SYMPHONY X






"SYMPHONY X"




アメリカ出身の様式美メタルバンドの1stアルバム。


80年代のLAメタル、90年代のグランジ、オルタナ系と、どうもアメリカ人には
日本人やヨーロッパ人のような繊細な感性・・・つまりドラマティックさ、泣き、哀愁
理解する能力に欠けているように感じるのはメタラーだけではないと思う。
だが肉食文化の中にあって少なからずベジタリアンが存在するように、
マッチョマンの中にファットマンが存在するように(爆)、繊細な感性、ヨーロピアンセンスを
理解できるミュージシャンはきちんと存在する!ここに紹介するSYMPHONY X
そんなバンドの一つだといえよう!

彼らはギタリストであるマイケル・ロメオを中心としたキーボード入りの5人組で、
音楽的にはイングヴェイ直系ネオクラ様式美スタイルなのだがそれだけではなく
ドリームシアター等の流れを汲むプログレメタル的な要素もふんだんに持ち込まれており
彼らならではの個性を出すことに成功している。
また本作に限りコーラスワークにクイーンの影響が見て取れるのも面白い。
後のアルバムはどちらかといったらラプソ等に通じるクワイアが使われるようになるが
こっちのコーラスも個人的にはたまらん(笑)。

本作のレコーディングはほぼ自主制作同様のプロセスを経て行われたらしく
プロダクションは非常に悪い・・・!だが演奏はこの時点ですでにバカテク
またメロディーラインも哀愁の中にどこか妖しさを放つ独自性があり
クオリティーは高いぞ!!だが本作にのみ参加したシンガーの声質は微妙
呂律が回っていないというか、どこか舌ったらずな印象を受けるな・・・!
次作で上手いシンガーが加入するがまぁ本作のヴォーカルも個人的には
許容範囲
だな・・・。


プログレ的な雰囲気はあるが技巧とメロディーが上手いバランスで融合しており
本作のスタイルが一番万人ウケするだろうな・・・!名盤3rdには当然及ばないが
それに続く出来だと思うぞ!



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満足度 86% お気に入り曲 THE RAGING SEASON、PREMONITION、MASQUERADE







"The Damnation Game"




アメリカ出身の様式美プログレメタルバンドの2ndアルバム。


デビュー作に当たる前作で少なくない人数のメタラーを悶えさせた彼らSYMPHONY Xが
足を引っ張っていたヴォーカルを上手いシンガーに替え、プロダクションも一気に
向上させた
2作目をリリースした!

本作で新たに加わったシンガー、ラッセル・アレンはスタイル的にハイトーン系ではなく
様式美メタルという音楽性にマッチした情念を込めたパワフルな唱法を持ち味にしており
個人的に好みの声質とあって大満足である!マイク・ヴェセーラ、マッツ・レヴィンに
近いタイプと言えるだろう。

また今回前作とは比べ物にならないほど音質がよくなったわけだが音楽性のほうは
前作以上にプログレメタル的アプローチを導入してきた印象がある。
こういうスタイルを取り入れるのは別にかまわないが本作はどうもそれにより
メロディーが弱くなったと感じたな・・・!インストパートの構成、テクニカルさは
凄いが肝心のメロが弱いとあってはそこらの三流プログレメタルと
大して変わらん!
これは勿体無いな・・・!


アルバムタイトルチューンの1曲目は強引な変拍子多用ながらイントロのスウィープ、
キラキラシンセとのユニゾン
等ネオクラ者のツボにくる要素が濃くメロも良い
キラーチューンなのでこういう曲を多く書いてもらいたいものだ・・・!



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満足度 73% お気に入り曲 The Damnation Game、Whispers







"The Divine Wings of Tragedy"




アメリカ出身の様式美プログレメタルバンドの3rdアルバム。


様式美メタルながらプログレ的スタイルを導入、メロの減退で個人的には
微妙に感じた前作とはうってかわり本作はメロディーの良さ、分かりやすさと
へヴィさ、複雑さを融合させた名盤に仕上がったぞ!

本作でまたもや新たなアプローチが試みられており、1曲目の頭のギターリフ等
ダウンチューニングによるへヴィリフが聴ける。当時アメリカで大流行した
パンテラ等に代表されるモダンへヴィネス的な音作りだが
今の耳で聴くと正統派メタルとして十分アリと思えるカッコいいリフだ。
そしてメロディーが向上しプログレスされた上手い演奏、音楽性にマッチしたパワフルなヴォーカル、
そして彼ら独自の妖しくも美しい哀愁メロが高度な次元で一体化し
凄まじいまでのクオリティーの高さを生み出している!


8曲目の20分を超える大作こそ中盤でややダレを感じるものの
上記したへヴィリフに導かれるドラマティックな様式美メタル
“OF SINS AND SHADOWS”、
彼ららしからぬ分かりやすい
疾走ネオクラチューン
3、クラシカルながら民謡に通じる妖しげな
イントロ
の時点で魂を掴み取られる7、そしてHR/HM史に残る
究極の激泣きバラード
9を筆頭にどれも素晴らしい出来でたまらん!
捨て曲無し・・・とまではいかないが上記したキラーチューンのクオリティーが半端ではなく
捨て曲云々は些細な事。今だ破られぬ彼らの最高傑作にして
ネオクラシカルメタルの名盤だ!




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満足度 93% お気に入り曲 OF SINS AND SHADOWS、
OUT OF THE ASHES、THE WITCHING HOUR、
CANDLELIGHT FANTASIA







"TWILIGHT IN OLYMPUS"




アメリカ出身の様式美プログレメタルバンドの4thアルバム。


前作はメロディーと展開、技術が融合しネオクラメタルの名盤となったが
本作においてバンドの屋台骨を支えていたパワフルドラマー、ジェイソン・ルロが
脱退するという不測の事態が起こってしまう・・・!

パワフルさ、手数の多さが魅力だった彼の抜けた穴は大きく、本作で聴ける
ドラムは明らかにパワー不足で正直地味である・・・!まぁSYMPHONY Xの曲を
プレイできるだけでそれなりの実力はあるといえるのだが・・・!

気になる楽曲のほうはまぁ名盤の次という事もあってどうしてもそっちと
比較してしまうがまぁ悪くは無いぞ!典型的ネオクラチューン“Smoke and Mirrors”
筆頭にベートーベンの曲をアレンジしたインストの“Sonata”などなかなか
聴かせてくれる。ラストのバラード“Lady of the Snow”なぜか和音階入りだ!
まぁ前作の神バラード“CANDLELIGHT FANTASIA”には当然及ばないが・・・!


プログレ色濃い曲も多くダレを覚えるのも確かだが安定したクオリティーは
保っているぞ!だが個人的にドラムの抜けた穴は大きいな・・・!



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満足度 80% お気に入り曲 Smoke and Mirrors







"V"




アメリカ出身の様式美プログレメタルバンドの5thアルバム。


これまで順調にアルバムを重ねてきた彼らの5作目にあたる本作は何と
プログレ系の宿命というべきか一大コンセプトアルバムである!
アトランティス大陸がどうのといったストーリーだ。まぁ個人的には
あんま興味無いが(爆)、それにより曲間にピアノインストの間奏を配し
アルバム一枚で1曲の大作的なスタイル
を導入してきている!
9曲目で一旦ブレイクが入るもののそこに至るまでは全て繋がっているぞ。
まぁ彼ら以前にSHADOW GALLERYが行った手法なのだがこれによりドラマティックさが
増しているといえよう・・・!

そして今回オリジナルドラマーだったものの前作の製作に当たって脱退した
ジェイソン・ルロが何事も無かったかのように復帰しているぞ!あぁ良かった!(笑)
これまでのようにパワフルで手数多い的確なドラムが再び聴ける!
これぞSYMPHONY Xのドラミングよ!

と、まぁここまでは肯定するような書きかたしてきたが・・・本作の出来はというと
ぶっちゃけダレるとしか言えん!!(爆)ヴェルディのレクイエム
(映画“バトルロワイヤル”のテーマ曲)をモチーフにした1曲目のインストに続く疾走ネオクラチューン
“Evolution”、そして後半聴ける間奏でギターとチェンバロ音のシンセが
ユニゾン
しまくる11曲目“A Fool's Paradise”こそ超キラーなものの
それ以外の曲がプログレメタル色濃く、ネオクラ色、メロディーが減退しており
ちっとも面白くない・・・!これはアカンな!!
プログレスタイルはあくまで味付け、様式美スタイルを中心に
攻めてもらいたかった
のだがもはや敵わぬ願いだろうか・・・!

あと9曲目は後半にモーツァルトのレクイエムの一節“Lacrymosa(スイスの
ゴシックバンドではない)”を挿入しているが前半は見事にドリームシアター系のテクひけらかし
プログレメタル
と化している・・・!


様式美ファンにはウケが悪いだろうな・・・!逆にプログレメタラー、
ドリームシアターのファンなら本作の良さが理解できるかもしれん・・・!



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満足度 67% お気に入り曲 Evolution、A Fool's Paradise







"LIVE ON THE EDGE OF FOREVER"




アメリカ出身の様式美プログレメタルバンドの2枚組ライヴアルバム。


5作目において壮大だが音楽的には微妙なコンセプトアルバムをリリースし
すっかりプログレメタルバンド化しつつある彼らSYMPHONY X。
本作はそんな彼らのライヴを収めた2枚組のライヴアルバムである。

演奏は流石にプログレメタルをプレイするだけに全員バカテクで問題ない。
ヴォーカルも良いぞ!だが収録曲は5作目リリース後のライヴだったため
前半(1枚目)は5作目の曲オンリーでなおかつ収録曲順にプレイしている・・・!
そしてスタジオ盤では後半モーツァルトレクイエムになるプログレ曲
“The Death Of Balance”だが本テイクでは3rdのラストを飾る神バラード
“CANDLELIGHT FANTASIA”
メドレーで出てくる・・・!
せっかくの名バラードなのにメドレー扱いはやめてくれ・・・!

2枚目はそれ以前のアルバムの曲でそれなりには楽しめるが名曲“OUT OF THE ASHES”、
“THE WITCHING HOUR”、“The Damnation Game”をやらないのはどうかと思うぞ・・・!
また1枚目ではコーラスをオーバーダブしていないのだが2枚目の
“OF SINS AND SHADOWS”のコーラスはなぜか思い切りオーバーダブ
している
のが気になるな・・・!


まぁ演奏は問題ないので5作目が気に入っている人なら聴いて損は無いだろうな・・・!



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満足度 69% お気に入り曲 Evolution、Smoke and Mirrors、
OF SINS AND SHADOWS







"THE ODYSSEY"




アメリカ出身の様式美プログレメタルバンドの6作目。


元はネオクラ様式美スタイルを踏襲していたもののだんだんとプログレ色が
滲み出していき
前作に当たる5作目でコンセプトアルバムをつくり、
その結果プログレメタルにありがちなテクだけでメロディーがないがしろにされた
微妙なバンド
になってしまった感がある・・・!

本作はそんな彼らの6作目で、楽曲的にはやはり前作を踏襲したメロディーの
弱い楽曲
がならび、それ以上にアメリカナイズド(というかもともとアメリカのバンドだが)
されまくったモダンなへヴィリフが中心になり、もはやかつてのような様式美スタイルは
ほぼ消えうせてしまった・・・!なんてこったい!

まぁ3rdに収録された10分近くあるバラード曲の続編といえる4曲目、
そして7つのパートに分かれた24分の大作は部分部分でシンフォニックサウンド、
叙情的な展開
が聴けてまぁ悪くはないが全体的に彼らに求めていないスタイルが
でしゃばっており個人的にはあまり楽しめないアルバムになってしまった・・・!

そんな本作の唯一の救いは1stのキラーチューン“MASQUERADE”リレコーディング
ヴァージョン
が収録されている事だ!元は本作より少し前に出たベストアルバム
収録されているものだがこっちにも収録される運びとなったようだ。
イントロに超劇的なオーケストレーションが追加され音質、ヴォーカルも現在の
クオリティーなので非常に満足である!まぁコーラスはクイーンを思わせる原曲のほうが
好みだがとにかく本作の中でこの曲が一番のキラーだ!


いくらプロダクションがショボかろうがヴォーカルが稚拙だろうが曲が良ければ
満足
だがいくら音質、演奏が良かろうと曲がつまらなければそのアルバムは駄作!
そんなことを再確認させてくれるアルバムである・・・!?



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満足度 60% お気に入り曲 MASQUERADE







"Paradise Lost"




アメリカ出身の様式美プログレメタルバンドの7thアルバム。


かつては様式美メタルとしてデビューしそのテクニックとネオクラチューンの
数々で我々を楽しませてくれるも次第にプログレメタル要素と当時シーンを
席巻していたモダンへヴィネススタイルを取り入れ始めパッとしなくなっていった
彼等・・・前作“THE ODYSSEY”以来まったくアルバムリリースが無く
次第に忘れ去られていきつつあった4年振りにようやく新譜をリリース!
しかもそれが非常に評判がよく各地で絶賛されている!一体どんな出来なのだろうか!?
さっそく蓋を開けてみていこう!!

ギターリフとクワイア、オーケストラによる壮大なイントロから激しく期待を煽る!
そしてそれに続く2曲目はへヴィリフとシンセがアグレッシヴかつ流麗に迫る
プログレメタル特有の緊張感漂う曲だ!ヴォーカルもかなりアグレッシヴ
がなるように歌う!サビのコーラスもたまらん!3rdの頃を思わせる
カッコよさ
だぞ!!ソロもギターとシンセがユニゾンしテクニカルなネオクラフレーズを弾き
その後のギターソロもカッコいい!!3曲目はベースによるイントロから始まる
疾走プログレメタルだ!デス声寸前で咆哮するヴォーカルが熱い!!
最近の彼等が持つへヴィさが良い方向で生かされているな。
クワイア音がバックで流れるサビは正統派メタルチックで良い!
テクニカルさを極めたインストパートも凄いぞ!
4曲目はへヴィなリフから始まるダークな曲。前作までの流れを汲む
へヴィチューンだがリフは非常にカッコよくソロ前シンフォパートに
突入するのが良い。タイトルチューンの5曲目はメランコリックな
ピアノ
から始まるバラードだが途中やはりプログレ的なリズム
挿入される。6曲目はメロスピ的なイントロを持つ曲だがやはり全体的には
プログレッシヴなアレンジが施されている。2度目のヴァース直前に
一瞬切り込むネオクラフレーズも聴き所だ。7曲目はダークで妖しいイントロ
導かれへヴィなリフと中近東的なフレーズを歌うクワイアが聴ける。
コーラスも荘厳さを出しており良いな。そして8曲目は初期の頃を連想させる
コテコテなネオクラフレーズで疾走するまってましたの1曲!
ネオクラ臭バリバリのイントロ後はプログレ的になるも歌メロが入ると
メロスピ的疾走を見せる!!まさしく本作中でもトップの出来だろう!!
間違いなくキラーチューンだ!!ソロもマジでヤバイ!!ベースの
タッピングに乗る重厚なクワイアも劇的さを演出している!
9曲目はピアノとアコギで始まるリリカルなバラード。
バンドサウンドとストリングスが劇的だ!これまで数々の名バラード
産み出してきた彼等らしい哀愁バラードである!泣けるぞ!
10曲目はクイーン的なギターオーケストレーションに始まる大作で
緊迫感あふれるリフワーク、低音で呟くように歌ったかと思えば
声を張り上げアグレッシヴに叫びそしてエモーショナルに歌いまわしたりと
自在な歌唱を見せるヴォーカルもいい味を出している。
インストパートはシンフォニックかつプログレッシヴ!超がつくほど
テクニカルな演奏に絡む荘厳なシンフォニーとクワイア!凄まじいぞ!!
ボートラにあたる11曲目と12曲目はデモ音源のようで、
共にオーケストラとクワイアによるシンフォニック曲だ。


へヴィさ、プログレ要素に偏り脱ネオクラし魅力が減少していた最近の
アルバムとは違いへヴィさ、ネオクラ要素、そして曲の良さが
見事に融合した評判どおりの力作だ!初期の彼等が好きだった、
3rdこそが最高傑作だという俺みたいな意見のメタラーも聴く価値があるぞ!



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満足度 90% お気に入り曲 全部。特に“Seven”







"Iconoclast"




アメリカ出身の様式美プログレメタルバンドの8thアルバム。


初期の頃はアルバムリリースのペースが早く特に1stと2ndの間は1年に満たない程
それ以降も年1枚ペースだったがここ最近はリリースペースがかなり遅くなっており
前作は4年振りのリリースで本作もまた4年振りのリリースである!今回は5作目に続く
コンセプトアルバム
となっておりマシンが人類を支配するといういかにもB級SFな
ボンクラ映画好きが喜びそうな内容
だが(爆)そのため音楽的には様式美要素、ネオクラ要素は
無くなってしまい、
その代わりコンセプトに合わせたメカニカルなへヴィさ
前面に押し出されており無機質で機械的なリフ主体の音作り6thに近いスタイルだが
クワイアやホーン、ストリングス系のシンセもしかとあり映画音楽的なムードを演出、
その結果曲構成やフレージングはまさしくへヴィ寄りのプログレメタルスタイルに仕上がっており
バンド側も気合が入ったのか2枚組大作チューンもバンバン出てくる
ボリューム満点のアルバムとなっておる!

1枚目の1曲目は早速の10分ある大作でメカニカルなムード漂うサウンドに始まり無機質で
へヴィなバンドサウンド
が登場しギターはいかにもプログレッシヴなタッピング系フレーズを披露、
クワイア系のコーラスやピアノも聴けるがクラシカルさは無く近未来映画のサントラ的
ムードが漂っており2分半を過ぎた所でようやくヴォーカルが登場、ちょいとアグレッション
増した感じの噛み付くような歌唱を披露し実にパワフルでサビは厚めのコーラスも聴けるぞ。
中盤はクワイア、ホーンがシンフォニックさを放ちその後はギター、シンセソロに続き
当然のようにテクニカルだがメロディーを重視した部分もあるな。2曲目はいきなりシンセが
リードメロを奏でソロを披露
しストリングスもバックでオブリを入れミドル〜アップテンポで
展開するプログレメタルだ。
バンドサウンドは機械的だがストリングスはどこか中東風の
メロディーを奏でており
中盤以降はムードが変わりちょいと叙情味も出てくるのう・・・!
3曲目はこれまた機械的なムード漂うへヴィなプログレメタルで中盤はピアノも顔を出したりと
多少のメロウさもあるが基本は重々しいテクニカルメタルじゃのう・・・!ギターソロは意外な
泣き
も見せているぞ!4曲目はシンセが目立ち疾走感を感じさせるもやはりプログレメタルの
様相
を呈しておりテクニカルなバッキングがメインと言えるやも知れぬ・・・!サビはコーラスと言うか
野郎シンガロングも顔を出しソロはシンセがメインベースも一瞬顔を出し後半は疾走するぞ!
5曲目は無機質な冷たさを持ったストリングスも聴けアップテンポで機械的なムードをプンプン放つ
へヴィリフが聴けるプログレメタルチューン。基本はテクニカルだが後半でドラマティックな
ハモリになるギターソロ
が良いな。6曲目は重々しいへヴィリフがズンズンと突き進むモダンさの濃い
プログレメタル
インダストリアルなムードも感じさせるな。リフやソロはテクニカルだが
曲構成は極めてシンプルで後半は中東ライクなストリングスと共にテンポアップするぞ!
7曲目はメランコリックなピアノが聴けヴォーカルもエモーショナルに歌うバラード系の
ムード
が放たれ途中からバンドサウンド、ストリングスが盛り上がりを見せ往年の
叙情性重視の頃のSYMPHONY X的ムード漂う楽曲に仕上がっているな。中盤以降は
ハモンドも登場しプログレ色濃くなるもその後はアコギ、ピアノが再びメロウさを演出、
後半はテンポアップしテクニカルさ重視になるぞ。2枚目の1曲目はモダンなへヴィリフと共に
早速疾走
アグレッシヴな印象を放ちシンセとギターのテクニカルなハモリも披露、
後半は実に機械的なムード漂うへヴィパートになりギターソロもアーミング
まるでサイレンの音のようじゃ・・・!シンセとのソロバトルがやはりテクニカルである!
2曲目はクリーンギターが微かに聴こえつつも無機質なメカニカルさ満点のバンドサウンド、リフに
電子音シンセも顔を出しインダストリアルに接近したムードを放ちつつも
リズムはプログレメタルだ!ギターソロも早速登場しその後複雑なリズムと共に
ヴォーカルが顔を出すぞ。3曲目はドラムに始まりモダンな疾走感を見せへヴィな中に軽快さを
感じさせるリズムで展開、
かつてのSYMPHONY Xに最も近い判り易いタイプの疾走チューンである!
ギター、シンセのソロ、ユニゾンも熱いぞ!4曲目はここに来てなぜかブルージーな味わいのある
ギター
に始まりモダンなグルーヴィーさを感じさせるへヴィリフが聴けるスロー曲。5曲目は
ちょいと穏やかなムードを感じさせるもすぐに緊迫感あるアップテンポのプログレメタルと化し
各楽器が唸りトランス系の音色のシンセも顔を出し後半はシンセ、ギターのソロバトルと共に疾走する!


ネオクラ様式美要素の減退、マシーナリーな無機質さ重視へヴィな
プログレメタルスタイル
に接近という前評判通りテクニカルさ、へヴィリフ主体キャッチーさ、
様式美系のクサさが消滅してしまっている
というのが厳しい所じゃのう・・・!
一応は部分的にピアノやクワイア、ホーン、ストリングスが登場しシンフォニックさ、
メロウさも演出される
がどちらかといったら映画のサントラ的な使われ方をしており
やはりキャッチーさ、クサさは無いな・・・!




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満足度 68% お気に入り曲 Iconoclast、Bastards of the Machine、When All is Lost、
Electric Messiah、Light Up the Night







"Underworld"




アメリカ出身の様式美プログレメタルバンドによる9thアルバム。


Djent、テクニカルデス等世界的にメタルシーンが技巧派の流れに傾いている中
テクニックにおいては世界トップレベル
に位置するバンドがようやくリリースした
待望の最新作・・・
なのだが、我等日本人としては本作のレコーディングを優先したため
去年(2014年)のLOUD PARK出演をキャンセルしやがったという前科があり、
正直聴く前から心象は最悪なんだが(爆)なるべく冷静に判断しようと思う・・・!
駄作だったら承知しねぇぞコラ!

前作はB級SF映画ライクなコンセプトのためか彼らの持ち味であるネオクラ様式美、
クサい劇的さ
完全に消滅しており、ただ無機質でヘヴィでテクニカルなだけの
つまらん仕上がりだった・・・!だが今回はダンテの“神曲”にインスパイアされたらしく、
音楽的にもテクニカルさは勿論、様式美と言う程では無いもののメロディアスな
部分
が戻って来ておりプログレメタル然とした叙情性も見られ
前作のモヤモヤ感は払拭されただろうか!?

1曲目はオーケストレーション、クワイアシンフォニックさを放つ期待大のイントロで、
続く2曲目はギターフレーズがテクニカルかつかつてのような劇的な印象も放ち疾走!
プログレメタルらしい情緒ヘヴィさも見られつつヴォーカルも力強いのう・・・!
3曲目はシンセも目立ちヘヴィなプログレメタルに接近、シリアスな空気が漂っており
前作に通じる無機質さもあるが、中盤はドラマティックに歌い上げるVo
劇的な壮大さを演出しておる!4曲目はアコギ、Vo穏やかなマイルドさを放っており
ギターリフもヘヴィでは無く叙情派プログレメタル風の空気を見せ、後半はシンフォニック
盛り上がるぞ!5曲目はクワイアと共にエクストリームメタル的なアグレッションも見られ、
ヘヴィなアップテンポで展開するぞ!6曲目はヘヴィなテクニカルさを放つ
モダンなプログレメタルで、どこかエキゾチックなフレーズも目立っているな・・・!
7曲目は9分超えの大作で、80年代HM/HRのようなキャッチーなギター、シンセ
幕を開けプログレメタルらしさを残しつつも淡々と展開、中盤からタイトなヘヴィさ
見られテクニカルさを放つぞ。8曲目もまたヘヴィながら穏やかな印象があり、
途中からやはりテクニカルさが見られるな。9曲目はギター、シンセのユニゾンがこれまた
プログレメタルらしい技巧を披露、ノリの良さもあるが穏やかさも見られ、
10曲目はピアノも聴けるマイルドな叙情プログレメタルだな。ソロパートはやはり
テクニカルじゃのう・・・!11曲目は爽やかな印象のあるシンセが聴けベースも目立ち、
SYMPHONY Xらしからぬ明るいプログレメタル
となるぞ!


元々ヘヴィなバンドのため本作でもそういった無機質な重苦しさ、プログレメタルらしい
テクニカルなインタープレイ
が目立っているが、それでもメロディーが著しく減退していた
前作
と比べるとかなり劇的さ、ドラマティックさ、様式美要素キャッチーな部分が
戻って来ており、
さらに1曲1曲がコンパクトに纏まっておりダル〜いだけの大作も減り、
ダレや冗長さが無くなっている
のも特筆すべき部分だな。少なくとも去年のLOUD PARKを
すっぽかされた
日本のメタラーがブチ切れるような仕上がりでは無い!(笑)
となるとあとは来日じゃろう!MANOWARは見事務めを果たしたぞ!
次はお前等だ!





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満足度 77% お気に入り曲 Nevermore  Kiss of Fire







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