MESHUGGAH







"Contradictions Collapse"




スウェーデン出身のプログレッシヴデスメタルバンドの1stアルバム。


変態的要素をふんだんに取り入れた超テクニカルプログレ
デスメタルバンド、MESHUGGAH
の記念すべき1stアルバムである!
ただのプログレッシヴな変拍子デスメタルにミニマル的な
反復リフ
を大胆に導入しマシーナリーな無機質さを持った
最新作とは違いこの頃はデスメタルではなくスラッシュメタル
近い音楽性でバリバリの変拍子がテクニカルなプログレ要素
演出しつつも疾走しザクザクと刻むリフに吐き捨て型のヴォーカルは
まさしくプログレッシヴ・スラッシュと形容するにふさわしい
スタイルとなっているな。MEKONG DELTAとかを思わせるのう・・・!

複雑で聴いてる側も頭の振りどころを見失うほどのテクニカル
変拍子リズム
は確かに凄いがその割りに意外とテクニックを
見せ付けるかのような速弾きシュレッドソロが少ないのも
彼らの大きな特徴である!あくまでもリズムを重視した
スタイル
なのだろうか!?数少ないソロはまるでジャズ、フュージョン
如き流麗な、一切の無駄のないプレイを聴かせてくれるぞ!
デス声ではなくドスの利いた吐き捨てシャウト、そして
野郎シンガロングも実に熱く冷徹なテクニカルデスではない
メタル野郎の熱気もまだ残っており最近の彼らには無い
人間味を感じさせるな。


この頃はまだ軽めのプロダクションもあってかB級臭さ
濃いもののそれがまた良いと思えるマニアックなメタラー
俺を含めて多かろう(笑)。ミニマル的な繰り返しリフに終始して
意外と地味だった最新作よりも本作の頃のスタイルの方が
俺は好みだな・・・!しかし変拍子が多いのう!曲によってはもう
変拍子しか存在していないのだがこれはいかほどなものなのだろうか!?(爆)



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満足度 82% お気に入り曲 Paralyzing Ignorance、
Qualms Of Reality







"Destroy Erase Improve"




スウェーデン出身のプログレッシヴデスメタルバンドの2ndアルバム。


デスラッシュに変態極まる変拍子を導入しテクニカルで知的かつ
ド変態
なデスメタルをクリエイトすることに成功したスウェーデン出身の
プログレッシヴデスメタルバンド、MESHUGGAHの2作目である!
1stに比べると随分と音質が向上しておりそれと同時に機械的な、
マシーナリー要素
もかなり濃くなりインダストリアルメタルに通じる
無機質で冷徹な雰囲気も増したな。変態スラッシュメタルから
変態デスラッシュへの進化である!しかし相変わらずジャズ、フュージョンに
影響を受けたクリーンなパート
もあったりして一筋縄ではいかない彼ら独自の
個性的プログレエクストリームスタイルは健在だ。ヴォーカルもスラッシュ的
吐き捨てから咆哮スタイルにチェンジしておりブルータリティーが
増した
感があるな。しかしそれにしても相変わらずヘドバン出来ない
変態リフ
である!ドラムとギターリフが意図的にずれているのだ!
ただの変拍子プログレではない独特の難解さを持っていると言えるだろう・・・。


まぁ正直後半スロー曲が続きダレを覚えずにはいられないなぁ・・・!
もともとメロディーの存在しないバンドなのでスローテンポで
複雑ながらも単調なリフを繰り返されると流石に飽きてくるのう(爆)。
とはいえアグレッシヴなデスラッシュ直系の疾走チューンもしっかりあり
そういった曲は楽しめたな。まぁ激しいデスメタル好きよりも
インダストリアル系とか変態じみた曲が好きな人向けだろうな・・・!



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満足度 78% お気に入り曲 Future Breed Machine、
Transfixion、Terminal Illusions







"Chaosphere"




スウェーデン出身のプログレッシヴデスメタルバンドの3rdアルバム。


テクニカルなプログレ要素を取り入れたデスラッシュを
プレイするバンドが3作目にして徐々に個性を持ち始めだした
アルバムである!この頃になってくるとかなり人間味は薄れ非常に
機械的で冷徹な、無慈悲なテクニカルデスラッシュとなりずれたリズムが
鉄の塊と共に襲い掛かってくるかのような印象を受けるな・・・!
プログレといっても複雑な展開や長々と続くインタープレイが
あるわけでもなくリフこそ凄まじい変態リズムだがそれがミニマル的な
反復
で延々と繰り返される現在のスタイルに通じるようになったのも本作あたりからなのだろう。


こういう異常なまでにテクニカルでミニマルなスタイルを愛するリスナーも
多いが個人的にはまだノーマルなデスラッシュで人間味、熱気を保っていた
1stの頃の方が好きだなぁ・・・!まぁこういう無機質ポリリズムミニマルデス
やってるバンドってのは他にはいないし好みは別にしてこういうバンドが
一つくらいは居てもいいだろうな・・・!個性は大事である!



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満足度 70% お気に入り曲 Concatenation、
Mouth Licking What You've Bled







"Nothing"




スウェーデン出身のプログレッシヴデスメタルバンドの4thアルバム。


他の何者でもない独自のポリリズム反復リフを武器とする
ミニマルテクニカルデスメタルバンドが完全に己の持ち味を
身につけそれをこれでもかというほど放ちまくる4作目である!
マシーナリーで無機質極まりないタイトなプログレデスラッシュながら
複雑なのは主にリズムで曲展開自体は反復リフが主体と、
意外とシンプルだったりする彼ら独自のスタイルはこの時点で
完成の領域にあり本作でも意図的にギターとドラムがずれた、
何ともいえない不気味な捻くれリズムが堪能できるぞ!
リフはかなりへヴィだったりするのだがソロなどリードギターは
まるでフュージョンのような滑らかかつクリーンな穏やかさ
湛えているのも独特である!メタラーに判りやすく言えば
Al di Meolaみたいなトーンだな。


やはりここまで徹底して無機質になり繰り返しの反復リフ
執拗なまでに繰り返されるとかなり聴き手を選ぶように
なるのだがどうだろうか!?プログレデスと聴いて連想する
カオティック要素は無く曲そのものの組み立て方は繰り返しが
多いため意外とシンプルなのだがリズムがあまりにも複雑
やはりかなりのテクニックを要求する音楽性なのだな・・・!



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満足度 70% お気に入り曲 Glints Collide







"I"




スウェーデン出身のプログレッシヴデスメタルバンドのミニアルバム。


プログレデスと一言でくくる事は出来ない独自の強烈な
個性を持った反復ミニマルデスメタルバンドのミニアルバムと
なった本作は何と21分で1曲という大作が収められた実に
挑戦的な1枚である!音楽的には3作目以降で確立された
繰り返しの病的なミニマル反復ポリリズムリフが主体で
無機質極まりない機械的な、鉄の塊が突き進むような
硬質なへヴィリフが畳み掛けるように変態的なリズムを
延々と刻むもの
なのだが前半で最近の彼等には無い
攻撃的な爆走パートがあり初期のデスラッシュスタイルの
方が好きだという俺みたいなリスナーも意外と楽しめる要素が
あるな。テクニカル極まるフラッシーなギターソロも聴き所で
中盤には静寂パートも顔を出すがやはり不穏な空気を
放ちまくっている
な。


無機質ポリリズムミニマルデスラッシュ化したMESHUGGAHの
アルバムで最も楽しめた1枚であると個人的に言いたいのだが
どうだろうか!?本作の方向性をさらに高めたのが次のアルバムとなる
“Catch Thirty-Three”なのだがあっちはさらに無機質、
無愛想
過ぎて個人的にはあまりピンとこなかったからなぁ・・・!



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満足度 76% お気に入り曲 I







"Catch Thirty-Three"




スウェーデン出身のプログレッシヴデスメタルバンドの5thアルバム。


プログレデスというにはミニマル要素があまりにも濃すぎる
スウェーデン産の強烈な個性を持ったテクニカルポリリズム
デスラッシュバンド
の5作目のアルバムである!他にも
ミニアルバムや企画盤などを多くリリースしており
カタログ自体はなかなかに多いバンドである。

クレジットを見るとちゃんと各楽曲で分かれているように
見えるが実は本作、47分で1曲の大作扱いで組曲形式に
なっているのだ!アルバム一枚で1曲とは以前にもミニアルバムの
“I”で行われていたようだが本作はそれをさらに進化させた
ようで、MESHUGGAHお得意の無機質反復ポリリズムリフ
延々と繰り返される一方でダークでへヴィなパートがあったり
不穏さを掻き立てられる部分も登場したりと一本調子には
ならない
ような工夫がなされている・・・。いい意味で人間味を
感じられない
無機質なマシーナリーさはいままでよりもさらに
濃くなっておりプログレッシヴというには繰り返しを多用しまくっている
反復ミニマル要素で執拗なまでに繰り返される複雑なリフは
まさにMESHUGGAH以外の何者でもない独自の個性となっているな。
ただキャッチーさはマジで皆無となっており聴き手をかなり
選びまくる作風だと言うのはわざわざ言うまでも無いだろう!
ここまで極まった感のある前衛メタルもそうは無いが楽しめない
人間にはただ苦痛なだけかも知れん・・・!(爆)あと本作は
ドラムが打ち込みだというのも欠点だと言えるな・・・。


ここまで来ると正直言って個人的にはあまり楽しめなかったんだが(爆)、
はたしてライヴとなると一体どのようなパフォーマンスを
見せてくれるんだろうなぁ・・・!テクニックとか凄すぎて
スタジオ盤ではピンと来ずともライヴで観ると楽しめるかも知れんな。
LOUD PARKで是非とも観てみたいものである!完璧な演奏を
披露してくれるのだろうか!?




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満足度 66% お気に入り曲 Personae Non Gratae







"OBZEN"




スウェーデン出身のプログレッシヴデスメタルバンドの6thアルバム。


LOUDPARK08への出演が決定したテクニカル・デスの筆頭格にあたる
MESHUGGAH。プログレッシヴな要素を内包したデスメタルだが
思ったほど変拍子キメまくりでもテクニカルなインストパート全開という
わけでもなくどこか冷徹で知的な印象があるな。長尺の曲も無く
意外なほどにコンパクトでシンプル、例えばカオティックコア・・・
THE DILLINGER ESCAPE PLANなんかとはまた違う雰囲気
持ったバンドだと言えるだろう!ちなみにギターは2本とも8弦
歪み自体は意外と緩めだがそれでも十分にへヴィである!

1曲目は歪みの薄いギターに始まりデスメタルと言うよりは
プログレメタル的な質感のリフが登場!デス声は勢いで押す
荒々しいタイプだな。プログレデス、テクニカルデスとの
触れ込みだが意外と複雑な変拍子は無く曲展開もストレートだ。
2曲目はリズム面が実に変態的だがカオティックコアほど
イカれた感じではなくやはり展開的にはストレートだな。
繰り返されるリフに偏執的狂気を感じるも判りやすさがあるぞ。
3曲目はガリガリと引っ掛ける感じの鋭利なリフが聴ける曲。
静寂のあとのギターソロも速弾きしまくりではないがかなり
不穏な空気を放っておりカオティックコアとはまた違う狂気
感じさせるな。4曲目はへヴィながら冷徹な雰囲気のリフが聴ける
スロー曲だ。5曲目はへヴィリフにトレモロっぽいリードギターが乗り
邪悪な雰囲気を放つもやはりどこか醒めた機械的な雰囲気のある
スローチューン。6曲目も5曲目のようなトレモロギターが聴ける
スロー曲だが途中でリズムが変わりタッピングソロも登場するぞ。
7曲目はテンポが上がり多少のノリの良さが発揮されるもリフは
変態的変拍子だな。そのリフは執拗なまでに繰り返されプログレと
言うよりはもはやミニマルの域である・・・!8曲目はようやく
アップテンポになり攻撃的ギターが聴けるもまた1曲目のような
静寂ギターも登場する。9曲目は変態的ギターが聴ける混沌とした
雰囲気
を放つ本作中最もカオティックな要素が濃い曲だ!
しかしリフはやはりお約束の繰り返し反復ミニマルスタイルである。


スローで意外と地味な作風はカオティックコアのような音を求めていた
俺としてはけっこう肩透かしだったな・・・!どうやらインタビューで
あたかもテクニカル・プログレのように言われているが
実は変拍子を使ってはいないなどと言っていたのだがたしかにクレイジーな、
いかにも変態ですってな塩梅の変拍子は無いな。曲調もシンプル
変質的なリフが終始繰り返されミニマル的な雰囲気も感じられる。
他のアルバムは一体どうなのであろうか!?LOUDPARKに来る事だし
掘り下げて聴いてみるかのう・・・!



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満足度 70% お気に入り曲 Electric Red、Pravus







"Koloss"




スウェーデン出身のプログレッシヴデスメタルバンドによる7thアルバム。


プログレッシヴデスメタルとの触れ込みだが、よくある変態的な曲展開、
高速ピロピロシュレッドや変拍子
では無く、執拗に繰り返されるミニマル的な
ポリリズム
に拘り抜いたヘヴィリフ、リズムで後のDjentの直接的なルーツとなった、
テクニカルデスメタル界隈において生きるレジェンドと言えるバンドである!
本作は2012年リリースの通産7作目で、方向性は過去作を踏襲したヘヴィな
スローテンポのポリリズム
を多用したミニマリズム漂うテクニカルデスで、
人間味をまるで感じさせない機械のようなサウンドは健在である!

1曲目から早速ポリリズム使用のヘヴィなリフ、リズム怒号グロウルが登場、
スローテンポグルーヴィーでさえあるが、2曲目は焦燥感漂う刻みが聴け、
信号音のようなギターソロも登場、3曲目もDjentリフ主体で、変態的な
ギターソロ
も聴け4曲目は重苦しい怪しさ漂うスロー曲だ。5曲目は珍しくスラッシーな
疾走感
を放っており、意外とドラムが軽いのが気になるが彼等にしては珍しい曲である!
後半クリーン寄りのギターが顔を出すのう・・・!6曲目は再びヘヴィなグルーヴ感を醸し出し、
ピロピロギターソロも登場、7曲目は信号音のようなギターにヘヴィリフが聴け
重苦しいスローテンポで展開、8曲目はこれまたヘヴィな焦燥感の塊
言えそうな緊迫感を放っており、9曲目も無慈悲で無機質なヘヴィさが際立った
重苦しいスローチューンである。10曲目はクリーンギターが穏やかさを放つ
本作としては異例のインストだな・・・!


本作もやはり無慈悲で無機質ミニマル的ポリリズムをメインとした
テクニカルデスとなっており、そこいらのDjent以上にこの手のリズムを
執拗に繰り返すストイックなサウンドは実に凄まじいが、過去作同様
メロディアスさだとか、曲展開とかそういった概念は微塵も無く、
ただただDjentリフを繰り返すだけとも取れなくは無いな・・・!
このヘヴィな反復サウンドに浸れるリスナーじゃないと
ダレる可能性があるのも過去作同様だな。




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満足度 77% お気に入り曲 The Demon's Name Is Surveillance
The Hurt That Finds You First







"The Violent Sleep of Reason"




スウェーデン出身のプログレッシヴデスメタルバンドによる8thアルバム。


人間味皆無の無機質なヘヴィサウンド獣性溢れる怒号グロウル
独自のエクストリームメタルサウンドを構築した、後のDjentの元祖と
言うべきテクニカルデスメタルバンドによる最新アルバムである!
本作もやはり過去に築いた独自性あるポリリズムのヘヴィリフ、リズムを
ミニマル的に反復
させる一種異様な世界観を見せ付けており、ここまで来ると
もはやある種のMESHUGGAH的様式美とすら言えなくは無いだろうか!?

1曲目から早速機械的なムード漂うポリリズムヘヴィリフが登場、
焦燥感が漂っており勢いもあるな・・・!2曲目は怪しげな印象のある
ギターが聴け、3曲目も焦燥感に満ちたヘヴィなスロー曲だ。4曲目はよりヘヴィさ、
重苦しさ
を増しており同時にブルージーな印象すらあるか!?
5曲目もまたヘヴィで緊迫感漂う反復ポリリズムで展開、
リードギターがまた怪しいのう・・・!6曲目は退廃的なムードが漂っており、
7曲目もまたヘヴィなポリリズム無慈悲なスロー、ミドル曲だが、
後半はメロウになるぞ。8曲目もゴリゴリに重苦しいDjentながら勢いも見られ、
9曲目も無機質なアップテンポと言えるであろうヘヴィな曲だな。
10曲目は退廃ムード漂う重苦しいスローチューンじゃのう・・・!


基本的に過去作と大差無い、無機質で無慈悲なヘヴィさ、ソリッドさを放つ
Djent的ポリリズムのリフ、リズムが反復され、そこに野蛮で凶悪な
グロウル
が乗るMESHUGGAH独自のサウンドが本作でもキッチリ提示されておる!
そんなわけでメロディアスさとかドラマティックさとかとは今回も相変わらず無縁で、
HM/HRにそういう要素を求めるリスナーはお呼びじゃないんだが、
エクストリームメタルと自称しつつもその実チャラくミーハーで
軟弱な音を出す連中
が多い昨今にあって、ここまでヘヴィで無機質な
サウンドを徹底して連発する
その姿勢は脱帽である!




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満足度 78% お気に入り曲 Clockworks  Violent Sleep Of Reason
Nonstrum  Our Rage Won't Die







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