夢中夢






"夢中夢"




日本のインディーズポストロックバンドの1stアルバム。


関西のアンダーグラウンドシーンで活動するバンドのようで、厳密には
ポストロックの畑で語られるタイプのバンドだろう。だが他のポストロックと
決定的に違う点はシンフォニックブラックの影響を受け、ブラストデス声、
それ系のトレモロリフ、
そしてヴァイオリンソプラノヴォーカル等を
取り入れている点が挙げられる!“フューネラルクラシカル”を自称し、彼らを
知る者達からは“久石譲 meets ブラックメタル”などと
言われている!!(爆)
俺もそれを聞いてこのバンドに興味を持ったというわけだ・・・!

そんなわけで個人的にクレイドル・オブ・フィルスみたいな音楽性を
期待してターンテーブルに乗せた
わけだが音楽的には静かな、内症的な
雰囲気
が大半を占めておりブラックメタルパートは少なめだ・・・!
これには激しく肩透かしを食らった気分になったがまぁ元々メタルバンドとして
売っているわけではないだろうしな・・・!
ヴォーカルパートも少なくインスト寄りである。あと女の声による語りもある。
メロディーは結構良い。曲構成はポストロックなだけにダラダラと長く、纏め切れていない
箇所も多めでダレを生む要因となってしまっている・・・!

特に気に入ったのはやはりブラックメタル色濃い曲だ。部分的にシンフォブラな3曲目
“クロノス∞カイレス”、ソプラノクワイアと語りのみだがメロディーがクラシカルな
5曲目“存在の確率”、アルバム中最もブラックメタル寄りでアグレッシヴかつ
クラシカルな6曲目“魔道院妄奏天使曲”、あとソプラノ、ストリングスが暴れる
11曲目“白獄ノ夢”だな。ただ後半暗く地味で無駄に長いつまらん曲が続くのが
大きなマイナスポイントだと言えよう・・・!

あと音楽性には関係ないがブックレットに挟まれた紙に多くの関係者からの推薦コメント
書かれているがこれが評論家気取りによる文学オタク風の
イタい文章ばかり
で心底ムカつかせてくれる・・・!(爆)


インディーズのためか音質も悪く、ヴァイオリンも1本しか入っておらず
チープさに満ちているがこういうスタイルが好きな人もいるだろうな・・・!
だが俺みたいに本物のシンフォブラを求めると肩透かしなので
そこは気をつけよう(爆)。






満足度 68% お気に入り曲 クロノス∞カイレス、存在の確率、
魔道院妄奏天使曲、白獄ノ夢







"イリヤ-ilya-"




日本のインディーズポストロックバンドの2ndアルバム。


“久石譲 meets ブラックメタル”等と称され文学ポストロック畑
のみならずメタラーやプログレッシャーその他もろもろから
注目を集めている関西アングラシーンのバンドである!
前作はメロディー自体は良かったがバックのアレンジが壊滅的に
チープ
で個人的に価値をあまり見出せないミニマル要素も強く
マニアックメタラー達をはじめとした世間の評判のよさとは裏腹に
あまりにもイタイタしく鼻につく文学気取りの寄せ書きコメントも
相まって個人的にはあまり良い評価じゃなかったんだが今回は
あいかわらずメタル要素は貧弱なもののストリングスやピアノ、
ソプラノ
が主体となりアレンジもまともになっているぞ!

重厚かつ流麗なストリングス・セクションが聴けるイントロから
前作とは違う、クオリティーアップの予感を感じさせそれに続く
2曲目は緊張感漂うもどこかジャジーさを纏いピアノが舞い
ドラムも軽いながら自己主張、ギターもペラペラな音でバッキングを
弾きウィスパータイプの女性ヴォーカルがストリングスとピアノを
バックに歌う、非メタルの文学ポストロックっぽさを感じさせつつも
どこかSOUND HORIZONに近い雰囲気もあったりするな。ドラムが
マスロック的だと言えるだろうか?後半はブラストも飛び出すぞ!
3曲目は穏やかなピアノ、プログレ的なバックに乗せてヘナチョコでは
あるが絶叫シャウトも登場しその後は線の細いソプラノ女性Voとなる。
メタル要素も顔を出すが主役はピアノだな。4曲目はプログレ、
マスロック
的スタイルが前面に押し出された曲調だ。出自が
ポストロック
なのでヨーロッパ辺りのプログレとは違い
カオティックコアに近いかもしれん、女性ヴォーカルは線の細い
ソプラノのみならず国産地下自主制作インディーズシーンライクな
歌い方も披露する。途中のストリングスは非常に優雅で良いな!
5曲目はメタル的バンドサウンド、絶叫シャウトも聴けるがやはり
主役はピアノである。途中ソプラノを乗せてこれまたブラスト
登場するぞ!6曲目は様式美系シンフォニックメタルに通じる
緊張感を持ったイントロに始まり絶叫デスVo、ブラストが聴ける
本作中特にブラックメタル色が濃い曲だ!ソプラノやクワイアっぽい
音、チャーチオルガンも聴こえこの曲が最もメタラーの心に響く
事だろう!こういう曲をもっと増やしてくれい!クラシカルな
ピアノも良い!7曲目はいかにもシンセなチープさの残る
ストリングスが聴ける静かな曲。8曲目はブツブツ言う呟き
始まり穏やかなオルガンとソプラノが聴こえる静寂ポストロックだ。
後半クラシカルになりさらにノイジーなギターも聴けるぞ。9曲目は
ソプラノがどこか志方あきこ霜月はるか辺りの領域に足を突っ込んだ
感のある民謡風の曲。この辺はまさしく国産地下自主制作アングラシーン
所謂同人音楽シーン
の流れを汲むスタイルだな!日本人の琴線に
触れるタイプのメロディーが良いぞ!10曲目は女性ヴォーカルの
アカペラが聴け、弦楽アンサンブルも壮麗さを演出する静かな出だしだが
クワイアと言うか重厚な男コーラスも現れ途中シンフォニック
マスロック
とも言うべきカオティックなスタイルとなる!
ドラム缶の底叩いてるような、METALLICAのST.ANGERみたいなドラムは
どうかと思うが(笑)。11曲目はピアノが聴け流麗なストリングスも登場するインストの終曲。


やはり冗長な部分も多くメタルの影響がある割には軽い
プロダクション
ヘナチョコシャウト等まだまだチープさは
ある
が今回アレンジ面でかなりマトモになっておりこれくらいなら
十分満足できるな!後半メタル要素が消滅するもメロディーが良く
全体的にダレを覚える部分もあるが最後まで聴きとおすことは出来るだろう。
また今回も各界から著名人がコメントを寄せている
相変わらずイタイ文学気取りコメントが存在しており悪い意味で
サブイボ立っちまう
な(爆)。SIGHの川嶋未来もコメントを寄せており
彼は至極マトモな事を言っている(笑)。音楽性とは一切関係ない話するが、
個人的に文学ヤロー特有の、「自分は文学読んでるからエライ、
文学読んでないヤツはカス」
ってな知的、精神的スノッブ思考
どうにも好きになれなくてのう・・・!そういうタイプの人間はごく一部だろうが、
そういう輩でもいい曲書いていいパフォーマンスしてくれるなら応援するがもしプライベート
付き合う機会があったら絶対にソリが合わなさそうだ(笑)。



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満足度 79% お気に入り曲 ドクサの海の悪樓







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