第3部 クサヴィジュアル系の巻


第3部 クサヴィジュアル系の巻



ヴィジュアル系。その奇抜なルックスと音楽というものを理解できない無能なバンギャのイメージで
見た目だけで音楽性皆無のポーザーミュージックとディスる者も多いジャンルだ!
だが偏見を捨てて彼らに接してみれば気付くだろう!実は優れたバンドが多い事に!
クサメタラーの琴線に触れるクサさを持ったバンドもいるという事に・・・!




順番、バンド名は順不同。






MALICE MIZER





日本が生んだ芸術音楽の最高峰、マリスミゼル。ヴィジュアル系出身ながら彼らが最も重視するのは
音楽性、そして世界観!彼らが思い描く独特の世界観を表現するためにメイクするという、
バンギャ喰い目的のそこらのポーザーバンドがどう足掻いても太刀打ちできない孤高の高みに
存在する彼らの生み出す曲はまさにアート!ロックの楽器のみならずチェンバロ、チャーチオルガン、
ストリングス、そして時には打ち込み音を駆使して紡がれるは圧倒的な崇高さに満ちた芸術音楽!
それでいて大衆性も決して失わないまさに奇跡のバンドだといえるだろう・・・。クサさも当然
半端ではない!独自の世界を生み出した孤高の3rd“merveilles”、そして特にクサメタラーには
上記したチェンバロ等が多く使われ、生の混声クワイアも導入されたシンフォニックゴシックの
傑作“薔薇の聖堂”をおすすめする!




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Moi dix Mois





上記したクサヴィジュアルバンドの最高峰、マリスミゼルを率いていたギタリスト、manaが
バンド活動停止後自分の音楽的欲求をさらに満たすために結成されたプロジェクト、それが
Moi dix Moisである!その音楽性はまさに様式美シンフォニックブラック!
ヴォーカルのみV系でそれ以外はまんまシンフォブラだ!そしてメロディーもやはりクサい!
チェンバロ、チャーチオルガン、ストリングス、そして時にソプラノ女性Vo、デス声、
打ち込み音で描かれる究極のクオリティーを持つシンフォニックメタルが聴けるぞ!
メタラーがはじめて聴くヴィジュアル系としても役立つバンドだと言えるだろう!
おすすめは1st“Dix infernal”、2nd“NOCTURNAL OPERA”だ!




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Jeniva





Moi dix Moisの流れを受け継ぐバンドが現れたぞ!彼らJenivaもMoi dix Moisと同じく
ヴォーカルのみV系だがそれ意外は完全にメロスピ!それもそのはず彼らを取り囲む
周りのバンドは全てメタルバンドだ!ギターはANCIENT MYTH、ドラムはMASTERPIECEが
ヘルプで参加しているくらいだからな・・・。1stシングルは廃盤で手に入らないが
2ndシングル“想浮、明くる緋ノ月”はディスクユニオンのメタル館に普通に置いてあった事だし、
今のうちに入手しておく事をすすめる!Moi dix Moisの影響色濃い“暗庭の使徒”は名曲だ!




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AMADEUS





マリスミゼルと並んでクラシカルなスタイルを特徴とするバンド、アマデウス。
ギターこそ無いもののそれを補うように荘厳な音を生み出すシンセ、そして
男女ツインVoによって歌い上げられる歌謡曲的なクサメロ!まさにクラシックと
歌謡クサメロの融合!バラード曲が大半を占めるもののどれも異常なまでにクサい!
そしてアルバム髄一の疾走チューン“虚像の神”で悶絶昇天!そのクオリティーは高い!
現在唯一聴けるフルアルバム“未完の五線譜と暗闇の迷宮”はこのページを見ている
クサメタラー全てに聴いてもらいたい一品だ!
前身バンド“アフターイメージ”の“黒い結晶”も未完成ながらクサメロがそれなりに聴けるぞ!




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Raphael





ヴィジュアル系ながらその音楽性は様式美シンフォニックメロパワ!
彼らラファエルの奏でる音は演奏、ヴォーカル、音質こそB級だが曲のクオリティーは
それを補って余りある劇的さ、疾走感、そしてクサさに満ち溢れている!
ネオクラシカルなギター、キラキラと光放つキーボード、爆走するドラム、そして和製ダークムーアと
形容したくなるようなヴォーカルメロディー!まさにクサメタル!
おすすめは彼らが唯一残したフルアルバム"mind soap"だ!!




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rice





上記したRaphaelの活動停止後、シンガーを中心に元メンバーが結成したバンドだ!
ここで聴ける音楽性はRaphaelからクラシカルさ、様式美の要素を取り除き、その代わりに
民謡色を導入したサウンドで、相変わらず音質、ヴォーカルはイマイチながらクサメロの充実振りでは
Raphaelには決して劣っていない!弦楽隊を導入した曲もあり、クサメタラーの琴線に触れる要素
十分だろう!アルバムは結構リリースしているようだが、とりあえず“ラブレイン”をおすすめする!




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SCIST





マリスミゼルフォロワーと言われていたバンドだ!たしかに音質、演奏等B級の香りプンプンで
ついでに言えばルックスもダメだ(笑)。しかし生の弦楽隊を導入し、チャーチオルガンが荘厳さを
演出する劇的シンフォクラシカルチューン“魔界狂想曲”は彼らが持てる能力全てをつぎ込んで
創られた改心の一曲!ミニアルバム“未完成”で聴けるぞ!




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Eliphas Levi





マリスミゼルフォロワー第2段!彼らエリファス・レヴィは弦楽を導入したクラシカルかつ
オペラティックなスタイルと黒夢の“親愛なるデスマスク”を合わせたかのような
スタイルを持ち味としており、コアな疾走サウンドにクラシカルなメロディーが乗る
楽曲が聴けるぞ!ぶっちゃけB級もいいとこでチープなのだがクサさはある!
1stミニ“リデルの赤い書物”、2ndミニ“冷たいアトリエの魔術師”はともに中古で
500円以下なので見かけたら聴いてみてもいいかも。




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ムック





モダンへヴィネスに日本人の琴線に触れるフォーク歌謡メロディーを大胆に融合した
ハイクオリティーバンド、それがムックだ!武道館でライヴを行うなどいまや大物と化した
感がある彼らの持ち味は曲のよさ!どの曲も洗練されなおかつ日本人の琴線に触れる哀愁メロが
これでもかというほど入っている!世間一般的におすすめなのは“葬ラ謳”、"朽木の灯"だが
あえてクサメタラーには1stの“痛絶”をすすめる!なぜならムックで最もクサい曲が収められているからだ!
“背徳のヒト”、“娼婦”のクサさは半端じゃねぇ!疾走してるしもはやこの2曲は
メロスピ、クサメタルと呼んでしまっていいほど!(笑)




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あさき





かつてヴィジュアル系バンドでシンガーをしていたらしいがその後なぜか
有名ゲームメーカーに勤める事になり、そこで曲を書きマルチプレイヤーとして
手腕を振るうミュージシャンだ!彼の書く曲はダークな和の雰囲気を携えつつプログレメタル的な
複雑な展開を持ち、メロディーは尋常じゃない泣きに包まれている!本作“神曲”
全ての曲が究極の完成度を誇る名盤である意味Moi dix Moisと対を成す音世界だといえる!
オフィシャルサイトの通販でしか手に入れられないのがあまりにも勿体無い名盤だ!




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D≒SIRE





特に奇をてらっていない正統派のヴィジュアル系ロックといえるスタイルを持つ
バンドだが曲のクオリティーは半端ではない!たしかに音はメタルではないので
スカスカだがどの曲もメロディーの出来は相当なもの!日本人の琴線に触れる
激クサ哀愁メロディーが全編に渡って冴え渡る!“JESUS?”はV系メロスピと
言い切ってしまえるほど!唯一のフルアルバム“終末の情景”で聴けるぞ!




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Klein Kaiser





上記したD≒SIREのギタリストが参加するプロジェクトで、そのスタイルは
ヴィジュアル系とはとても言いがたいメタル的なテクニカルギターを中心にした
ネオクラシカルV系メタル!初期シンフォニーXをヴィジュアル系にしたかのような
楽曲に悶絶必至!しかし音質は最悪だが・・・!
入手は難しいかもしれないがとりあえずミニアルバム“freeza”をおすすめしておく!




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紫苑





独特のスタイルを持つバンドだ!昭和の歌謡曲のダサい部分を意図的に取り入れた
音楽性を持つ彼らの曲は、音質、演奏、アレンジこそ三流以下の代物だが
メロディーのみに耳を傾けるとこれが滅茶苦茶クサいと言う事に気付くだろう!
やはり歌謡曲のメロディーは日本人の琴線に触れるものなのだろうな・・・!
他のアルバムは知らんが、クサけりゃ何でもいいというハードコアクサメタラーには
本アルバム“ロマンチック・ゴーゴー”をとりあえずおすすめする!




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MASK





2006年春に解散したバンドでフルアルバムをリリースする事は無かったのだが
最後に残したシングル“桜”が凄まじくクサい出来だ!音は確かに軽いし
ヴォーカルも多くのメタラーが受け付けないタイプの声質だろうが
クサい音を愛する者ならばサビに入った瞬間あまりのクサさに思わずニヤけるだろう!
この哀愁のメロディーはクセになる中毒性がある!メロスピ的に疾走もしているぞ!




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Janne Da Arc





メロハーとなったドリームシアターなどと呼ばれているバンドだ!それだけに
ポップな楽曲の中で確実に息づくテクニカルスタイルが美味しいバンドだ!
メロディーもポップながら日本人の琴線に触れる要素があり、キラキラいうシンセが
メロスピに通じる雰囲気がある楽曲も多い!
クサメタラーには最もメロスピ寄りの曲が多い初期のアルバム・・・
そしてその中でも一際輝くインディーズ時代最後の“CHAOS MODE”
そしてメジャーデビューアルバム“D・N・A”をすすめる!




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Schwardix Marvally





イングヴェイ直系のネオクラ様式美スタイルを持つギタリスト擁するヴィジュアル系
メロスピバンドだ!演奏、アレンジ、メロディー共に十分メロスピバンドとして
通用する代物で日本語詩が聴けるクサメタラー、メロスパーに是非とも聴いてもらいたい!
オムニバスに参加したりシングルしかリリースしていなかったりと音源の少ないバンドだが
ベストアルバム“Schwardix Marvally 〜天空への物語〜”がリリースされたので
興味があったら聴いてみよう!




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HIZAKI





上記したSchwardix Marvallyの中心人物であるギタリストHIZAKIのソロだ!
音楽的にはSchwardix Marvallyを同じタイプながらさらに様式美色を導入、
非常にクオリティーの高いネオクラメロスピとして完成している!
また最近元Moi dix MoisのシンガーJukaを向かえ“HIZAKI grace project”名義で
フルアルバムをリリースしたぞ!そんなわけで様式美好きのクサメタラー、
Moi dix Mois好きなメタラーには“Dignity of crest”をおすすめする!




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VERSAILLES





ネオクラシカルギターとクサメロで一気にメタラーの間でも
知られる存在となったHIZAKIが宝塚系ヴィジュアルバンド、
LAREINEのシンガーであるKAMIJOと組み新たに結成したバンドで
音楽的にはこれまでのHIZAKIにプログレメタルのキメフレーズが
新たに加わった劇的極まるものだ!まだアルバムは1枚しか出していないが
"LYRICAL SYMPATHY"は珠玉の輝きを放つ名盤である!




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Juka





かつてMoi dix Moisに在籍しその後はHIZAKIと組んでアルバムをリリース、
現在はソロで活動しているシンガーだ!彼のデビューとなるMoi dix Moisの時
さんざん周りから声がGacktそっくりだとつっこまれてきており、
デス声は恐ろしく稚拙だがクリーンVoの歌唱力はこのシーンにおいて
なかなかのものがあるぞ。彼のソロアルバムは多くの曲を曲HIZAKIが
手掛けているため十分クサメタラーにもオススメできるな。
興味を持ったらとりあえずミニアルバム"Luxurious"を聴いてみよう!




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藍華柳





見た目こそヴィジュアル系バンドの中でも特にイロモノ色が濃いがそれで彼らを判断しては
ならない!なぜならその音楽性はどう聴いてもメタル、メロスピなのだ!
ジャーマン的スタイルからドラゴンフォースの如きメジャーキー爆走チューンまであり
メタラーが聴いても楽しめるだろう。どうにもヘナチョコなヴォーカル、バタついた演奏なども
B級メロスピ的で憎めない(笑)。今のところミニアルバム、シングルしかリリースしていないが
とりあえずミニの“海賊盤 〜Aye.藍.sir〜”を聴いてみよう!




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Lacroix Despheres





ヴィジュアル系バンドながらMALICE MIZERやMoi dix Moisはおろか、
RHAPSODYやDARK MOORと同じベクトルのスタイルを持ったクサクサシンフォ
クラシカル様式美ヴィジュアル系メタルだ!今現在アルバムを製作している
最中のようで少し前にシングル"古の刻より舞い降りし者たち"が買えたのだが
今は手に入らない・・・!残念だ!とりあえずオフィシャルで数曲試聴可能なので
是非聴いてみる事をオススメする!




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MANDRAGORA





ヴィジュアル系ながらブラックメタラーばりのメイクで勝負する彼らの音楽性は
まさしくメタル要素の無いシンフォブラック!ヴォーカルの声質は物凄く
気持ち悪いものの曲はチェンバロがキラキラ舞い邪悪な雰囲気を撒き散らす
暗黒ブラック非メタルだ!!怖いもの見たさで興味を持ったらとりあえず
値段が666円(笑)のミニアルバム"魔都炎上"を聴いてみよう!




Karma-Shenjing





中華の要素を取り入れ疾走する珍しいタイプのヴィジュアル系バンドだ!
その音楽性はシンセ主体のシンフォニックなもので疾走感もありメロディーも
クサめだ!上海アリス幻樂団によく似た中華クサメロが堪能できるぞ!
ヴィジュ系がいけるクサメタラー、上海アリス幻樂団好きはとりあえず1stの
"流転輪廻"を聴いてみよう!




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DARK REAL





クラシカルな要素を持ったヴィジュアル系プロジェクトで彼らに関するデータが
少なく詳細はわからんが音楽性はキラキラいうシンセがクラシカルなクサメロを
放ち疾走するタイプでRAPHAELやJeniva、SCISTに近いタイプだと思う。
俺はM3で知ったがどうやってCD手に入れればいいのかよく判らん!スマン!
とりあえず"追憶の誓"、"甦生"の2枚が今手元にある。




メリー





レトロな歌謡曲の要素をこれでもかと導入した独特の雰囲気を持つバンドで
へヴィさは無いものの日本人好みの哀愁漂うクサクサ歌謡メロディーを
大胆に塗した楽曲が持ち味だ!クセこそ強いものの慣れればクサメタラーを悶絶させるに
十分なポテンシャルを持っている!よりクサ味、クオリティーが向上したメジャー2ndの
"PEEP SHOW"がオススメだ!




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X(X JAPAN)





このバンドをここで紹介するのは反則だろう(笑)。だがそれでもあえて紹介させてもらう!
彼らXはそのルックスで勘違いされているが音楽性は紛れも無くメロスピ!
“BLUE BLOOD”、“X”、“紅”、“ROSE OF PAIN”、“DAHLIA”に魂を熱くし、そして神の曲“Silent Jealousy”で
この世のものとは思えない幸福感を味わい、そして30分の大作“ART OF LIFE”で
身も心も悶え尽くすのだ!!ああっ・・・最高だ・・・!(笑)




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