MyonMyon







"Steel Of Scalet"




日本のモダンメタル、メタルコア系上海アリス幻樂団カヴァーアルバム。


これまた“上海アリス幻樂団”のカヴァーアルバムで音楽的にはデスメタルというかメタルコア・・・
モダンな音
を出しておりいつぞやの“紅鋼 AKAMETAL”みたいな自称メタル、
実質インダストリアル、ハードコアテクノ
アルバムと違ってちゃんと
メタルしている
のが良い!ギターは生でへヴィリフを刻みまくる!それのみならず
スペイシーなシンセも入っておりSOILWORKとか
DISARMONIA MUNDIあたりに通じるスタイル
を持っているといえよう。
まぁ聴き覚えのあるリフとか出てくるがそれは愛嬌だ(笑)。
ちなみに収録曲数は6曲で30分に満たす実質ミニアルバムである。 
 
プロダクションも自主製作盤としては良く演奏もタイトである。全編インストなのだが
こういう音楽性ならデス声で咆哮してもらいたかったのう・・・!デス声なら
とりあえずは誰だって出来るだろ!?(爆)他に個人的に気になったのはギターが
バッキングに徹しリードフレーズはシンセが奏でている
ところだろう。
ギターソロもほとんど無いのは今どき珍しいなぁ・・・!個人的にはリードも
ギター(ツインリード)で慟哭のフレーズを奏でてもらいたかったわい!ARCH ENEMYや
DARK TRANQUILLITYみたいにな・・・!

3曲目の後半で短いながらようやくギターのリードフレーズが聴ける。
4曲目は一気にDARK TRANQUILLITYみたいな慟哭リフを纏って爆走する
待ってましたの1曲だ!だがそれでもリードはシンセが奏でておりどうも
安っぽい印象を受けるなぁ・・・ここはデス声だろう!聴いてて自分で適当に
咆哮してしまう
なぁ(爆)。この曲でようやくギターソロが聴ける。
ワウ交じりのシュレッドプレイでここまでピロピロやれるなら最初からもっと
弾いてくれい!!
5曲目は電子音が顔を出しインダストリアル色が一気に濃くなる。
6曲目もまたインダストリアル系だがここにきてようやくギターが泣きの
リードフレーズ
を聴かせてくれるぞ!

まぁ今風メタルコア寄りのスタイルはヘドバン通り越してモッシュさせるに
十分の音
を出しており思わず辺り構わず腕振り回して回し蹴り放ち
さらに左回りしたくなる衝動に駆られる・・・かどうかは知らんが今どきの
キッズ連中にもウケが良さそう
な音を出していると言えよう・・・!


ぶっちゃけ上海アリス幻樂団っぽさがすっかり消えうせモダンメタル色が
全体を支配しているので上海アリスファンよりラウド系メタラーのほうが
喜びそう
なアルバムである。最近のSOILWORKとかが好きでインストも聴ける
メタラーは聴いて損は無かろう!



オフィシャルで見てみる



満足度 78% お気に入り曲 Steel Of Scarlet







"Mountain of Faith 〜神々への信仰〜"




日本のメタルミュージシャンによる2ndカヴァーアルバム。


上海アリス幻樂団の楽曲をインストながら本格的なメロデス、
メタルコア
にアレンジしメタラーの注目を集めたMyonMyonによる
2作目となる本作はメロデススタイルだった前作とはうって変わって
壮大なオーケストレーション、ホーンサウンドがインパクトを放つ
シンフォニックメタルアレンジとなっているぞ!

イントロにあたる1曲目から壮大なシンフォサウンドが登場し
聴き手の期待感を煽りそれに続く2曲目はホーンが大仰さを演出
ピアノがリリカルな調べを奏で疾走するシンフォメロスピである!
加工されたワウを効かせたギターソロも聴けるぞ!
上海アリス幻樂団をメタルアレンジした楽曲としてはかなり
レベルが高い方
だな。プロダクションも悪くない。
3曲目もホーンが目立ちつつもチェンバロ音が登場!
普通上海アリス幻樂団のメタルアレンジとなるとリードメロは
なぜかいかにもシンセシンセした音色になるのだが本作は
チープさの無いホーンが主旋律を奏でているのが良いな!
リフ等ギターは奥に引っ込んでいるが今回はオーケストレーション
前面に出したアレンジなのでこんなもんだろう。
4曲目はギターとオーケストラがユニゾンするイントロに始まる
RHAPSODY要素の濃い曲だ!勿論疾走しまくっており大仰かつ
クッサクサなメロ、アレンジがこれでもかというほど堪能できるぞ!
途中のオーケストラのみになるパートも素晴らしい!この曲が
アルバム中1、2を争うキラーと言えるだろう!5曲目も実に
RHAPSODY、FAIRYLANDライクな大仰シンフォイントロに始まり
やはり爆走!!ホーンのバックでオブリを入れるチェンバロ風の
シンセ音
も上手いこと曲のよさを引き立てているな。
オルゴール風のラストも実にメランコリックである!
6曲目は初期SONATA ARCTICAみたいな様式美系の16分刻みに始まる
爆走シンフォメロスピだ!ワウを効かせたギターソロも聴けるぞ!
7曲目もやはり爆走しまくりのシンフォメロスピで途中RHAPSODYの
超名曲“EMERALD SWORD”のブリッジ
が登場する(爆)。8曲目も聴き覚えの
あるフレーズ
が登場し今度はホーンではなくストリングス音
やはり壮大さを出しながら和風クサメロを奏でる!ピアノフレーズも良いな!途中の
イントロフレーズからチェンバロによるクラシカルなシンフォパートに突入する等
実にクサメタラーのツボを突いた展開が楽しめる。すっかりド忘れしていたが
このチェンバロフレーズはDARK MOORの“SILVER LAKE”だな!
ラスト9曲目はピアノとストリングス、泣きのワウギターによるアウトロ的な曲。


正直言うとどの曲も似たり寄ったりでそれほど大差があるわけではなく
イントロ、アウトロを除く全てが爆走チューンなので聴き疲れを覚えるやもしれん・・・!
だがこの大仰なホーン音によるシンフォアレンジ、アグレッシヴ極まりない
爆走振り
はかなりのもので上海アリス幻樂団メタルカヴァーの中では
トップクラスの出来と言えるだろう!ただリフはシンフォメロスピという事もあって
メロデスの流れを汲む前作の方が良かったがまぁこれは仕方ない。
上海アリス幻樂団を知りたいメタラー、RHAPSODY、FAIRYLANDあたりの
シンフォメタル
が好きなクサメタラーにかなりオススメだ!
個人的な意見言うとこれほどのアレンジが出来るなら是非とも
カヴァーではないオリジナル曲も聴いてみたいぞ!



オフィシャルで見てみる



満足度 87% お気に入り曲 全部。特に
“Mysterious Mountain 〜招かれざる客〜”







"蓬莱姫譚"




日本のメタルコアミュージシャンによる3rdミニアルバム。


上海アリス幻樂団の楽曲を質の高いメタルにアレンジする
ギタリスト、ミュージシャンの3作目、4曲入りのミニアルバムである!
1stはメロデス、メタルコア風味で2ndはうってかわって
ラプソ直系の大仰シンフォメタルだったわけだが本作は
再び原点に立ち返りメロデス、メタルコアスタイルとなったわけだが
今回はよりエモメタル、メタルコア要素が濃くモッシュパート
ふんだんに取り入れられており、またこれまではインストアルバム
だったわけだが本作は全曲ヴォーカル入りとなっている!
だがメタルコア、スクリーモ的咆哮は無くクリーンな女性Vo
全体的に一風変わった雰囲気を放っているな。

1曲目はチェンバロマシーナリーなリズムによるイントロに始まり
メタルコア的へヴィリフが聴けるもヴォーカルはクリーンな
女性Voでサビは上海アリス幻樂団特有の和、中華クサメロで良いな。
ギターソロはメロディー重視でその後はモッシュパートに突入!
テコンドーしたくなるな(笑)。ラストソロはワウをかました速弾きだ。
2曲目はうねるシンセに始まりモッシュ誘発のへヴィリフが聴けるも
やはりヴォーカルはクリーン女性Voだ。デス声による咆哮が
聴きたい
のだが・・・!(笑)ピコピコしたシンセが目立つも
KILLSWITCH ENGAGEを思わせる曲調だな。3曲目は変拍子
取り入れられた激しいイントロに始まるもヴォーカルが入ると
エモくなるカオティックエモメタルコアスタイルである。
4曲目は再びウニョウニョしたシンセに始まりへヴィかつ
メランコリックなリフ
が聴けるエモメタルだ。サビはかなり
クサいメロディーだな!

メタルコア系のクリーンVoが何だかんだ言ってニューメタル
流れを汲むタルい感じなのに対し本作は中華クサメロの宝庫、
上海アリス幻樂団カヴァー
なのでメロディーに関しては
文句ないだろう。ただやはりこういうメタルコア的曲調なので
Aメロとかモッシュパートとかでは激しい咆哮、グロウルが
聴きたかった
わい・・・!ついついモッシュパートになると
ウインドミル、スラムダンスしながら自分で唸ってしまうのう(笑)。
今後こういうスタイルでやるならばサビはもちろんクリーンVoで
いいがデス声も入れて欲しいな・・・!メタルコアと言うよりは
THE FULLY DOWNFASTLANEのようなエモメタル系だろう。



オフィシャルで見てみる





満足度 82% お気に入り曲 過ぎ去り往く暦







"Border Of Sanctuary"




日本のメタルコアミュージシャンによる4thミニアルバム。


ここしばらくはPizuya氏とのコラボでゴリゴリのメロデス/メタルコア
プレイしその質の高さで定評だったが今回は久々に単独で作られた
ミニアルバム
である!そんなわけで音楽性もコラボ作とは異なり
デジタル、インダストリアル要素
を感じさせるラウドロックやギターが
入っている事以外完全にトランス、ダンスミュージック系J-POP
なっており硬派なメタラーには受け入れ辛いアレンジになっておるのう・・・!
そしてまた今回もヴォーカル入りとなっておりアニソン的キャッチーさ
中に気だるいJ-POP的な感性を持った実力ある女性シンガーが参加しているぞ。

1曲目はギターに打ち込みの電子音が絡みつきデジタル要素の濃い
ラウドロック風のアレンジ
が施されておりヴォーカルメロディーは
非常にキャッチーでギター以外は普通にJ-POP的な雰囲気があるな・・・!
ギターソロも普段メタルで聴けるタイトな速弾きではなくオルタナ系の
コードをジャカジャカ鳴らすようなフレーズ
でメタラーには新鮮だろう!
2曲目はアトモスフェリックな電子音がトランス的な雰囲気を放つも
ギターは軽めながらモダンな響きを持ちここ最近のJ-ROCKに近い所がある
アレンジが施されNUMBER GIRL、ASIAN KUNG-FU GENERATION直系の
オリエンタル和メロ
メロデス以上にマッチしていると言えるのう・・・!
一瞬疾走する箇所もあるが基本はミドルである。3曲目はアップテンポで
唸るギターにトランス色濃い電子音が舞いリズムも打ち込みのアップテンポ
ロックシーンでも主にオルタナ系の畑で今流行の4つ打ちスタイルとなるぞ!(爆)
ヴォーカルメロディーもいかにもポップス色濃くメタル要素は皆無と言って
いいだろうな・・・!4曲目もギターは聴けるがやはり打ち込み電子音主体の
アレンジ
が施されポップでキャッチーながらもどこか憂いを感じさせる
雰囲気が強いミドル〜スローチューンだ。5曲目は久々にモダン系のへヴィリフ
登場しドラムも手数多くタイトに暴れ電子音もあるがメタル寄りのアレンジが
施されているぞ!
打ち込みシンセとバンドサウンドがカオティックに絡み合い
高いテンションを持続するインストパートはメタルとしてのカタルシスではなく
トランス、レイヴ系のカタルシスを得られよう!6曲目はピアノで始まり
ドラムが暴れ
ピアノ、シンセとカオティックに絡み合いギターは無くデジタル風の
ベース、チープなシンセ、手数多すぎのドラム
が三位一体となり
疾走するファストチューンだ!ヴォーカルは気だるくキャッチーなメロディー
歌い上げ疾走曲ではあるがやはりHR/HMやパンク、ハードコアのノリではなく
BPMの速いトランス系
の要素が濃いのう・・・!7曲目はミュート気味のギターリフが
聴けベースも唸る
もリズムはやはりダンサブルな電子音
全体的にポップなトランス系になっているな。


正直メロデス、メタルコアどころかHR/HMですらないと言い切れるような
スタイルなんだがキャッチー極まるポップス色濃いメロディー凝った
シンセアレンジ
十分に質が高くどちらかといえば非メタラー向けの
アレンジ
に仕上がっておりJ-POPしか知らないような音楽に興味無い連中にも
受け入れられそう
な空気があるのう・・・!一応はギターがかろうじて
こっち側の音色を出している
がソロ等メタラーがイメージするような
流麗な速弾き等は無くまさに普段メタルやってるギタリストが
スタジオミュージシャンとしてJ-POPでチラッと弾いた
ようなプレイに
なっているな・・・!(爆)相変わらずの上海アリス幻樂団カヴァー
そろそろいい加減オリジナルも聴きたくなって来るんだが、もし彼が
最初からオリジナルで勝負してものし上がるのは難しいから
知名度を上げるための手段として上海アリス幻樂団カヴァーをやっているという
動機のミュージシャンならもう十分に名も売れたことだし近いうちに
やってくれるだろう・・・!実力あるミュージシャンなんで東方オンリーで
埋もれるのは非常に勿体無い
んでなぁ・・・!




オフィシャルで見てみる





満足度 76% お気に入り曲 幻影の巫女、境結界エソテリア







もどる


inserted by FC2 system