QUEEN






"QUEEN"




イギリス出身の伝説のロックバンドの1stアルバム。


あまりにも有名かつ、あまりにも偉大すぎる伝説のバンドだ!本作は彼らの記念すべき
デビューアルバムで、この頃から不動のラインナップであり音楽的にもこの頃から
すでに完成されており、ギタリスト、ブライアン・メイの自作ギターによる独特の
泣きのサウンド、フレディ・マーキュリーの神懸かり的ハイトーンヴォーカル、
そして何十にも重ねられたギターやコーラスのオーケストレーション
のちのバンドに大きな影響を与え、ジャンル問わず彼らをリスペクトするミュージシャンは数多い!
ロックを生み出したのがプレスリーでありビートルズだとするならば、ロックを
極限まで磨き上げ芸術の域にまで高めた
のが彼らだという意見をよく聞くが
まさにその通りだと言えよう!

本作の収録曲でのちにライヴで何度も演奏されるのは1曲目だが、他の曲も
異様なまでに高い美意識で彩られた凄まじい完成度を誇っている!
プログレ的とも言えそうな構築美をも持っているが独自のコーラスワーク、
複雑にオーケストレーションされたサウンドはまさに唯一無二だと言えよう!
所謂ディープパープルやレインボー、そしてキング・クリムゾンや
エマーソン・レイク&パーマー等のようなバンドとは明らかに違う彼らならではの
様式美スタイル
を持っている!


最高傑作の呼び声高い次作を予感させる完成度の高さだ!のちにポップ畑でも
成功を収めるが彼らの真髄は初期のサウンドにある!



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満足度 95% お気に入り曲 全部。特に“GREAT KING RAT”、
“MY FAIRY KING”、 “LIAR”







"QUEENU"




イギリス出身の伝説のロックバンドの2ndアルバム。


本作は紛れも無い彼らの最高傑作のひとつでありロック史・・・いや、音楽史に
その名を刻まれる究極にして至高のアルバムである!
1stで聴けたまるで天上から降り注ぐかのような美しいコーラス、重厚かつ
優雅
なギター・オーケストレーション、そして類まれな個性と曲の良さは
まさに神のレベルであり、個人的にも死んだら真っ先に棺桶に入れてもらいたい
人生で最高レベルのアルバム
だと胸を張って堂々と言い切れる、そんな一枚だ!

本作は特にコンセプトアルバムというわけではないが、アナログで言うA面を
ホワイトサイド、B面をブラックサイドに分けて構成されており、
5曲目以外をブライアン・メイが作曲したホワイトサイドは優しさ、美しさに満ちており、
ただでさえ捨て曲皆無の充実振りなのだが圧巻なのはフレディが全て書いたブラックサイドだろう!
ラストのシングルカットされた11曲目以外全て繋がっており、その劇的さ、緊張感は
只事ではなく聴くたび全身に鳥肌が立ち開いた口が塞がらなくなる・・・!
シングルの11曲目がまるでボーナストラックのように感じられるほどだ(爆)。
本作で彼らは自分達のスタイルを完璧に築き上げたと言えよう!

ちなみにこの頃の彼らはシンセサイザーを一切使っておらず全て生楽器の演奏である・・・!
コーラスやギターを何十にも重ねるスタイルはこのこだわりが生み出したテクニックだ!


メタラー、プログレッシャー等ロックに芸術性を求める全ての人間に本作を捧げる・・・!
これぞまさに神のアルバム、神盤だ!!



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満足度 99% お気に入り曲 全部







"SHEER HEART ATTACK"




イギリス出身の伝説のロックバンドの3rdアルバム。


圧倒的な完成度を誇る前作で自身のスタイルを完璧に作り上げ、多くのロックファンを
悶絶号泣させた
彼らの3作目はヒット曲を生み出し彼らを一躍有名にしたわけだが、
本作の特徴と言えば前作築いた究極の構築美をひとまず捨て、コンパクトかつポップな
作風
で攻めてきた事だろうな!おそらく前作と同じ方向性ならばあれ以上のモノは作れないし
やっても無意味だと悟ったのであろう・・・!

音楽的にもかなり幅広く、ヒットチューンとなったポップで軽快かつ優雅で劇的
“KILLER QUEEN”を始めドラマティックなハードロック曲、ブラインド・ガーディアンが
影響を受けた
であろうぶ厚いクワイアが聴けるシンフォニックな曲(!)、
カントリーみたな曲等さまざまな曲調が聴けるぞ!ちなみに8曲目“STONE COLD CRAZY”は
メタリカがカヴァーしたことで知られる
のちのスラッシュメタルを先取りしたかのような曲だ!



この幅広さがのちに彼らの大きな武器となり、2ndとは違う、大衆受けしつつも
崇高なQUEEN独特のスタイルを形成する事になる!本作も名盤だ!!



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満足度 94% お気に入り曲 KILLER QUEEN、TENEMENT FUNSTER、 FLICK OF THE WRIST、IN THE LAP OF THE GOD、STONE COLD CRAZY







"A NIGHT AT THE OPERA"




イギリス出身の伝説のロックバンドの4thアルバム。


前々作でアーティスティックな作風、そして前作で大衆受けする普遍性を持った
作風とアルバムを重ねてきた彼ら。そして本作は芸術性と大衆性という相反する2つの
要素
を吸収し昇華、ロックシーン・・・いや、音楽史にその名を刻む最高傑作
つくりだす事に成功した、まさに超名盤となった!!

曲調の幅広さは前作譲りでありつつもどこか一本芯の通った雰囲気を持っており、
アルバムの曲順までもが完璧に構築されている!ダークかつドラマティックな
ハードロック、ポップな曲、のちにカイ・ハンセンが
ガンマレイでもろパクりした
曲、超美しい泣きのバラード等さまざまな
曲調が全て計算され尽くされておりまるでコンセプトアルバムのような
雰囲気を持っている
と個人的に感じたな・・・!そして彼ら最大のヒット曲
“BOHEMIAN RHAPSODY”は最早語る言葉さえ無いだろう・・・!ゴスペル調の
クワイア
から始まり物悲しいピアノバラードを経て泣きまくりのギター
聴けた後いきなりオペラパートが始まる!彼ら得意のオーバーダビングによる重厚なクワイアは
のちのシンフォニックメタル勢にも直接的、または間接的に
影響を与えていると言える!
その後ハードロックになりギターとピアノがクラシカル・・・
というよりはミュージカル風のフレーズの掛け合いをみせた後は
これまた美しいコーラスが聴け、最後はアンニュイに幕を下ろす・・・!
まさに完璧である!そしてこんな曲が大ヒットを放ったと言うのも
素晴らしい!曲のクオリティーが売り上げにそのまま直結したという、普通なかなか
お目にかかれない現象だと言えよう!


本作で彼らは世界を手中に収め、名実共に世界的バンドにのし上がったと言えるだろう!
ロック・・・いや、音楽を愛するものならば是非とも押さえておきたいマストアイテムだ!



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満足度 99% お気に入り曲 全部







"A DAY AT THE RACES"




イギリス出身の伝説のロックバンドの5thアルバム。


前作において音楽史にその名を刻む神盤を生み出した彼ら。その次のアルバムと
いうことでポジション的にはかなり目立たない、または並の出来では前作と
比較され酷評されてしまうという何かと損な位置付けにあると言えるだろう。
名作を生み出したバンドならどれもが通る道だと言えるが、彼らのそんな本作はというと
たしかに前作に比べれば地味な作風だと言えるだろう。しかし本作の方向性は
目立たないながらもメロディー重視であり、彼らのアルバムの中でも最もメロディーが
充実している
と言えよう!

ハードロック曲もあることはあるがそれ以上に美しいメロディーで満ちた曲が
中心でバラードアルバムといえそうな雰囲気すらあるがどれも劇的な曲ばかりで、
本作を彼らの最高傑作に挙げるファンもいるようだ。
そして本作のサプライズとして彼らをいち早く見出した日本のファンに向けて作られた
日本語詩入りのバラード曲“手をとりあって”がラストに収められているのも興味深い。
これまたメロディーが物凄く美しい曲でやはり名曲と言えるだろう・・・!


彼らのファンなら当然抑えておきたいアルバムだし、彼らを知らずとも
メロディー派には特におすすめのアルバムだ!



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満足度 93% お気に入り曲全部。特に“THE MILLIONAIRE WALTZ”、“手をとりあって”







"NEWS OF THE WORLD"




イギリス出身の伝説のロックバンドの6thアルバム。


前作はバラード寄りの曲が多めでメロディーの美しさが目立ったアルバムだったが
本作の方向性はこれまた以前とは違うスタイルを持っていると言えるだろう。
一言で言うならシンプルになったと言う事である。これまでのような大仰さ、
壮大さ、劇的さが排され、ここにあるのはいたってシンプルなアレンジの楽曲群だ。

TVやCMなどでさんざん使われ、誰もが知っている超有名曲の“WE WILL ROCK YOU”なんか
ヴォーカル、コーラス以外は足音とハンドクラップ、そして最後にギターソロが
少し入っているだけのまさにシンプルの極みだし、これ以外にもパンキッシュに
疾走
する曲やバラード曲、へヴィなハードロック等相変わらず作風は豊かだが
やはりシンプルだと言える。

まぁそれでも7曲目“GET DOWN,MAKE LOVE”などは彼らの作風でも珍しいサイケ風の
ラリった曲(爆)
で、間奏なんか完璧にハッパキメながら聴くパートだろう(笑)。
この普通ならシンセを使うパートも当たり前のようにシンセを使わず再現している所など
相変わらず凄まじいテクニックだが・・・!


まぁ誰もが知る有名曲が収録されたアルバムと言う事でロックファンで
なくとも持っている人は持っている、そんなアルバムだ!



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満足度 85% お気に入り曲 WE WILL ROCK YOU、WE ARE THE CHAMPIONS、 SPREAD YOUR WINGS、FIGHT FROM THE INSIDE







"JAZZ"




イギリス出身の伝説のロックバンドの6thアルバム。


普通ジャズと言えばサックスやピアノ、ベースがフリーキーなプレイ
連発しインプロしまくり
のあの音楽ジャンルを思い浮かべるだろうが、
本作がそういった曲調で統一されているなどと言う事は当然無く、
どちらかというと何でもあり的な意味合いを持っているらしい。実際本作の曲調は
これまで以上に幅広く、初期のドラマティックなハードロックスタイルから脱皮し
ポップスシーンで勝負するスタイルが出来上がったアルバムだとも言えそうである。
だからといってただの売れ線ポップス等に成り下がる事は無く、
相変わらず質の高いロックをプレイしていると言える!

1曲目からわけわからん言語でまくし立てるインパクトの強い曲を持ってきており
驚かされるがその後は幅広くも彼ららしさを持った良質な曲が聴ける!
しかしアルバム全体の雰囲気は非常にリラックスしたカンジで、ある意味
2ndとは間逆の方向性だと言える。初期しか認めないファンも当然いるだろうが
この頃の彼らに触れてファンになった者も多いだろう!
CMに使われ誰もが一度は耳にしたことがあるであろう超有名曲
“DON'T STOP ME NOW”は本作に収録されているぞ!



ポップかつ多用な作風で聴き手を飽きさせないアルバムだ!本作を彼らの
最高傑作と評するファンも多いぞ!



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満足度 87% お気に入り曲 MUSTAPHA、JEALOUSY、LET ME ENTERTAIN YOU、 DEAD ON TIME、DON'T STOP ME NOW







"THE GAME"




イギリス出身の伝説のロックバンドの8作目。


アルバム8枚を重ね世界的なバンドとなった彼らだが、これまでは文明の利器である
シンセサイザーをあえて使わず変わりにギターやコーラスを何十にも重ね録りし、
彼ら独自とも言えるサウンドを生み出すことに成功したわけだが、何と本作で
それまでの封印を自ら破り、ついに大々的にシンセを導入してきたぞ!

シンセを導入した事で一気に方向性が変わるんじゃねぇのかとか、当時流行っていた
ニューウェイヴ系の音作りになっちまうんじゃないかとか当時のファンを
不安がらせたかどうかは俺はリアルタイムで聴いてないので分からん
実際出来たアルバムは初めてシンセ使う割には異様にセンスの良いアレンジが施された
特にこれまでと変わりない彼らの持ち味が発揮されたアルバムだった(笑)。

1曲目“PLAY THE GAME”でさっそくのスペイシーなシンセが出迎えてくれるが
この曲がまた筆舌に尽くしがたい劇的さ、泣きのメロディーを持った名曲なのだ!
シンセの使い方が上手い事上手い事(笑)。彼らクラスになると始めて使う楽器とか
もうそんなの関係なくその楽器にあった最善のアレンジ、プレイをするようだ(笑)。

1曲目はバラード風の劇的な曲だったが2、3曲目はなぜかいきなり
ブラック・コンテンポラリー
なスタイルの曲でこのギャップがたまらん(爆)。
まぁうちのサイトに来る様なメタラーには関係の無い曲調だろうが俺はロック聴き始めて
間もない頃に本作をよく聴いていたので当時は普通に楽しめた。あの頃はジャンル問わず
聴くアルバム全てが新鮮だったからな・・・!

アルバムラストに収められたバラード“SAVE ME”も実に美しい名曲だ!Xのエンドレスレインが
影響を受けたかのようなバラード
だと思うぞ!


まぁシンセの導入でロック色はやや薄れたがシンセのアレンジが上手く
これはこれでアリだと思えるアルバムだ!



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満足度 87% お気に入り曲 PLAY THE GAME、SAVE ME







"FLASH GORDON"




イギリス出身の伝説のロックバンドの9作目にして映画のサントラ盤。


本作は彼らのれっきとしたフルアルバムに数えられ、ライヴアルバムをカウントすると本作で
記念すべき10作目になるのだがその内容は当時有名だったアメリカンコミック
“フラッシュ・ゴードン”の映画のサントラだ!

このコミック自体はかなり有名であのジョージ・ルーカスがコレの製作権利が
手に入らなかったがために代用品として仕方なく“スター・ウォーズ”を
つくった
という話はわりかし有名だと思う。ちなみに俺はコレ書いている
時点ではこの映画はまだ見ていないので内容は分からん・・・。
“超音速ヒーロー ザ・フラッシュ”ならB級加減が
ツボにハマって
一時期TV放送を毎週観てたんだけどねぇ(爆)。

そんなわけで本作はどう聴いても映画のサントラで、あの有名な
「フラッシュ!アーアー・・・
いっせーので笑わす!!」
お馴染み
の主題歌を始め劇中に使われた曲が余すことなく収められている。
主題歌こそクイーン特有のミュージカル風大仰ハードロック
ダサさも含めて大好きなのだが(爆)、その他の曲がフツーにサントラしているため
ぶっちゃけ本作を評価するのは難しいと言える(笑)。シンフォニックで壮大で1曲1曲が
当然のように短くて効果音的な曲もあったりする、実に真っ当なサントラである。
フレディのヴォーカルの出番は当然無いぞ(爆)。

ちなみにこの映画自体はかなり・・・いや相当のZ級ゲテモノ映画だったようで一部の
物好きな映画通からはカリスマ扱いされているようだ・・・!
主人公のフラッシュが出てくるたびにあの「フラッシュ!アーアー!」が鳴る
その異様な世界は一度観た者の夢の中にしつこく悪夢として現れ、
ついにはノイローゼに陥ってしまい余命は1年だとか
噂で聞いたことがあるな・・・!(嘘)


まぁ有名なフラッシュのテーマはベスト盤とかでも聴けるし、本作はクイーンのアルバムを
全てそろえたハードコアなクイーンファン向けだろうな・・・!



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満足度 80% お気に入り曲 FLASH'S THEME







"HOT SPACE"




イギリス出身の伝説のロックバンドの10作目。


ドラマティックなハードロックスタイルから高い音楽性を保ちつつも大衆受けする
ポップミュージックへと変化し成功を収めたクイーンが本作をもってまた新たな
変化を見せた!しかしそれは必ずしもファンの望む変化ではなかった・・・!

そう、本作はファンク、ダンスミュージックの要素を思い切り吸収して作られた
異色のアルバムで、リリース当初も今も多くのファンから駄作だと
言われ続けている
一枚である!この意見には俺も賛成で、ポップな中にも
複雑さ、高度な音楽性を持ち、ドラマティックな楽曲構成を命とする
彼らに
シンプル極まりないただ踊るためだけの音楽を作ってもらいたくはなかった
というのが偽らざる本音だ。一言で言うと「興味の無いジャンル」だ。
だがその中において“LIFE IS REAL”、“Las Palabras de Amor”の2曲は非常に物悲しく
美しいバラード
この2曲の存在で本作が救われていると言える。

ちなみにラストの“Under Pressure”はデヴィッド・ボウイと競演した曲だが
やはり個人的には興味の無い曲調だな・・・!のちにWWEのジョン・シナが
キャラクターづくりの参考にした
とされる、ちょっと売れた
一発屋白人ラッパー、ヴァニラ・アイス権利を
買い取り
リズムパートのベースをまんま流用してた
なぁ・・・(笑)。
ラップするよりモトクロスするほうが向いていた、
あの人は今いずこに・・・!?(爆)



これが彼らの初の大コケだろうな・・・!彼らの熱心なファンで
殆どの音源を聴きつくしそれでも聴き足りないなら聴いてもいいかも、というアルバムだ。



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満足度 60% お気に入り曲 LIFE IS REAL、Las Palabras de Amor







"THE WORKS"




イギリス出身の伝説のロックバンドの11作目。


前作でダンスアレンジにトライし結果大失敗だった彼らだが、本作でもまだ
それ系のアレンジが施された楽曲が残っておりやはりピンと来ない
アルバムになってしまったと思う。

だが本作はさすがに反省したのかデジタル音が前面に出た曲でも
出来のいい曲があり、やはり彼らは転んでもタダでは起きないバンドだと
言えるだろう!1曲目の“RADIO GA GA”なんかはこの時期にしてまたしても
ヒットした曲
で、デジロック的アレンジながら哀愁漂うメロディーが秀逸な
曲に仕上がっている。8曲目の“HAMMER TO FALL”はイキのいいロックチューン。
デジタル音よりこういうアレンジのほうがやっぱ俺は好きだ(笑)。


だがまぁ本作も彼らのアルバムにしては凡作であると言わざるを得ないな・・・!
これも前作同様彼らの音源を全てコンプリートしたいマニアならって所か・・・。



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満足度 68% お気に入り曲 RADIO GA GA、HAMMER TO FALL







"A KIND OF MAGIC"




イギリス出身の伝説のロックバンドの12作目。


前作、そして前々作と、微妙なアルバムを連発してきた彼ら。どうやら
ただ音楽的に冒険しただけではなく、メンバー間で仲違いしていたらしく、
本作リリース前に一旦活動を停止して個々がソロ活動をし、そして
ロック史に残る一大フェスティバル“ライヴ・エイド”に参加したことで
キックアスされ、かつての情熱、団結を取り戻し活動を再開、そして
完成したのが本作である!

前2作がダンス、ブラックミュージックの影響が強い出来だったのに対し
本作は彼らの王道であるポップでありつつドラマティックでメロディアス
クオリティーの高い楽曲が収められており以前のように楽しめる出来になった!

映画に使われたパワフルなハードロックチューン“ONE VISION”で幕を開け、
彼ららしい多種多様な曲調が楽しめるが本作において特に良い出来なのはこれ以上
無いほど悲しく美しいメロディー
が聴けるバラード“FRIENDS WILL BE FRIENDS”、
“WHO WANTS TO LIVE FOREVER”だ!この2曲の美しさは半端ではない!


前の2作が気に入らなかった人におすすめだ!ようやくクイーンが
帰ってきたと言える!



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満足度 80% お気に入り曲 FRIENDS WILL BE FRIENDS、WHO WANTS TO LIVE FOREVER







"THE MIRACLE"




イギリス出身の伝説のロックバンドの13作目。


前作で低迷していた時期から抜け出し自分達らしさを取り戻したクイーンが
新たに放つアルバムだ!音楽的にはまだダンサブルなデジタル曲があるものの
大半の曲が以前の・・・それも往年の如き劇的な楽曲で固めてきたぞ!

アルバムタイトル曲の“THE MIRACLE”はシンフォニックなシンセが使われた
超劇的な曲でバラード寄りとも言える。この美しいメロディー、展開は流石クイーンだと
言わざるを得ない!ヴァイオリンのピチカート音は反則だろう(笑)。
4曲目“I WANT IT ALL”はメタルだ!のちにクリス・インペリテリが超高速ギターソロを
聴かせるカヴァーを披露した
だけあってブライアンもソロで珍しく速弾きしまくっているぞ!

だが本作でも特筆すべき曲は“WAS IT ALL WORTH IT(邦題、素晴らしき
ロックン・ロール・ライフ)”
だ!間奏で超がつくほど
壮大なシンフォニックアレンジが聴ける!
のちのシンフォニックメタル勢にも
影響を与えてそうなサウンド
だ!そして歌詞も実に素晴らしい!人生を
考えさせられる歌詞だ!「ロックンロールを呼吸して暮らし限りない闘いを
続けるほどの価値が?それほどの価値があったのか!?
そうだ すべては価値ある経験だった それだけの価値はあったよ」



彼らが放った久々の快作だ!だが次のアルバムは彼らの活動に終止符を打つ代わりに
2ndに匹敵、いやそれを凌駕するほどのクオリティーを持つ究極の芸術となるのだ・・・!



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満足度 89% お気に入り曲 THE MIRACLE、I WANT IT ALL、
WAS IT ALL WORTH IT







"INNUENDO"




イギリス出身の伝説のロックバンドの事実上のラストアルバム。


そのルックスで多くの人が勘付いてはいたフレディはゲイであった。
ジューダスプリーストのロブ・ハルフォードとならんで元祖ハードゲイとして
ソレ系の兄貴達からもアツい支持を受けていた二人。ゲイファッションと言われて誰もが
即座に思い浮かべるであろう、あの上下レザーに警官が被るような帽子、そして超濃い胸毛
さらした半裸にサスペンダーと、この超ステレオタイプのゲイファッション
世に広めた彼ら2人の功績は計り知れないものがある・・・!ちなみにエルトン・ジョンもゲイだが
彼はルックスに華が無く、支持を集める事は無かった(爆)。

しかしゲイをする上で避けては通れない最大の障害がある。身内の理解か!?
いや最近は個人の主義主張が自由にまかり通る時代、大した問題ではない。
最大の障害、それはエイズである!そんな忌々しき病気、エイズの毒牙に
あろうことかフレディも犯されてしまったのだ・・・!本作“INNUENDO”製作時には
すでにかなり衰弱しておりメンバー全員最悪の事態を想定して作業を
進めていた
らしい・・・!そして結局フレディは帰らぬ人になってしまうのだが、本作の出来は
そんな彼の凄まじいまでの情念が全編に渡って込められた、魂のアルバムと
表現する事が相応しい1枚に仕上がっているぞ!


まず捨て曲が存在しないのは当然、そしてさらに彼らがこれまでのキャリアで
積み重ねてきた要素全てを究極の次元で混ぜ合わせた集大成と言えるアルバムだ!
全体的にはダークな雰囲気があり、そしてさらに全体を通しての構築美は初期の名盤
“QUEENU”、“A NIGHT AT THE OPERA”を思わせる部分がある。


しかし本作を語る上で外せないのが究極の完成度を誇る神曲“INNUENDO”、
“THE SHOW MUST GO ON”
の2曲だ!前者はスローかつダークな雰囲気を纏った
極めてプログレ的な構成を持つ曲で、重厚な響きを持つ前半とうって変わって
中盤はシンフォニックになり、YESのスティーヴ・ハウがフラメンコギターで
参加
したりとその展開はまさに劇的!これぞクイーン流様式美・シンフォニック・
プログレッシヴ・ドラマティックハードロック
と言えるだろう!
後者はシンセのリフが緊張感を放ちそこに恐ろしいほど劇的なフレディの
ヴォーカルが載る!この曲で聴ける彼の歌唱ほど感情が篭った歌声を俺は
知らない・・・!ロニー・ジェイムス・ディオであろうと、超一流の
オペラ歌手であろうとも、逆に怒れる破滅的パンクスだろうと
このヴォーカルほどエモーショナルな歌い方は出来ん!死を目前に控え、
それでもなお抗おうとする者のみに許されたエモーションだ!!



フレディの死の直前に作られたアルバムということでやや妄信的に語られがちだが
そういった情報無しに聴いても凄まじいクオリティーなので
彼らのファン、特に思い入れの無い人にも分け隔てなくオススメだ!



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満足度 99% お気に入り曲 全部。特に“INNUENDO”、“THE SHOW MUST GO ON”







"MADE IN HEAVEN"




バンド活動停止後に未発表音源を集めてリリースされたアルバム。


音楽史に名を残す天才シンガー、フレディ・マーキュリーが他界しバンドは活動停止したが
前作に当たるラストアルバム“INNUENDO”完成後すぐに次のアルバム作りに
とりかかっていた
ようで、結局次作は完成せず活動停止したわけだが
本作はそんな未発表、未完成テイクを集め完成させリリースされた、
企画盤ではなくあくまでニューアルバムであるというコンセプトのようだ。

とはいえフレディのソロ名義で書かれた曲も多く、やはり正規のフルアルバムと
言い切るのは難しい所だが、まぁ実際新曲もあるわけだしとりあえず
ニューアルバムという風に捉えてもいいだろうな・・・。

アルバム全体の雰囲気はダークだった“INNUENDO”とは異なり明るい雰囲気に包まれている。
しかしだからといってただポップなわけではなく、ここでいう明るさとは
まるで聖歌のようなホーリーさに包まれた格調高い雰囲気である。
聴いていると大自然に囲まれた朝の景色が目前に広がるような、
そんな雰囲気だ!かなり神々しいぞ!

フレディのヴォーカルは前作同様凄まじいまでの感情が込められたものだが
やはり作風に滲み出ているようどこか穏やかな、悟りを開いたような境地に
到達している
といえよう!それは歌詞にも現れている!死を目前にしたフレディが
生きる事の素晴らしさ、充実感を歌い上げる様は
まさに悟りと呼べるだろう・・・!



発表済みの曲も多くやはり何だかんだで企画盤ではあるが新曲が特に
素晴らしいのでやはり本作もおすすめの一品だ!



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満足度 90% お気に入り曲 It's a beautiful day、Made in heaven、 Too much love will kill you







"AT THE BBC"




イギリス出身の伝説のバンドが初期に行ったライヴアルバム。


ライヴアルバムではあるがタイトルが示すとおりBBCスタジオで行ったスタジオライヴの
音源
らしいな・・・!1st、2ndの頃に行われたため収録曲もその頃の音源であり、
これ以降はライヴでは演奏されることの無くなった楽曲ばかり
非常に興味深いアルバムだと言える!

初期の曲、そして特に2ndの曲はライヴでは再現できないんじゃないかってくらいに
コーラス、ギターをオーバーダブしまくっているため本作の演奏がどうなるか
気になるが実際は意外と曲のスケールを崩さず再現できていると言えそうだ。
流石にコーラスは弱いがまぁ仕方ない。そして演奏の上手さにも気づかされるな・・・!


初期の彼らが好きなら是非とも押さえておきたいアルバムだろう!
中期以降はまず演奏される事の無い楽曲だらけなのが良い!(笑)



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満足度 89% お気に入り曲 全部







"LIVE KILLERS"




QUEENの初期〜中期の曲を集めた2枚組ライヴ盤。


本作は“JAZZ”リリース後のライヴを収録したライヴアルバムであり、つまり彼らが
シンセを使うようになる直前のライヴともいえるだろう。部分部分でアレンジを入れつつも
曲のスケール感を損なうことはない演奏をしているといえる。選曲も良く、
代表曲は一通り収められておりベスト盤的な役割も果たせるだろう。こうして一気に聴くと彼らが
いかに優れたソングライターだったか改めて思い知らされる。実に質の高い
ライヴアルバム
だと言えるだろう!

1曲目は有名曲“WE WILL ROCK YOU”の疾走ハードロックヴァージョン
このアレンジが聴けるのはライヴのみなので貴重である。このヴァージョンを
かつてアンドレ・マトスが在籍していた事で知られるヴァイパーがカヴァーしていたな・・・。

“BOHEMIAN RHAPSODY”の中間のオペラパートはライヴで再現する事は出来ず
テープを流していると言うのは有名だ。メンバー全員が舞台から姿を消し、
ここはテープであるとアピールしているというわけだ。彼らに大きな影響を受けた
ブラインド・ガーディアンなんかはクワイアパートを観客に歌わせる事で再現しているし、
ラプソディーは今のところは全てテープである。マリスミゼルもそうだ。
セリオンは生のオーケストラを従えた事もあったなぁ・・・!


質の高いライヴ盤だと言えるだろう!個人的にはレインボーの“RAINBOW ON STAGE”や
ディープパープルの“ライヴ・アット・武道館”並みの名ライヴ盤だと思っている!



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満足度 96% お気に入り曲 全部







"LIVE MAGIC"




QUEENの中〜後期の曲をまとめたライヴ盤。


キャリアが長いだけにそれなりに多くのライヴ盤をリリースしている彼ら。
本作はそんな彼らの中期から後期にかけて行われたライヴの音源を
編集しまとめて1枚に収めたライヴアルバムである。

だが本作をわざわざ聴く必要はほとんど無いと言っていいだろう!
演奏や音質が劣悪と言うわけではないがこのあとに紹介する“LIVE AT WEMBLEY'86”と
曲が丸被りしており、あっちが完全収録の2枚組なのに対しこっちは1枚の
ダイジェスト盤
で、ましてやさらに酷い事に“BOHEMIAN RHAPSODY”の
オペラパートが丸々カットされている!
いくらテープ使ってるからって
それは無いだろう(怒)。そんなわけでこれはバンドではなく
編集しリリースに踏み切ったスタッフが全て悪い!


これを買うくらいなら“LIVE AT WEMBLEY'86”を買ったほう良い。
彼らのアルバムを全てそろえたいと言うファン(つまり俺)以外は
買う必要ナッシングだ!!



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満足度 30% お気に入り曲 WE WILL ROCK YOU、FRIENDS WILL BE FRIENDS、WE ARE THE CHAMPIONS、







"LIVE AT WEMBLEY'86"




クイーンの事実上のラストライヴをノーカットで収めた2枚組ライヴアルバム。


フレディの死によって活動に幕を下ろした彼ら。まぁ最近になってポール・ロジャースを
フロントに立てて活動を再開した
ようだがやはりフレディがおらず、さらにベーシストの
ジョン・ディーコンまでもいない
のでははっきり言って物足りない・・・!
まぁそんな最近の彼らではあるが、本作は事実上最後のライヴとなったウェンブリーで行われた
86年のライヴ
を余すことなく収めた完全盤と呼べるものだ!

上で紹介した"LIVE MAGIC"は編集だらけのダイジェスト盤でかなり不満だったのだが
本作を聴けばそんな気持ちは紛れるだろう。全編ノーカットで各メンバーの
ソロは当然、フレディの歌うロックンロールスタンダードナンバーまでも収録されており、
さらにオーバーダブもしてないようでミストーンなどもそのままらしい。
これはライヴ盤としてかなり正々堂々としており、多くのロック野郎が好感を覚えるだろう。

"LIVE KILLERS"の所でも書いたがこうしてまとめて聴くといかに彼らが
偉大なバンドであったか
再び思い知らされるな・・・!名曲のオンパレードである!
まぁ個人的には“KILLER QUEEN”等初期の曲も
多くやって欲しかったが・・・!



クイーン後期のベスト的選曲なので初心者にも優しいライヴアルバムだといえよう!
彼らのファンは勿論、初心者にも、ライヴ盤マニア(!?)にもおすすめだ!



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満足度 90% お気に入り曲 全部







"The Cosmos Rocks"




イギリス出身の伝説のバンドのまさかの再結成アルバム。


伝説的存在のカリスマシンガー、フレディ・マーキュリーの
死によってその活動に幕を下ろしつつも実はちょくちょく動いてたりも
していた
イギリスが誇る世界最高峰の伝説のバンドが、新たな
フロントマンにポール・ロジャースを迎えて再結成、来日公演も
行い
そしてついにまさかのニューアルバムのリリースである!
ここ数年の再結成ブームで洋邦ジャンル問わず実に多くのバンドが
再結成しているがその多くがライヴをちょこっとやるだけなのに
対してフルアルバムをリリースするというのは極めて珍しいケースで、
ありがたい反面過去の栄光を超えられるのだろうかという不安も
付きまとうバンド側にとっては非常にリスキーな選択だと言えよう!

QUEENといえば初期のオペラティックな独特の様式美ハードロック
追及していた頃と、ポップな方向性に活路を求め世界的に大成功を
収めた
中〜後期に分けられ同じようなアルバムを発表するような事が
一切なかったバンドではあるが、本作の方向性は上手い事は上手いが
あの独特の神秘的な崇高さ、エキセントリックさを持っていた
フレディと比べると極めてノーマルなロックシンガーである
ポール・ロジャースのスタイルに合わせたのか中〜後期の流れを
組んだスタイルになっていながらさらに無難な感じで、良くも悪くも
ノーマルなロックンロール要素が濃くなっていると言えるだろう。
何十にも重ねられた分厚いクワイア的コーラスギター
オーケストレーション
も煌びやかなサウンドもあまり無くオードソックスな
ロック
である・・・!ポール・ロジャースの声質を生かした古臭い
ロックンロールで幕を開け、
3曲目は重ねられたギターが聴けるも全体的には
古臭いロックだな。途中ハンドクラップと足踏みの音が現れ
かつての有名曲“WE WILL ROCK YOU”を意識させる。アコギバラードの
4曲目で聴ける泣きのギターソロはやはり良いな!5曲目は渋めながら
なかなかにハードなロックサウンドが堪能でき途中のカッティングや
ソロ等ギターが聴き所である!ウォーウォーいうコーラスも登場し
ブルージーながらQUEENらしい雰囲気が出ているな。6曲目は
哀愁を感じさせるがやはりブルージーな叙情性である。10曲目は
ハードロック的なギターが聴けるぞ。11曲目は泣きまくりの
ギターとピアノ
で始まるバラード曲。13曲目は緊迫感のある出だしから
なぜか絶叫スクリーム(?)が飛び出しどこかスペイシーな雰囲気を放つ!
高音部を弾くベースが目立っているな。


やはりフレディがいないことで独特の華やかな要素が減退
その代わりポール・ロジャースの持つ古臭い70年代ブルーズロック的な
質感が前面に出ているものだと思われる。俺はメタラーなので初期の
様式美シンフォニックなQUEENが一番好きなのだがポップになった
中期以降にもQUEEN特有の煌びやかな美意識がありそれが残っている
限りQUEENはQUEEN以外の何者でも無くどんな曲をやろうと楽しめたわけだが
本作はポール・ロジャース色が濃くなっておりちょいと求めるものが
違ってきた
感じかのう・・・!?コレ一枚で終わるのかそれともまだ続けるのか
どうかは判らんがもし次があるならもっとQUEENらしさを出してかつての
やりすぎな華やかさ、煌びやかさを前面に押し出してもらいたいものである!



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満足度 70% お気に入り曲 Small、Warboys、
Through The Night







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