猫の福音







"猫の福音"




日本のシンフォニックゴシック系プロジェクトのミニアルバム。


別名義であるSylfioreとしても活動しているプロジェクトで、Sylfioreのほうが
どちらかと言えばポップ寄りなのに対しこっちはゴシック寄りのムードがありメタラーに受けるのは
こっちのほう・・・と最新シングルのレビューで書いたが両名義の一通りのアルバムを聴けば判るがあっちにも
ゴシカルな曲はしかとあり
こっちにもポップチューンは存在しており両プロジェクトの差はそれほど無いと
言える
やも知れぬ・・・!本作は4曲入りのミニアルバムで方向性としてはライトなポップス色濃い
ロックチューン
が中心となっておりゴシカルさ、ダークさは無く軽快なムードが強いぞ!

1曲目はピアノ(エレピ)に始まり軽めのバンドサウンドが登場しベースが目立つ中
軽快なアップテンポ
で展開、リードギターも顔を出しヴォーカルメロもポップでライトな
印象を感じさせるロックチューン
で2曲目はヴォーカル、煌びやかなシンセで始まり
ストリングスと共に軽めのバンドサウンドが聴けリードギターはどこか中東的な
フレーズを披露
しAメロ以降のバッキングはなかなかにハードロック寄りだ。
女性ヴォーカルもソプラノ風の歌唱で歌っているな。3曲目はこれまたライトで
キャッチーなムード
漂う曲でヴァイオリンフレーズも顔を出し基本はスローテンポで
淡々と展開
するぞ。中盤のインストパートは3連リズムになりヴァイオリンのソロ
聴けるのう・・・!4曲目は軽めのクリーンギター軽快なドラムが聴け明るくも
メロウさのあるリードギター
に導かれアップテンポ寄りのミドルテンポキャッチーに
展開するライトなロックチューン
だ。


シンセ、打ち込みによるヴァイオリンフレーズが聴けるもののゴシカルさは無く
バンドサウンドも曲によっては多少ハードロックに接近するも基本は軽め
どちらかと言ったら昔のヴィジュアル系に通じるムードがあるが勿論ダークではなく
明るくライトなムード
が漂う曲が揃っているな・・・!ただいかにも媚びを売っているような
軟弱セルアウトポップス
にはなっておらずその点はシリアスなリスナーにもアピール出来るか!?
女性シンガーは一人だが曲によって歌い方を変えており歌唱力が高いわけではないが表現力はあるのう・・・!




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満足度 73% お気に入り曲 Aionの雨







"Moonlight cradle song"




日本のシンフォニックゴシック系プロジェクトの1stアルバム。


別名義のSylfioreでも精力的に活動するコンポーザーによる別プロジェクトによる
8曲入りのフルアルバム
で、音楽的には後にリリースされるシングルがゴシカルでシリアスな
ムードが強い
のに対し上記したミニアルバムはかなりポップ寄りのライトなロックチューン
主体だった・・・!そんな異なる方向性を向いた2枚に挟まれた本作のスタイルは煌びやかな
シンセが目立ち
バンドサウンドは軽めのムードが強いものの数曲においてまんまAsriel
スタイルを踏襲したシンフォクサゴシックチューンが自己主張しており疾走チューンも
しかと存在し
ヴォーカルもそういった曲では見事なまでにAsrielを再現しておる!

1曲目はクリーンギター、シンセで始まりAsrielを彷彿とさせる女性ヴォーカルが登場、
ヴァイオリンフレーズ軽めのバンドサウンドも顔を出し全体的にかなりAsrielに近い
ムード
が漂っているぞ!メロディー重視のギターソロ、その後のフィメールクワイア風
コーラスワーク
も聴き所だな。2曲目はライトなムード漂う中透明感ある煌びやかな
シンセ
も顔を出し明るくなり切れないメロウさが漂うアップテンポのシリアスなポップチューンだ。
これまたメロディー重視のギターソロも短いが聴けるぞ。3曲目は流麗なピアノに始まり
ゴシカルでクサいシンセストリングスと共に疾走開始!ヴォーカルは低音で歌いやはり
Asriel色が強烈に発散されギターソロもメタリックで大きな聴き所となっているのう!
4曲目はメロウなピアノ、ストリングスシンセが華やかかつ淡々としたムードを演出するスロー曲。
ヴォーカルが入るとクリーンギター、ベースも顔を出すがAsriel色濃い曲と比べて歌い方を
大分変えている
な・・・!メロディーはかなりキャッチーでどこか煌びやかな和の
フィーリング
もあるのう・・・!サビは途中からテンポアップするぞ。5曲目は軽快な
バンドサウンド
がいかにもなライトさを演出するアップテンポのポップチューン。
クリーンギターがメインで叙情オルタナに通じる部分もあるが湿り気は無くカラッとした
明るさ
が強いな。ギターソロもポップじゃのう!6曲目はこれまた和のムード漂うシンセが
煌びやかさを演出、
ヴォーカルもまた歌い方が変わり曲調としてはポップ寄りのAsrielといった塩梅だ。
7曲目は大仰なストリングス、チャーチオルガン、チェンバロと言ったクサメタラーご用達楽器が
強烈なクサさを放ち疾走、
バンドサウンドもメタリックさが強調されヴォーカルも含めやはり
Asriel的空気がプンプンに放たれる待ってましたのキラーチューンだ!
ギター、ピアノ、ヴァイオリンによって紡がれるインストパートも劇的でたまらんわい!
8曲目は煌びやかなシンセ、ポップ寄りのリードギターがライトなムードを放ちつつも疾走し
どこか北欧メタルに通じる空気も感じられるが基本はポップスタイルでヴォーカルもいかにも
アニソンな感じ
の歌唱スタイルになるのう・・・!メロディーはキャッチーで良いな。
ギターソロもメロディアス
だ。


女性ヴォーカルの歌唱力が前作と比べてかなり向上しており曲によってはまんまAsriel
なっている所もあるがAsrielのフィーリングを再現出来る辺りかなりの巧者だという事が
伺えよう・・・!シリアスな曲はまんまAsrielフォロワー的空気がかなり漂っているが
ヴォーカル等ガゼット以上にDir再現率が高いサディみたいな感じでここまで突き詰められると
これはこれで評価出来る
やも知れぬ・・・!オリジナリティーを求めると疑問符が付くやも知れんが
メタラーはクオリティーが高ければパクリッシュ歓迎なんで(爆)そういったリスナーには
かなり喜ばれる一枚だと言えよう!




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満足度 80% お気に入り曲 Lost fill moon、狂気童話「第一章アリス」、Rose Noir







"紅月ノ檻"




日本のシンフォニックゴシック系プロジェクトのシングル。


Sylfioreなる別プロジェクトでも曲を書いているコンポーザーによる別企画(サークル)の
通算3枚目にあたるCDで、前にアルバムを1枚出しておりシングルとしては2作目となっており、
音楽性としてはSylfioreが良質ながらも明るいポップス要素が濃いスタイルなのに対し
こっちはダークなゴシック要素が強く煌びやかなシンセ、モダン系のバンドサウンド
女性Voが乗るというもので、へヴィギターの無いメロウな曲もあるが基本はシンフォニックな
フィメールゴシックメタル
のスタイルなのだろう・・・!バンドサウンドは全て打ち込みだが
やはり最近の打ち込みは昔と比べてクオリティーが向上しているのが見て取れ特に
違和感を感じさせない
のは良いな!Sylfioreと猫の福音、どちらが我々(メタラー)好みかは
まぁ言うまでも無いだろう!(爆)


1曲目はドラムのカウントに始まりベースが唸りモダン風のへヴィなバンドサウンド
シンセが乗りゴシカルなムードを放つスローチューンで、疾走に頼らないゴリゴリの
へヴィリフ
にゴシック要素の濃いシンフォニック寄りのシンセ、女性Voという図式は
AYUTRICAを彷彿とさせるものがあるがヴォーカルメロはどこかオリエンタルな雰囲気
感じさせサビは疾走するぞ!冷たいピアノも印象的でギターソロもメタル的なフレーズ
聴かせてくれるのう・・・!2曲目は透明感のあるシンセ、やはり東洋的なキャッチーさ
持ったヴォーカルメロディーが聴けるギターの無いソフトな質感の非メタル曲。バラードと
いうよりはポップス系のつくりだがメロディーが良く楽しめるな。ベースラインも印象的である。
3曲目はダークなバンドサウンドがどちらかといったらヴィジュアル系っぽいムードを放ち
疾走、ピアノ、シンセもバックを彩り加工系コーラスが早速登場、ベースラインもやはり
目立っており
サビはヴォーカルの声質、メロディーなどかなりAsrielっぽいのう!打ち込みの
ギターソロも初期のAsriel的意識はかなりしているのやも知れぬ・・・!


ゴリゴリのモダンへヴィネス透明感を持ったシンフォニックなシンセ、
ピアノ
にこれまた透明感を感じさせる女性Voが乗るという、ありがちといえばありがちな
音楽性なんだがメロディーラインが上記のようにどこかオリエンタルなムードがあり
和洋折衷的な要素が感じられクオリティーは高く過去作、フルアルバムも聴いてみたいと
思わせるに十分な出来の良さであった!まぁ上で打ち込みバンドサウンドも違和感を
感じさせない
とは書いたが、やはり個人的には最低限ギターは生でやってほしい
思ってしまうのは俺がメタラーだからだろう(笑)。




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満足度 77% お気に入り曲 全部







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