SIOUXSIE AND THE BANSHEES







"The Scream"




ロンドン出身のニューウェイヴバンドの1stアルバム。


BAUHAUSTHE SISTERS OF MERCY、THE CURE辺りの流れを汲む
ニューウェイヴ系のバンドとして70年代後半に登場した
キャリアの古いバンドでSiouxsie Siouxと名乗る女性シンガーを
要しており、またかつてあのSEX PISTOLSの追っかけを
していた
というのはあまりにも有名な逸話である・・・!
ちなみに最初期メンバーにはあのシド・ヴィシャス
ドラマーとして名を連ねていたというのもまた有名な話だ。
そんな彼ら(彼女ら?)の音楽性はパンク・・・というよりは
それ以降に台頭してきたニューウェイヴ系の括りに入れられて
語られる事が多いものの思った以上にダークな雰囲気は無い。
まぁもちろんどこか妖しい雰囲気を持った暗めの曲もある事はあるが
それ以上にキャッチーさがあり、その他のニューウェイヴ、ポジパン、
ゴシックロック勢にありがちなただ暗いだけの雰囲気モノ的な
要素よりも普遍的な曲の良さを追求している感じがするな。
ハスキーさ、パワフルさを持ちつつもやはりどこか親しみやすい
女性ヴォーカル
がその持ち味を高めているのやも知れぬ・・・!

また本作の邦題は“香港庭園”などと付けられており
日本盤に追加収録されたタイトルチューンの1曲目はのっけからいきなりもろ中華な
フレーズ
が登場!とは言ってもDRAGONFORCEのピロピロいいまくる
ソロや上海アリス幻樂団、Karma-Shenjingみたいなクサメロ系ではなく
どこかライトで明るいチャイニーズポップス風(?)の雰囲気があるな。
所謂ポジパン系のダークさはこの曲にはまったく存在しない。
2曲目はちょいとダークさの出たノリの良いアップテンポ曲。
意外と緊迫感のある曲調に乗る荒々しいギターが良い感じだな。
5曲目はビートルズのカヴァーで妖しい雰囲気を振りまきつつも妙にキャッチー
アップテンポ曲である。6曲目はヴォーカルメロディーとバックの
コード進行がこれまたキャッチーなアップテンポ曲だ!
7曲目はただただ妖しくダークでそれでいてしゃくり上げる独特の
ヴォーカル
がかなり面白い曲である。


彼らの大きな持ち味としてよくあるポジパン系のバッキングが
のちの日本の初期V系に影響を与えたクリーントーンの
アルペジオ
なのに対し、彼らのそれはハードロックではないが
意外と勢いあるリフが多く、またメロディー自体も
この手のバンドとしては異例なまでにキャッチーで雰囲気重視で
ただただ暗いヴォーカルを垂れ流しているポジパン系よりも
好感が持てたのは確かである!BAUHAUSや
THE SISTERS OF MERCYとかもこれまで聴いてきたが
そういった点で俺はSIOUXSIE AND THE BANSHEESのほうが気に入った!
まぁ他にももっと高品質のバンドもいるだろうが初心者に一番優しいのは
彼らだろうな!まぁポジパンの王道であるダークさはあまり無いので
そういった要素を求めるならば不向きかもしれんがな・・・!



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満足度 79% お気に入り曲 Jigsaw Feeling、
Helter Skelter、Mirage







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