志方あきこ







"緑の森で眠ル鳥"




日本の民族ヒーリング系女性シンガーのインディーズ時代のミニアルバム。


有名ヴァイオリン奏者、葉加瀬太郎に認められメジャーに行き凄まじいまでの
音世界
を構築した女性シンガーがインディーズ時代にリリースした初の音源だ!
本作は4曲入りのミニアルバムで、音楽的には新譜である“RAKA”と同じく
多重録音による分厚いコーラスを盛り込んだ民族的な雰囲気を持つ
ヒーリングサウンド
でありそのクオリティーはこの時点ですでに
並外れたものがあるぞ!


ヴァイオリンなどの音は流石に打ち込みだがチープさは感じられず
その緻密に構築された音世界にすんなり入り込む事ができる。
キャッチーなメロディーもふんだんに盛り込まれ捨て曲は無い。
ヴォーカルは今と比べると高音が僅かに弱いが気になるほどではないな。


このあと同じくインディーズでフルアルバムを1枚リリースしただけで
メジャーに上がった
のだがそれも頷ける質の高さがあるぞ!
メジャー移籍はむしろ必然だったと言えるであろう!



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満足度 80% お気に入り曲 全部。特に“迷夢”







"廃墟と楽園"




日本の民族系ヒーリング女性シンガーのインディーズ時代のフルアルバム。


本作が彼女のインディーズ時代最初にして最後のフルアルバムで、
本作リリース後あの葉加瀬太郎に才能を見出されメジャーに進出する事になった。
そんな志方あきこの素質は既にプログレッシャーの間では評判だったようで
プログレ専門店で彼女のアルバムを見つけることが出来る。
もちろん本作・・・インディーズ時代のアルバムも含めてだ!

インディーズの自主制作にして既に演奏、作曲、オリジナリティー共に完成しており、
本作の出来も当然のように良い!重ねまくった多重録音クワイア、様々な声色を
使い分けシアトリカルな空気を演出するヴォーカル、ヒーリングミュージックで
ありながら劇的な展開、キャッチーながら叙情的なメロディーライン、時に
民族的なパーカッション、そして時にクラシカルな生ヴァイオリンが使われる
珠玉の楽曲群は非常に素晴らしく、シンフォ系プログレッシャーおよび
メタラーにも受け入れられそうな雰囲気プンプン
である!

また歌詞も古いイタリアの詩を引用している曲が数曲あり、インテリライクな
空気
を感じ取る事が出来るな・・・!使い捨てトイレットペーパーミュージックではない、
真に優れた本物の芸術音楽を志している様子が鮮明に伝わってくるぞ!
素晴らしい!!


オペラ的な雰囲気を放つ曲、民族的、民謡ライクな曲、親しみやすい
ポップでキャッチーな曲、ヒーリングど真ん中の静かな曲と多種多様な
楽曲
が楽しめる。ハズレは無くどれもクオリティーは高い!
志方あきこのアルバムはとりあえず本作と“RAKA”を押さえておけば間違いは無いだろう!






満足度 94% お気に入り曲 全部







"Navigatoria"




日本の民族系ヒーリング女性シンガーのメジャー1stアルバム。


インディーズでアルバムをわずか2枚リリースしただけでメジャーに
迎え入れられた
女性ミュージシャンだ!彼女の才能を見抜いたのは
有名ヴァイオリン奏者、葉加瀬太郎だというからそのポテンシャルの高さは
予測できよう・・・!所謂J-POP如きとは比較にならん芸術性を持っているぞ!

本作はそんな志方あきこのメジャーデビューアルバムで、バックの楽器が
全て生となり音に説得力が増しているぞ!そして音楽性だがインディー時代の
ような多重録音による分厚いクワイア、民族音楽のエッセンスが
詰まった崇高な雰囲気
減退し、どちらかといえば分かりやすい、大衆音楽の要素が
入ってしまっている・・・!これはあかんな!ここまで優れたミュージシャンに
並のポップスをやらせるとは一体レーベルは何考えてんだ!?と思ったら
どうやらレーベルはあの悪名高き使い捨てポップス量産レーベル、
エイベックスか!ケッ!!


だがそこは腐っても志方あきこ、レーベルの意向でポップス寄りにさせられようと
そのクオリティーは依然として高いものを持っている!
たしかに民族スタイルによる独特の雰囲気、威厳、大仰さ、崇高さ、そして
クワイアの使用頻度こそ減ったものの数曲に彼女本来の魅力が
詰め込まれている
ぞ!特に気に入ったのは4曲目“西風の贈り物”、5曲目“花帰葬”、
8曲目“Sorriso”、11曲目“Makeda 〜Queen of Sheba〜”だ!これらの曲が彼女の
本来の姿
だろう。まぁそれ以外の曲も当然悪くはないが・・・!
6曲目と10曲目は彼女にしては珍しいインダストリアル寄りの重苦しい曲だ。
ALI PROJECTもこういうアプローチの曲をよくやるが個人的にこういうスタイルを
彼女に求めてはいないな・・・!


まぁ彼女の事を知りたい人は次のアルバム“RAKA”かインディーズ時代の
アルバムを聴けばいいだろう。本作も決して駄盤ではない・・・むしろポップスとしては
良質
なのだが志方あきこの真の実力はこんなモノじゃないのだ!!



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満足度 78% お気に入り曲 西風の贈り物、花帰葬、Sorriso、
Makeda 〜Queen of Sheba〜







"RAKA"




日本の女性シンガーのメジャー2ndアルバム。


元々インディーズで活動していたがその有り余る素質をなんとあの有名ヴァイオリン奏者、
葉加瀬太郎に見出され
メジャーに移籍、本作がメジャーの2作目となるようだ。

その音楽性は民族的な雰囲気を持つヒーリングサウンドと言う事になるのだろう。
だがただのそこらに転がっているような安っぽい癒し系サウンドではない!
非常に優れた高度な音楽性、芸術性があるぞ!!

一聴してまず耳に入るのが重厚なクワイアだろう・・・!合唱隊が参加しているのではない!
全て彼女一人で声色を使い分けオーバーダブしているのだ!クワイアだけで
150トラックを使用しているだけに説得力のあるものに仕上がっており
その美しさ、神秘性に聴いていると心が洗われるかのようだ・・・!
クワイアのみならず普通のヴォーカルパートでもさまざまな声色を使い分け
曲に多くの味付けを施している!どこかシャーマン(アンドレマトスのバンドではない)風の
儀式的な雰囲気を持つスタイル、今にも壊れてしまいそうな儚い掠れ声、
ホーリーなソプラノ歌唱(オペラチックではない)等実際歌唱力自体もかなりのものが
あるだろうがそれ以上にエモーションが込められておりまさに曲のために
技巧を駆使している
といったところだろう!

ストリングスやパーカッション、その他民族楽器を駆使したバックの演奏、
フレーズ、アレンジ等かなりクオリティーが高く、付け焼刃で民族色を
導入したのではなく本格的な素養を感じさせる出来だ!
まだこの日本にここまでの才能を持つミュージシャンがいたとはな・・・!驚きとしか言えん!!

また歌詞のこだわりもハンパではなく、7曲目“祈り〜モンラム〜”では歌詞カードに
わけわからん民族言語が書かれておりその壁画みたいな字体
眩暈がしそうだ(爆)。さらに12曲目“謳う丘〜EXEC_HARVESTASYA/.〜”の歌詞は
オリジナル言語(!?)らしく7曲目以上にわけわからん記号
大量に書かれている!いったい彼女は何者なんだろうか・・・!?

曲のクオリティーも異常に高く捨て曲など皆無だ!全ての曲に意味があり
説得力に満ち溢れているぞ!
ヒーリングなどと言うと普通メタラーは
ただ静かで刺激の無い音楽だと敬遠しがちだが本作はアレンジ、コーラスワーク等
実に凝っており途中でダレたり眠くなったりする事は無い!普通に上物のシンフォニックメタルを
聴いている時のような興奮
が味わえるぞ!ヒーリングミュージックとしては
ある意味失格である(爆)。個人的には後半の、9曲目“うたかたの花”以降急に
クサメロが増強される
のがいいカンジだ(笑)。

11曲目は有名クラシック曲“AVE MARIA”のカヴァー。彼女の才能を認めた
葉加瀬太郎この曲でヴァイオリンをプレイしている!

そしてラストの上記した“謳う丘〜EXEC_HARVESTASYA/.〜”の完成度は
凄まじくもう言葉にならないくらいだ・・・!恐ろしいほど凝りまくった聖なるクワイア、
アバンギャルドささえ垣間見せる劇的の極みと言えそうな究極の曲展開、キャッチーさを
決して忘れない琴線に触れるメロディーライン文句のつけようが無い・・・!
クワイアが不協和音一歩手前まで複雑に絡み合いまくり次の瞬間光が
差し込むかのように
美しいメロディーが現れるパートはまるで
ピンクフロイドの原子心母のようだ・・・!
昔の、最高だった頃の
ヴァレンシアをさらに凄くしたかのような曲調
悶絶するしかない!!
この曲は神だ!神の曲だ!!
多重録音によりここまで進化した芸術音楽が生み出された事を
フレディ・マーキュリーも草葉の陰で喜んでいるに違いない(!?)。

ここまで芸術性を極めた音楽もそうは無いだろうが彼女と契約したのは
信じられない事にあのエイベックスなのだ!!使い捨てポップス
量産レーベル
だと思っていたのだが改心したのか!?Janne Da Arcといい
この志方あきこといい、派閥争いでも起きているんじゃなかろうか!?
そのうち内部分裂するかもな・・・!(爆)


探せばこういうミュージシャンがいるのだからメタル以外も
聴いたほうがいい(笑)。
久々に興奮して文章が長くなってしまったわい・・・!
同時期に出たANGRAやRHAPSODY・・・いやRHAPSODY OF FIREの
新譜買うくらいならこっちを・・・
というのは言いすぎだろうが、
個人的には正直そんな気分だ!



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満足度 95% お気に入り曲 全部。特に“晴れすぎた空の下で”、
“謳う丘〜EXEC_HARVESTASYA/.〜”







"Istoria〜Musa〜"




日本の民謡系天才コンポーザー、志方あきこによる企画アルバム。


本作は志方あきこの自主制作アルバムではあるが、彼女のアルバムであって
彼女一人のアルバムにあらず!外部のソングライターを多数招き
製作されたオムニバス的な側面を持った企画アルバムである!
ここに参加した外部ライターは主にゲームなどのサントラを手がける
コンポーザー
であり、中にはクサメタラーの間でも知られた
伝説のメロスピチューン“四魔貴族”などで知られる伊藤賢治
(通称イトケン)
も参加している!志方あきこに疾走メロスピを
求めてはいない
が彼女の声質、コーラスならばそういった曲を歌ったとしても
かなりの魅力を発揮できるだろう!一体どんな楽曲を
聴かせてくれるのであろうか!?

1曲目は志方あきこの曲でお馴染みの民族音楽調の壮麗なコーラス、
笛の音色が穏やかかつ美しい美旋律を奏でる壮大な楽曲だ。
メロディー、アレンジ共にやはり巣晴らしいのう・・・!
笛とヴァイオリンが絡み合う間奏も悶絶モノである!
2曲目は笛の音に始まりバグパイプも登場するインスト。
途中で曲調が変化し明るめの雰囲気になるぞ。
3曲目も志方あきこの楽曲でこの曲は穏やかなポップス的
雰囲気
に満ちたアレンジとなっているがやはりコーラスや
ヴァイオリンの調べは実に美しいぞ!サビメロもフックある
キャッチーな美旋律
を聴かせてくれる!サビ後の笛、それに続く
ヴァイオリンも良きメロディーを奏でているぞ。
4曲目はコーラス主体の曲でチェンバロがバッキングを奏でるが
クラシカルチューンではなくやはり民族的、民謡の流れを汲む
楽曲だ。ベースも目立っているな。5曲目は物静かな
イージーリスニング調のインストだ。音作りは美しいな。
最初は物静かだが途中からだんだんと壮大になっていき
ホーンやチャーチオルガンも飛び出すぞ!雰囲気重視の
アレンジがサントラ的だと言えるだろう。6曲目は
パーカッションに始まりなぜかジャジーな雰囲気
演出するもノーマルなジャズではなく根底にはどこか
ヨーロピアンな民族音楽フィーリングが込められたアレンジが
実に奇妙である!そういう点ではプログレ的とも言えそうか!?
マイク・パットンのFANTOMASを思い出すコミカルな効果音
入っている(笑)。7曲目はピアノインスト。8曲目はノイジーさすら感じさせる
シンセとピアノが現れその後はアコギ風の音と笛が登場し
前衛オーラを放つもその後はバグパイプみたいな音が
ジャジーな旋律を奏でるインストだ。9曲目はイトケンによる
楽曲
ピアノとホーリーなコーラスが聴ける穏やかなヒーリング曲。
メロスピではない(爆)。
志方あきこのコーラスはやはり美しいが
この曲もどちらかと言えば雰囲気重視だな。


志方あきこの楽曲は勿論素晴らしいのだがそれ以外・・・
インスト曲なんかはあくまでもサントラ的な、バックで
流すためだけのBGM・・・所謂エレベーターミュージック的な
雰囲気がありその点が不満だと言えるだろう・・・!
俺が普段サントラに手をつけない理由がコレである!
サントラ曲と言うのはその場その場の演出でしかない・・・!
映像があって物語があり、それを引き立てるための
存在
でしかないのだ!大半がインストのため志方あきこの書く
壮大で崇高な民族シンフォや彼女の壮麗極まるヴォーカル、
コーラス
を多く聴きたいというリスナーには不向きなアルバムだろうな・・・。
こういう企画アルバムよりもやはり俺は志方あきこ自身の
名義によるフルアルバムを求めるのう・・・!
新譜はまだかッ!まだなのかッ!!



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満足度 75% お気に入り曲 Kalliope、Erato







"うみねこのなく頃に"




日本の民謡系天才コンポーザー、志方あきこによるミニアルバム。


天才的な作曲能力とヴォーカルスキルを携えた日本が誇る
超絶シンフォニックヒーリングコンポーザー/シンガー、志方あきこ。
メジャー2ndフルアルバム“RAKA”はそのクオリティーの高さから
メタラーやプログレッシャーにもかなりアピールしたわけだが、
企画盤をはさみ久々にリリースされた本作は6曲入りのミニアルバム
日本のゲームかなんか?のテーマソングとなっているらしい・・・!

ダークな出だしで壮大なクワイアが登場するシンフォゴシック的な
イントロから凄まじい期待を煽り、それに続く2曲目は志方あきこ得意の
民謡っぽさとオペラティックさが同居したクワイアで始まり滅茶苦茶クサい
シンフォ民謡サウンド
となるぞ!途中からは初期VALENSIAが如き壮麗さを演出、
終始ドラマティックに、プログレッシヴに展開していく新たなる
キラーチューンの誕生
である!3曲目はゴシカルな雰囲気を増した出だしが
新鮮な曲だ。こういうアレンジは志方あきことしては初なんじゃなかろうか!?クラシカルなピアノに
加工されたヴォーカル、やはり美しいフィメールクワイアが聴けチェンバロ、
ソプラノVo
も登場し実にクラシカルだな!後半のピアノとクワイアの絡みも
滅茶苦茶クサい!声色を自在に使い分けシアトリカルな歌唱を見せる
ヴォーカルの表現力も半端ではないな!4曲目はこれまたダークな雰囲気があるが
クラシカルではなくインダストリアル的な打ち込み音が主体だ。サビは滅茶苦茶
キャッチー
でバックのシンセによるメロディーもいいな。ヴァイオリンソロも聴き所である!
ソロ後はワウをかませたギターがバッキングを弾くぞ。5曲目は生の弦楽隊
アンサンブルを見せるチェンバーミュージック的なインスト。優雅かつどこか
カオティックなダークさも持ったストリングスとギターの絡みが面白い。
6曲目は2曲目のアレンジ違いでアコギ、アコーディオン(バンドネオン?)による
インストにアレンジされている。どこかラウンジミュージック風と言えるかもな。
だが3分ほどでその流れは変わり次はストリングスによるアレンジとなり、
弦楽とアコギがカオティックコア張りの変態的プレイを披露する!
アンプラグド化したTHE DILLINGER ESCAPE PLANと言っても
いいのだろうか!?(爆)だがそのパートはすぐに終わり今度は再びバンドネオンとアコギ、
ウッドベースによる穏やかな雰囲気が演出される。そして最後は跳ねるような
ピチカート
が印象的なアレンジだ。the band apartあたりの
ファンに響きそうだと言えるかもな!?


同時期にリリースされたSOUND HORIZONの新譜も良かったが向こうがあくまで
HR/HM、プログレの範疇におけるシンフォニックサウンドなのに対し
こっちはロック、メタル要素が無いかわりに本物のオペラ、クラシックの
格調高さ、優雅さ
を持っているように感じたのだがどうだろうか!?
向こうも凄くよかったがこっちも負けてはいない!シンフォサウンドを愛する
クサメタラーならばともにマストの名盤と言えるだろう!これだ!これこそ
志方あきこの真骨頂!シンフォメタラーが青い涙を流し悶絶する超絶劇的
ヒーリングミュージック!マキシマムザホルモンのライヴ並みにアガり
心拍数ハイテンションとなる決して癒されない魂が燃え血が滾る
いい意味で間違ったヒーリングミュージック!(笑)

いやもうエクストリーム・イージーリスニングだ!
なんか間違っている気がしなくもないが知るか!(爆)



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満足度 94% お気に入り曲 全部。特に“うみねこのなく頃に”、
“金色の嘲笑 ~麗しの晩餐~”







"Harmonia"




日本の超ハイテンションシンフォニック民謡ヒーリング女性シンガーによるメジャー3rdアルバム。


執拗なまでに重ねまくった壮絶なオーヴァーダビングによる
重厚かつ神秘的極まりないクワイアが武器の、まさに民謡、
女性Voとなった日本のQUEEN
という表現が相応しそうな女性シンガーによる
企画盤なども挟みつつリリースされたメジャー3作目
アルバムである!メジャー1stでは本来のスタイルではないポップ方面
向いてしまい多くのファンを失望させたが2ndで本来の持ち味を存分に発揮し
メタラーからプログレッシャーまで質の高い音楽に飢えた貪欲なリスナーをも
魅了するほどとなった!そしてシングルや企画アルバムを経て久々に
届けられた3作目の本作だが、方向性としては本来の志方あきこの
スタイルである、重厚なクワイアや笛、ストリングス等を大々的に
取り入れたシンフォニック民謡ヒーリング音楽をプレイしている一方で
それ以外にも1stで見せたやけにポップな曲インダストリアルゴシック、
ラウドロック
的な音も出しており1stと2ndが混ぜ合わさったような
アルバムに仕上がったと言えよう・・・!

イントロにあたる1曲目からさっそく得意の祈祷的なクワイア
登場し民謡、民族音楽的な雰囲気が演出されそれに続く2曲目も
民謡クワイアが聴けるぞ!明るい曲調でヴァイオリン、胡弓
ような音も聴こえるな。途中アコギがエキゾチックな雰囲気を出し
その後の低音ヴォーカルもかなりエモーショナルで実力の高さ、
表現力の豊かさ
を見せ付けているな・・・!3曲目はストリングス、
笛とクワイアがどこか緊張感あるシリアスな雰囲気を演出するが
その後はエンヤ系の穏やかなヒーリングパートも顔を出すぞ。
クラシック色が濃いが笛の音が民謡らしさを残しているな。
絡み合う神秘的なクワイアはまさに我々が志方あきこに求める音
そのものである!ヴァイオリンのソロも聴き所だ!だが4曲目は
なぜかかなりポップなスタイルになってしまっておりセルアウト
多くのファンからディスられた志方あきこの黒歴史(爆)、メジャー1stの
“Navigatoria”に近いスタイルになっちまっているのう・・・!
あのアルバムはHELLOWEENの“CHAMELEON”みたいなモンだったな!(笑)
まぁそれでもヴァイオリンは出てくるしこの個性的なヴォーカルが歌うと
ただのポップスでもどこか崇高さが出てくるのだが・・・!5曲目は
イントロでギターソロも聴けるこれまたなぜか志方あきこの音楽性とは
かけ離れたインダストリアルなモダンへヴィネスチューンだ!(爆)
勿論俺はメタラーなんでこういう音も好きだが志方あきこには一切
求めてない
なぁ・・・!だがこの曲は短い繋ぎですぐに次の6曲目に
移るが今度はトランス系のシンセが目立ったインダストリアル系の
ダークな楽曲だ。サビはキャッチーなメロディーが聴けるが・・・
う〜んどうなんだろうこの方向性は・・・!?途中ラップ的な声
聴こえこれはかなり厳しいのう・・・!途中ヴァイオリンが登場する
パートもあるしその後のギターソロはメタラー的には美味しい
なんかメロハーバンドが急にブルデスやったような違和感が付き纏うなぁ・・・!
7曲目はフィメールクワイアで幕を開け神秘的な雰囲気が充満する
ヒーリング系の曲でようやく自分を取り戻すぞ(笑)。サビ(?)では
盛り上がりを見せ音は違えどHR/HM系のバラードのような構成となっている。
後半のクワイアパートはゴシカルなシンフォニックメタルのような
雰囲気だな!8曲目はシングル曲の別ヴァージョンでやはりクオリティーは
異様に高く本作の聴き所となっている。後半バンドサウンドも登場し
インダストリアルメタル風味も出てくるのは賛否分かれそうじゃのう・・・!
ギターソロも入っているぞ。9曲目はヒーリング系のソプラノが聴ける
短い小曲。10曲目はアコギというかマンドリンというかそんな音で始まる
重ね録りヴォーカルが美しいヴァイオリンも聴ける穏やかな曲。やはり
志方あきこにはモダンへヴィネスよりもこういう音のほうが合うわい!
11曲目は穏やかさが前面に押し出された曲でポップな質感もあるが
あざとさは無く志方あきこらしさが出ているためこれくらいなら
セルアウトとは呼ばれないかも知れんな。12曲目はヒーリング色濃い
祈祷的な雰囲気を持ったアンビエント風のイントロで始まりその後は
キャッチーさが出るぞ。ノイジーなギターも聴けアコギにヴァイオリンソロも
登場する。13曲目も民謡的な雰囲気を持っておりクワイア、アコギも聴け
どちらかといえば明るめの曲調の短い曲である。14曲目はあの超名曲
“謳う丘”
のアレンジ違いで荘厳なクワイアも聴けるがメロディーなど
ほぼ別物となっておりもう名前だけ同じで完全に違う曲だな・・・。
Dir en greyも最近のシングルでこんな試みするのう(笑)。部分部分で
共通するパート、展開がありやはり荘厳で重厚だが初めて“RAKA”で
聴いた時のような衝撃は無くなっているのう・・・。まぁそれでも本作の中では
最も凄まじい出来なのだが・・・!15曲目は笛とピアノが郷愁を
感じさせる
ヒーリングバラード。途中から盛り上がりを見せてくれるな。
16曲目も笛が聴けるイントロで始まりその後は穏やかな民謡曲となる。
ヴァイオリンとクワイアが良いな。17曲目も民謡、民族音楽スタイルの曲だ。


従来どおりの崇高な民謡チューンは健在だが数曲で志方あきこには
求めていない方向性に向かっていってしまい1stと2nd両方のスタイルを混ぜ、
結果として散漫になってしまった印象があるな・・・!インダストリアル系の
メタル要素も取り入れられ俺はメタラーなんでそういう音も好きだが志方あきこには
そういう要素は求めていないからなぁ・・・!いくら辛いモノが好き
だからといってもケーキに唐辛子はかけないだろう!(爆)
また収録曲がかなり多いのも聴き手の集中力を削いでしまうかもしれん・・・。
民謡曲も“RAKA”ほどのインパクトは無くあのアルバムのアウトトラック
ように感じられる小粒さがあるのは否めんなぁ・・・!未だにエイベックス所属
ようだしレーベルの意向で質が下がるなら鞍替えも持さない覚悟
見せて頂きたいモノである!我々にとって志方あきことはチャートで
一位を取るより重要
なんだッ!!




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満足度 81% お気に入り曲 遥かなる旅路、軌跡、レプリカーレ、
うみねこのなく頃に〜煉獄〜、謳う丘〜Salavec rhaplanca.〜







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