Revo






"リヴァイアサン 終末を告げし獣"




一部で和製RHAPSODYと崇められている(?)シンフォプロジェクト、サウンドホライズンを率いる
日本人マルチプレイヤーの企画盤。


インディーズ時代にリリースされたコンセプトアルバム“Chronicle 2nd”でRHAPSODYの
影響色濃い超大仰エピックチューン
を聴かせ運良く
彼の元までたどり着く事に成功したクサメタラーを激しく驚かせた

マルチプレイヤー、Revoの個人名義のアルバムだ。しかしソロというわけではない。企画盤である。
アルバムと同タイトルの漫画をモチーフに作られており、彼が依頼されて
作った・・・つまりサントラと言うか、イメージアルバムである。ちなみにその漫画は知らん。

彼がメジャーデビューしてからこれが2作目となる。本作は個人名義であり、本バンドで聴ける空気を
持ちつつも毛色の違う雰囲気を持ったアルバムに仕上がった。
ヴォーカルは数人のゲストが歌っており、有名な人もいるようだが
メタル畑の人間ではないので俺は知らない。

バンドのシンガーAramaryも2曲で参加している。

そんなアルバムの出来はと言うと、ぶっちゃけいまいちだ・・・!勿論いい曲もある。
所々でグッと来るフレーズも顔を出す・・・しかしいまいちだ・・・!彼の真の実力は
こんなものではないと知っているだけになおさら納得できん。サウンドホライズンには
確実にあってこのアルバムに無いもの・・・

そう、メロディーにフックがないのだ!

これが出た一ヶ月後に神盤"Elysion〜楽園幻想物語組曲〜"がリリースされるため、やっつけで
仕事したんじゃないかって思ってしまう・・・!今作を聴いたのはエリュシオンを
聴いたあとだったため余計ピンと来なかったのかもな。


しかしフィントロール的なアコーディオンがフィーチャーされた5、
前半デジタル風だが後半熱いメタルになる6、
生ストリングスをフィーチャーしたシンフォニックな大作の10はいいぞ!
ちなみに演奏は全てスタジオミュージシャンがプレイしており、安心して聴ける。


彼らのファンでひととおりの音源を聴き終え、他にないかなぁ〜と思ってる人なら聴いてみても良いかも。
どうでもいいが、所々で聴けるナレーションに妙にクリストファー・リーっぽい
のがあって
爆笑してしまう・・・!やっぱラプソの新譜
聴いたのだろうか・・・!?




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満足度 67% お気に入り曲 召喚という儀式、死刑執行、The Beast of the Endness







"Poca felicita"




日本のプログレユニット、サウンドホライズンを率いるマルチプレイヤーの企画盤第2段。


これまたバンド名義ではなくRevoの個人名義による企画盤だ。本作も前作“リヴァイアサン”と同じく
日本の漫画“GUNSLINGER GIRL”をモチーフにつくられた
イメージアルバムだ。勿論この漫画も俺は知らん。

それにしても彼はアルバムをリリースするペースがかなり速く、2005年中3枚も
リリース
している!普通のバンドと違ってライヴをほとんどやらないから
その分作曲に専念できるのだろうな・・・。ネタ切れが心配だがまぁ、彼はかなり芸風が広いので大丈夫だろう。

前作はどうもメロディーにフックが無く不完全燃焼だと個人的に感じていたのだが本作はそれを踏まえたのか
ありがたい事に彼らしいフックに満ちたいいメロディー・・・つまりクサいメロディーが
そこかしこで聴ける
アルバムに仕上がったと言える!オフィシャルサイトで
試聴音源が聴ける
のだがそれ聴いてかなり期待が膨らんだぞ!

1曲目からいきなりナイトウィッシュばりのシンフォニックメタルが聴ける!
疾走するメタルサウンド生ヴァイオリンが劇的なメロディーをかぶせ
メゾソプラノといった感のオペラティックな女性ヴォーカルが美しいメロディーを歌いあげ、
中盤でサンプリングというか打ち込みっぽいが男クワイアが聴ける!
この曲とラスト曲のみ歌詞はイタリア語。どうやら舞台はイタリアらしい。思わず70年代の
イタリアンプログレを思い出しちまった・・・!
サビのあとのアコギと鐘の音が
またたまらん!この曲はアルバム中1のキラーだろう。名曲だ!

そして2曲目は弦楽器によるインスト。暗く悲しいメロディーが胸に突き刺さる。
泣けるわぁ・・・!と、最初の2曲でつかみはOKなのだが問題はこの後。3、4曲目は
歌メロはいいのだがアレンジがなんというか・・・穏やかで明るい
感じのポップス
と呼べるもので個人的にはいまいちだ・・・!
5曲目も途中エピックっぽいメロが出てきたりソロでメタリックな
ギターが出てくる
も前半はポップなバラードといった曲調で
集中力が途切れてしまう・・・!これはあかんな!エリュシオンにも
ポップさはあったがあっちはその中に独特の緊張感、狂気を感じ取る事が出来、
満足できたのだがこっちはただの商業ポップスに成り下がってしまっている・・・!

7から少し良くなる。キラークイーンっぽい曲調でニヤリとさせてくれる。8はイントロから
劇泣きストリングスが琴線を刺激し、儚い歌メロが
俺の涙腺を破壊する
も途中やはりだれてしまう・・・。
そのパートを抜けるとメロスピになる!(笑)キラキラいうシンセをバックに
クサいメロディーが繰り返される!
最初からやれや!(笑)
イントロのあといきなり疾走と、サイレントジェラシーっぽい構成にしてくれれば
キラーチューンになりえたのになぁ・・・残念。

9はスパニッシュ風の曲。メロディーがやはり美しく、そのメロが繰り返されるため悶絶できる。
ヴォーカルは下手だがこのメロディーのよさで気にならないレベル。
10はピアノソロ。泣きのメロディーが聴けて良い。そして11がもはや彼のアルバムではお約束となった
感のあるシンフォニックかつオペラティックな大仰チューン。
これは悶絶モノの名曲だ!泣けるぜ!

今回曲構成はかなりプログレよりといえるものに仕上がっている。複雑な変拍子はないが、
1曲中で同じメロディーが流れない・・・つまりヴァース、ブリッジ、サビとかいった
ポップス、ロックの基本と言える構成ではないと言う事だ(ただ、1曲目のフレーズはメインテーマらしく
そこかしこで聴ける)。しかしそれがいいほうに向かっているとは
言えない
ってのが俺の感想だな。8曲目が良い例だろう・・・。
殆どの曲の部分部分でガッツポーズ出来るがその部分が短く、これでは俺の
クサメタル脳が持たない(笑)。

そんなわけで前回の企画盤よりは明らかに良くなったもののやはり本職程ではないアルバムだ・・・。
まぁ前述した試聴音源のメドレーで一番美味しいパートが聴けたため、また彼はエリュシオンという
名盤を生んでいるだけに過剰に期待していた部分ももちろんあるだろうが、それでも3、4曲目はダレると思う。


彼にはこういう企画盤はやめて本職に専念して欲しいというのが正直な意見だ。
彼の企画盤がいまいちなのはやはり決められた題材があって
それに沿わなければならないため
だろう。イメージアルバムとしては正しいのかもしれんが
俺は純粋に彼の書く楽曲が聴きたいだけの人間。やはり彼の持ち味が100%発揮できる
サウンドホライズンがいい!マリスミゼルの再来、エリュシオンの感動・・・
そしてラプソフォロワーの最高峰、聖戦と死神を再び味わいたいぜ!




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満足度 78% お気に入り曲 La ragazza col fucile、Io mi chiamo...、La ragazza col fucile a Poca felicita







"霧の向こうに繋がる世界"




マリスミゼルの再来、サウンドホライズンを率いる天才ミュージシャンが
癒し系劇クサ民謡プロジェクトの女性シンガーとコラボしたマキシシングル。


本作はサウンドホライズン略してサンホラの中心人物Revoとインディーズ時代に
サンホラのアルバムにゲストで参加したことのあるMAPLE LEAF
女性シンガー霜月はるかとコラボってつくられた3曲入りのシングルだ。
そんなわけで本来はここでレビューするべきじゃないのかもしれんが
いちいち分けるのは面倒なのでここでいいや(笑)。いい加減でスマン!

Revoはシンフォメタル、プログレスタイル、霜月はるかはヒーリング
民謡スタイル
を特徴としたプロジェクトでそれぞれ活動しており、
共にキャッチーかつ強烈なフックあるクサメロを生み出す事に
長けたコンポーザー
だ!そんな2人ががっぷりと4つに組んで曲を発表すると
言うのだからたまらん!YOSHIKIと小室のV2みたいな
結果にはならないぜ!(笑)


1〜2曲目は霜月スタイルに合わせたヒーリングサウンドでやはりメロディーが
美しくて良い。生のストリングスがここぞと言う所で入ってくるのがいいな!
1曲目のほうがRevo作曲で大仰さがあるのがいい。2曲目は霜月の書いた曲で
自身のプロジェクトで書いているような内にこもる様なアンビエント系の
民謡色濃い曲調
だ。

そして3曲目“schwarzweiβ〜霧の向こうに繋がる世界〜”はまってましたの
シンフォニックメタル
だ!!イントロからクワイアが飛び出しストリングスが
バッキングを奏でるまるでザイ・マジェスティのような曲調
だ!
アップテンポでヴォーカルがキャッチーなメロを歌い上げる!サビのあとの
ストリングスが凄まじく劇的だぞ!だがソロになると急にプログレになる!
ハモンドが暴れまくりギターがトリッキーなフレーズを連発!しまいにゃドラムや
ベースまでソロをとる!
ちなみにここでハモンドを弾いているのは今はゲームミュージックを
作っているがかつて“デジャ・ヴ”なるプログレバンドを
率いていたあの桜庭統だ!
さらに言うとベース、ドラムは永川敏郎率いる
“ジェラルド”のメンバー
である。もろにプログレ人脈だ(笑)。

と、まぁRevoのファンであるメタラーとしてはもちろん3曲目に満足感を覚えたわけだが、
本作はヒーリング系の霜月はるかとのコラボ。当然Revoを知らない彼女のファンも
本作を聴くだろうがどうなんだろうねぇこれは・・・。ヒーリング畑の人たちにとって
この曲はいわゆる
「悪魔の音楽、へびめた」では
ないのか!?(笑)

まぁXが受けてたときはメタルを知らない一般ポップスリスナーもメロディーの良さのおかげか
メタルとは思わずに聴いてたから大丈夫か?この曲もシンフォニックでメロディー重視だしな。


正直同時期に出たルカソロ3rdよりも気に入った(笑)。
ラプソディー、ザイ・マジェスティ等が好きで日本語詩、女性ヴォーカルが聴ける人におすすめ。
桜庭統、ジェラルドのファン(というかプログレッシャー)にもソロパートが短いけどプログレなので
いちおうオススメしとく(笑)。



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満足度 80% お気に入り曲 schwarzweiβ〜霧の向こうに繋がる世界〜







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