つしまみれ







"あっ、海だ。"




日本の3ピースガールズカオティックプログレガレージロックバンドのメジャー1stアルバム。


女性3人からなる3ピースバンドで音楽的にはガレージロック
流れを汲みつつも曲のアレンジを凄まじく練られている点が
持ち味とされているようだ・・・!過去に全米ツアーを
7回も行っている
ようで厳しい環境に揉まれているだけあり
チャラさは皆無で何とも骨のある演奏を聴かせてくれるぞ!
だが女性ヴォーカルだけがガールズポップ的な質感を放っており
そのギャップも武器なのだろうか!?メロディー運びはどこか
和の雰囲気を感じさせ同系列のGO!GO!7188に通じる部分があるが
こっちのほうが荒くロック的な激しさがあるな・・・!それでいて
リズムワークはかなり変態的な要素を感じさせ変拍子が
バキバキ唸るわけでは無いがリフワークにカオティックコア
空気を纏わせ曲展開はまさにプログレッシヴとすら
形容できそうな程に変化しまくりでこの手のガレージ、
パンク系の単純極まるアレンジに辟易しているメタラーにこそ
聴いてもらいたい
と思える練りこみを見せてくれるぞ!

4曲目なんかポップな女性ヴォーカルモノと思わせておいて
思い切りカオティックでその上シアトリカルな
オペラティックさ
すらも感じさせるやりたい放題の曲だ!5曲目は
スローでへヴィでは無いがグルーヴ重視のタルい曲と見せかけて
THE DILLINGER ESCAPE PLANみたいなカオティック要素も
飛び出すぞ!中盤はガールズポップになりやはり展開はド変態だ!(爆)
6曲目もカオティックコア風だがコーラスがなぜかオペラティック
一見ポップなガールズバンド風に聴こえるこのヴォーカル、
声楽の経験がありそうなソプラノを随所で披露する辺りが
やはり変態としか言えん!(爆)7曲目は歌詞こそふざけているが
アレンジからはQUEENの影響が漂い妙にオペラティックじゃのう・・・!
8曲目はスカのリズム疾走するサビの対比が印象的だな。
10曲目は70年代プログレのような変拍子リズムワークがここにきて
ついに発揮され本性を表し(?)ユーロロックプレスに
載せんかい!
と激しく主張しているかのような演奏が聴けるぞ!(爆)


荒くラフな演奏ではあるが実際は意外なほどタイト
それ故に複雑な展開を見せても曲が破綻することは無く
普通に聴くことが出来るのだろう・・・!テクニカルという
わけでは無いがプログレッシヴガレージと呼びたくなる
音楽性はかなり強烈だな!THE DILLINGER ESCAPE PLAN
QUEENのエッセンスを取り込んだガレージロックというか
女性Voになり脱メタルしガレージ化したSYSTEM OF A DOWN等と
言えばイメージが湧くだろうか!?V系の皮を被ったLa'cryma Christi、
オルタナの皮を被ったThe Mars Volta、アキバ系(?)の皮を被った
SOUND HORIZON、ゲームサントラの皮を被った桜庭統、植松伸夫、
そしてガレージロックの皮を被ったつしまみれ・・・プログレは世の中の
至る所に存在しておる
のう!(笑)ちょいとガーリーな部分が強く
歌詞もお笑い色がありその点が個人的にはハマれんかったが
アレンジだけならメタラーも十分聴ける貴重なガレージロックである!
このスタイルでシリアスな男Voのバンド出てこんかのう・・・!?




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満足度 82% お気に入り曲 ブレスユー、険悪ショッピング、
マイクスメルくんくん







"Sex on the Beach"




日本の3ピースガールズカオティックプログレガレージロックバンドのメジャー2ndアルバム。


3ピースのガールズバンドながらこの手のバンドにありがちな軽薄さ、
ケツのライトさはほぼ皆無!
非常に荒々しいガレージロックスタイル
基本形としつつそこに妙に練りこみを見せるプログレ、カオティックコア的な
アプローチをも見せる変態的な曲展開、アレンジ、変拍子コアなリスナーをも
唸らせる
実力派バンド、つしまみれの最新アルバムである!インディーズ時代はミニアルバム
出していたが前作がどうやらメジャー1stフルアルバム本作が2ndと言う事になるようだ・・・。

1曲目から早速荒々しいギターが聴けベース、ドラムも続きガレージロック臭
プンプンと放ちどこかARCTIC MONKEYS怪しめのUKロックっぽさも感じさせる
彼女らとしてはシンプルな曲だな。2曲目はベースで始まりドラムもタイトに
顔を出すこれまたどこか怪しい雰囲気を感じさせるガレージロックで
荒々しいギターがカオティックさを出すがこれまたシンプルだな。3曲目は
ポップな出だしでデリデリしたギターが聴けるキャッチー寄りの楽曲。
4曲目は疾走感あるパンキッシュな曲でヴォーカルも早口で歌いノリの
良さを見せ歌詞はゴミみたいなJ-POPをディスっているかのような内容だ(爆)。
中盤で妙にオールドスクールなムード歌謡風になるぞ(笑)。5曲目は
チープでコミカルな出だしに始まり祭り拍子のようなリズムでどこか
NUMBER GIRLBRAHMANみたいな雰囲気を出すがメロディーはそれほどでもないな。
途中から急にスカのリズムが顔を出し後半ではカオティックで
ノイジー
な展開になりこの変は彼女ららしい部分だな。6曲目はちょいと変態的な
要素
が顔を出してきたギターが聴けヴォーカルは気だるくも挑発的な
歌唱
を披露するがやはりギターのバッキングが聴き所の曲だな。ラストで
ようやくプログレ的変拍子が出てくるぞ!7曲目は落ち着きのあるギター
聴ける穏やかな曲調でヴォーカルワークに拘りを見せ始めるがあくまでも
淡々とした展開である。8曲目はデリデリしたギターで疾走しコアな
楽曲かと思いきやその後は間の抜けた雰囲気になるコミカル系の曲。
後半で一瞬メロディアスな和のフレーズが聴けるぞ。9曲目は妙にリズミカルで
ブラック
(ブラックメタルじゃなくブラックミュージック)な雰囲気を感じさせる
退廃的で荒々しくもスローでムーディーな曲調でギターも
本作の中では特にハードロック寄りでヴォーカルも歌唱力の高さを見せ付けておる!
10曲目は初期のTHE BACK HORNACIDMAN等を思わせる荒々しい疾走感を持った曲だが
歌詞は英語で妙に洋楽風になっておりクサさ、キャッチーさは無いな。
11曲目は曲と言うよりはトランペットの練習みたいな繋ぎのトラック
続く12曲目はホーンが聴けるスカ系のアップテンポ曲でキャッチーさもあるな。
13曲目は奇妙なギターフレーズがプログレ臭を感じさせコーラスもそれっぽい淡々とした
スロー曲。
マンドリンのトレモロ風フレーズが煌びやかさを出すバッキングが
ガレージロックの領域を超越しているのう・・・!


プログレ、カオティックコア要素を前面に押し出しさらにそれだけに
飽き足らずQUEEN的なコーラスワークすらも披露しガレージロックの
域を超越した
前作と比べるとどうにもシンプルに落ち着いちまったというか
はっちゃけ振りが鳴りを潜めちまった感がありその辺が残念じゃのう・・・!
だからといってメロディーがクサくていいとかそういうことも無くメロディーの
出来も前作のほうが上
だしぶっちゃけつまらなくなっちまったなぁ・・・!
メジャー2作目にして牙をもがれたのだろうか!?まぁそれにしては4曲目の歌詞みたいな
FUCK THE J-POPな精神も持ち合わせておりパンクスには
良い
のだろうがメタラーとして言わせて貰うとそういう精神を見せるのは
楽曲のほうでやって貰いたいと言ったところか・・・!?




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満足度 70% お気に入り曲 桃だろう、おばあちゃんのブラジャー、
Nezumi Sensation







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