YAMAGEN'S DEVILELIET







"WORKING CLASS HERO"




日本のプログレメタル系ギタリストによるオリジナルのインストアルバム。


テクニカルなプログレメタルをルーツに持ちながらそれのみに
収まらない幅広さを感じさせる技巧派ギタリストによる
フルアルバムである!カヴァーアルバムも過去にリリースし
CROW`SCLAWが主催したオムニバスアルバム“CROWZFEST”にも
楽曲を提供し知る人ぞ知る存在だったが本作の次にリリースされた
ヴォーカル入りの超本格的メタルコアアルバムで一気にシーンの
中心に躍り出た
ミュージシャンだと言えよう!

新譜でモダンな音を出していたがその素養はこの頃からあったようで
プログレメタル、フュージョン的なアレンジをしつつもリフが
結構ゴリゴリした感じでアグレッシヴさはそれなりにあるな。
2曲目はオルガン系の壮大なシンセが聴けギターもトレモロで
ドラマティックなクサめのフレーズを弾きテクニカルプログレ系ながらも
我等クサメタラー、様式美メタラーにアピール出来そうである!
途中ビートダウンモッシュパートのようなへヴィリフが
登場するのも面白いな。3曲目はモダンなリフ最近の
IN FLAMES
っぽい雰囲気を放ち電子音もそれっぽさを感じさせる
次作に通じる雰囲気を持った曲だ!5曲目もモダン系のリフと
テクニカルなリードギター
が交錯する良質のプログレメタルである!
技巧を見せ付けるプレイではなくドラマティックなメロディー
主体なのが好印象だな。8曲目もフュージョン要素を感じさせる
プログレメタルでバックのシンセがこれまたドラマティックさを
演出している。ラストの10曲目はへヴィリフにドラムも主張し攻撃性を
放つもリードギターはやはりプログレメタルだ!


プロダクションはやや篭り気味で良くは無いがギターテクは
たしかなものがありプログレメタルをこなすレベルのスキルは
充分備わっていると言えるだろう!次のアルバムでモダンな
メタルコア
のヴォーカルアルバムをリリースし一気に名を
上げるわけだがこの頃から確かな実力はあったと言えよう・・・!
まぁどちらかといえば本作はプログレメタル好きにオススメだな。



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満足度 78% お気に入り曲 From Chaos、
The Wizardry War and Power of Tri God、Resonanced Sphere







"Death Charge"




日本のギタリストによる初のヴォーカル入りアルバム。


元々テクニカルなギターインストモノをやっていたようだが
今回ようやく初のヴォーカルアルバムとなったようである。
だが普通のヴォーカルモノと侮る事無かれ!何と本人自身によるデス声と
クリーンVo
を大胆に取り入れ本格的なメタルコア、スクリーモ
サウンド
を構築しているではないか!かねてより前評判の高かった
本作、俺もM3でソールドアウトを危惧して真っ先にゲットした
わけだが流石に評判の良さがあっただけにその中身もかなりハイレベル
我々が普段から良く耳にしているメロデス、デスラッシュ、スクリーモ、メタルコアに
決して引けをとってはいないマジなサウンドである!

1曲目から最近のIN FLAMESっぽい雰囲気のリフが登場し
奥に引っ込んでおり弱めだがデスヴォイスも聴けサビは
いかにもスクリーモ、メタルコア的なクリーンVoになり
かなり本格的である!ギターソロは非常に流麗な
プレイを披露
しているな。2曲目はさらにモダンな雰囲気
出しスペイシーなシンセも飛び出しつつ疾走!3曲目は
スローで叙情的な雰囲気を持ったスペイシーなメタルコアだが
4曲目はさらに大人しいエモコア寄りのアレンジになっているのが
面白い!ヴォーカルもソフトな歌い方でギターリフも軽めになり
まるで国産っぽさ、V系っぽさが消えたD`espairsRayのようである(笑)。
途中デス声、へヴィリフも一瞬聴けるぞ。そして5曲目はシンセと
共に再び爆走するモダンなメタルコアとなる!のっけから
飛び出す速弾きギターも上手いな。途中テンポは遅いがブラスト的な
ドラミング
も登場する!6曲目はフュージョン寄りのクリーンギターに
始まりモダンな雰囲気を持ったインダストリアル系のアレンジ
目立った曲である。ヴォーカルが穏やかな歌い方でポストロック風味
醸し出しつつもバックはゴリゴリしているのが面白いな!7曲目は
再び最近のIN FLAMES的なスペイシーさ、モダンさを持ったアグレッシヴな
ラウド系メタルコアである!ギターソロはツインリードの泣き
飛び出しプログレメタル風のテクニカルなフレーズも聴けるぞ!
大仰なストリングス系シンセが壮大さを放っているのも良い。
8曲目はグルーヴィーなモダン系へヴィリフで始まりその後は
ドラマティックなARCH ENEMY辺りのようなワウを効かせた泣きの
ギター
が聴け疾走するインストである!バックのシンセも
曲の劇的さを演出しているな。部分的にフュージョンっぽいフレーズ
あり前作同様メタルのみではない素養を感じさせてくれる。


NEW STARTING OVERや新譜でダンス寄りになり方向性が
変わっちまったFACT等が好きなスクリーモ、メタルコアキッズ、
さらには最近のIN FLAMESとかが気に入ったメタラーにかなりオススメ
できる
本格的なサウンドだ!重低音を売りにしているがそこまで
プロダクション的にはへヴィではないものの曲調は
まごう事なきモダンなメタルコアである!クサメタルとは
別物だがこれもディスクユニオンメタル館等に置かれてもなんら
違和感無い
・・・というかそういうショップにこそ置かれるべき
アルバム
であろう!テクニカルなギターのみならずヴォーカルも
自身でこなすその器用さが満遍なく発揮された力作だ!



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満足度 87% お気に入り曲 Invincible capacity、
Arms Of Apocalypse、Inferno、Death Charge、MAELSTROM







"ABYSMAL REIGNER"




日本の超本格派モダンデスラッシュ/メタルコアミュージシャンによる4thアルバム。


元々はプログレ系統のギターインストをやっていたが本格的なメタルコア、
ニューメタルタイプのヴォーカル
を取り入れたエクストリームメタル
やるようになって急に知名度を上げた本格派のメタルミュージシャンによる
通産4作目にしてヴォーカル入りはこれが2作目のアルバムである!
カヴァーばかりが取り沙汰されてオリジナルの影がすっかり
薄くなってしまった
感のある当シーンだが彼のようなミュージシャンが
受け入れられる土壌があるという事はまだオリジナルにも活躍できる余地が
残されている
というわけか・・・!

音楽的には前作の流れを踏襲したニューメタル系のデス、クリーンVoが聴け
アグレッシヴに展開する王道のデスラッシュ、メタルコアをプレイしており
楽曲のアレンジはかなり緻密で演奏は勿論プロダクションも良く普通に海外の
メタルコア勢
にひけをとらない超本格志向のサウンドを聴かせてくれるぞ!
おそらく打ち込みと思われるがドラムの音もかなり良く全体的に聴き心地の良い
音作り
に成功している!1曲目はうねるテルミン風のシンセと共にデスラッシュ的な
バンドサウンドで突進、ドラムもツーバスがミシンのように連打されヴォーカルも
アグレッシヴな噛み付き型の咆哮を聴かせサビはメタルコアというかニューメタルタイプの
気だるいクリーン歌唱を披露するぞ!2曲目はベースもうなりリフはテクニカルな
変拍子リズム
で複雑さ、わけのわからなさを演出しかなりの技巧
見せておるのう・・・!バックのシンセも印象的だが終始オブリを放つ
ギター
も聴き所である!ドラムも手数多く複雑なフレーズを披露しているな。
3曲目はこれまたスペイシーな電子音シンセと共にタイトなリフ、バンドサウンドが
聴けヴォーカルは重ねられたクリーンVoで歌い上げスクリーモ的な印象
感じさせるのう・・・!4曲目はインストでMESHUGGAHを思わせる無機質で機械的な
ポリリズム
が聴けデジタル音も登場、この金属を打ち付ける工場のような
あの質感を見事に出せるとはやはり只者ではない!途中冷たいピアノも顔を出し
ますます冷徹さを増すかのようだ・・・!5曲目は大仰なバンドサウンド、
ドラマティックなギター
で始まるアグレッシヴなメロデス/メタルコア
ヴォーカルもデスVoで咆哮しまくり、リズムはやはり複雑でアレンジも激しく
入り乱れている
がサビになるとお約束のテンポダウン&クリーンVoで開けた感じになり
この辺いかにも王道のメタルコアである!奥に引っ込んでいるもののガテラル気味の
低いデスVo
も一瞬登場しワウ、アーミングを効かせたギターソロも聴けるぞ!
6曲目もアップテンポで叩きつけるような表打ちのリズムが聴けるメタルコアで
キラキラしたスペイシーなシンセも顔を出しサビのクリーンVoはノリが良く
日本人らしくない雰囲気
があるのう・・・!そして途中フュージョン風の穏やかな
パートになりドラム、泣きのギターが心地よくその後は通常のメタルサウンドに戻り
ギターもタッピングを交えたオブリを弾きまくりベースも目立ち実にテクニカルである!
7曲目は再びMESHUGGAHのような質感を放ちつつ今度は疾走!デスVoも荒れ狂い
大仰なシンセも聴けモダンな空気を放ちサビはやはりクリーンになるもデスVoも
コーラスを入れ
ギターも軽やかにスウィープ等のソロを聴かせてくれる!
8曲目はスローテンポでシンセも交えギターがテクニカルかつエモーショナル
プレイを披露、パワーバラードかと思わせておいて電子音も登場しモダンな
質感
を放つインスト曲になるぞ。9曲目はシークレットトラック的扱いでスローだが
軽快なクリーンギター、口笛、ライト極まるクリーンVo
が聴けるコミカルさを持った
本編とは毛色が異なりまくるいい意味でおバカパンク寄りのお遊びチューンだ。


活動するシーンを間違えてるんじゃないかと思わせるホンマモンの
テクニカルデスラッシュ/メタルコア
で、前作と比べてリズム周りに
複雑さ、テクニカルさが増し曲展開自体はストレートなんだがリズムに
プログレ要素というかカオティックさがあり最近増えてきたマスメタル、
カオティックコア
などが好きなキッズにも喜ばれる可能性があるな・・・!
ギターもリフやオブリで技巧を見せているがその分ギターソロらしいギターソロが
少なく
フラッシーなシュレッドプレイを期待すると肩透かしになるものの
やっている事はかなり複雑で、もしライヴやったら再現できるのかどうか
不安になってしまう
のう・・・!ヴォーカルは意外とキーは低めでそこがスクリーモ、
メタルコア
というよりはニューメタルに近い雰囲気を出している要因なのだろう。
本作のような完全オリジナルのアルバムが石を投げたら東方やらヴォーカロイドやらに
イヤでもブチ当たる同人シーンで喜ばれ受け入れられている理由・・・それはただ単に
クオリティーが物凄く高いからに他ならない!実力があってなおかつ
聴き手のニーズに応えられりゃオリジナルだってここまでやれるんだ!という
嬉しい事実を教えてくれる存在だと言えよう!




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満足度 87% お気に入り曲 Heal Of The Times、Resurrection Kode、
Immanent Blacks、The Soul Violator、Phenomenal Dominance







"Grievous Graves"




日本の超本格派モダンデスラッシュ/メタルコアミュージシャンによるシングル。


元々はプログレメタル然としたギターインストをプレイしテクを発揮していた
ギタリスト
だったがその後モダンなメロデス/メタルコアに目覚めヴォーカルも
自身でとるようになった
がそこで秘めたる才覚が目覚めたのか、V系ライクな歌唱
大半を占めるシーンにおいてメタルコア/スクリーモ系の声質でデスVo、クリーンVo双方を
使い分け
楽曲面でも非常にクオリティーの高い今風のエクストリームメタルをプレイしておる!

1曲目は早速モダンなリフが顔を出し今風のメロデスっぽい音作りで疾走!ヴォーカルも
荒々しく吐き捨てるシャウトタイプのデスVoでサビはクリーンVoが顔を出す王道の
メタルコア系
で、ギターソロは叙情的な泣きのフレーズに始まり流麗なプレイも披露、
その後はガテラル寄りの低音咆哮も披露するぞ!ラストはクリーンギターウィスパー歌唱
メロウに締められる。2曲目はトランス系のシンセが顔を出しつつもバンドサウンドは
ゴリゴリにへヴィでヴォーカルも荒々しいデスVo、ウィスパー系クリーンVoを披露し
電子音とモダンメタルコアの融合を果たしておるのう・・・!重々しくもどこか穏やかな
印象
があるな。3曲目は早速アグレッシヴなリフで始まり疾走、カオティックな
テクニカルさ
もありその後は怪しいムードを放つシンセ、クリーンギターが聴けるパートが
顔を出すも再びへヴィに疾走シャウト系デスVoも登場する!リフワーク、リズムが複雑で
重苦しく無機質な質感
と相まってMESHUGGAHに通じるものがあるな・・・!4曲目以降は
カラオケヴァージョンが収録されているぞ。


3曲入りのシングルだが本作も非常に良質なモダンメタルが収録されており
ただのメロデス系叙情メタルコアではなくその音作りはゴリゴリなへヴィさがあり
シンセもトランス系の音色今風のムードが発散されておる!3曲それぞれが
アグレッシヴさ、へヴィさを保ちつつも違った方向性を向いておりセンスの良さも
伺える
のう・・・!これまた次なるアルバムが楽しみになる1枚じゃ!




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満足度 78% お気に入り曲 Grievous Graves、Mental Destruction







"The Another Ethics"




日本のモダンデスラッシュ/メタルコアミュージシャンによるシングル。


久々にこの男が帰ってきた!同人メタル系においてエクストリームメタル勢が
頭角を見せ始めてきた時期
にシーンに姿を現し、本格派のスキルでもってシーンを
驚かせたYAMAGEN'S DEVILELIETが久々の音源をリリース!
まぁ本作もまた3曲のみの
シングルと言うかEP
なんだが、かつて同人メタラー達を驚かせた超本格派のメタルコア、
エクストリームメタルサウンド
は健在である!

1曲目は早速の乾いたモダンなヘヴィリフが顔を出しグルーヴィーさ重視のリズムで展開、
デスVo、クリーンVoもしかとしたメタルコア、スクリーモ的な声質で堂々とした
パフォーマンス
を披露しており、中盤以降のエモいクリーンVoパートも聴き所である!
シンセもいかにも今風だな。2曲目はモダンなリフ、シンセと共にアップテンポで
勢いを見せ
いかにもイマドキらしいモダンメタルコアなムードを放っておる!
シンセのフレーズはどこかエキゾチックだろうか!?ギターソロはメロディー重視で
エモーショナルなプレイ
を披露しておるのう・・・!3曲目はアコギピコピコした音色
顔を出しエモさ満点のクリーンVoも登場、穏やかなバラードとなりエクストリームメタルとは
とても思えぬマイルドな落ち着き
を放っておるわい!


ここ数年で同人メタルシーンも相当にレベルアップして来ているが、そんな中にあって
埋もれる事の無い本格サウンドは久々となった本作でも健在である!まぁ曲的には
王道を行くモダンなメタルコア真新しさは無いんだが、こういうストレートに
クオリティーの高いプロジェクトがシーンを支えねばならぬのだ!





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満足度 77% お気に入り曲 BE THERE







"Plant That Evil One"




日本のモダンデスラッシュ/メタルコアミュージシャンによる最新シングル。


久々にこの男が帰ってきた!なんて上のレビューでも同じ事書いてるが、
実際そうなんだから仕方無かろう!まぁCRAW'S CLAWの曲に参加したり、
何故かエフェクターをリリースしたりといった活動はあったがYAMAGEN'S DEVILELIETとして
音源をリリースする
のはやはり久々じゃろう・・・!同人メタル、いや同人音楽シーン
まだまだ元気があり、盗作コンピみたいなクソふざけた事件なぞ
夢のまた夢だった頃に気を吐き、そのハイレベルな楽曲、演奏、ヴォーカルで
評判となった実力派
による久々のシングルである!

1曲目から早速のモダンさを感じさせるメタルコアとなり、スクリーモ的な味を残した
グロウルやクリーンVoが登場、バックのギターに叙情性がありギターソロもメロディーを
重視した感じだな。
2曲目は疾走感を放ちデスラッシュ的なソリッドさも見られるが、
クリーンVoはエモ的な空気があるぞ。3曲目はシンセも顔を出しつつ淡々とした曲調で、
マイルドなクリーンVoがこれまたエモっぽい感じだな。


ドラムの音が軽く惜しいものの、プロダクション自体は過去作よりも向上しており
音楽的には過去作同様の高水準メタルコアとなっているが、流石に時代も進んだからか
イマドキっぽいEDM要素
も無ければDjent要素も無い、普通にストレートで王道な
メロディックメタルコア
となっており逆に新鮮だろうか!?YAMAGEN'S DEVILELIETが
シーンをブイブイ言わせていた頃はまだEDMもDjentも流行る前だったからなぁ・・・!
ある意味時代の移り変わりを感じさせる1枚だな。




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満足度 80% お気に入り曲 The Black Fallout







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