SHADOW






"SHADOW"




日本のメロディックデスメタルバンドの1stアルバム。


BLOOD STAIN CHILDやSERPENT等が気を吐く
国産メロデスシーン
においてこれらのバンドより少し早く頭角を現したバンドだ!
彼らの奏でる音は初期アークエネミーやインフレイムス等の流れを汲むギターが叙情的な
フレーズを奏でる慟哭のメロデス
で、先人の影響色濃く独自性こそ
感じられない
もののここで聴ける日本人特有の
クサい泣きのギター
は我々の琴線に触れるものだろう。
先に海外でデビューし逆輸入という形で日本に戻ってきたのも
納得のクオリティーがあるぞ!演奏、音質共に問題は無い。

デス声を聴かせるヴォーカルが女だというのも大きな特徴だろう。アークエネミーが
4作目で女性ヴォーカルを加入し我々を驚かせたが彼らはそれと同時期に
女性ヴォーカルが歌うメロデスをクリエイトしていた
と言える。
やはりこれもアークエネミーと同じで言われなきゃ女性と気付かぬ
凶暴なデス声だ!


曲の出来も良くどの曲も叙情的なギターが聴けるがその分これといった強烈なキラーも
無い
様に感じたな。良くも悪くも無難な出来だといえる。


クオリティーは高いので慟哭のメロデスが好きな人におすすめ。



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満足度 79% お気に入り曲 The Arrival At The Last Quarter







"Forever Chaos"




日本のメロディックデスメタルバンドの2ndアルバム。


フィンランドのSPIKEFARMと契約し逆輸入される形で日本に登場した
国産メロデスバンドで本作は何と7年振りのアルバムである!
てっきり1枚だけ出して消滅したと思っていたんだがどうやら
地下に潜り生き永らえていたようだな・・・!

音楽的にはデスメタル、ブルデス直系の疾走感、攻撃性に
メロディックデスの叙情リフを部分的に放ちそしてギターソロは
CHILDREN OF BODOM登場以降見られるようになったフラッシーな
速弾きスタイル
でデスメタルそれぞれの持つ美味しい部分を
凝縮
したようなスタイルを持っているな。ヴォーカルは女性だが
女とはとても思えぬ極悪低音ガテラルで素晴らしい!ARCH ENEMYに
アンジェラ・ゴソウが加入
女デスシンガーと話題になったが
SHADOWも同時期に登場したと言うのは知る人ぞ知る事実だ。

1曲目からさっそくギターがピロピロと鳴り響くあまり
デスメタルっぽくない派手でドラマティックなイントロ
幕を開けるがその後は邪悪なトレモロリフが登場しヴォーカルも
低音のガテラルでゲロゲロと咆哮する!やはり女とは思えぬ
凶悪なデスヴォイスである!初期の慟哭系北欧メロデス
シンセは無いがCHILDREN OF BODOM以降のファストなメロデス要素
一体化した印象があるな。音質はかなり悪いが・・・!2曲目はスローな
イントロで始まるもその後爆走しデスメタルらしいアグレッションを
撒き散らす!ギターもピロピロいうぞ!3曲目も爆走しギターも全面的に
フィーチャーされておりシンセがない分頑張っているぞ。
途中うがいをしているかのような声も聴こえ面白い(笑)。
そういやちょい前に結成と同時に解散した、うがいの音だけ
ヘルス(健康)グラインド
“有害(ugai)”なんての
いたよなぁ・・・!(爆)4曲目も昔のデスメタルバンドを思わせるトレモロ
爆走するもテンポダウンするパートも多い。ギターが弾きまくり疾走する
パートも熱いぞ!5曲目もオールドスクールなリフ、疾走感
今風の弾き倒すギターがカッコいい曲だ!テンポダウンするパートも
ビートダウンでは無くあくまで90年代デスメタル風なのが
今聴くと逆に新鮮だな。6曲目は勇壮なツインリードで幕を開け
ミドル〜アップテンポで展開する昔のIN FLAMESっぽさを
放つキャッチーな要素のある曲。途中ギターがクリーンになり叙情性を
放つ
パートも聴き所だ。7曲目はメロデス然としたドラマティックな
イントロ
で幕を開け絶叫と共に疾走し焦燥感あるリフ
ブラスト、ピロピロ弾きまくるギターが登場する!
8曲目も初期メロデスライクなリフ、リードフレーズが聴けるアップテンポ曲。
後期CARCASSを思わせる曲調だな。9曲目も昔の
メロデス要素が濃い
リフが聴ける爆走チューンである!At The Gates、
THE HAUNTEDのアンダースがゲスト参加
したギターソロもカッコよくヴォーカルも
中〜高音域の咆哮だ!10曲目はいかにも打ち込みっぽいピアノ
幕を開け劇的ピロピロギターが登場!ミドル〜アップテンポでギターフレーズは
初期メロデス系の叙情メロディーを聴かせてくれる。そして途中から疾走するぞ!
やや唐突な変化を見せる展開はMEGADETHに通じるものがあるな。日本盤ボーナスの
11、12曲目はカヴァーでそれぞれDIOの“Stand Up And Shout”、BITCHの
“Damnation Alley”
をプレイしている。後者はBITCHの女性シンガー自らが
参加
しておりクリーンVoでパンチの効いた声を披露しているがバックの演奏が
デスメタル
なのでその違和感が凄まじいな(笑)。コーラスはデス声だ(爆)。


最近の北欧メロデスはもっぱらCHILDREN OF BODOMタイプのバンドが多く
慟哭リフはアメリカのメタルコアにお株を奪われた感があるが
彼等SHADOWは黎明期のメロディックデスを髣髴とさせるリフづくりが
主体となっておりいかにもオールドスクールなデスメタル然とした
パートが多く古きよきデスメタルを知る者には懐かしく、最近
メタルコア辺りでこの手のバンドを知った若者には新鮮な気持ち
楽しめるだろう!音質は悪いのだがそれもいい意味で古臭さを
感じさせて良い
かもな!?もちろん今風の速弾きギターソロ
かなり登場するのでただ後ろ向きなだけではない、現在と過去の
いい部分を融合
させた感があり総じてクオリティーは高い!
捨て曲も無くメロデス、メタルコア好きからブルデスファンにまで
対応可能な懐の広さがあるといえよう!



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満足度 87% お気に入り曲 全部







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