Pizzicato Strings







"LunA SymphoNica"




日本のシンフォニック民謡音楽サークルのアルバム。


ガルネリウスのヴォーカルYAMA-B下積み時代に修行を
積んだ
とされる音楽CD即売会“M3”を主に活動の場とするミュージシャンで
本作はCD-Rである。8曲収録で5曲がヴォーカル入り。残り3曲がインストだ。
音楽的には民謡っぽくもオーケストレーションが大々的に取り入れられた大仰な
シンフォサウンドが特徴
でヴォーカルは掠れた声質で線は細いが味があって良い。
ストリングス、笛等によるアレンジも良くチープさが感じられないのが良いな!
民謡シンフォ系のみならずポップな楽曲もある。ヴォーカル以外全て打ち込みだが
シンセサウンドが主体なので違和感はあまり無い。メロディーも哀愁を放っており
クオリティーは高いぞ!

分厚いコーラスこそ無いものの志方あきこあたりが好きな人なら十分楽しめるだろう。
ポップさを持ちつつもオーケストレーション、ストリングスの入れ方が
非常にハイセンスでバックのシンセを聴いているだけでも十分に楽しめるな!
このアレンジは俺のツボである!!特に強烈なのがアルバムタイトル曲“LunA SymphoNica”
ドラム、ベースがどこかジャジーな雰囲気を出しつつもプログレ系・・・というよりは
ヴィタリ・クープリ風の音色を持つシンセが登場、シンフォニックながらドラムが暴れる
リズムチェンジの激しいプログレッシヴな展開を見せる!アップテンポで
メロディーが本作中最もクサいぞ!終始バックでチェンバロともアコギとも
とれる音
がキラキラ言っているのもたまらん!間奏のシンセソロもヴィタリ・クープリ風だ!
勿論バックのオーケストラもツボを突いたアレンジで顔を見せるぞ!そして最後のサビは半音上がりの
お約束
に加えヴァイオリンがこれ以上無いほどクサく劇的な入り方をする!
この曲が本作中最高のキラーだろう!マジ悶絶だ!!


メタル、ロック色は薄いが捨て曲も少なく非常に高品質である!志方あきこのファン、
シンフォ系プログレが好きな人、大仰なオーケストラが好きな
クサメタラーは聴いて損は無いぞ!



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満足度 85% お気に入り曲 暗がりのvista、STRIX、
秘密の誓い、incubus、LunA SymphoNica、二人だけの景色







"Rose ExsTia"




日本のシンフォニック系女性ヴォーカル入りミュージシャン集団のアルバム。


民族的要素、ストリングス主体大仰なオーケストレーションによる
クラシカルスタイル、そしてジャズ辺りのリズムワークを融合させた独特の
プログレッシヴサウンド
を持つPizzicato Stringsの新たなアルバムだ

ジャジーさを醸し出すウッドベースと壮大なオーケストレーション、民族的要素
融合したプログレを提示する1曲目に始まり洒落た気だるさを醸し出すジャズ的要素
濃い2曲目、パーカッションとストリングスが民族的な雰囲気
出しつつもやはりジャジーなインストの3曲目、これまたジャズ色の濃い
リズムワーク、ピアノ、そしてホーンが目立つ4曲目など、今回どうやらジャズの
要素が全面に出てきた
ようで個人的には民謡スタイルやクラシカル、シンフォサウンドの
方が好みかな・・・!?しかしそれ以降は雰囲気が変わり、5曲目は儚さが
表現された
もの悲しい雰囲気のある楽曲でヴォーカルのウィスパーヴォイスが良い。
6曲目は大仰なホーン系シンセ初期のラプソかあるいは
ファイナルファンタジーあたりのサントラの如き様相を醸し出す勇壮な
シンフォニックインスト
だ!だがやはり民族的雰囲気を持っているのは彼らの身に
それが染み付いているからだろうか?7曲目はメランコリックさに満ちたバラード
ヴォーカルが良い。ボリューム奏法を使ったギターソロ(?)も
プログレ的で面白いな。後半は壮大さが出てくるぞ!8曲目もバラード寄りの曲。
ヴォーカルはここでは5曲目のような囁くようなウィスパーヴォイスを披露している。
打ち込みリズムとストリングスによるバッキングが聴ける。ラストの9曲目はチェンバロ風の
音色
が使われたイントロにヴォーカルがウィスパーで乗りこれまた淡々と展開していく
スローなバラード風の曲・・・かと思いきや中盤オーケストレーションが壮大さ、勇壮さを
醸し出す
リフを奏で大仰に展開していくぞ!イタリアンプログレ的な
雰囲気を持ったフルートソロ
も良い!様々な楽器が絡み合うバックの演奏もたまらんわい!


後半の方向性のほうが好みだが最後にバラードが続く所などまだ改善の余地はある。
個人的には前作の方が好みだが本作もクオリティーが低いと言うわけではなく
自分の好みと違う方向性の曲が増えただけである。シンフォニックサウンドのみならず
ジャジーな要素も導入されたプログレが好きなら聴いてみてもいいかも!?



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満足度 78% お気に入り曲 雨よ希望よ皆に注げ、Flicker、
Magna Mater







"Equinox -Limited Time-"




日本のシンフォニック系女性ヴォーカル入りミュージシャン集団のアルバム。


先日参加したM3でリリースされた新譜で音楽的にもプロダクション的にも
これまでのアルバムとそう大差ない安定したクオリティーの楽曲が楽しめるぞ。

ハープのイントロに導かれヴォーカルがコーラスと絡み合いストリングスも加わり
民族的な雰囲気オーケストレージョンによる壮大さ、クラシカルさが溶け合いつつも
どこか淡々とした気だるい印象が何とも彼ららしい1曲目、ピアノがジャジーな
オシャレ感
を演出しつつもストリングスが優雅な調べを奏でその後はジャズの
リズムを持ちつつも荘厳な雰囲気を演出するクラシカルな2曲目、チェロの音がイントロで聴ける
ピアノ、フルートが良いバラードだが途中テンポが上がり雄大に展開していく3曲目、
スペイシーな雰囲気を持ったシンセが飛び出しウッドベースが唸りフルートが効果的に
使われMAPLE LEAFや志方あきこに通じる雰囲気を持つ4曲目、珍しくギターが
イントロで現れうねるようなバッキングを聴かせつつもロック色は薄くチェロもバッキングを奏でる
淡々とした曲調の5曲目、フガフガいうシンセが耳に残りつつも壮大さを出す
オーケストレージョンが美味しいどこか東洋的な雰囲気も持った穏やかかつ
雄大な6曲目、途中やはり壮大なシンセが出てくるも暗くもの悲しいメランコリックな
ヒーリング系スローバラードの7曲目、アルバム中一番ポップ寄りなラストの8曲目と、今回は
前作で聴けたジャズ的要素が減退し前々作である“LunA SymphoNica”の方向性に
近づいた感があるのは個人的に良いな。


まぁシンフォプログレ的なキラーチューンがあった“LunA SymphoNica”のほうが好みだが
本作の質も高くこれまでのアルバムを聴いて来たファンなら聴いて損はなかろう。
彼等を知らないリスナーも本作を最初に聴いても十分良さが理解できるだろうな。



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満足度 82% お気に入り曲 Limited Time、ミニチュア模型、
風に舞う羽根、宮中庭園







"ストレリチア"




日本のシンフォニック系女性ヴォーカル入りミュージシャン集団のアルバム。


これまでシンフォニックな民謡、民族的スタイルを踏襲しつつも
そこにジャズ、ラウンジポップ、プログレ的要素を巧みに織り交ぜ
独自性を打ち出していたPizzicato Stringsの新たなる新譜は
これまで以上に民謡よりのスタイルになっておりどこか
霜月はるか辺りを思わせるシンフォニックな味付けの施された
ヒーリング系の民謡サウンドが堪能できるぞ!オーケストレーションの
壮大さは従来よりもパワーアップしておりシンセ的なチープさは皆無!
時折聴こえる笛の音も良きアクセントとして機能しており、またヴォーカルも
アルバム重ねるごとに上手くなっているな。

全体的に壮大さを伴った民謡シンフォサウンドが堪能でき2曲目は
その極みだろう。だが3曲目はプログレッシヴな質感を伴った
シンセ使いになりリズムはテクノ風でメタリックさは無いが疾走している!
5曲目はポップな雰囲気が漂っているのに対しリズムが
プログレッシヴ
なのが面白い。


従来よりもシンフォニックさが向上しているため民謡シンフォが好きなら
聴く価値はあるだろう。霜月はるか等のファンにもオススメだ!



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満足度 83% お気に入り曲 赤い記憶、l'oiseau de paradis







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