SONATA ARCTICA






"ECLIPTICA"




北欧はフィンランド出身のメロディックスピードメタルバンドの1stアルバム。


メタル大国フィンランド!あの国ではメタルがかなりの認知度を誇っているようでナイトウィッシュは
知らないものはいないほどの国民的バンドだし、チルドレン・オブ・ボドムの
アルバムやシングルは常にチャートの上位に食い込んでいる
という、日本から
してみたら考えられないほど音楽の水準が高い国!!

あぁ・・・冬の気温がマイナス25度じゃなかったら移り住みたいぜ・・・!

そんなメタル先進国だけに良質のバンドが次々と現れるのは当たり前!ここに紹介する
ソナタ・アークティカもそんなフィンランドで揉まれて育った新進気鋭のバンドだ!!

音的には大先輩であるストラトヴァリウスの流れを汲んだキーボードがキラキラ舞い、
様式美的な雰囲気を携えて疾走する典型的北欧メロスピスタイル
だが、
とにかくクオリティーが高い!!音質、演奏、曲の良さともにシーントップクラスだ!!
(まぁ、ライヴでは演奏ショボイらしいが・・・)

捨て曲はない!!疾走チューンはもちろん、ミドル、バラード、大作とともにどの曲でも
おいしいメロディーがこれでもかというほど堪能できる!!最高だ!!日本盤ボーナスも
素晴らしい!!これは超名盤!!


メタル初心者からマニアまで幅広く楽しめるメタル界のマスターピース!!これを聴かずして
メロディックスピードメタルは語れない!!



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満足度 96% お気に入り曲 全部







"SUCCESSOR"




フィンランドの高品質メロスピバンドのミニアルバム。


本作はいちおうは廃盤になっているのだがディスクユニオンの中古コーナーで
よく見かけ、プレミアもまったく付いておらず俺は600円程度で入手した。
このミニアルバムは彼らが1stリリース後に発表したもので、既存曲のバージョン違いや
カヴァー曲、ライヴ音源
で構成されている。

カヴァー曲はスコーピオンズの“Still Loving You”、それとハロウィンの
“I Want Out”で、それ以外は“FullMoon”のエディットヴァージョン、それと
未発表曲1曲、ライヴ音源2曲、そして彼らの代表曲である“San Sebastian”
2ndアルバムとは違うヴァージョンのテイクだ!ギターが目立ったアレンジ
なっておりこっちのほうが個人的には好みだ!


今は別の企画盤にこのヴァージョンの“San Sebastian”が収録されており
そっちを手に入れても良いだろう。こっちも安いのでオススメだが・・・。



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満足度 78% お気に入り曲 San Sebastian







"SILENCE"




フィンランドの高品質メロスピバンドの2ndアルバム。


前作で多くのメタラーを歓喜の渦に巻き込んだバンドが帰ってきたぞ!今回も高品質な
キラーチューン目白押し!前作が気に入ったなら納得の出来だ!!


ただ、前作捨て曲無しだったのに対し、今回はややだれる曲もある。しかし、その分わかりやすい
キラーチューンが存在するぞ!
2、8,12曲目がそれだ!!

2曲目“WEBALLERGY”からさっそく疾走開始!全作と違ってどこか明るい系の音になっていると感じた。
どこをどう切っても印象的なメロディーが存在する!なんかこの曲聴いてると
ワクワクしてくるんだけど(笑)。


8曲目“SAN SEBASTIAN”は間違いなくバンドを代表するキラーチューン!!明るいシンセの
メロディーに乗せて明るくもどこか切ない雰囲気が満ち溢れる!たまらんぞ!

12曲目“WOLF & RAVEN”は彼らの曲の中でも激しい部類に入る一曲!吐き捨てるように
畳み掛けるヴォーカルがいい!途中一瞬デス声になるのも面白く、
その部分だけいつもマネしてる(笑)。

ほかにも今回4曲目のバラードでなぜか一瞬デス声がはいっててやっぱその部分もいつも
マネしてる(笑)。一時期口癖なったほどだ!!(笑)



アルバム単位では前作のほうが好きだが、キラーチューンではこっちのほうに軍配が上がる!
上記したように前作が気に入った人なら買いだぞ!!



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満足度 89% お気に入り曲 WEBALLERGY、SAN SEBASTIAN、WOLF & RAVEN







"SONGS OF SILENCE LIVE IN TOKYO 2001"




フィンランド出身のメロスピバンドの来日公演を収めたライヴアルバム。


1st、2ndとヨーロピアンメタルシーンの名盤を生み出し、いまや押しも押されぬ
ビッグネームへと成長した感のある彼ら。そんな彼らが日本で行ったライヴの模様を収めたアルバムだ!

次々と名曲を生み出し、スタジオアルバムではそれを文句なしの演奏で聴かせてくれる彼らだが
実はライヴパフォーマンスは当時はかなりショボかったらしく、
俺もマサ伊藤のROCK CITYで彼らの姿を何度かお目にかかったことがあるがそこで見られたパフォーマンスは
確かに言われているとおりまだまだな感があった・・・。ギターが1本というのも
大きく影響しているのかもしれんが、厚みの無い音で、ヴォーカルも
スタジオ盤以上に厳しい感じ
だったなぁ・・・。そんなわけで本作にもそれほど期待は
していなかったのだが、ここで聴ける音源はスタジオでだいぶいじくったのか、
思ったよりもまともな演奏となっている(笑)。

曲的には彼らの黄金期である、1st、2ndリリース時のライヴなので当然どの曲も素晴らしく、
ベスト盤的な役割も果たせるだろう。しかしバンドを代表するキラーチューンである“SAN SEBASTIAN”を
やらなかったのはどうかと思うが・・・(笑)。

ちなみに本作には収録されなかったのだが、この来日公演でなんとXの名曲
“サイレントジェラシー”をさわりではあるがプレイしたらしい!

当時ちょっとした話題になったな。その演奏はブート盤で聴ける。
俺は聴いた事があるが、キーボードでバラード風にアレンジしてちょこっとサビの部分を英語で歌っただけだった。

初回盤は2枚組で、収録曲からもれたライヴ音源2曲と、未発表の新曲1曲が入っている。
新曲はまあまあの出来。それほど面白い曲ではなかったな・・・。

しかしジャケは最低だなぁ・・・!いままでいろんなアルバム見てきたが
たぶんこれがワースト1だと思う(笑)。


彼らのファンにおすすめできるし、彼らを知らない人にもおすすめできるライヴアルバムだと思う。



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満足度 86% お気に入り曲 WEBALLERGY、KINGDOM FOR A HEART、WOLF & RAVEN







"WINTERHEART`S GUILD"




2枚のアルバムで一気にシーンのトップに躍り出たバンドの3rd。


前作、前々作で多くのメタラーの股間から白い情熱を迸らせ(下品でスマン)、
来日公演も成功させたフィンランドのバンドが3rdアルバムをリリースした!

今回、いままでの所謂メロディックスピードメタル路線からは少し離れ、より広い意味での
メロディックメタルの路線にシフトチェンジしたという印象を受けた。
もちろん従来どおり疾走する曲もあるが。

そこらのバンドがこうなると普通とたんにつまらなくなり、ファンから
そっぽを向かれるのがよくあるパターン
なのだが、彼らはそうはならず、
相変わらず印象的なメロディーがこれでもかというほど
詰め込まれており、
速く、クサいのが好きなファンも十分楽しめるだろう。

前作でプレイしたキーボーディストが抜け、1stどおりヴォーカルがキーボードを兼任しているが、
数曲で言わずと知れた名プレイヤー、イェンス・ヨハンソンが参加しており、
一発で彼だとわかる音を聴かせてくれるぞ!個人的には昔彼が多用していた
キラキラいうチェンバロ風の音色のほうが好みだが・・・!



新機軸を打ち出したといえるな!個人的には今までのほうが好みだがこれはこれで
ハイクオリティーだ!彼らのファンおよび、洗練された北欧メタルが聴きたい人は聴く価値があるぞ!!



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満足度 86% お気に入り曲 ABANDONED,PLEASED,BRAINWASHED,EXPLOITED







"RECKONING NIGHT"




フィンランド出身のメロスピから脱皮し洗練されたバンドの4thアルバム。


デビュー当時は様式美の香り漂う超ハイクオリティーメロスピをプレイしていたが、
アルバムを重ねるごとに洗練されていき、今は広い意味での良質メロディックメタルバンド
としてのし上がってきた彼ら。それにともない方向性も初期と比べると変わってきており、
1stのような悶絶北欧クサメタルを求めるコテコテのクサメタラーからは
微妙な評価が下されるバンドになった感がある。
クオリティーが上がるのはいい事なのだが、彼らの場合は1stの時点ですでに
ハイクオリティーだった
からそれを超えるとなると、やはり多少の方向性の変化は
必要だったのだろう・・・。そしてそんな彼らの新譜である本作もまた以前の
方向性とは異なり、メタラーの間で賛否両論巻き起こったアルバムとなった。

音的には前作の延長線上にあり、前作が微妙に感じたメタラーにとっては本作もやはり
微妙な出来なのだろう・・・。1stの方向性を求めるクサメタラーからはかなり嫌われたようだ。

じゃあ俺の評価はどうなのかというと、やはり俺も1st大好き人間なので本作の方向性は・・・
・・・うむ!本作もいいアルバムじゃねぇかオイ!
元々トニーカッコの作曲センスは相当なものがあるだけに彼ららしいいいメロディー、
劇的な展開は健在
で疾走チューンも当然盛りだくさんだし、
また今回新機軸としてクイーンを想起させる分厚いクワイアが
多用された
曲なんかもあったりして彼らの才能の豊かさに改めて驚かされる!
1st、2ndから様式美の雰囲気が無くなっただけで、ここにあるのは極めて洗練された
フックに満ち溢れたメロディーの宝庫と言える名盤
だぞ!俺はたしかに
クサメタラーだ!本作と1stどっちが好きかと聞かれたらやっぱり1stだ!(笑)
だがその程度の理由で本作を駄作呼ばわりする事など俺には出来ん!
あっちはあっち!
これはこれ!!(笑)


やはり本作も名曲揃いなのだが特に気に入ったのは8曲目“WILDFIRE”だ!
かつての“WOLF & RAVEN”を想起させる疾走曲ながら北欧特有の冷たさ、透明感が持ち味の
彼ららしからぬ熱さ、熱気が感じられ、後半には分厚い
クワイアがバンバン飛び出す!
これ超キラーじゃねぇか!クイーンの大ファン、
クワイアマニアとしては悶絶せざるを得ない
な・・・(笑)。
こういう熱い曲ももっとやってくれい!


と、まぁいろいろいい事書いてきたが本作が気に入らないメタラーの気持ちもなんとなく
分かるような気がする(笑)。
もしこれでメロディー、疾走感も失われていたら
俺も同じ気持ちになっていただろう・・・!



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満足度 89% お気に入り曲 WILDFIRE







"UNIA"




フィンランド出身の元メロスピバンドの5thアルバム。


デビュー当時は北欧メタルの冷気、透明感と極上のクサメロを撒き散らし
疾走
しまくるスタイルで多くのメロスパー、クサメタラーを絶頂させた
バンドだがアルバムを重ねるごとに洗練されると同時に方向性も変わり、
5作目にあたる本作は何とかつてのような疾走メロスピチューンは消滅!
賛否両論まっぷたつ・・・いや否定意見のほうが圧倒的な数を占め
本作を駄作と切り捨てるメタラーも数知れず・・・!そんな大問題作となった
本アルバム。果たして俺の耳にはどう聴こえるのだろうか!?

イントロからへヴィなリフが飛び出しヴォーカルもダーティな歌い方を披露、
出だしこそややとっつきづらさを感じさせるも曲が進むにつれソナタらしい
メロディー、コーラス
が出てくる。疾走感は無いがメロディーも良く悪くは無い。
ギター、キーボードソロもいいぞ!ソロ後はシンフォニックな雰囲気を出し
漢コーラスがオーオー言うぞ!その後は雰囲気が一転、さらにシンフォニックで
厳かな空気が演出される!疾走感と引き換えにクイーンの影響下にある
コーラス、ドラマティックさを身につけた
と言えるだろう・・・個人的には気に入った!

4曲目は重厚なイントロに導かれコーラスが重ねられたキャッチーなメロディー
聴ける非常にメロディアスでクサい曲だ!疾走こそ無いもののメロディーセンスには
かねてより定評のあった彼らだけに質の高いフックあるメロディーを聴かせてくれるぞ!!
中盤聴けるクイーン的コーラスはマジたまらん!俺のツボだ!!

7曲目も出だしからクイーン的なコーラス・・・クワイアが聴けミステリアスな
メロディー
が聴ける楽曲でたまらんわい!バックのピアノも実にいいセンスしとる!

8曲目もコーラスが実にクイーン的で良い!クラシカルなフレーズを奏でるストリングス音も
実にクサい!ギターと交互にクラシカルメロを紡ぐパートがちょいとラプソ風だ(笑)。

9曲目はコーラスとキラキラいうチェンバロ音がクサ味を滲み出す本作中最も
テンポが速い
曲だ!やはりコーラスとシンセの使い方が上手いな!
クラシカルさを出すギターソロも良い!そしてギターソロ後半とそれに続く
シンセソロで唯一の疾走を見せる!その後のフラメンコというかジプシーっぽい(?)
アコギ
も面白い。ソロ後はVALENSIAやVALENTINEを思わせる雰囲気で
疾走!
やはり速い曲をやってもらいたいものだ・・・!14曲目はゲイリー・ムーアのカヴァー。


確かに前評判どおりこれはメロパワ、メロスピではないな。では何なのか!?
思うに本作はメロハーなのだと思う!北欧の冷たさとコーラスワーク、劇的展開、
美しいメロディーが堪能できるメロディアスハードである!!確かに疾走命の
メロスパーには受けんだろう・・・しかしメロハーとして見てみるとこれが質の高い
アルバム
である事に気づく・・・と思う(笑)。プログレの影響があるとも
言われていたがそこまで難解ではなく聴きやすいな。疾走好きはスルーだろうが
メロハー好きは気にいるのではないか!?世論に惑わされずメロディー派は
まず一聴してみることをオススメする!
バラードの質感はVALENSIAに
通じるものがあるぞ!初期のクイーンファンにはかなり
訴えかけてきそうだ(笑)。




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満足度 83% お気に入り曲 In Black and White、It Won't Fade、
The Vice、My Dream's But a Drop of Fuel for a Nightmare







"FOR THE SAKE OF REVENGE"




フィンランド出身のメロパワバンドの来日公演を収めたDVD。


メロパワ、メロスピの枠を超え広い意味でのメロディックメタルバンドとなった感のある彼らの
SHIBUYA-AXで行われたライヴを収めたDVDだ!

かつてはアルバムの出来は凄まじいものの肝心のライヴはショボイ演奏、パフォーマンス
多くのメタラーからこの手のバンドは下手だと陰口を叩かれたわけだが、
本作における演奏は流石にキャリアを積んだだけあってきちんと聴かせるものに
仕上がっている
といえる。まぁスタジオで
どれだけいじくったのかは知らん
が・・・。

新譜からの曲を中心に過去の名曲もきっちりと抑えており彼らのファンなら満足できるだろう。
前回はやらなかった彼らを代表する名曲“SAN SEBASTIAN”もちゃんとプレイされており一安心だ。
まぁ、間延びした演奏でスタジオ版が持つ緊張感が
削がれてしまっている
が・・・!

バックステージのメンバーの映像が特典で見れるがこれがまたロックミュージシャンらしい
下品極まりないもの
で笑える!フィンランドの
恥さらし
ぶりが最高だ!!(褒め言葉です)


そんなわけで彼らのファンなら買ってみても損はないだろう。3000円程度とコストパフォーマンスは最高だしな!



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満足度 85% お気に入り曲 8th Commandment、SAN SEBASTIAN、Tha Cage







"The Days of Grays"




フィンランド出身の元メロスピバンドの6thアルバム。


初期の頃はキラキラしたシンセが輝きを放つ青臭くも極上の
クサクサ様式美メロスピ
を聴かせてくれ、デビュー作こそ
最高傑作
と仰ぐファンも未だに多く俺もそんなファンの一人だが
3rd辺りから様式美色が薄れ始め少しずつ評価がダウンしていき
4thはQUEEN的なコーラスワークも取り入れるようになっていったが
メロディーの質が落ち捨て曲も増え評価が軒並み落ちていき
そして前作の5thで完全に疾走をやめ脱メロスピ、「俺はメロスピを
やめるぞJOJOォォーーーーーーッ!!」
と絶叫し
石仮面を被ったかのような変化を見せ個人的にはQUEENの影響が濃い
大仰なクワイア、複雑な展開がこれはこれでツボだったのだが
結果多くのファンが離れていってしまい正念場に立たされた
感のある彼ら。果たして本作はどんな仕上がりとなったのだろうか!?

チェロとピアノ、シンセストリングスがダークな雰囲気
放つ意外と長めのイントロに続く2曲目はいきなりの8分近くある
大作
でメランコリックなストリングスで幕を開けそしてやはり
ダークな印象を感じさせるバンドサウンド、オーケストレーションが
壮大に登場、女性ヴォーカルがリリカルに歌いどこかシンフォニック
ゴシック
な色合いを感じさせたのち多少の疾走を見せる!もはや
メロスピとは言えないがシンフォニックメタルの方面に進んだような
音作りは個人的には嫌いじゃないな。サビはメロスピに
接近
し完全に疾走を捨てたわけではない所をアピールするのも良い(笑)。
複雑に絡むコーラスは前作の流れを感じさせる。ギターソロ後の
チャーチオルガン、ストリングスも実に壮大だ!メロウな終わり方も
たまらんのう!3曲目はモダンでは無いがへヴィな印象のリフが聴け
かつての彼らのミドル曲にありそうな北欧らしい透明感を感じさせる
メランコリックな叙情性を持った曲。冷たいピアノがいい味を
出しているな。一瞬疾走パートが登場しシンフォニックかつ
ダークなホーンが聴けるインストパートに突入しこの辺がやはり
シンフォゴシックっぽいな。4曲目はかつての彼らが帰ってきたかのような
クッサい疾走で始まり聴き手を惹きつけるもヴォーカルが入ると
テンポダウンしギターも引っ込むヴィジュアル系みたいな作りの曲だ(笑)。
サビはキッチリと疾走し3rd以前のようなメロディーが聴けるぞ!
みんなこういう曲が好きなんだろう!?俺もだ!(爆)中盤から
後半のコーラス、クサすぎるギターソロが聴き所だな。やはり彼らには
こういう曲が合うのう・・・!7曲目はオルガンが聴けるも全体的に
地味な印象だが刻みリフが勢いを放ちテンポアップするパートは
まぁ悪くない。8曲目は疾走感を見せるも北欧らしいメランコリックな
ピアノ、ストリングスが聴けるメロウさにダークなオーケストレーションも
聴ける淡々とした曲。コーラスやメロディーは彼ららしさがあるぞ。
9曲目はチェンバロっぽいキラキラしたシンセにバグパイプというか何というか
民族楽器のような音色が聴けメロディーは良いがちょいと地味な印象もある。
中盤の民謡っぽいメロディー、女性Voは良いな。その後はへヴィリフも登場する。
11曲目はかつての彼ららしいメロディーが聴け中途半端にテンポアップしたり
シンセによる胡弓のような音色のソロも聴けるミドル曲。12曲目はイントロに
あたる1曲目のフルヴァージョンヴォーカルも挿入されているぞ。
ストリングスがシンセでチープなのが気になるのう・・・!3分過ぎた所で
バンドサウンドも登場しオーケストレーションが壮大に盛り上がりシンフォメタル化する!


今作も脱メロスピ路線をキープしているが極めてQUEEN的だった
前作とはまた違いNIGHTWISHWITHIN TEMPTATION辺りを思わせる
ゴシカルでダークなシンフォニックメタルの領域に足を突っ込んでおり
4曲目や部分部分で疾走感も取り戻されているがやはり本作も
全体的な疾走感はさほどではないな。アレンジ能力は依然として
高く
クワイア主体だった前作と対比するかのように本作では
オーケストレーションが前面に押し出されているな。
個人的にはQUEENが大好きなので前作の路線も捨てがたいのう・・・!
まぁかつての疾走メロスピを求めると相変わらず肩透かしだし
中盤に捨て曲が集中、大仰なシンフォメタルもごく一部のみ
大半は地味なメランコリックゴシックチューンで占められ雰囲気や
アレンジは良いがここ最近指摘されているようメロディーに関しては
部分部分で光るものの弱くなってきているので
まずその辺を改善してもらいたいものじゃ・・・!クビになった前任ギター
新たなバンドCAIN'S OFFERINGのほうが喜ばれるじゃろうて・・・!




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満足度 72% お気に入り曲 Deathaura、Flag in the Ground







"Stones Grow Her Name"




フィンランド出身の元メロスピバンドの7thアルバム。


最初期の頃は最高の北欧様式美メロディックスピードメタルをこれでもかと言うほど
披露しライヴの下手さなど意に介さず数多くのクサメタラーを悶絶号泣させてきた・・・!
だがアルバムを重ねる毎に洗練されてきたはいいが疾走感が消え始めそしてついに
通算5作目の“UNIA”メロスピナンバーが完全に消滅し難解さを増した曲調と
相まりかつてのクサメタラー達が一斉に反発、俺個人としてはQUEENを愛するため
あの重ねすぎのクワイア、コーラスはあれはあれで好きだったんだが続く6作目
“The Days of Grays”がまた微妙なアルバム“Flag in the Ground”は良かったが
実はこの曲はバンド名がSONATA ARCTICAになる前にやってた前身バンド時代の
曲のリメイク
だと言うのはあまり知られていない事実か!?(爆)そして誰もが期待を
失った中
でリリースされた通算7作目の本作、先に公開されたWeb公開シングル曲がまた
微妙でより評判を落とした感があるが果たしてアルバムの出来はどうなのであろうか!?

1曲目は北欧らしいシンセ、ピアノが顔を出しつつもギターは妙にモダンでその後は
キャッチーさを見せつつも淡々とした落ち着きを見せるミドル曲になりいきなりだが
どうにも微妙じゃのう!(爆)まぁヴォーカルメロはまだフックがありこの辺は
枯れてはいないがそれでもなぁ・・・!2曲目はやけにダンサブルなリズムが聴ける
これまたSONATA ARCTICAらしくない単調な曲で面白く無いのう・・・!3曲目は
美麗なピアノで幕を開けちょいと期待させギターがクラシカルなフレーズを弾き
UNIAであったようなメロが登場、アップテンポリフが結構細かく疾走こそしていない
ものの本作の中では良質な部類の曲だな。4曲目はモダン気味のリフが聴けるミドル曲で
シンセもバックで顔を出すがやはり地味な印象があるなぁ・・・!一部のヴォーカルメロは
ドラマティック
でこういう部分は流石じゃのう!5曲目は優雅なピアノが聴けつつも
どうにもユルめのムードが漂っており気だるいメロを心地良いと取るかかったるい
取るかで評価が分かれそうだな。6曲目はアコギで幕を開けハモンドも登場、ヘヴィな
印象があり
ヴォーカルと共にテンポアップするが基本はバラード寄りのムードを持つ曲。
7曲目はピアノがいかにも北欧な美麗さを出す透明感溢れる曲で中盤のアコギ、シンセの
パートがまた美しいのう・・・!
7曲目は何故かバンジョーで幕を開け妙にコミカルな
ムード
を出し最近の彼らとしては疾走しているほうだが決して軽快にはならずシリアスな
ヘヴィさ
がある辺はメタルバンドらしいな(笑)。8曲目は穏やかなアコギが聴ける
シンプルでマイルドなバラード曲。後半でヴァイオリンソロも聴けるぞ。
9、10曲目はかつての4作目に収録されていたキラーチューン“Wildfire”の続編的立ち位置の
組曲で前者は軽快な民謡系のヴァイオリン、マンドリン(バンジョー)で幕を開けるも
その後はシリアスになりモダンなヘヴィリフが聴けヴォーカルラインは“WILDFIRE”と
同じだが疾走はせず重々しく展開、後半で一部テンポアップするもやはり基本は
スロー、ミドルだな・・・!そして後者はインダストリアル系のリズム
イヤな予感を発するもへヴィな疾走パートも交互に顔を出し叩き付けるような
リズム
で展開、久々にまっとうな疾走感を感じさせる部分もあるが長くは続かんな・・・!
中盤以降はシンフォニックな展開を見せるのう・・・。


やはりと言うか何というか、かつてのストレートな様式美メロスピ路線は望むべくも無く
タル〜い北欧メランコリックメロハー路線になってしまっておりクソな捨て曲も目立つが
それでも部分的に光る部分はありメロディーラインやシンセ関係のアレンジは流石
唸らせてくれるのう・・・!だがこんなんじゃダメなんだよ!(爆)折角センスがあるんだから
こんなユルめの手抜き北欧メロハーでは無くもっと作り込んでくれい!BURRN!のインタビューで
手抜きしたい発言した結果が本作に如実に現れていると言えよう・・・!方向性を変えるなら
過去のファンを黙らせるくらいのクオリティーに仕上げなければアカンのじゃ!




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満足度 64% お気に入り曲 Losing My Insanity







"Pariahs Child"




フィンランド出身の元メロスピバンドの8thアルバム。


日本中(世界中?)の誰もが思っている事だが、初期の頃は北欧情緒を纏った疾走感を
武器とするキラキラ様式美メロスピ
で最高だったが、いつしか疾走をやめ脱メロスピ化し
著しく評判を落とした
元メロスピバンドである!個人的には彼等の持ち味は疾走では無く
北欧らしい煌びやかな音色とメロディーの良さ
だったりするんで、疾走をやめた最初の
アルバム“UNIA”
数少ない肯定派なんだが、それでも前作は曲そのものが微妙になり
彼等のアルバムで一番ガッカリな1枚だった・・・!
そして続く本作、ジャケやらロゴやらが
初期の頃に戻ったかのようなムード
を放っており、すわ原点回帰か!?クサメタラーに
期待と緊張感を走らせたが
果たしてどのような仕上がりになったのであろうか!?

1曲目は前作の流れを汲むかのような淡々としたミドルテンポだが、シンセ等の
メロディーは良く北欧らしいキラキラ感
もしかとあり、珍しいベースのシュレッド
一瞬顔を出しつつ冷気を纏ったキャッチーさを感じさせるのう・・・!リズムがどうも
単調
だがギターソロでは短いながらテンポアップするぞ!2曲目は何と久々に軽快な
疾走感を見せてくれるメロスピ寄りの出だし
だが、その後はテンポダウンし怪しげな
ミステリアスさを演出、
その後また疾走しミュートリフはちょいとジャーマンっぽいか!?
これまたメロディーが良くシンセソロ、ギターソロも顔を出すぞ。3曲目はフワフワと
漂うようなシンセ
に始まりモダンなへヴィリフも登場、ギターやらシンセが細かく絡み
ポジティヴな中に緻密さを感じさせ、
それでいてどこかハッピーな印象もあるな・・・!
中盤のピアノ、コーラスアンビエント、アトモスフェリック系の空気も感じさせ
北欧らしい冷気を放ちつつなかなかに新機軸じゃのう・・・!後半のオペラティックな
朗々としたヴォーカル
がまた新鮮だな。4曲目は爽やかな中に軽快なノリを見せる明るい
ポジティヴな曲
で、北欧民謡らしいメロディーラインが印象的である!シンセソロの
バックで聴けるシンガロング
正直微妙だし、後半のシアトリカルな部分空回りしている
印象があるのう・・・!
5曲目はダークで怪しげなムードを醸し出すピアノ、シンセ
幕を開け淡々とした展開になり、ちょいとシアトリカルな印象もあるが軽快なノリも
放たれているな。
中盤でメロスピ的な疾走感を放ち始め後半のシンセソロからは
プログレ臭が感じ取れるのう・・・!6曲目はシンセがクラシカルな様式美ムードを放ち
疾走感とは異なる原点回帰を見せるも、その後は淡々としたメランコリックさを感じさせる
スローテンポバラードっぽさを演出、コーラスが相当に美しく北欧らしさがあるわい!
中盤からテンポアップし
これまたプログレ風味を醸し出すギター、シンセも聴けるぞ。7曲目はまるで
ポストロックのような雄大な空間ムードを演出、アコギのトレモロヴァイオリンも顔を出し
SIGUR ROSのようだ(爆)。だがその後は一転してバンドサウンドノリの良さを演出、ハモンドも目立っており
まるで70年代ハードロックのような曲調になるぞ!別にSIGUR ROS風なままでも新機軸で良かったかもなぁ・・・!(爆)
ただ中盤以降のコーラスはやはり強烈なフックが感じられ彼等のセンスの良さを思い知らされるのう!
ラストでまたSIGUR ROS化するぞ。8曲目はアジテーションのような語りにちょいモダン風のリフ、
シンセ
が顔を出しその後はアップテンポで展開する微妙なハードロックだが、シンセソロはなかなかに良いな。
後半の変なコーラス擬似ライヴ的煽りは正直不要じゃのう・・・!9曲目はメロウなピアノ
切々としたヴォーカルが聴けるメランコリックなバラードだ。後半でバンドサウンドも盛り上がりを見せ
ギターソロがまたエモーショナルに泣いており良いのう・・・!10曲目はそのまま美麗なピアノで始まり
ファンタジックさのあるオーケストレーションも登場!スローテンポで淡々としつつも彼等の曲の中で
最も壮麗なシンフォニックさを放っておりクワイアコーラスも聴けるぞ!その後はシアトリカルな
ダークさ
を放ち始めトニーのヴォーカルも高い表現力を感じさせてくれるな・・・!その後は軽快な
ミドル〜アップテンポ
になりコーラスも自己主張するぞ。中盤は優雅さのあるオーケストラパートとなり
その後の展開もまるでディズニー映画のようである!全体的に小粒な本作だがこの曲は
相当な力作
だと言えるであろうな・・・!


流石に前作のようなガッカリアルバムでは無く良さが戻って来ており、曲によっては
かつてのような疾走感も見せているが、
だからと言って原点回帰では無くバリバリの
メロスピ、クサメタル
を期待してしまうと本作もまた肩透かしになるじゃろう・・・!
前作程では無いがまだ小粒感もあり決して力作では無いが、随所で彼等らしい空気を
感じさせてくれるのは好印象である!
上記したよう個人的に彼等に求めているのは
北欧らしい空気とメロディー
なんで本作もそれなりには楽しめるが、まぁそれでも
まだまだかつての名盤群には及ばんのう・・・!ただラストの10曲目は相当に大仰な練り込みを見せる
ファンタジックでシンフォニックな大作で矜持を見せ付けてくれるぞ!




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満足度 74% お気に入り曲 The Wolves Die Young  Running Lights
What Did You Do In The War, Dad?  Love  Larger Than Life







"The Ninth Hour"




フィンランド出身の元メロスピ、現メロハーバンドによる9thアルバム。


かつては圧倒的な水準の高さを見せ付けてくれた高級北欧メロスピバンドだったが、
のちに疾走する事を放棄し脱メロスピし、さらにここ最近は曲作りにも手抜き感が
見られ始め、ライヴまでお粗末とあってはファンにそっぽを向かれるのも当然!
それに焦ったのかどうかは知らんが、名盤1stをリレコーディングする試みを見せるも
やけにマッタリした、覇気に欠ける演奏で名誉挽回とまではいかなかったのが
現状である・・・!本作はそれに続く通産9作目のアルバムで、最早彼等に疾走曲を
求める事自体が間違い
なんだが、果たしてどんな仕上がりとなっているのか!?

1曲目は北欧然としたシンセに軽快なリズムが聴け、淡々としているがやはり
コーラス等非常に美しく、2曲目もかなりマイルドなんだがやはり北欧らしい
美麗なシンセ
が目立っており、コーラスもフックがしかとあるぞ!3曲目は軽めだが
ヘヴィ寄りのリフが聴けるアップテンポ曲で、中盤以降の様式美的な
チェンバロ系シンセ
がたまらんわい!4曲目は笛の音色が北欧土着の民謡っぽさを演出、
ピアノも美しいバラードだな。5曲目も北欧らしい美麗さを保ち、メロパワでは無いが
疾走するパートも挟みつつ穏やかなピアノ弾き語り、クラシカルで
美しいチェンバロの音色
も顔を出すぞ。6曲目は淡々としたスロー曲で、7曲目は最近の彼らには
珍しい、久々のメロスピらしい疾走チューンである!どっちかと言ったら
彼等のフォロワーがやりそうな単純なB級北欧メロスピなんだが(爆)、疾走曲を
やってくれるだけでも有難いか!?8曲目はヘヴィ寄りの刻みリフが聴け、部分的に疾走するが
妙にマッタリしているな・・・!9曲目はピアノ、穏やかなギター牧歌的な
マイルドさ
を放つバラード系。10曲目は10分ある曲で、4th収録の大作チューン
“White Pearl, Black Oceans”の続編的扱いとなっており、バラード的なパートで幕を開け
White Pearl〜で聴けたフレーズも登場、スローテンポで展開し途中で疾走しシンフォニックさも強く、
HM/HRと言うよりもプログレに近い印象があるな・・・!11曲目はピアノ弾き語り系の
穏やかで大人しいバラード
だ。


脱メロスピ、脱疾走曲で酷評されがちだが、彼等に昔のようなメロスピチューンを
求めるからそういう意見になっちまうのであり、メロスピだと思わず北欧的な
冷たさ、叙情性を湛えたマイルドな大人のメロハー
だと思えば十分に質は高く、
美しいメロディー、冷たく透明感溢れるシンセが織り成す叙情ハードロックとして
普通に楽しめるだろう!これで中途半端にモダンヘヴィネス化したり、北欧的な
冷たさを失い安易にデジタル系に走ったりしたらボロカスに叩いて結構だが、
今の彼等にも北欧らしい美旋律、叙情性はしかと残っており、個人的にはまだ
彼等を見限るには早計だと言えるのう・・・!幾多のクサメタラー達が彼等を
見捨てて久しいが、何だかんだで俺が未だに彼らのアルバムを聴き続けるのは
ひとえに北欧美旋律がしかと息づいているからだろうな。




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満足度 80% お気に入り曲 Fairytale  Till Death's Done Us Apart
Rise A Night  White Pearl, Black Oceans, Pt. II - "by the Grace of the Ocean"







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