しらゆりの会







"Roses"




インディーズゴシックシーンを代表するミュージシャン3人がコラボした企画アルバム。


六弦アリスの櫻井アンナ嬢とQueen of Wandの睦鬼嬢、そして
EtherのコンポーザーであるRyo氏の3人によるコラボレーション
アルバム
である!それぞれ本業を持ちつつもこうして集まり
企画され生み出された本作、三者共にクラシカルでゴシカルな
世界観を持っており
本作にもそういった色合いがあるがやはり
わざわざ別企画をやるだけに本業とはまた違った部分が顔を
覗かせており楽曲もゴシカルでクサいシンフォニックなHRあり
インダストリアル要素を持たせた退廃的な曲ありメルヘンな
少女マンガ
的雰囲気ありタンゴありと幅広い曲調で構成されているぞ!

1曲目はオルガンをバックにヴォーカルが浪々と歌い上げ
ストリングス系のシンセも登場しシンフォニックさを演出、
短いイントロの曲で続く2曲目はオーケストレーション
壮大に鳴り響きギターリフ、ベース、ドラム等バンドサウンド
登場し優雅な、中世の宮廷を連想させる音世界が構築され
ヴォーカルもツインで掛け合いを見せる!サビはテンポアップし
実にヨーロピアンじゃのう・・・!ギターソロもメロディアスだ。
3曲目も大仰なシンセオーケストレーションに導かれバンドサウンドで
疾走!ヴォーカルが入るとテンポダウンしギターリフが消える定番の
アレンジ(!?)
でサビはさらに疾走しクサいメロディーが聴けるぞ!
ベースラインも良くヴォーカルの声質の影響もあるが六弦アリスに
近い曲調
である。4曲目はどこかデジタルライクなリズムの上を
ストリングスが舞い加工されたヴォーカルが登場しインダストリアルな
マシーナリーさ
も演出される!かなり低音で歌っており表現力の
豊かさ
に唸らされるのう・・・!5曲目はうってかわってメルヘンな
世界観
となりこういう曲調を耳にすると個人的にお城系プログレ
思い出してしまうな(笑)。アコーディオンの音色も登場し異様に
ファンシーなオーラがプンプンで野郎には厳しい世界じゃのう(笑)。
ドラムの音が珍しいジャズ直系のブラシなのが面白いな。そして
中盤から後半で急に厳かなシンフォサウンドになりソプラノも聴け
ハッとさせられるがすぐに終わり再びメルヘンワールドに舞い戻るぞ!
6曲目はアコーディオンがタンゴ風の雰囲気を演出しスカのリズムで
展開、ヴォーカルはRyo氏による低音気味のV系スタイルで女性シンガー
2人も参加しトリプルVoの様相を醸し出す!特に後半歌謡曲クサさ
増強され中世の世界から昭和の世界へタイムスリップさせられる!(爆)
7曲目は大仰なオーケストレーションが聴けるもリズムは穏やかな
3連
でヴォーカルの掛け合いも聴き応えあるのう・・・!8曲目は
そのまま繋がりオーケストレーションが一気に緊迫感を演出、
実に劇的で大仰なシンフォニックチューンに仕上がっているぞ!
ヴォーカルは意図的に舌ったらずな歌唱を披露、そして途中から
雰囲気が一転しハープ、ストリングス穏やかさを放つ
ヒーリング系のサウンド
となるぞ。9曲目短い終曲でストリングス、
鐘の音が聴けツインVoが掛け合いこれまたメルヘンチックな
要素が登場しヴォーカルもそんな歌い方だ!



特に語りやSEがあるというわけではないがオペラというか
ミュージカルを思わせるシアトリカルな音世界が構築されており
幅広い曲調ながら芯が一貫しておりぶれる事が無いのは基本の
コンセプトがしっかりと出来ている
からだろうか・・・!
ヴォーカルは実に上手く特に低音域でディープに、ハスキーに
歌い上げるスキル
を身に付けた睦鬼嬢の成長振りに驚かされるのう!
質は高いが3人それぞれのユニットほどの濃さはまだ無く
無難さも感じられる
がこの企画が今後も続いていけばやがて
解消されよう!あとはオーケストラサウンドがもっと
リアルだったらなぁ・・・(笑)。





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満足度 83% お気に入り曲 Duel of Roses、華燭の剣、
春の夜の夢〜或る男爵の来訪







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