NICOTINE







"METAL ADDICTION"




日本のメロコアバンドによる企画カヴァースプリットアルバム。


日本のメロコアバンドNICOTINEがイタリアのSUN EATS HOURS
コラボした企画スプリットアルバムである!NICOTINEは有名なので
ずっとセルアウト系青春パンクだとばかし思っていたのだが
多くの有名曲をカヴァーしてきた事でも知られているようで、
他にもBEATLES映画のサントラ、クリスマス曲などをパンクアレンジし
カヴァーしたアルバムをリリースしているが本作は何とメタルを
カヴァー
したアルバムである!しかもそのカヴァー曲の対象が基本的には
パンクバンドにも影響を与えるような有名曲なのだが
その中に幾つか尋常ではないチョイスがあり思わず笑ってしまう!
BON JOVI、KISS、SKID ROW等はパンクバンドがカヴァーしても
なんら違和感が無いがそこに名を連ねるHELLOWEEN、
BLIND GUARDIAN!
この辺が日本のバンドらしい所と言える
だろう!ジャーマンは日本人の心の故郷なのだ!(爆)

NICOTINEのほうはギターの音こそ軽いが意外と疾走感ある
アレンジ
が施されておりツーバス連打も目立ち
BON JOVIの“IT'S MY LIFE”なんか普通に疾走しており
ある意味原曲よりメタリックかもしれん・・・なんて言ったら
頭の固いメタラーがブチ切れそうだな(笑)。この辺の疾走感は
やはりパンクならではのアレンジだろう。ヴォーカルは
どちらかといえばエモ風の高音ハイトーン系だ。KISSの
“I WAS MADE FOR LOVIN' YOU”はCMなどでもお馴染みの
有名曲
だがこれもまた疾走している。HELLOWEENの“FUTURE WORLD”は
意外なコピー具合に驚かされるな・・・!サビとかフェイクしているが
ヴォーカルもハイトーン系だから思った以上に違和感がないぞ!
BLIND GUARDIANの“VALHALLA”はチョイスからしてなんとも
クソマニアックで嬉しくなるがギターの音も
それっぽくなり当時のジャーマンの音の悪さもあってかこれまた
違和感があまり無いぞ!(笑)まぁヴォーカルはパワー不足だが
当時のカイ・ハンセンとは正直いい勝負かもな(笑)。初期ブラガならではの
まだまだ弱いコーラスも再現されており彼等がかつてジャーマン小僧だったと
思わせるに十分な愛情あるカヴァーである!EUROPEの“THE FINAL COUNTDOWN”は
かつてNORTHERDISPATCHEDもカヴァーしており、やはり疾走感増しの
アレンジ
でDISPATCHEDのスタイルに近いな。正直THE FINAL COUNTDOWNは
当たり前すぎるのでここは“SEVEN DOORS HOTEL”あたりだったらまた
マニアックで良かったかもな!ギターソロはやはりパンクバンドらしい
稚拙さが見えるもまぁこんなもんだろう。

7曲目以降はSUN EATS HOURSのカヴァーで、こっちは疾走感を押さえ
落ち着いたアレンジとなっている。バンドサウンド、ヴォーカルは
NICOTINEよりもメタルに近く耳なじみはよいかも知れん。
METALLICA“ENTER SANDMAN”はイントロから何故か妙にノリが
良くなっており
キーボード、ピアノなども登場するがバンドサウンド
自体はこれまたなかなかどうしてメタリックだぞ!MOTLEY CRUEの
“KICKSTART MY HEART”もドラムが疾走しておりヴォーカルも
演奏自体も違和感無くて面白いな。MOTORHEADの“ACE OF SPADES”も
十分メタリックさがあると言えるだろう!


ジャーマン曲がある分NICOTINEのほうがメタラー心をくすぐり
SUN EATS HOURSのほうは選曲的に微妙だが演奏のメタル度では
後者の方が上だろう。それにしてもNICOTINEも意外と侮れんな!
今度オリジナルアルバムにも手を出してみるか・・・!



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満足度 80% お気に入り曲 IT'S MY LIFE、FUTURE WORLD、
VALHALLA、THE FINAL COUNTDOWN、ACE OF SPADES







"SOUNDQUAKE"




日本のメロコアバンドの9thアルバム。


メタルカヴァーや映画サントラカヴァーで秘めたる実力を
発揮する国産メロコアバンドの新譜である!俺も以前から
名前だけは聞いたことのある有名バンドでそのため
セルアウト系青春パンクかと興味を示さなかったのだが
上記のカヴァーアルバムで偽者バンドではない実力
見せ付けてくれ、本作にも手を出す事と相成ったのだ!
音楽的には確かにメロコアスタイルを踏襲してはいるが
バンドサウンドはメタルに通じる骨太さがあり疾走チューンも
多いがそれだけに留まらない聴かせどころを心得ていたりするなど
伊達にキャリアを重ねてはいない実力が伺える1枚となっているな。
明るい疾走メロコアが主体なれどメタル的な重さを感じさせ
ドラムがバスドラをドカドカ踏んだりメタルに通じるツインリードや
ソロフレーズ
が飛び出したりとやはりメタルをリスペクトしている部分も
多いのだろう。90年代のバンドはメタルルーツを隠したり否定したり
している
バンドも多かったが彼らは上記のカヴァーアルバム等それを
隠すことなく大っぴらにしているのが好感持てるのう!(笑)
5曲目なんかでは打ち込み系のシンセラップ系のヴォーカル、
さらにHR/HM系のギターソロも登場するぞ!


演奏面は悪くなくメタルやら打ち込みやら様々な顔を見せながらも
基本は明るい王道メロコアを貫いているな。まぁヴォーカルが
弱かったり明るい曲が多かったりする
部分でメタラーには
受け入れられないバンドだろうが数ある国産メロコア勢の
中では特にキャリアも長いのでそれなりのスキルはあるだろう。



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満足度 73% お気に入り曲 SOUNDQUAKE







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