NEW TROLLS






"Concerto Grosso PER 1"




イタリア産、70年代に活躍したユーロロックバンドのオーケストラと競演したアルバム。


70年代のイタリア。世間一般的には全く注目されてないし、そうとうコアなロックファンでも
ディープパープルやレッドツェッペリン辺りに夢中になっていた人はほとんど知らないだろう。
しかしこの地はクラシック音楽を始め、すべての音楽の
発祥の地と言われている!
(実際、楽典等音楽理論をまとめた書籍に書かれている
音楽用語は全てイタリア語)それだけに、ことロックシーンにおいても
高度な音楽性が存在し、とりわけ芸術性という観点から見てみると
イギリス、アメリカ辺りを凌駕していたと個人的には思うのだが・・・!?


そんな70年代のイタリアを代表するバンドの一つ、ニュー・トロルス。60年代後半から活動を始めた彼らの音は
ビートルズ辺りを手本としたポップなビートロックで美しいコーラスも得意とし、数枚アルバムをリリース
したあと、本アルバムの製作に取り掛かる。このアルバムを作るにあたって彼らは外部ライターを
起用。白羽の矢が立ったのは当時映画音楽界で活躍していたコンポーザー、
ルイス・エンリケス・バカロフ。マカロニウエスタン等で映画ファンには知られる存在で
最近では映画“キル・ビル”で楽曲が引用されていた。

そんな彼が参加した事により、本アルバムは音楽界の至宝と呼ぶべき
究極のクオリティーを手にする事になる!!


5曲中前半4曲がバカロフとの合作。1〜3曲目はまさに究極と呼ぶに
相応しい哀愁、泣きのメロディーがふんだんに詰め込まれた超名曲!

時代の古さを感じさせないストリングスがあまりにも美しく、切ない!たしか3曲目は
カメリアダイアモンドのCMで使われたほどだ!
この頃はセンス良かったね(笑)。


4曲目はブルージーな曲で5曲目はバンド名義の曲で20分にも及ぶ大作だが、どっちかというと
ジャムセッション風の曲でこのアルバムに泣きのメロディーを
求める人間にとっては捨て曲以外の何者でもないな(笑)。
ディープパープルとか
好きだった俺にとっては意外と悪くない。ハモンドとか入ってるし。中盤から後半にかけてのドラムソロも
興味深い。70年代のツーバス連打が聴けるぞ!

ちなみに日本盤のライナーノーツを書いているのはあのマサ伊藤。帯タタキの
「かつてこれほどまでに美しいストリングスを聴いたことが
あるだろうか!?クラシカル・ロック!?否、まさにこれは
“バ・ロック”なのだ!!」は個人的に名言だと思う(笑)。



クサいのが好きなクサメタラーに前半3曲は是非聴いてもらいたい!クサいのは何も
メタルだけじゃないって事が分かる(笑)。
まぁ、これから聴きたいって人には
このアルバムと続編のいいとこ取りでプロダクションもいい“Concerto Grosso Live”のほうをおすすめするがな。



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満足度 80% お気に入り曲 Allegro、Adagio、Cadenza







"UT"




イタリアの70年代に活躍したユーロロックバンドのたしか5作目くらいのアルバム。


今も現役で活躍してるバンドで、もう20枚くらいアルバムをリリースしているらしい。
アルバムごとにやってることが違い、このバンドといえばこういう音ってのが
あんまりないらしい。
しかしそれでもこのバンドらしさはしっかりとあるという、
クイーンに似たタイプのバンドなのかもしれんな。本作は彼らの中でも特にポップな出来らしく、
もっとも彼ららしさが前面に出たアルバムとして熱心なマニアの中には
かのコンチェルト・グロッソよりも高く評価する者も多いようだ。


コンチェルト・グロッソで彼らを知り魅了されたクサメタラーとしてはやや物足りなさを
覚えたのも確か。普通の70年代のハードロックな曲もある。もっと泣いてくれい!!
しかしそんな中でもクラシカルな曲、美しいメロディーを持つ曲はしっかりと存在しているぞ!

面白いと感じたのは7曲目“PAOLO E FRANCESCA”だ。この曲のギターソロはワウ等を駆使し、
男女の会話をギターで再現してる!!よくこんな
バカな事やったよなぁ・・・(笑)。



プログレ者的には名盤のようだが、コンチェルト・グロッソにやられたクサメタラーは無理に
聴く必要は無い。これよりも後に出る“ATOMIC SYSTEM”を断然おすすめする。



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満足度 72% お気に入り曲 NATO ADESSO、CHI MI PUO CAPIRE







"ATOMIC SYSTEM"




70年代に活躍したイタリアのユーロロックバンドが内部分裂後にリリースしたアルバム。


このアルバムをリリースするにあたって内部分裂等いろいろとゴダゴダがあり、バンド名の
使用権をかけて法廷で争ったほどらしいな。
その時期にリリースされた本作は
とりあえず“N.T.ATOMIC SYSTEM”名義でリリースされ、こっち側に名前の使用権が認められたあと
ジャケにバンド名のシールが貼られたのは
プログレッシャーの間では有名な話だ。


このアルバムはニュー・トロルス史上もっともプログレッシヴなアルバムと呼ばれ、
このバンドの代表作の一つとして重宝されている。しかしプログレ寄りだからといって
テクニカルな面ばかり強調されて肝心の曲がつまらないという事は
全く無く、このバンドらしいドラマティックで
美しいメロディーに満たされているぞ!


3と6がキラーチューン。共に異常なまでに悲しく美しいメロディーが
堪能できる!
3曲目のアコーディオン、フルートはマジに
反則級のクサさでコンチェルト・グロッソにやられた者なら満足できるであろう!

6曲目のイントロの悲しさも凄まじい!この切なさはメタルでは決して味わえないであろうな・・・!
イタリアンロック独特の悲しさだ!!

他にも物悲しいチェロ音のメロトロンがフィーチャーされた1曲目、最初ディープパープルっぽいが
中盤いきなりタモリ倶楽部のオープニングみたいな雰囲気になる(笑)2曲目、
有名なムソルグスキーの“禿山の一夜”をカヴァーした4、チェンバロ風の音がイントロで物悲しさを発散する5、
さっぱりとしたアコースティック曲の7などいい曲が揃っている。


コンチェルト・グロッソが気に入った人なら聴く価値はある。そしてこれにはまったという事は
ユーロロックという新たな引き出しを見つけたということだ。
ネット検索して情報を集めよう!!(笑)




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満足度 88% お気に入り曲 Tornare A Credere、Quando L`erba Vestiva La Terra







"Concerto Grosso PER 2"




イタリア産、70年代に活躍したプログレバンドのオーケストラと競演したアルバム第二弾。


世紀の名盤である"Concerto Grosso PER 1"を発表しシーンに
その名を刻んだニュー・トロルス。
しかしその後の活動が順調にいったわけではなく、
内部分裂、バンド名の使用権を争っての裁判などごたごたが続いたのだが、
内部分裂後はお互い音楽活動にいきづまり、
結局和解する事になる・・・!
そしてその後に発表されたのが本アルバムである!

音的には前回を踏襲するシンフォニックでクラシカルなイタリアンロックなのだが、今回は
哀愁系のみならず、明るい系の曲が入っているのが特徴。
哀愁好きには
パッとしないかもしれないが、“Andante”という超キラーが入っているのでこれで元が取れるだろう。
そして今回後半は前作と違い、バラード寄りの小曲で満たされている。個人的には
バカロフが参加した曲に比べて地味でパッとしなかったな。



やはりこれもどうせ聴くなら後にリリースされた“Concerto Grosso Live”のほうをおすすめする。
そしてこれが気に入った人には同じくバカロフが参加している
OSANNAの“MILANO CALIBRO 9”、IL ROVESCIO DELLA
MEDAGLIAの“CONTAMINAZIONE”、それとバカロフは
参加していないが似た雰囲気のQUELLA VECCHIA LOCANDAの
1stと2ndをおすすめするぞ!

ちなみに別々にレビューしているが俺が持っているのは1と2の両方が収録されたアルバム。



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満足度 80% お気に入り曲 Andante







"Concerto Grosso Live"




イタリア産、70年代に伝説を残したプログレッシヴロックバンドのライヴアルバム。


コンチェルト・グロッソ。イタリアンロック史・・・プログレ史にその名を刻み、今なお
多くのプログレッシャー(プログレ聴く者をこう呼ぶ)がフェイバリッドに
その名を挙げるアルバムで、一部のメロディー重視のメタラーにもその名は知れ渡っているであろう
名盤だが、そんな名盤のおいしい所を凝縮し、さらに美しくも物悲しい
名曲群に彩られた本作は俺にとって紛れも無く人生の一枚であり、
死んだら棺桶に入れてもらうアルバムの一つである!!


現代の良好なプロダクション、演奏技術で録音されたこのアルバムはライヴ音源だが、ライヴ独特の
ノリは無く、スタジオアルバムの曲間に拍手が入った感じともいえるだろう!
つまりコアなプログレッシャーはライヴで盛り上がる事は一切無く、まるでクラシックの
コンサートを見るようにライヴを楽しむタイプのリスナー
だということであり、
ライヴで熱く盛り上がるのをよしとするロック、メタル野郎にとっては
馴染めない空気のように思える
が、しかしこのアルバムを聴けば
プログレッシャーのライヴの聴き方も十分ありだと思えるだろう!
本当にクラシックの雰囲気なのだ!!


本来2枚でリリースされたコンチェルト・グロッソのいいとこ取りでさらに
本編に勝るとも劣らない究極の哀愁メロディーを持つキラー曲を
携えた
本作は当然のように捨て曲無しのまさに神盤で、
疾走してなくともクサけりゃ何でもいいんだよ!っていう
クサメタラーなら何が何でも聴いて貰いたいアルバムだ!!



1曲目“Allegro”からいきなりクラシカルでドラマティックなストリングスの調べが入り、
そのあとロックのサウンドが入る!典型的な70年代のイタリアンロックの
サウンド
でメタラーは一瞬戸惑うだろうがその後すぐに究極のストリングスが入ってくる!!
マジで泣けるぞ!!一年365日春夏秋冬いつ聴いても
一瞬で9月に連れ去ってくれるまさに秋のイメージ!!
ちなみにインストだ。

2曲目“Agagio(Shadows)”でヴォーカルが入る。これまた究極の哀愁が味わえる名曲!ハーモニーを
多用したヴォーカルスタイルがこれまた楽曲に絶妙にマッチしていて実に素晴らしい!
ハムレットを引用した歌詞がまた泣ける・・・!
「To die・・・To sleep・・・Maybe to dream・・・」

3曲目“Cadenza”はこれまたインスト。イントロからストリングスがチェンバロとともにクラシカルかつ
もの悲しいメロディーを弾きまくる!パガニーニのヴァイオリン曲のような雰囲気!
イメージ的にはヨーロッパの宮廷ってカンジだ!!
まさに貴族!!


4曲目“Shadows”はうってかわってブルージーな曲。ジミ・ヘンドリックスに
捧げられた曲らしい。メインのヴォーカルメロディーは2曲目と同じだが、
アレンジ一つでここまで変わるとは驚きだな!ジェスロ・タル風の
ツバ吹きまくりフルートが面白い。


5曲目“In St.Peter`s Day”はアコースティックな曲。やはり哀愁が漂ってていいぞ。そして
中盤からストリングスが壮大に盛り上げる!!泣ける!!

6曲目“ViVace”はめずらしく明るい系の曲。ホーンが入ってくるこの曲はクラシックの曲を
モチーフにしているようだな。聴き覚えのあるフレーズが聴けるぞ!
中盤スペーシーなシンセが鳴り響き、このバンドがプログレバンドであるという事を
思い出させてくれる。タイトなドラムソロもいいぞ!


7曲目“Andante”は究極の哀愁が堪能できる神の曲!!多くのプログレッシャーが
この曲をベストに挙げているようだな!イントロの震えるようなフルートからもうたまらん!!
歌詞も曲調に合わせたあま〜〜〜〜い(スピードワゴン風)
ラブソングだ!泣ける!涙で前が見えない!!

サビで歌い上げるのはあのロブ・タイラント!彼のエモーショナルな歌声が曲の良さを
さらに引き立てている!!これこそまさに名曲のなかの名曲!!悶絶!!

8曲目は9曲目へのインスト。ガットギターで爪弾かれるこのフレーズは・・・イングヴェイの
名曲“ブラックスター”のイントロと全く同じ
じゃないか!!(笑)驚いたぞ!
昔のコンチェルト・グロッソではこのパートは無かった・・・イングヴェイが先か・・・!?
それともまだ聴かぬ彼らのアルバムでこのフレーズはすでに使われていたのか・・・!?
もしくは他に原曲があるのか・・・!?分からん。

9曲目“Moderato”はもの悲しいコーラスワークから始まり、そのあとガットギターがクラシカルな
フレーズを紡ぎ出し、スペーシーなシンセが響き、6曲目で聴けたクラシックのフレーズに戻る。

10曲目“Le Roi Soleil”は明るい系の曲。クイーン風のコーラスワークが冴える
どこかポップな雰囲気漂う曲だ。ちょっと恥ずかしい気もするが(笑)。

11曲目“Una miniera”は情熱的なヴォーカルが切々と歌い上げる哀愁漂うバラード。歌詞は
イタリア語で実にクサい!
サビで一気にストリングスが入り
盛り上がる構成がたまらん!泣ける!!

12曲目“Preludio/Signore,io sono Irish”これもイタリア語で歌われる哀愁チューン。
ハモンドが聴ける。泣きながら訴えかけるかのようなヴォーカルがイイ!

13曲目“Wings”は2分程度の小曲。これも物悲しい雰囲気に満ちた泣きの一曲。
ホント、このアルバムはハズレがないな!どの曲も素晴らしい!

14曲目は日本盤のみのボーナストラック“Dreams And Tears”これがまたボートラに
しとくには勿体無いくらい素晴らしい超名曲!
泣きのバラードの中では
究極なんじゃないかっていうくらいの哀愁に満ち溢れた楽曲だぞ!イントロのフルートと
チェンバロからもう反則気味の物悲しさを発揮しているのだが、短いヴォーカルパートの直後に
泣きのギターと究極のストリングスが入ってくる!!
俺はいままでさまざまなロック、メタル等を聴いてきているが少なくとも
メタルでここまでの哀愁を放つ楽曲を知らない(笑)。
この曲の
ストリングスの優雅さはチョコレートのCMで流れるBGMみたいな雰囲気だぞ!(笑)

滅茶苦茶クサいのだがいわゆるメロスピのクサさとは全然違う。
まさにヨーロッパ辺りの悲恋映画の一番盛り上がる
場面で使われるBGMってな位だ!



ジャケもアルバムの内容に見事にマッチした、俺のツボをつく
ナイスデザイン!!
本当にこういう舞台でライヴやってそうな雰囲気の
アルバムだし、ジャケ見ながら聴いてると脳の中で
ヨーロッパに来た気分になっちまう!聴いてるの東京の下町なんだけど(笑)。
こういうのマジに憧れるのはやはりクサメタラーの性なのか!?

現実逃避には最適といえるな!!(笑)


いろいろ書いたが、とにかくクサけりゃ何でもいいって人なら
絶対に聴くべき神盤。まじで泣ける!!

逆に疾走命、へヴィさが無いとダメ、ロックンロールはノリが命っしょ!という人はやめとくべき。
買うなら断然日本盤だ!


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満足度 98% お気に入り曲 全部







"Concerto Grosso 3 The Seven Seasons"




イタリアのプログレッシヴロックバンドによる超名作の3部作目にあたるアルバム。


ユーロプログレシーンに金字塔を打ちたてあまりのクオリティーの
高さにプログレシーンを軽々と飛び越えメタル者にも絶賛される
伝説の名盤Concerto Grossoシリーズを産み出したイタリアの
至宝NEW TROLLS・・・!
かつてはメンバー同士が喧嘩別れし内部分裂、
バンド名の使用権利をめぐって法廷で争った事もある彼らが
何と伝説の名盤の3作目をここにリリース!喧嘩別れしたメンバーも
再び戻ってきたようで本作リリース前に来日公演を行いリリースに
先駆けて本作をライヴでプレイするというサービス精神も披露!
そして世界が待ち望んだ本作“Concerto Grosso 3 The Seven Seasons”
ついにドロップ!プログレッシャー、クサメタラー双方から熱い
リスペクト
を受ける彼らの真骨頂が堪能できる時が再びやってきたのだ!!

本作で聴ける音はかつてあまりの叙情性、美を極めたかのような
メロディー
でもって我々の涙を枯れさせたあの名盤2枚と
何ら変わる事のない、凄まじいまでの劇的哀愁である!
優美なストリングス、チェンバロ、妙に攻撃的なフルート
バンドサウンドは健在で恐ろしいほどに美しすぎる、クサすぎる
劇的叙情メロディー
の連続に眩暈を覚えそうになるわい!
アコースティックギターもいい味を出しとるな!
バンドの演奏も実にタイトで彼ら得意のコーラスワーク
要所要所で効果的に使われ叙情性の演出に一役買っているぞ。
バンドサウンドが意外と大人しくなくハードロック的な
勢い
が感じられるのも個人的に良い!6曲目ではソプラノ
登場しオペラティックさにさらに磨きがかかるぞ!


過去のマジックが無いなんて評価も見受けられたりもするが
個人的には過去作に引けをとる事はない名曲群
散りばめられていると感じたな!とはいえ後半ちょいとダレる箇所もあり
初めて“Concerto Grosso Live”を聴いた時ほどのインパクトは
流石に無かったがプログレッシャーのみならずクサメタラーにも相変わらず
オススメ
の1枚である!ちなみに同時にライヴを
収めたDVD
もリリースされた模様。



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満足度 90% お気に入り曲 全部







"Concerto Grosso 3"




イタリア出身のプログレッシヴロックバンドによるオーケストラとの最新競演アルバム。


イタリアが誇るプログレッシヴロックの至宝によるまさかの最新アルバムだ!
しかもあの超名盤コンチェルト・グロッソの正当な新作である!何でも以前
2007年にリリースされた“The Seven Seasons”は実際にはバンド名義では無く、
ヴィットリオ・スカルツィによるソロ名義
となっており正式なNEW TROLLSとしての
アルバムでは無かった
らしい・・・!だが本作はヴィットリオに加え他のメンバー・・・
ニコ、G・ジャンニ、ジョルジョ
が集い、オーケストラアレンジは勿論バカロフ
担当した真のコンチェルト・グロッソなのだ!

1曲目はSEにフルート、シンセが顔を出し幽玄なムードを演出、その後は一転して
宮廷ライクなムードを醸し出すストリングス、チェンバロが顔を出し強烈極まりない
クラシカルさを演出!
バンドサウンドも後に続き紛れも無く我らの愛したあの
コンチェルト・グロッソのサウンドが蘇っておる!
ちょいと怪し気なヴォーカルも
登場し淡々とした印象もありつつコーラスがちょいと昔のソウルミュージック風なのも
不思議じゃのう・・・!後半は穏やかになるぞ。2曲目は泣きのギターで幕を開け得意のコーラスも登場、
ブルージーさアトモスフェリックさを同時に放ち全体的に大人しい感じだが、中盤から
ストリングスが登場しクラシカルな叙情美を強烈に放つぞ!3曲目はアコギ、クリーンギター
煌びやかさを演出しピアノも登場、実に優雅な曲コーラスも美しいのう・・・!
そして中盤からストリングスハードさのあるギターが顔を出しアップテンポで展開、
まるで火曜サスペンス劇場のようなスリリングさを放つぞ!4曲目はハープの音色
ヴァイオリンが乗りエモーショナルなヴォーカルも登場、泣きのギターと共にまるで
ムード歌謡のような大人のまったりムードを醸し出すのう・・・!5曲目はハードロック的なギターの
ソロ
が聴ける短いインストで、6曲目はポップさの中にクラシカルなストリングスと
ソウルミュージック、R&B風コーラスが同居し、
その後はマーチング調の展開を見せ
ホーンティンパニ等が明るくポジティヴな盛り上がりを見せるぞ!
7曲目はスペイシーなシンセ泣きのギター、ヴォーカルが聴ける淡々とした
大人しめの曲。
8曲目はサックスオシャレな空気を見せるも、母国語Vo妙な土着性を
演出しており
国はまったく別だがどこかインド映画とかでありそうな雰囲気を醸し出しておる!(爆)
9曲目はクラシカルな気品を感じさせるピアノ篭った音質のヴォーカル、チェロが顔を出し
メロトロンも登場、かなりの泣き、哀愁を感じさせてくれるのう・・・!熱く歌い上げる
ヴォーカル
もまた相当にエモーショナルQUEENっぽいコーラスも聴けるぞ!
曲名から察するにQUEEN・・・フレディ・マーキュリーへのオマージュらしく
中盤はバンドサウンドも盛り上がるが何故か相当に音質が悪くまるでスタジオライヴの様である。
曲自体は最高なのだが・・・!10曲目はまた落ち着きのある音作りになり淡々と展開するが
どこかプリミティヴな土着感も醸し出されているだろうか!?11曲目はアコギ、ハモンドストリングス
これまた淡々としたまったりムードを放つ穏やかなスロー曲。中盤で朗々としたオペラVoも顔を出すぞ。
12曲目もまたアコギ、ピアノ、ヴォーカル穏やかさを放つマイルドな曲で、コーラスも顔を出し
落ち着いたポップ感を醸し出しているな・・・!13曲目はアコギ、ストリングス落ち着きの中に
美麗な優雅さを演出するメロウなバラードだ。


全てのプログレッシャーが待ち望んだ(!?)コンチェルト・グロッソの新作だが、
過去2作と比べてどうにもクラシカルでクッサイ泣きの叙情性が薄れており、どこか
コンパクトになったような印象があり“The Seven Seasons”程の格調高さ、
統一感
も感じられず、全体的にマイルドなまったりとした穏やかさが
強くなった感じ
かのう・・・!まぁコンチェルト・グロッソしか知らんリスナーには
意外
だろうが、NEW TROLLSは元々ポップ志向のバンドだったんでそういう面が出たのであろう・・・!
かつてのコンチェルト・グロッソを求めるクサメタラーには不向きだろうなぁ・・・!




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満足度 72% お気に入り曲 The Mythical City  Storm In Venice  Per Freddie







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