SONIC HISPEED OMEGA







"TOHO TEMPEST II"




日本のシンフォニックメロスピ風打ち込みカヴァーアルバム。


上海アリス幻樂団の楽曲をメロスピ、シンフォメタルにアレンジしてカヴァーしており
しかもただカヴァーするだけに留まらず既存の有名メタル曲風にアレンジし、
それぞれの楽曲にモチーフとなったメタル曲の名が書かれているぞ!
やれSLAYERだのやれANGRAだのやれXだのといった名前が挙がっておりいやがおうにも
期待をそそられるわけだが演奏はオール打ち込み非常にチープである!
なんでだ!ブックレットにはミュージシャンの名が大勢書かれているのに
詐欺かコレは!?(爆)・・・と思ったがどうやらここに書かれている
ミュージシャンの名は上海アリス幻樂団のゲームかなんかに登場する
人物の名
らしい・・・知らんかったわ!!(爆)

イントロのピアノに続く2曲目はSLAYERの“ANGEL OF DEATH”をモチーフに
アレンジされた曲だがメロディーがクサメタル系なのでなんとなくDRAGONFORCEに
聴こえないことも無い(笑)。
しかし途中のドラム連打など原曲のフレーズが出てくると
思わず嬉しくなってしまうのは俺がパクりに寛大なメタラーだからか!?(爆)

4曲目はANGRAの“ANGELS AND DEMONS”をモチーフにした曲でソロ前が
あの変拍子バリバリのプログレパートとなっており懐かしさが
込み上げてくる
わい(笑)。その後は短いながら爆走するぞ!ラストも疾走だ!!

5曲目はあの、STRATOVARIUS最高だった頃の超名曲
“WILL THE SUN RISE?”
を基にした曲だ!!透明感あるシンセが印象的な
メロスピチューンでソロ前のピアノがクラシカルで良い!良いのだがあのバッハフレーズが
無い
のはどういう事だ!?(爆)“WILL THE SUN RISE?”といえば
アレ
だろうが!?んん!?

6曲目は上海アリス幻樂団の中でも最もクサいだろうと思われる(?)、“上海紅茶館”
カヴァーでモチーフとなった曲、バンドは知らないがスローなバラード風
アレンジされている。この曲こそ疾走メロスピにしてもらいたかったのう・・・!

7曲目はなんとあの神の曲、Xの“Silent Jealousy”をモチーフにした曲である!
だがイントロのピアノの前にストリングスがあったりフレーズが違ったり(当たり前)
なんかXっぽくないようにも感じたが疾走しはじめるくだりは確かに
サイレントジェラシー
である!「もう耐え切れない孤独のセレナーデ」とか
「テルミートゥルーどこに行けば苦しみを愛せる」といった単語が脳裏に
浮かぶわい!ソロ前は思わずあの英語の語りを自分で入れてしまうな(爆)。
その後はサイレントジェラシーを忠実に再現・・・!するもギターソロは無しか・・・!?
と思いきやワンフレーズ後に挿入されている!俺もかつて耳コピーしようとした
あの名ソロ!!そしてドラミングは打ち込みながらまさしくYOSHIKI!!たまらん!!
欲を言えばサビの部分をなぞったラスト間際のツインリードも欲しかった
まぁ仕方ない。Xを、サイレントジェラシーをオナニー覚えたてのサルのように聴きまくってた
あの日を少しばかり思い出せたのは良かったな(笑)。

8曲目はなんと聖飢魔IIの“EL-DORADO”がモチーフとなっている。この曲は
まだ未聴だが世間の評価も高いし近いうちに聴いてみんとな!途中のピアノ、
そしてストリングスシンセによるシンフォさが良い!

9曲目はなぜかSound Horizonの“エルの絵本【笛吹き男とパレード】”
元ネタである!メタルちゃうやろが!?(爆)まぁシンフォニックメタルと言えないことも無いが
少なくともこの曲はメタルではない。テンポが速くなっておりサンホラというより
FINNTROLLっぽく聴こえるのだがどうだろうか!?フルートはまんまサンホラだが。
フレーズもあのクッサイフルートをそのまんま拝借である(笑)。どうせやるなら
もろラプソな“聖戦と死神”や数少ない純然たるメロスピチューン
“書の魔獣”
とかをやってもらいたかった・・・!

12曲目はこれまたXの有名曲“WEEK END”をモチーフにした曲だ!YOSHIKIが
ロックンロールを書こうとする
生来のメロディー気質が出てしまい結果
哀愁を帯びたメロディアスなロックになってしまった名曲である(笑)。
思わず「手首を流れる血を〜」とか歌ってしまうなぁ・・・!やはりツインリード
そそるわい!またX聴きたくなるな(笑)。再結成にTOSHIも乗り気だとか
1億手にしたとか言われているがホントに再結成はあるのだろうか!?

13曲目は再びANGRAの2nd屈指のメロスピ曲“Z.I.T.O”を基にした疾走曲だ!
途中のシンフォニックなストリングスが荘厳で良い!2度目のシンフォパートでは
ブラストまで入りその後はシンセがキラキラいいまくりピアノもクラシカルな調べを
奏で爆走を続けるぞ!!間奏はリフ等まんまZ.I.T.Oだ(笑)。

オール打ち込みなのを覗けば良い出来だといえるが俺みたいなメタラーが聴いてると
ある種の違和感みたいなのを感じるかもしれん・・・そう、既存曲風味の味付けが
施されているわけだが間奏あたりでそれが露骨に顔を出し俺たちが激しく感動した
名フレーズが聴ける
わけだが最も悶絶できるパートに入る直前で
終わってしまい上海アリス幻樂団のフレーズになってしまう
所が
何とももどかしいわい・・・!だったら(メタルの)原曲聴けとか思われそうだが
これはメタル好きなら仕方ない事だと思う・・・!


まぁ強引にメタル曲と上海アリス曲を混ぜ合わせている感も無きにしも非ずだが
オール打ち込み、そしてよく言えばパロディー、悪く言えばパクりが気にならない
メタラーなら聴いてみても損は無いだろう。



オフィシャルサイトで見てみる



満足度 80% お気に入り曲 Is She U.N.Owen?、
View of Acheron Riverside、Necro-Fantasia〜
Gone Away to the Fairyland、Cry of the Immortal〜
Reach to the Moon







"HOMEWORK"




日本の打ち込みメタルミュージシャンのアルバム。


これまでのアルバムでは上海アリス幻樂団等の楽曲をメタルにアレンジ
打ち込みインストでカヴァーしていたのだが本作は全編オリジナルチューン
インストではないヴォーカルアルバムである!音楽的にはメタルスタイルを
踏襲した従来のカヴァーアルバムとは違い中心人物がメタル以前に影響を受けていた
ポップチューンの要素が全面に出ておりキャッチーなジャパニーズロック、
ヴィジュアル系
の雰囲気が感じられるな。Janne Da Arcに似た雰囲気があると
言えるかもしれん。

全曲ヴォーカル入りとなっており本職はシンガーなのかなかなかに
マイルド
な、ヴィジュアル系とジャパメタを足して2で割ったような
クリーンな歌唱を聴かせてくれるぞ。ヴォーカル以外はやはり打ち込みなのだが・・・!
ポップアルバムという触れ込みなのだが2曲目などヴィジュアル系の流れを汲む
哀愁クサハードロックも存在し日本人の琴線に触れるメロを聴かせてくれるぞ!
4曲目も哀愁ヴィジュアルハードだが別のシンガーが歌っておりヴォーカルが
かなり弱く稚拙に感じるのう・・・!サビはコーラスなんでまだ聴けるが。
7曲目はハモンドが登場し70年代ハードロック的雰囲気が感じられるのだが
メロディーラインなどどこか犬神サーカス団を思い出すのは俺だけだろうか!?
8曲目はうってかわってチャーチオルガン、チェンバロが登場し様式美的な
雰囲気
を演出しシャッフルリズムでクサいクラシカルメロを聴かせてくれるぞ!
MALICE MIZERと初期Janneを合わせたかのような曲調である!
ヴォーカルメロディーは歌謡曲ばりのクサさだ!
ギターソロ後は対位法的なツインVoの掛け合いが登場!クサい!
13曲目は本作の中でも特にクサメタル寄りの1曲で疾走しまくりではないが
メロスピ的なクサメロが聴けるぞ!


基本的にはあざといまでにポップなので硬派なメタラーには厳しいだろう・・・!
音楽に目覚めたのが初期カーカスやナパームデスだというようなハードコア野郎
とってはディスる対象かもしれんが、同じように音楽に目覚めたのが
ポップロックやヴィジュアル系だというメタラーも勿論多くいる!
そういったメタラー達にとっては非常に共感できるアルバムと言えるかもしれんな!
まぁ俺が音楽に目覚めたルーツは70年代ハードロックなんだが、
今は何でも聴く雑食派なんでクオリティーが高ければ問題なし!2曲目のような
哀愁クサV系は俺のツボだしな!とっくに聴き飽きた上海アリス幻樂団カヴァーではなく
オリジナル曲だというのもポイント高し!ただ難点は今回もやはり楽器がオール打ち込み
だという点だろうか・・・!



オフィシャルサイトで見てみる



満足度 83% お気に入り曲 Sleeper、Impulse、Succubus、
Miserable







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