもののやはり無駄に多い
曲数のせいで個々の楽曲が印象に残りづらくなっているのは
大きなマイナス点だ・・・!


かつての名ギタリストの成れの果ての姿を見るのはあまりにも虚しい・・・!
やはり多くのメタラーに言われているよう彼には厳しいプロデューサーが
必要
なのかもしれんな・・・!



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満足度 67% お気に入り曲 FUGUETTA、PARAPHRASE







"TRIAL BY FIRE LIVE IN LENINGRAD"




イングヴェイの初期のライヴを収めたライヴアルバム。


最近はアルバム自体がインプロと言う名の手抜き手癖プレイまみれになって
しまっているイングヴェイだがこの頃はキッチリとしたフレーズと
緊張感のある程よいインプロが高度に融合したまさに名ギタリストと呼ぶに
ふさわしいプレイをしていた!そんな本作はその頃の、最も輝いていた頃の
彼を収めたライヴアルバムだ!

と言いたいところだが実際は事故の直後のライヴと言う事になりどうしても
最初期の頃のような輝くギターサウンドと呼ぶ事は出来ないがそれでもプレイセンス、
インプロの入れ方など今では考えられないようなセンスの良さ
いたるところに散りばめられている!

初期の代表曲はほぼ網羅しておりべストアルバム的な見方も出来るだろう。
まぁ“Rising Force”が収録されていないのはいささか疑問だがまぁ仕方ない。
現在ではただ冗長なだけのソロタイム、インプロもこのころは遊び心があったりして
聴き応えがあるな・・・!そして特に凄いのが代表曲と言えるインスト
“FAR BEYOND THE SUN”だ!パガニーニのイントロ(有名な“カプリース”では
無い)に続くアルビノーニのアダージョと流れていきそして原曲よりも速いテンポ
プレイされる!このテイクが演奏的にも特にカッコいいと言えるだろう!
インプロも曲をブッ壊さない程度に緊張感を高めているしな・・・!


目立つ欠点は音質がかなり悪いという事だろう。だがそれ以外は良好だ!
最近のイングヴェイに不満なメタラーにもおすすめできるぞ!



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満足度 88% お気に入り曲 FAR BEYOND THE SUN







"LIVE!!"




イングヴェイの“FACING THE ANIMAL”リリース時のライヴを収めた2枚組。


“FACING THE ANIMAL”といえば最近のイングヴェイにしては珍しく
キッチリと計算されたギターソロをいくつか披露していた事、そして
ドラムにコージーパウエルを迎えた事で話題になったアルバムだ。
本作はそんな“FACING THE ANIMAL”リリース時の南米ツアー、そして
そこで行われたブラジルでのライヴを収めたライヴアルバムである。
ちなみにツアーにコージーは参加できず別のドラマーが叩いている。

収録曲は“FACING THE ANIMAL”の楽曲を中心にそれ以前の名曲も
収められておりまた企画盤であるカヴァーアルバム“INSPIRATION”で
プレイしたカヴァー曲も2曲収録されている。

イングヴェイのギタープレイはすでに手癖オンリーであり、“FAR BEYOND THE SUN”の
適当ぶりは聴いてるこっちが悲しくなるほどだ・・・!テンポも遅くなっているし。
ただヴォーカルのマッツ・レヴィンの歌唱力は相当なもので過去の曲も
見事に歌いこなせているぞ!“FACING THE ANIMAL”ではパワフルなハスキーヴォイスの
印象が強かったが高音もかなりクリアに出るぞ!


まぁ楽曲自体は悪くないし何よりマッツのヴォーカルが良いので
本作はヴォーカルのためだけに聴いてもいいと言えそうな、そんなアルバムである!
なんかALCATRAZZのライヴ盤と見事に立場が
逆転してしまっているな・・・!(笑)




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満足度 85% お気に入り曲 RISING FORCE、SEVENTH SIGN







"CONCERTO SUITE FOR ELECTRIC GUITAR AND ORCHESTRA IN E FLAT MINOR OP.1"




イングヴェイがソリストとしてオーケストラと共演したアルバム。


本作はロックのフォーマットではなく、イングヴェイがエレクトリックギターを
操るソロイスト
としてオーケストラとプレイした文字通りの
コンチェルトアルバム
だ!楽曲は全てイングヴェイがこのアルバムのため自ら書いている。

壮大なオーケストラに絡むイングヴェイのギターは実に勿体無い事に
最近の手癖が多くみられるもののプロダクション的にはかなり珍しく
(というか初めて!?)ギターが押さえられており結果としてバランスが
よくなっている!まぁプレイやギターの音自体は最近の彼のものなのでそこが残念だろう・・・。

楽曲的にはかつてのイングヴェイの楽曲のフレーズが意図的に
部分部分で顔を出し、
またそれがシンフォニー、オーケストラサウンドに
絶妙に溶け込んでおり改めて彼の作曲能力の高さを思い知らされるな・・・!
特に1曲目のイントロで聴ける“Icarus'Dream Suite Op.4”のフレーズはまさに
この時のために書かれたフレーズだと言っても過言ではないほど!
それ以外にも美しいメロディーは多く普通に聴いてて感動できるアルバムだな!
1曲1曲の長さが普通のロック、メタル曲並にコンパクトなのは正解だろう。
本物のクラシックファンからすればダメなのだろうが俺のようなメタラーは
これくらいの長さがベストだ!

だが全体的に聴くとやや冗長なパートもあったのは確か。というか
ギターのインプロが一番冗長だろう(爆)。


まぁイングヴェイのファンなら聴いてもいいアルバムだし俺は気に入ったが
ロックファンが聴いて喜べるようなアルバムかと言われれば微妙だし
ラプソディーとかのファンが聴いても喜べるかどうかは正直、微妙だ・・・!



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満足度 87% お気に入り曲 全部







"CONCERTO SUITE FOR ELECTRIC GUITAR AND ORCHESTRA IN E FLAT MINOR LIVE WITH THE NEW JAPAN PHILHARMONIC"




イングヴェイがコンチェルトアルバムを新日本フィルと共にライヴで再現したアルバム。


上記したコンチェルトアルバムを生で行った、つまりライヴアルバムということに
なるがスタイルがスタイルだけにこれはライヴというよりはコンサートと形容したほうが
しっくり来るだろう・・・!本公演は日本で行われたもので、本作でプレイしているのは
クラシックのみならず様々なジャンルのミュージシャンと積極的にコラボする事でも知られる
新日本フィルハーモニックオーケストラだ。

ここでプレイされた楽曲はコンチェルトアルバムの曲全てに加えかつてイングヴェイが
バンドスタイルでプレイしてきた代表的なインスト6曲である。ただ完全収録されているのは
本作のDVDのみでここでレビューしているCDでは一曲カットされている。
収録されなかったのは1stの“EVIL EYE”だ。

本作で聴けるイングヴェイのプレイは最近の彼らしくやはり手癖に走っており
またロックバンドとオーケストラでは勝手が違うのかリズムがかなりズレていて
残念でならない・・・。ギターの音がスタジオ盤と違って前に出てきているが
それ以前に音質もかなり悪い。オーケストラのプレイは当然問題ない。

だが本作の聴き所は何と言ってもイングヴェイの名インストをオーケストラアレンジした
楽曲群だろう!1曲目“Black Star”はイングヴェイのギターは無くオーケストラのみの
アレンジ
でこれがまた映画音楽の如き壮大さを放っており感心させられる。
それに続いてギターが登場する2曲目“Trilogy Suite Op:5”はまぁ普通の出来だが
3曲目“BROTHERS”は原曲の時点で激泣きギターが冴え渡る名曲だったのに
このアレンジではオーケストラがさらに壮大さを演出し凄まじいまでのドラマティックさを
放つ名演
となっている!そして本編が終わりアンコールの16曲目“Blitzkrieg”は
ギターとオーケストラが壮絶な緊張感を醸し出す一曲でこれまた名演といっていいだろう。
そしてラストは待ってましたのイングヴェイ最強曲“FAR BEYOND THE SUN”だ!
ライヴでのアレンジなので最初はパガニーニから入りアルビノーニのアダージョに展開、
そしてオーケストラがこれでもかというほど盛り上がりこれ以上無いというほど
劇的なプレイが展開される!!やはり曲の出来、緊張感、演奏共に
本作ではこれが頭一つ飛び出ていると言えるだろう・・・!


イングヴェイのファンなら集大成的アルバムなので是非とも
手に入れておきたい所だろうが本作は映像を伴えばさらに感動できると思うので
興味がある人は本作のDVDを観る事をオススメする!



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満足度 89% お気に入り曲 FAR BEYOND THE SUN







"INSPIRATION"




イングヴェイが自身に影響を与えた曲をカヴァーした企画盤。


とりあえずはカヴァーアルバムなのだが、本人曰く、「カヴァーアルバムではなく
インスピレーション」
らしいのだがまぁカヴァーアルバムだ(笑)。
素直にそう言わないのがイングヴェイらしいのだが、本作は彼に影響を与えたロックチューンで占められた
アルバムなので収録曲がかなり偏っており、11曲中5曲がリッチー・ブラックモア関係で
2曲がジミヘンの曲という強引さがなんともイングヴェイらしいといえる(笑)。

カヴァーアルバムとはいえ手癖全開の最近の彼がまともに完コピするはずもなく
1曲目のKANSASのカヴァーで中盤に強引にヴァイキング風フレーズが挿入されていたり
キーボードフレーズをギターで再現していたりとやりたい放題である(笑)。

参加メンバーはかつてイングヴェイと共にプレイしてきた馴染みのメンバー
特にスコーピオンズの“The Sails Of Charon”で聴けるマーク・ボールズの
歌唱は相変わらず鬼気迫る壮絶なものでこの曲の魅力を何倍にも高めている!


イングヴェイファン、原曲のファンにおすすめできそうだが原曲ファンは
曲がブチ壊されていると感じるかもなぁ・・・。そこが微妙だ(笑)。



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満足度 80% お気に入り曲 Pictures Of Home、Gates Of Babylon、
The Sails Of Charon、Child In Time







"Perpetual Flame"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの14thアルバム。


ちょい前のアルバムまでは1年に一度のペースで乱発しまくり
それに伴ったクオリティーで正直王者の名も地に落ちた感が
あるのだが最近は慎重にアルバムをつくるようになったのか
ようやく再びアメリカで認められ向こうでの活動が活発に
なったからなのかは知らんがアルバムリリースのペースが
スローになったイングヴェイ。本作など本来は今年の上旬
出る予定だったのだが延期に延期を重ねリリースされたのは
年末となってしまった・・・!

同じシンガーでアルバムを2枚作ると2作目は決まって駄作に
なる
というジンクスを背負った王者。本作では例によってヴォーカルが
変わっており参加しているのは何とロブ・ハルフォード脱退後の
JUDAS PRIEST
で強靭な喉を披露、歌唱力だけならメタルゴッドをも
凌駕
していたしていたあのティム・リッパー・オーウェンズで、
イングヴェイのこれまでのアルバムで歌っていたシンガーの中で
最もメタリックなスタイルを持ったシンガーである!果たして
マンネリを極めたイングヴェイのアルバムに新たな空気
吹き込むことが出来るのであろうか!?

音楽的には見事に代わり映えしないおなじみのネオクラシカル
様式美メタルが展開されており手癖ギターソロイマイチな
プロダクション
も相変わらずだが1曲目のイントロやヴォーカルの
バックで聴ける叙情的なギターは良くリッパーのヴォーカルも
正統派メタル然としたアグレッシヴなものでちょいデス声風に
咆哮したり
と新しい風を吹き入れようと画策しているのが見て取れるな。
キラキラしたシンセとユニゾンするパートはお約束ながら良い。
2曲目なんかもろ“I'LL SEE THE LIGHT, TONIGHT”使いまわしリフだ(爆)
6曲目はキラキラしたシンセで幕を開けるへヴィなスローチューン。
ヴォーカルメロディーはなかなかドラマティックで良いな。7曲目は
王道を行くアップテンポ様式美メタルだ。8曲目は得意のネオクラギターで
弾き倒すインスト。9曲目もインストでテンポはスローだがこれもまた
ギター弾きまくりである!10曲目はブルージーな雰囲気を持った
イングヴェイのアルバムに1曲必ず入っているタイプの曲調でヴォーカルも
これまたこういう曲で必ず歌うイングヴェイである。勿論うまくは無いが
この手の楽曲にはマッチした声質なのでウリ仙人のそれとは違い普通に聴けるな。
泣きのギターは良いが自身で弾きまくりそれをブチ壊すのはどうかと思うが・・・(笑)。


ティム・リッパー・オーウェンズがヴォーカルという事でメタリックな
イングヴェイを期待
していたのだが蓋を開けてみたら結局は
いつもどおりのイングヴェイでわざわざティムに歌わせる意義が
感じられない
のが勿体無いのう・・・!1曲目を聴いた時は
期待できたんだがまぁあとは代わり映えの無い王者で、特に
クオリティーが低いというわけではなくむしろリフやメロディーは
使い回しを無視すれば悪くないだけにこそばゆい感があるな・・・!
せめて弾きまくるだけで面白みの無い手癖ギターソロがなんとかなれば
いいのだがこればっかしは難しいなぁ・・・!



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満足度 70% お気に入り曲 Death Dealer、
Be Careful What You Wish For







"Angels of Love"




スウェーデン出身のギタリスト、イングヴェイによるアコースティックアルバム。


初期の頃は最高だったが90年代に入ってからイマイチ煮え切らなくなる
今日まで長く活動を続けるネオクラギターの王様イングヴェイによる
企画アルバムで、現在までに2回離婚し現在3人目のワイフに捧げる目的で
作られたアコースティックアルバムである!(爆)純然たる新曲は1曲のみ
それ以外は全て既存のイングヴェイの楽曲をアレンジしたものとなっており、
試みからかバラード系の楽曲をチョイスしエモーショナルな面が
前面に押し出された1枚に仕上がっているぞ。

アコースティックアルバムではあるが曲によってはエレクトリックギターによる
泣きのトーンが主旋律を奏でており完全なアンプラグドではないが
やはりイングヴェイの泣きのギタープレイは素晴らしく速く弾くだけではない
エモーションを今一度改めて感じさせてくれるのう・・・!だがやはり
不満点もありストリングスが使われてはいるが何故かチープなシンセだし
ギターも純然たるアコースティックではなくエレアコで妙にペンペンした
ショボイ音色
なのも気に入らんわい!レコーディングに金をかけられない
若手
でもあるまいに折角の叙情的な試みなのに良さがこれらのせいで
減退しており
実に勿体無いのう・・・!唯一の新曲の7曲目はストリングスリフも目立ち
本作中特にクラシカル要素が濃く単調でダレるがなかなかにドラマティックな佳曲。


曲のアレンジも想定内で新鮮味はあまり無くショボイシンセ、ギターの音色等に
不満を感じるし正直熱心なファン以外は楽しめないのではなかろうか!?
ギターテクのみならずエモーション、メロディーセンスにかねてより定評のあった
イングヴェイだけに悪くはないし部分部分で光を放つフレージングはあるが
せめてギターがアコギ、ガットギターでオーケストレーション、ストリングスも
生だったら大分違っていただろうな・・・!典型的な不完全燃焼
言える微妙なアルバムである!




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満足度 68% お気に入り曲 Forever One、Brothers







"Relentless"




スウェーデン出身の天才ギタリスト、イングヴェイの15thアルバム。


相変わらずマンネリ気味でここ最近のアルバムはロクな評価をされていない(爆)王者イングヴェイの
通算15作目のスタジオアルバムで、当たり前だが方向性は特に変わることなく手癖全開
ワンパターンなギターソロ、アマチュア以下の劣悪な音質、さらに15曲中半数がインスト
よく判らん方向性が提示されておりイングヴェイの熱心なファンならまだしも、そうではない
リスナーには楽しみ所が見つけられないんじゃないだろうかと不安になってしまう出来栄えである!(爆)

珍しい(?)シンフォニックなシンセに弾きまくりギターが聴けるイントロに続く2曲目はいきなりの
微妙なスローチューンで音の悪さと相まって今回も期待できないかと肩を落とさせるに
充分だが3曲目はアップテンポでギターが弾き倒されベースも妙に唸りメロディーはなかなかにキャッチーで
悪くは無い
なぜかインストになっている・・・。4曲目はここ最近の恒例であるイングヴェイ自らが
ヴォーカルを取る曲
だがこれまでのようなブルージーなナンバーではなくスローテンポでそれなりに
メロディーの良い様式美チューン
である。まぁあまり面白い曲ではないがラストの重ねられた泣きのギターは良いな。
5曲目はほぼギターオンリーで終始弾きまくりベース、ドラムが顔を出した後もしつこいくらい手癖で
弾きまくる
インスト。6曲目はグレゴリオ調のクワイアで幕を開け重厚なスローテンポで重々しく展開し
リッパーの絶叫寄りの強烈なシャウトが聴けメロディーもまぁまぁ悪くは無いな。ラストは弾きまくりの
ギターソロ
手癖バリバリなのは否めないがこれがイングヴェイだと納得しよう(爆)。7曲目はいつもの
ナイロン弦、チェロ音のシンセに始まり叙情的なギターが聴けるスローインスト。8曲目は
全体的に正統派メタルに接近したミドル曲でギターリフ、ベースがやけに前に出ておりそれ以外が
引っ込んでいるプロダクションが実にイングヴェイらしいな(爆)。ソロは何か聴き覚えあるなぁ・・・!
9曲目はいきなりクラシカルに駆け上がるギターが聴け昔は使わなかったクワイア系のシンセも登場し
その後は聴き覚えあるネオクラギター、やけに自己主張するベースが目立ったインスト曲。相変わらず
スローで始めて聴く気がしないフレーズ満載だな・・・!10曲目はメロディアスなギターが聴け
ミドル〜アップテンポで展開し本作の中ではまだマシな部類に属する曲か!?ギターソロはやはり
過去曲の使い回し感プンプンだが珍しくドラマティックに構築されているのう・・・!
11曲目は泣きのギターがエモーショナルさを放つ、ライヴで“FAR BEYOND THE SUN”をやる時に必ずプレイされる
アルビノーニのアダージョをアレンジしたインスト。こういうプレイでは未だに実力者なんだがねぇ・・・!
12曲目は力強いリフが聴けアップテンポでノリの良さを出しリッパーのヴォーカルもなかなかに生かされている曲。
13曲目は本作としては数少ない疾走チューンリフもカッコよくせめてもうちょいこういう曲を多く
やって頂きたい
もんじゃ・・・!14曲目はブルージーさを感じさせる泣きと手癖速弾きを交えた
過去曲“BROTHERS”によく似た雰囲気を持つインスト。バックで聴けるオルガンの音が
相違点
か!?15曲目は評判のよろしくない過去のアルバム“WAR TO END ALL WARS”に収録されていた
インスト曲の再録だが音の悪さで知られる原曲よりもさらに音が悪いのはこれ如何に!?(爆)
しかし本作の中でもこの曲が特にマシに聴こえる辺り本作の駄作っぷりが如実に浮かび上がってこよう・・・!


ここ最近のアルバムの中でも特に音が悪く(爆)悪名高き“WAR TO END ALL WARS”以下と言える
クソプロダクションがとにかく気になるな・・・!篭りまくりモコモコしている上にドラムが
物凄く聴き取り辛く、
さらにギターソロまでもが不鮮明で折角の流麗なプレイがまったくもって生かされておらず
一体何考えてこんな音作りにしているのか甚だ疑問だがまぁ今に始まった事ではないので
仕方ないと諦めるしかないか・・・!?ヴォーカル曲とインストが交互に顔を出すアルバム構成も
意味不明だしリッパーのVoも生きていないし楽曲も部分的に光る所はあれど総じて完成度が低く大半がスロー曲
ツッコミ所も満載のアルバムで、同時期に出たフォロワーであるMAGIC KINGDOMの足元にも
及んでおらず
王者の才能はとうの昔に枯れ果ててしまったという事をイヤでも実感させられる1枚じゃ・・・!




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満足度 50% お気に入り曲 Shot Across The Bow、Tide Of Desire、
Adagio B Flat Minor Variation、Blinded







"Spellbound"




スウェーデン出身の様式美ギタリスト、イングヴェイの16thアルバム。


デビュー当時・・・80年代ギタープレイ、楽曲共に文句無しに最高だったが
事故後に衰えを見せ始め、90年代に入りカートマン化(肥大化)と共に
クオリティーは低下を始めまぁ良盤、名盤と呼べるアルバムも一応はあるが
それでも初期の頃の輝きからは遠ざかり、そして2000年代に入ってからさらに
クオリティーは低下の一途を辿っていった・・・!
前作なんて前々作の
アウトテイク集
で正直手抜きもいい所だが今回はさらに凄いぞ!何とメンバー全員
クビにして
ギター、ベースはおろかシンセ、ドラム、ヴォーカルまで全て王者が
一人で行っておる!
何気にイングヴェイはドラムも出来ると言うのは有名だが
それにしても全パート自分でやるとは経費削減にも程がある!(爆)ある意味見事な
マルチプレイヤー振り
でこうなってくると逆にどんなモンか聴いてみたい心境
なってしまうがヴォーカル曲は3曲のみそれ以外は全てインストで音質も
例によって劣悪でどうやらドラムも実際には叩いておらず(予想通り)打ち込みで
やっている噂
があるし実際に打ち込みに聴こえるのだがどうだろうか(爆)。

1曲目は早速お得意のネオクラシカルギター、チェンバロ系シンセキラキラと
ユニゾン
いつもと変わらぬ様式美振りを発揮、音質の劣悪さは言うまでも無いが
その後疾走し良さげな雰囲気を醸し出すもギタープレイが定番の手癖初めて
聴く気がせんのう・・・!(爆)
2曲目は対位法を使ったクラシカルさを見せる
様式美色濃いスロー曲
だがその後ワイルドなノリを見せ始めるぞ。ドラムがどうも
打ち込みに聴こえるのう・・・!(爆)
3曲目はヘヴィ寄りのリフで疾走し
イングヴェイ自らのヴォーカルが聴けるが楽曲アレンジがどうにも淡々と
し過ぎているか!?
ヴォーカルもまぁ予想通り上手いとは言い難いな(爆)。
ギターソロはお約束のネオクラシカルなシュレッドでまぁ手癖だな。4曲目は
速弾きで始まる定番のブルージーさのあるハモンド入りのスロー曲でこの曲も
イングヴェイが歌っているがやはり彼のヴォーカルはこういう曲の方が向いているな。
ラストは退屈な速弾きギターソロだ(爆)。5曲目はヴァイオリン系のチープなシンセ
幕を開け結構雑なギタープレイでネオクラフレーズを奏でベースも目立つ珍しい大作だが
ギタープレイ、アレンジ、曲構成
共に新鮮味は皆無である(爆)。中盤以降はシンセを
バックにナイロン弦の音色で延々とソロを弾きやはりいつも通りのプレイだな・・・!
6曲目はシンセをバックに2本のギターが重なり合う本来ならば格調高い
インスト曲
になるんであろうが汚い音質、新鮮味皆無の曲調なんで感動が無いな(爆)。
7曲目はナイロン弦のガットギターヘヴィ寄りのリフが顔を出す
これまたイングヴェイのアルバム1枚に必ず1曲は収録されているタイプの曲。8曲目は
久々のヴォーカル入り叩きつけるリズムが聴けミドル〜アップテンポで展開する
重さのあるネオクラ曲。ヴォーカルは相当無理している感があり実に微妙である!
音程取れない人間様式美メタル歌っちゃアカンだろうに・・・!
9曲目はこれまた得意のナイロン弦ガットギターが響き渡りその後はアップテンポで
クラシカルなギター
が聴ける長めのネオクラチューンとなるぞ。10曲目はギターこそ
弾きまくり
なれど曲調はブルージーといういつものタル〜いアレである(爆)。
11曲目はクラシックフレーズを導入したネオクラギターが聴ける短い曲
人様のメロディーではあるが本作中最も良いフレーズなのは言うまでも無かろう(爆)。
そのまま続く12曲目は過去作であったような雰囲気が強烈に漂う定番の
様式美スロー曲
で13曲目はガットギターがメインで泣きのギターも顔を出すスロー曲。


ヴォーカル含め全パートをイングヴェイがこなしたアルバムという事で相当に
異例な感じだが
蓋を開けてみれば実際の所はいつもと変わらぬスタイル
質の低さ2000年代以降のまま据え置きとなっておる!(爆)ヴォーカル曲が
3曲
だけであとはインストという事である意味インストアルバムとなっているんだが
今のイングヴェイのプレイ及び作曲センスほぼインストはキツいのう・・・!
この引き出しの無さは一体何事なのだろうか!?(爆)1stのような構築美、劇的さ
望むべくも無くまず曲が面白くも何ともない!若い頃は痩せてて
シュッとしてて良かった
が歳とるにつれて肥え始め手を抜き作品クオリティーも
低下しまくり・・・
まさにHM/HR界のスティーヴン・セガールである!(爆)
いやセガールが映画界のイングヴェイなのか!?




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満足度 10% お気に入り曲 特に無し







"World on Fire"




スウェーデン出身の様式美ギタリスト、イングヴェイの17thアルバム。


2013年のLOUD PARKにて、プロフェッショナルとは程遠い自己中丸出しライヴ
顰蹙を買いまくったかつての天才にして現代のガッカリデブ、イングヴェイの
誰も待ち望んでいない待望じゃない新譜は一応ドラムは専任メンバーが叩いているようだが、
ほとんどのパートを一人で担当した雑な仕事っぷりで、正直言って今のイングヴェイを
心底楽しみにしている人間
なんざ誰一人として居ないだろうが(爆)、
それでもかつての勇姿を知っている人間としてはアルバムが出る度ついつい手に
取ってしまうモンで、
おそらくイングヴェイもレコード会社も、CDショップも
そういうリスナーをターゲットにしているのだろう・・・!

そんなわけで一切の期待が持てない状態だったが、意外にもドラマティックな
ギター、Voライン
を持った1曲目を始め、マンネリながら対位法を交えた
ギター
が冴えるネオクラらしさ満載の4曲目、衰えを知らない泣きの
ギター
が聴ける6曲目、ネオクラフレーズが何だかんだでカッコいい疾走曲の7曲目、
バラード風に始まりその後疾走、控えめな本人のVoも聴ける8曲目等
凄まじく適当でいい加減だった前作と比べるとまだ楽曲に練り込みの後
伺えるだろうか!?流石のインギーも前作のような雑い仕事じゃアカンと思ったのだろう・・・!
まぁ使い回しも多いが(爆)。


とは言え音質は相変わらず相当に酷いし、ろくに修正も録り直しもしてないからか
リズム面で危なっかしさがかなり目立っているしで相変わらずプロのレベルには
届いていない
んだが、少なくとも前作、前々作よりは曲が良いぞ!自身のVoも
稚拙さを誤魔化す為にやけに重ねているのが気になるし、実際修正もしまくっているだろうが
昔よりかは巧くなっているな。とりあえず速弾きは巧いがリズム感の無い、
イングヴェイフォロワーのアマチュアギタリストの
宅録作
だと思って聴けば楽しめるかもな・・・!(爆)




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満足度 68% お気に入り曲 World on Fire  Top Down, Foot Down
Largo  No Rest for the Wicked







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