VAN DER GRAAF GENERATOR







"H to He, Who Am the Only One"




イギリス出身のプログレバンドによる3rdアルバム。


ヴォーカルのピーター・ハミルによる内省的、哲学的な歌詞が評判の
英国プログレ初期の時代から姿を現していた超古株のバンドで、
本作は70年にリリースされた3作目のアルバムで音楽的には
オルガン、シンセを取り入れたプログレだがどちらかといったら
ジャズロック的な側面も濃いがそれだけではなく叙情的なフルート
ピアノ、アコギメランコリックなメロディーを聴かせるパートも多く
ハモンドが荒々しく当時のハードロックを思わせる音を出したりしており
全体的にはプログレ以外の何物でもないが70年代ハードロック好き
アピールできる要素は何気に多いな・・・!ドラムは結構手数足数多く
目立ったプレイ
を披露しギターも泣きのトーンでエモーショナルな
ソロを弾いておる!
サックスの音色はどこかKING CRIMSONに通じる凶暴さ、
フリーキーさ
を出しパーカッシヴなリズム土着の民族音楽っぽい
雰囲気を放ったりダークな怪しさを醸し出したりとこれまた当時の
サイケ、アシッド感覚を盛り込んでいるような部分もあり70年代プログレの
形式
を踏襲しつつもなかなかに一筋縄ではいかない部分が濃いのう・・・!
ちなみに本作にはロバート・フリップがゲストで参加している。


ヴォーカルをはじめ意外と演奏自体はさほど上手くは無いが、そこが逆に独特の
怪しいケレン味
を放っており昔ながらのアナログ的な雰囲気を感じさせ
愛着を持ってしまうのう・・・(笑)。洗練とは無縁のいい意味で粗暴でB級
独特の味があって冗長ではあるが個人的には嫌いになれない、
時代を感じさせる愛すべきチープな70年代サウンドである!




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