re-in.Carnation







"Occhi plurali"




日本のシンフォニックプログレバンドの自主制作アルバム。


かつてmp3レビューの項目でも紹介したバンドで
Sound Horizonに在籍するあの怪しい語りで有名なシンガーJimang自身のバンドにも
参加しているキーボーディスト率いるプログレバンドである!
音楽的にはただのテクニカルプログレではなくSound Horizon同様ファンタジックな
要素や民謡的な雰囲気
を大々的に取り入れておりクラシカルでシンフォニックな
アレンジ
も多く施された古き良きお城系プログレの系譜に位置するバンドだといえよう!

クワイア的なコーラスメロスピ調の疾走をかましチャーチオルガンによる
クラシカルな旋律、テクニカルなソロが炸裂しまくるシンフォプログレの1、
EL&Pを思い出す勢いあるシンセに始まりこれまたクラシカルな旋律を
振りまき中盤から後半のプログレ的シンフォさに眩暈を覚える
クサメロプログレの3、ガットギターとフルート音が民謡的な叙情性を演出する4、
これまた民謡的な雰囲気を出すと途中不穏なプログレへと変貌する5など
非常にテクニカルなプログレッシヴロックではあるがよくありがちな
技巧が優先されて曲自体がないがしろになってしまっているそこいらの
テクニカルロック勢と違いあくまでもメロディー重視・・・日本人の琴線に
触れまくるクラシカルなクサメロがそこかしこに息づいており
クサメタラーもガッツポーズが出る事請け合いのクオリティーとなっている!


国産お城系プログレの様式を現代に受け継ぐ非常に質の高い
バンド
ではあるが惜しむべくは今現在通販を締め切って
しまっている
ことか・・・!何て勿体無い!それともこれは
本格的フルアルバム製作への布石なのか!?
ちなみに以前は視聴音源がNEXTMUSICで聴けたのだが
最近多くが削除されたらしい・・・?まだ聴けるのもあるか!?



オフィシャルで見てみる



満足度 85% お気に入り曲 Catalepsy、「砕華」、
アスムンドとアシュエイト







"月のキヲク 〜lunatication〜"




日本のシンフォニックプログレバンドのメジャーデビューアルバム。


とうに滅んだと思われていた日本特有のファンタジックプログレ
指し示す単語、お城系・・・!80年代に登場したノヴェラを筆頭に
ジェラルド、アウターリミッツ、テルズ・シンフォニア、
シンデレラサーチ
等など多くのバンドがコテコテでクッサい世界観を持った
シンフォニックプログレを提示、世界観を表すためかメイクを施すバンドも多く
それはのちのヴィジュアル系へと受け継がれているというのは知る人ぞ知る
物語・・・!
だが商業主義がシーンに芽生え複雑でテクニカル、難解なプログレは
隅へと追いやられいつしかジャップスプログレはメジャーシーンから
完全に姿を消してしまう・・・!だが・・・!だがプログレは死んでは
いなかった!!
ここに紹介する、見事メジャーデビューを勝ち取った
彼らre-in.Carnationも国産お城系ファンタジックプログレの様式を
現在に受け継ぐ高品質のシンフォプログレバンドである!

だが問題は1つ残っており、どうも志方あきこ、霜月はるかのメジャー1stといい、
去年デビューしたLove solfegeといい、どうもここら辺界隈から
メジャーに行ったバンドはセルアウトしがちだという問題がある・・・!
まぁ前者2組は2ndで己の持ち味を取り戻す事に成功したが、後者はまだ
メジャーからは1枚しか出していないとはいえかなり酷いセルアウト振り
見せてしまったためにre-in.Carnationのメジャー行きも不安が大きいわい・・・!
せめてマーキー・アヴァロンベル・アンティーク、昔のキングレコード
あたりからのデビューだったらセルアウトの心配は無さそうだし、もういっその事
サウンドホリックからでもいいんじゃないか!?(爆)まぁ何はともあれ
コテコテのプログレバンドなのにメジャー行きに成功した彼ら。
果たしてセルアウトしてしまうのか!?それとも・・・!?

イントロにあたる1曲目から壮大なストリングス、クワイア流麗な
旋律
を奏で聴き手の期待を煽り、それに続く2曲目はシンセ、ギター、オーケストラが
壮大に盛り上がり
その後なぜかメロパワ的な疾走を開始!クラシカルな
メロディーと共に気だるい女性ヴォーカルが登場し緊張感のある
プログレッシヴメタルサウンド
となる!ヴォーカルメロディーも良くサビは飛翔感の
あるメロスピ
となりその後はチャーチオルガン、ストリングスクラシカルで
荘厳な雰囲気
を演出!そしてラプソばりの大仰なメタルサウンドと
オーケストラ
がプログレッシヴに入り乱れ再び爆走!のっけから凄まじい
キラーチューン
だぞ!しかも最後にはブラストまで飛び出す!!強烈だ!!
ギターソロも超テクニカルだ!!シンフォメタラー、プログレッシャーは
間違いなく悶絶するであろう!だが3曲目はうってかわってマイルドになった
メロディアスなバラード風だ。ストリングスが盛り上げるメロディーが美しいな。
4曲目は笛の音とストリングスが哀しくも美しい美旋律を奏で
再びまったりとした気だるい雰囲気を持つバラード曲である。だが
ギターとストリングスが絡む間奏はたしかにプログレの流れを汲む音だ。
5曲目はマシーナリーな打ち込みリズムに始まるインダストリアル
アレンジが施された曲でへヴィかつノイジーなリフ、加工されたヴォーカルが
いかにもな雰囲気を放つがもちろんストリングスも使われておりサビは
男女ツインヴォーカル風になりキャッチーなメロディーを歌うぞ!
どこかEVANESCENCEに通じるものがあるな。6曲目はへヴィなリフの
ストリングスが絡むWITHIN TEMPTATIONに近い曲だ。やはりメロディーが良く
シンセの音色、フレージングはたしかにプログレだな。7曲目は穏やかな
イントロ
で始まるまたしてもバラード寄りのアレンジが施された曲。
だが途中クワイアが入りプログレ風になるが全体的にはやはり穏やか
まったりバラード
だ。8曲目はトランス的なリズム、シンセが使われた曲。
ギターリフはメタルだがこんなアレンジ彼らには求めていない!
9曲目も再び登場まったりポップバラードだが途中ピアノが入りギター、
ハモンドがソロをとり
プログレの香りを感じさせてくれるぞ!ギターも
タッピングを披露しメタラーを熱くさせる!その後のメロディー、
アレンジも良くクラシカルプログレ色濃いバラードでここまで聴いて
ダレを覚えた2曲目みたいな曲を求めているメタラー、プログレッシャーも
多少は胸を撫で下ろすであろう・・・!10曲目はストリングスと
メタリックなギターリフがイントロで登場するもやはりスロー曲だ。
今度はロックバラードである。ホントバラードばっかだな(爆)。
だが途中テンポが上がり加工されたヴォーカルと共に疾走!
11曲目はまたしてもスローチューンで10曲目同様ダークな雰囲気があるが
こっちのほうが退廃したダークさがあるな。そしてこれも途中展開していき
ヴァイオリンソロが美メロを奏で緊張感あるプログレッシヴなパートになる!
スペイシーなシンセ、ギターと共に疾走!このパートはいいのだがどうも
ヴォーカルパートはバラードでインストパートのみプログレという曲が
連続しているなぁ・・・!全部テクニカルなプログレアレンジで聴きたいのう!
ラストは子供(?)コーラスも入りDir en greyの“AIN'T AFRAID TO DIE”を思い出すな。


イントロに続く2曲目が凄まじいまでの様式美シンフォニックプログレッシヴ
スピードメタル
だったため彼らはセルアウトとは無縁だ!本作はもしかして
プログレ、メタルシーンにその名を刻む超名盤となるのか!?ともの凄く
テンションが上がった
がその後バラードがやけに続き尻すぼみ的に
テンションが下がってしまったではないか・・・!やはり彼らもセルアウトの
毒牙にかかってしまった
というのか!?FUCK!なんてこったい!!
まぁそれでもメロディーは良いからまだ楽しめるがもっとコテコテの
テクニカルシンフォプログレ
が聴きたかったわい!バラード曲個々の
出来は水準以上なのだがそのバラード曲が延々と続くため聴いててダレを覚えるのだ!
それとやはり2曲目のインパクトがあまりにも強すぎるため多くのリスナーは
ああいう曲を求めてしまうものだと思う・・・!2曲目みたいな曲が
大半を占めていれば間違いなく凄まじい名盤に化けただろうな!
Love solfege同様セルアウトしてしまった・・・いや、セルアウトさせられて
しまった
というのか!NO!!レーベルはどこだ!?ベルウッド!?
あぁ、サンホラをメジャーに持っていったレーベルだな。まったくここといい
Love solfegeをセルアウトさせたティームエンタテインメントといい、この界隈の
メジャーレーベルはホント、優れたミュージシャンの持ち味を殺し大衆向けに
成り下げてしまう
よなぁ・・・!一体どうなってやがんでい畜生!!(爆)
こうなってくるとイントロ後の2曲目がアルバムで唯一浮きまくっている
超キラーシンフォメタル
なのもメタラーが店頭で視聴し興奮しまくって
CDレジに持っていく
ことを計算したつくりなのやも知れぬ・・・!
もうセルアウトどころか詐欺じゃねぇか!!(爆)
オイコラレーベル!こんなセコイ事してre-in.Carnationの名を
落とさんでくれい!(笑)




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満足度 75% お気に入り曲 prologo、例えるのなら、美しく残酷な華







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