Neo Classica ASCendant







"ASCENDANT"




日本のゴシックプログレプロジェクトによる1stアルバム。


この様式美マインド溢れるジャケ!そしてNeo Classica ASCendantという
名称!予備知識無しなら誰もが様式美系ネオクラシカルメタル
イメージするものだろう・・・だが実はそうではなくその音楽性は
女性ヴォーカルを擁したインダストリアル的なシンセが目立った
プログレッシヴロックなのだ!だがただの電子音プログレではなく
ストリングスハモンド系のシンセも使われダークなゴシック的
雰囲気
も持ち合わせていたりするな。ちなみにバンドサウンド等
楽器類は打ち込みである。

1曲目のイントロからいきなりインダストリアルな音で始まりジャケや
バンド名のイメージは即座に吹っ飛ぶだろう(笑)。だがその後
女性ヴォーカルが入ってくるとリズムはプログレ的になり
シンセサウンドもシンフォさ、リリカルさが演出されるな。
2曲目はシンフォニックなストリングス系のシンセと
パーカッションが聴けるこれまたプログレ的なリズムの曲。どこか
ゴシカルでダークな雰囲気が良いな。ノイジーなギターとハモンド
聴けるパートはまさしくプログレ!緊迫感あるドラマティックな展開
かなりカッコいいぞ!シンフォプログレッシャーならば悶絶できるだろう!
3曲目はピアノで始まり穏やかなバラード風味を持った曲。しかし
リズムがやはり変拍子プログレバラードと言ったところだろうか!?
フルートとアコーディオンの中間みたいな音のヒラヒラしたソロも面白いな。
その後の間奏は実にシンフォニックでたまらんのう!4曲目はうってかわって
SE付きのジャジーなイントロが流れその後ノイジーなシンセが緊迫感を演出し
加工された語りが登場!インダストリアルマシーナリー
シアトリカルさが演出されているな。サビ(?)にあたるパートはコーラスとなるぞ。
そのまま続く5曲目は変拍子の上でストリングスが舞いヴォーカルメロディーは
どこか和のフィーリングを感じさせるな。6曲目も5曲目と近いメロディーを
持つがジャズ的な要素もあったりする。7曲目はいかにもプログレ的な
インストチューン
でリズムはインダストリアル風だがピアノやパーカッションが
ただの電子音チューンではない雰囲気を出しているな。ちなみにこの曲には
ゲストギタリストが参加しておりこの曲のみ生のギターが聴けるぞ!
ややラフながらバリバリ弾きまくっておりこの手の曲をプレイするに十分な
スキルは持ち合わせているぞ。8曲目はいきなり大仰な音で始まり
電子音とシンフォさが融合したダークでドラマティックな曲だ!
ヴォーカルは男女ツイン風に聴こえる。このシアトリカルさは
かつてのMARGE LITCHを思い出すな・・・!9曲目は無機質な
パーカッション
が不穏さを演出するインダストリアルプログレ。
10曲目はわりかし親しみやすいシンセの音色で始まるミドルテンポ曲。
間奏はシンフォニックになるぞ。


全ての楽器が打ち込みということもあってかインダストリアルな、
機械的な無機質さもあるがそれと同時にシンフォニックプログレ
様相をも持ち合わせており打ち込み音、日本語詩、女性ヴォーカルが
聴けるプログレッシャーならば十分以上に楽しめるであろう!
個人的にはもうちょいメロディーにキャッチーさが欲しいと思うが
プログレなのでまぁこんなもんなのかもしれんな。ヴォーカルも
けっこうちゃんと歌えており良いな。ジャケ、バンド名で
様式美メタルを期待すると肩透かしもいいところだが
シンフォプログレを愛するならば聴く価値はあるぞ!



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満足度 83% お気に入り曲 睡蓮、予言の鳥、Babi Yar







"PANGEA"




日本のゴシックプログレプロジェクトによる2ndアルバム。


遅ればせながら去年のM3で購入してきたアルバムである!
ネオクラ何たらなんてまるで様式美メタルみたいなバンド名だが
音楽的にはメンバー曰く「激しくないプログレ」との事で、
複雑な展開、アレンジ、シンセの使い方などは確かにシンフォプログレ
要素が濃いがそこに乗る透明感ある上手い女性ヴォーカル、全体を
支配するどこかダークで退廃したゴシカルな雰囲気
プログレッシャー、ゴサー双方にアピールできるであろう!

1曲目からどこか怪奇な雰囲気を感じさせるゴシカルなダークさがあり
やはりネオクラシカル様式美というわけではなくゴシックなプログレだと
言えるだろう!MALICE MIZERとはまた違う独特の要素がありシンセによる
シンフォニックサウンドはやはりプログレの流れを汲むものだろう。
激しさは無いがアレンジなど実に凝っておりヴォーカルコーラスが
複雑に絡み合う様は一聴の価値アリである!ギターは打ち込みだな。
2曲目は民族的なパーカッション風の音が使われたリズムが重厚ながら
やはりどこか怪奇的な雰囲気が漂う曲。テクノ・・・というよりは
ニューウェイヴ風の機械的なシンセ、効果音もバックでかすかに聴こえるな。
3曲目はチャーチオルガンがイントロで聴け重厚な展開を見せる曲だ。
変拍子が無くテンポが均一なのはニューウェイヴ、ゴシックロックあたりの
影響なのかもしれん・・・!?4曲目も独特の淡々とした雰囲気があり
打ち込みであろうがウッドベースっぽい跳ねる音が印象的だな。
5曲目も淡々としつつもシンセが一風変わった不思議なアレンジ
見せプログレ要素が顔を出す曲だ!時折盛り上がりを見せるシンセが良いな。
6曲目はギターリフが顔を出しヴォーカルも急にアグレッシヴな歌いまわしになり
本作の中ではかなりハードロック寄りの曲調だといえるだろう!勿論アレンジは
プログレだが・・・!プログレハード、プログレメタルとしてはかなり
カッコいい部類に入る楽曲
だぞ!ギターリフは打ち込みだろうが非常に生っぽいな!
途中シンセの速弾きからさらに緊張感を増し怒涛の展開を見せるアレンジが
凄まじいぞ!!ヴォーカルも畳み掛けるような早口になる!この曲が本作中トップの
キラーチューンだろう!俺はやはりメタラーだ!こういう曲に悶絶してしまうわい!!
個人的にはこの曲の方向性で活動していってもらいたいとか思ってしまうな(笑)。
7曲目はチェロ音で始まりMALICE MIZERみたいな雰囲気を出す3連リズムの
叙情的な曲でメロディーは本作中特に魅力的だろう。8曲目はストリングスリフ、ヴォーカルが
アトモスフィアな要素を出しつつも壮大なシンフォニックさを醸しだす楽曲だ!
重厚なリズムは民族要素を演出するぞ。9曲目はアコギが流麗な調べを奏で
キラキラしたシンセと絡み合う穏やかながら神秘的な曲。間奏でプログレ要素が
垣間見れる
な。10曲目は打ち込みリズム、ノイジーなギターが聴ける
シンフォニックさとメタル要素、機械的シンセが絡み合うへヴィな曲だ!
11曲目はピアノが聴けるバラード風イントロに始まりやはりプログレッシヴになるぞ。


MALICE MIZERAsriel、六弦アリス等とはまた違った方向で
シンフォゴシックを追求
している良質のプロジェクトだ!
上記バンドと違いキャッチーさはあまり無くメロディーよりも
全体の雰囲気、アレンジに力を入れている感じだな。
そのため変拍子とかテクニカルなインストパートがあまり無いのにも
関わらずかなりプログレッシヴである!メタラーよりもプログレッシャーに
受け入れられるだろうな。アレンジはかなり凝っており確かな素養を
感じさせてくれるぞ!女性ヴォーカルが上手いのも良い。
クサいのが、判りやすいキャッチーな楽曲が聴きたいリスナーには
向かないだろうが複雑で崇高な、聴き込みを擁するプログレッシヴな
楽曲
が聴きたいと思っているリスナーにはかなりオススメできるであろう!
リズム的にポジパン、ゴシックロックっぽさが濃いのでソレ系のリスナーにも
オススメできるだろう!あと関係ないがオフィシャルサイト
うちのサイトがリンクされとるな(笑)。まことにありがたい事じゃのう・・・!
どうもありがとうございます(爆)。



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満足度 82% お気に入り曲 虚空の月、欠片、
Burst Error、揺り籠







"Works 〜 2007 winter 〜"




日本のゴシックプログレプロジェクトによるシングル。


去年の大晦日にコミックマーケットで買ってきたシングルでどうやら
限定盤らしく今はもうソールドアウトしているようだ・・・!残念!
音楽的には“PANGEA”同様ゴシカルで不穏なシンフォニックプログレである。
個人的に前作よりもプログレ色が濃く変態要素がかなり強いように感じられたな。
1曲目はイントロから早速カオティックな雰囲気バリバリでオーケストレーションと
ピアノによるジャジーな不協和音が絡みヴォーカルが登場!不穏さ、緊張感を煽る
ストリングスリフが印象的だな。2曲目はインストでベースがスラップで
バキバキに唸り
チェンバロとフルートが登場するもクラシカルさよりも
ジャジーな変態的アレンジが目立ったカオスなプログレである!
ハモンドのソロも登場しプログレッシャーにかなりアピールするであろう!
3曲目はうってかわっていきなり大仰なシンフォサウンドで始まり男女ツインVoっぽい
Aメロが聴けシンセがバックで非常に細かいアレンジを魅せるぞ!
ショートヴァージョンらしく短いのが物足りないか!?4曲目もストリングスが
変拍子プログレフレーズを聴かせ男ヴォーカルが登場!どことなくお城系プログレの
クサさ
があるな・・・!男Voは上手くは無いが雰囲気があり国産様式美プログレ
独特のファンタジック大仰さを演出する事に成功している。
5、6曲目はボーナストラックで5曲目はやはりどこか淡々とした
ダークさ
を演出しつつもストリングスが大仰に盛り上がり妖しい展開を魅せる
インスト曲。6曲目は3曲目の別ヴァージョン。シンセがより目立ち
打ち込み色濃いアレンジになっているな。


プログレ要素がさらに濃くなり変態的とも言えそうなアレンジも
顔を出しシンフォプログレ好きからTHE MARS VOLTAあたりのファンも
楽しめそうな雰囲気があるといえるだろう!もう手に入らないのが残念である!



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満足度 80% お気に入り曲 贖罪、Free Negative







"Red Domination"




日本のゴシックプログレプロジェクトによるシングル。


バンド名こそ様式美メタルのそれだが楽曲はプログレ系
彼らNeo Classica ASCendantの新たなるシングルである!
今年(2008年)春のM3で購入してきたもので
質の高さが認められてかamazonでも普通に売られていたりする。

1曲目は民族的なスキャットコーラスインダストリアル的電子音
始まり緊迫感あるシンフォサウンドも登場するマシーナリーな
ゴシックチューン
だ!ヴォーカルもかなり感情を込めた歌唱を披露しており
楽曲にパワーを吹き込んでいるぞ!大仰なホーンの音色も使われ
シアトリカルさもかなりあるな。2曲目はまた雰囲気が変わりベースが
スラップで唸りダンスビートっぽい雰囲気を持ちつつも中東っぽさ
持ち合わせた妖しい曲である!あとはカラオケヴァージョン
アレンジ違いのトラックとなっている。


初期の頃と比べると明らかにアレンジ能力、歌唱力ともに
上がっており
海外のシンフォプログレに馴染んだ
プログレッシャーも満足できるクオリティーがあると思うぞ!
シンフォニックロックではあるがそれと同時に機械的な、
インダストリアルゴシックの様相
も呈しているのは彼らの
個性
と言ってしまっても良いだろうな!このレベルになってくると
そろそろ生のバンドサウンドで聴きたいとか思ってしまうが打ち込みでも
スラップベースやギターのカッティング等かなりリアルなので
このままでも大丈夫か!?



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満足度 75% お気に入り曲 Red Domination







"Works 〜 2008 winter 〜"




日本のゴシックプログレプロジェクトによる企画アルバム。


M3コミックマーケットでお世話になっとるシンフォニック
ゴシックプログレッシヴユニット
による新たなアルバムだが
どちらかといえばこれまでに彼らがさまざまな方面に提供してきた
楽曲を集めた企画盤というか、シングルじゃないけど
シングルス
みたいな立ち位置にあるアルバム・・・だと思う(爆)。
そういう背景があるためかプレスされたCDではなくDIY精神剥き出しの
CD-R
で値段も安く、内容も方向性が統一されたこれまでの
フルアルバムとは違い様々な表情を見せる楽曲が収録されているな。

神秘的なヴォーカルに導かれシンフォニックなストリングスシンセ、
笛の音、そして打ち込みリズムが独特のダークなゴシカルさ、
クラシカルさ
を演出する1曲目から強烈な掴みとなる!非常に
ドラマティックで、シンフォゴシックでありつつもAsriel
六弦アリスらとはまた異なったスタイルを持ったキラーチューンだな!
2曲目はスペイシーなシンセで始まりニューウェイヴ、ポジパン系
退廃的な打ち込みリズムが非常に妖しい雰囲気を放っているがキャッチーな
女性ヴォーカルが聴きやすくしているな。語りも登場するぞ!
3曲目は生のギターが登場し気だるいジャジーさを放つインスト。
泣きの音色が良いな。4曲目はプログレ的な側面が発揮された曲で
打ち込みだけどテクニカルな(?)展開を聴かせてくれるぞ!
5曲目はテクノ、トランス的なシンセが聴けベースも唸りをあげる
打ち込み色の濃いアレンジだな。6曲目はピアノ、ストリングス、
アコギ、笛が聴ける叙情的ながらもどこかプログレ的なカオティック
アレンジ
が施されたインスト曲。7曲目はSimon and Garfunkelの
カヴァー
で有名なイギリス民謡“Scarborough Fair”のカヴァーで、
ストリングス、パーカッションにアコギ、ハープなど様々な楽器
複雑に絡み合い男Voが登場し民謡的なメロディーを聴かせてくれるぞ!
途中チェンバロも登場、やはりこの手のメロディーはクサメタラーの
(日本人の)琴線に触れる
のう・・・!8曲目は中華風のストリングス
登場しインダストリアル系の電子音シンセ、効果音
バンバン登場するぞ!クリーンな音色のギターによるカッティングも面白いな。後半では
ベースのスラップも登場しへヴィリフも一瞬聴ける!9曲目は
チャーチオルガンが荘厳な雰囲気を演出するインスト。10曲目は
1曲目の別ヴァージョンでより打ち込み色が濃くポジパン系のダークな
退廃的雰囲気
が増強されているぞ。


プログレッシヴロックの流れを汲むスタイルとされてはいるが
どちらかといえばニューウェイヴ、ポジパン系のダークで
沈み込むような退廃さ
を感じさせインダストリアル系の
ゴシックロックを女性Voにしてキャッチーにしたような感じというか
MARILYN MANSON、RAMMSTEINから激しさを取り除いてシンフォニックにし
女性Voにしたかのような独特の雰囲気を放っているといえよう!
シンフォニックかつインダストリアルなダークゴシックが
好きなリスナーにオススメできるが本作は楽曲によってスタイルが
違ってくる
のでその辺で評価が分かれてくるだろう・・・!



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満足度 83% お気に入り曲 終焉の夢、熱、
Can you make me a cambric shirt







"INFINITY"




日本のゴシックプログレッシヴユニットによる3rdアルバム。


ホーンやストリングス等といったオーケストレーション系
音色とインダストリアル系ダークな電子音を融合させ
独自の緊迫感に満ちたゴシック的雰囲気を演出する
女性ヴォーカルを擁するユニットによる久々の
最新アルバム
である!最近はシングル企画盤が多かったが
今回は彼らの通産3作目のフルレンスアルバムとなっており
今回も彼ら特有のバンドサウンドは最小限に抑えマシーナリーな
デジタルサウンド、
そして対極に位置するシンフォニックな
アレンジ
が同居した独特の音世界が堪能できるぞ!

怪しげなパーカッション、インダストリアルさとシンフォさ
双方を演出するシンセがミステリアスな1曲目から早速
彼ら特有の緊迫した雰囲気が充満しておるのう・・・!
途中からメタリックなギターも登場しヴァイオリンソロ
聴けるぞ。2曲目はオーケストラのチューニングSEで始まり
ホーンや木琴、ストリングスとインダストリアルな電子音が
登場しこれもまたシンフォニックさとデジタル音の
融合
が成されているな。ピアノやオルガンも聴けるぞ。3曲目は
怪しさ満点の祈祷で始まりホーン、ストリングス、ノイジーに
歪んだリフが聴ける緊張感を保ちつつも淡々とした曲。
部分的にドラムフレーズも登場するぞ。4曲目はピアノ、
ストリングスが流麗なクラシカルさを放ちベースラインが
怪しさを醸し出し複雑なフレーズも魅せる!ラストは
木琴ソロ、奇妙な音色のシンセで幕を降ろす。5曲目は
ストリングス、ドラム、シタール系の音色が複雑な絡みを魅せ
ヴォーカルメロディーも若干キャッチーさを出しベース、
ドラムは実にプログレッシヴなテクニカルさを放っているぞ!
ヴォーカルの絡みも聴き所だ!6曲目はMARILYN MANSON
かつて使っていた機械的な電子音が聴けるインダストリアル色濃い
アレンジの曲。途中で珍しく語りが登場、7曲目は琴っぽい
音色、和の笛
が登場し和風スタイルを魅せるもやはり全体的には
メカニカルな要素の濃い曲だ。8曲目はストリングス、
チャーチオルガン
で幕を開け久々にシンフォさが演出されギターリフも
登場するこっち(つまりメタル)寄りのアレンジが施されているぞ!
ピアノも聴けヴォーカルは低音でシリアスに歌い上げ上手さも相まって
実にパワフルだな・・・!打ち込みではあるがギターソロも聴け
いかにもプログレな変拍子パート、ハモンドソロも顔を出す!
9曲目はガラッと雰囲気が変わり軽めで明るい要素が強くプログレと
いうかフュージョンに近い部分がありホーンもポジティヴ
スクラッチ音も登場する新機軸と言えそうなアレンジである!
ベースもスラップ気味ファンキーに目立っているな。
10曲目は再びシリアスな曲調に戻り引っ掛けるようなギターリフ、
ストリングスが聴けカチカチしたリズムも登場、重ねられたヴォーカルも
実に上手く説得力満点のパワーある歌い回しを披露し大仰さ、
アトモスフェリックさ
も感じられるな。11曲目はどこか民謡
通じるヴォーカルメロディーが聴けフルートの音色が穏やかかつ荘厳な
雰囲気
を放ち叙情的なクサさを感じさせてくれるな・・・!やはり俺は
こういったクサメロ曲が好みじゃのう・・・(笑)。12曲目は神秘的な
雰囲気
に満ちたイントロ、荘厳なオーケストレーションが
重厚さ、崇高さ
を感じさせてくれる実にシンフォニックな曲である!
打ち込みなのだがホーンの音色に説得力があるからこそ
この迫力が出せるのだろう・・・!


根底ではプログレの流れを汲んではいるがそこまで複雑さ、
変拍子バリバリのテクニカルさは無く終始淡々とした、
ミニマル系に通じる繰り返しの展開が主体となっており
メロディーもキャッチーさは薄くこの手のサウンドに
そういったメロディアスさ、クサさ、派手さを求める
向きに合わないだろうがこの独特のダークで緊迫感ある
ゴシカルさ、妖しさ満点の雰囲気
を演出するスキルは
群を抜いて高い!部分的に魅せるキレのある変拍子リズム
光っているな。ダークなインダストリアル、ポジパン、
ニューロマンティック
が聴けるプログレッシャー、
メロディアスさ、煌びやかさよりも退廃的な雰囲気が
重要なんじゃい
と豪語する本格のゴサーなら楽しめるであろう!




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満足度 83% お気に入り曲 Kashgar、Enuma=Elish、
Glass Cross、オリーブの庭、終焉の夢







"Works 〜 2009 winter 〜"




日本のゴシックプログレッシヴユニットによる最新シングル。


最近の国産シンフォゴシック系ミュージシャンがよくやる
煌びやかでキャッチーな要素は無く本家本元のニューウェイヴ、
ポジパン、ゴシックロック
に通じるダークで妖しく退廃的な、
いい意味で媚びない我が道を行くスタイルが持ち味の
孤高の存在Neo Classica ASCendantによる
数量限定の新たなシングルだ!

1曲目のイントロから早速妖しくも沈み込むようなダークな
雰囲気が感じられピアノやチェロというか低音の笛
様々な音が聴けシンフォニックな要素もあるがやはり
暗さ、ダウナーさを演出するためのアレンジで決して
派手になる事は無いがアレンジはしかと練られており
スカスカさは皆無
である!2曲目は怪奇的な雰囲気
感じさせつつダークさをキープしながらもどこか
ダンサブルというか、一風変わった不思議な感覚に満ちた
打ち込み系の曲だ。ホント奇妙な雰囲気が漂っており
この辺はプログレの素養なのだろう・・・!ピアノソロ、
サックス風の音
も聴こえジャジーさもあるな。3曲目は
インダストリアル的なダーク電子音にストリングス、珍しく
加工された男Voが登場!コンポーザーの鴻本 神楽氏による
ヴォーカルで低音のなかなかに渋い声である!4曲目は
ピアノ、シンセストリングスが聴けるダークでクラシカルな
バラード
シンフォニックな雰囲気が漂っているな。
1分半しかない短さが勿体無いのう・・・!5曲目は
これまた物悲しいピアノが聴ける短いインストの小曲。


沈み込むようなダークな退廃した雰囲気が特徴で
複雑で劇的な展開も無ければキャッチーなメロディーも
無い
がその分本家ポジパンに通じる暗く怪奇的で
妖しい雰囲気
は抜群である!煌びやかでクサいゴシック
今は主流だが本格派のゴサーが喜ぶのはこっちの方向性
なのだろうなぁ・・・!クサメタラーよりもニューウェイヴ、
ニューロマンティック系
が好きだというリスナーにオススメだ!




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満足度 75% お気に入り曲 Dark Lady、夜想曲







"Works2"




日本のゴシックプログレッシヴユニットによるミニアルバム。


過去にリリースされた企画モノミニアルバムの続編的立ち位置のCD-Rで、
ゲームかアニメか映画か、メジャーかインディーズかそこら辺は
サッパリだがそういったモンに提供された楽曲を纏めた音源である!
クレジットこそ5曲入りになっているが実際はボートラがあり
計7曲
そこそこのボリュームになっているな。

1曲目は早速ニューウェイヴっぽい耽美さにどこか中華というか
和の雰囲気を感じさせる琴の音色、フレージングが登場し
SIOUXSIE AND THE BANSHEESに通じるものがあるかも知れんのう・・・!
2曲目は神秘的なシンセ、ピアノが登場しストリングスも切り込み
穏やかな中にも緊迫感を感じさせる鋭い楽曲になっておる!リズムの
細かい変拍子アレンジはプログレ的だ。後半は盛り上がりも見せ
シンフォニックな質感もあるぞ!3曲目もっぽい音色に和の笛も登場、
リズムは打ち込み色が濃くインダストリアルな電子音と和の旋律を
融合
させた曲に仕上がっておりヴォーカルの気だるさを感じさせる歌い回しも
かなりエモーショナル実力の高さを感じさせてくれるのう・・・!
4曲目はスペイシーなシンセに始まり打ち込みサウンドが聴けストリングスが
オブリを入れるもメロディーを奏でるというよりは効果音的な使い方をされ
曲調はベースが目立ちつつやはり淡々としておりヴォーカルメロディーはどこか
キャッチーさが少し出てきたか!?5曲目はピアノとストリングスが
クラシカルな質感を出す打ち込みサウンドの無いバラード系の優雅な曲。
ヴォーカルが上手い
のでこういう曲もサマになるのう・・・!
6曲目は1曲目のヴァージョン違いで淡々としたベースに打ち込みドラム、シンセ、
ストリングスが聴け所々で変態プログレ的なフレージングが暴れなかなかに
アグレッシヴな側面も感じさせるアレンジに仕上がっているな!7曲目は
3曲目の別ヴァージョンハモンドっぽいオルガン音、
川のSE
にヴォーカルが乗りまったりとしつつもリズムはどこかダンサブル
印象があり繰り返されるフレーズがミニマル的だが和の旋律も登場するぞ!


とりあえずはタイアップモノではあるがだからといって変に
キャッチーに、ポップにしようだとかそういったセルアウト気味の
考えは皆無
で本作も相変わらず彼ら特有の孤高の存在感に満ちた
淡々としつつもダークでシリアスな、緊迫感溢れる
プログレッシヴでミステリアスな楽曲
が揃っておる!枚数限定なので
ゲットするのは難しいかも知れんが本作も安定のクオリティーなので
彼らのファンならこれまた入手しておきたい1枚だろう!




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満足度 78% お気に入り曲 光満ちる場所、夜空の虹







"Works 〜 2010 winter 〜"




日本のゴシックプログレッシヴユニットによるシングル。


リスナーに媚びない孤高の存在感を強烈に醸し出すシリアスなゴシックサウンド
追求する実力派ユニットによる、毎年恒例(?)と言えそうな数量限定シングル
入手は難しいかも知れんが彼等のファンなら押さえておきたい質の高い曲が収録されており
派手さ、煌びやかさよりもムード、退廃的要素を重視した過去作と変わらない雰囲気モノ
仕上がっているがメロディーはキャッチーさも出てきた感があるな・・・!

1曲目はSEに始まり穏やかかつ緊迫感を感じさせるアコギ、パーカッション、フィメールコーラスが
登場しダークさ、妖しさの中に神秘的なムードを醸し出す曲で全体的には淡々とした印象があるが
中盤から後半にかけてシンフォニックさも発散されドラマティックさを増すぞ!2曲目はアコギ、
ピアノがアトモスフェリック系の穏やかさを放ちその後はドラムも顔を出しメロディーは民謡的と
言えそうな叙情性
を持っているな・・・!サビはキャッチーな盛り上がりを見せある種の判りやすさ
あるのう!あとはこれら2曲のヴォーカル無しカラオケヴァージョンが収録されているぞ。


2曲とも穏やかなムードに満ちているが緊迫感がしかと漂っており共に雰囲気は抜群で
作曲、アレンジのセンスの高さが伺えよう・・・!大仰なメタルサウンド、シンフォニックアレンジ
爆走する派手なゴシックも良いがこういう落ち着きの中に高いクオリティーを有した大人のゴシック
たまには良きモンじゃて・・・!雰囲気モノとして非常に優れており以前からそうだがクサ疾走だけが
同人ゴシックではない!
と堂々と主張するかのような存在である!




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満足度 75% お気に入り曲 全部







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