MARGE LITCH






"真実の指輪"




日本のプログレハードバンドのアルバム。


このバンドの音源は“FANTASIEN 1998”以前のものは廃盤になっており、入手はかなり困難であろう。
このアルバムも既に廃盤で俺は幸運にも3年ほど前ディスクユニオン
御茶ノ水ロック店のプログレコーナーで中古で手に入れることが
出来た!おそらくもう手に入らないであろうな・・・!


彼らは日本出身で、女性Voをフロントに様式美色溢れるプログレをやっていたバンドで
ギタリストを残し他のメンバーは脱退。ガルネリウスでキーボードを
弾いているYUHKIを中心にアルハンブラを結成。対して一人残ったギタリストは
新たにメンバーを集めてバンドを再始動した模様。


アルハンブラがメロパワ色濃いプログレなのに対しこっちは様式美色濃いプログレで、所々で
ハモンドが暴れたりクワイアが聴けたりするぞ!
ちなみに音質は悪く、
音量も妙に小さいが聴いていれば慣れてくるだろう・・・。俺だけか(笑)。

コンセプトアルバムで、ブックレットに小説のように書かれている。
こういう配慮は良いと思うぞ!
歌詞だけ見てもさっぱり分からんコンセプトアルバムも
多いしな・・・!まぁ、本作は子供だましのファンタジーでまったく興味ないけど(爆)。

1曲目から壮大なホーンに彩られたシンフォニックかつ勇壮なフレーズが聴け、聴き手の高揚感を
煽ってくれる!
しかし2,3,4曲目が連続でスローテンポ曲なので
かなりだれてしまう。
2曲目なんか様式美風の曲で単体で聴けば悪くは無いのにな・・・!
しかし5曲目はクサいメロディーを撒き散らし疾走するキラー曲だ!
サビが異様にクサく、その哀愁まみれのメロディーは
一歩間違えれば昔の歌謡曲かと思ってしまうほど!!

6曲目は前半大した事無いが後半雰囲気が変わり、オペラティックになる!これはいいな!クワイアも聴けるぞ!
7曲目は物語のラストを告げる大円団って感じの曲。


前半だれるのが問題だといえる。速い曲もう一つ入れるだけで印象は大分違ったものになるだろうな!



満足度 69% お気に入り曲 悲しい決断







"FANTASIEN 1998"




日本の様式美プログレハードバンドが過去の音源をリ・レコーディングしたアルバム。


彼らがかつてリリースした幻の1stアルバム“ファンタージェン”がとっくの昔に廃盤に
なっていたので、
現代のプロダクションと演奏技術で録りなおしたアルバムだ!

このアルバムも国内盤は廃盤になっていて、フランス盤のみ
普通に手に入る。
国内盤とフランス盤ではジャケが違うぞ。

さすがにプログレバンドだけあってその演奏技術は凄まじく、インストパートではそのテクの
応酬に思わず息を呑むほど!


あいかわらずコンセプトアルバムで、本作でもこっ恥ずかしい
ファンタジックストーリー
が堪能できる。
女性ヴォーカルが日本語で歌う事もあって同郷のサウンドホライズンに
似たタイプだと思うぞ。


1曲目“Starting for Adventure”はシンフォニックなシンセが聴けるが、ポップスよりと言ってしまって
いいほどの曲調。所々でクワイアが聴けるがラプソ風ではなく、
ルネッサンス風の使い方で実にめずらしいぞ。


2曲目“Desire for Wealih”はイントロからハモンドが聴ける様式美色漂う曲。疾走感もまあまあで
楽しめるぞ。中盤で聴ける畳み掛けるようなヴォーカルに悶絶!!その後のアコースティックギターによる
早弾きソロもカッコいいぞ!

3曲目“Dealing with the Witch”はメタルの楽器が一切入らないシンセによるオーケストレーションが
フィーチャーされた曲。まぁ、音はかなりショボイのだが時代性を考えれば仕方ない。しかしこの曲で
聴けるヴォーカルは凄まじいの一言!途中まるでアニメの声優みたいな歌い方を
するパートはぶっちゃけかなり恥ずかしい
のだが圧巻なのはその後!!
本物のオペラ歌手のような堂々としたソプラノを聴かせてくれる!!
凄まじい!一体何者なんだ彼女は!?ゲストで参加する男Voもオペラティックなテノールを聴かせる!
コレ聴いて昔ココリコのいきなり黄金伝説でカラオケで100点
取れたら伝説達成
って企画やっててそのときNHKのジャリ番に
出てた歌のおねえさんが出てきて自分の持ち歌歌ったけど
大した点取れなくて本気出して本物の
オペラ曲を本格的なソプラノで完璧に歌い上げ
2回で100点取った事があったのだが

それを思い出しちまった・・・!これを見たとき俺は一緒に見ていた妹と
「歌のおねえさんナメたらあかんな・・・!」って
心底震えたものだ・・・!

4曲目“Perfect Regulated City”は完全プログレメタル。ドリームシアター等に近いといえる。
バリバリに決めまくったタイトなフレージングがいい。個人的にプログレメタルはあんま好きじゃないのだが
この曲は好きだな。間奏ではノれそうに無い複雑なリズムにあわせて
テクニカルなソロが炸裂!ベースもソロを取る!彼らの
演奏技術の高さを物語る一曲だ!!


5曲目“Cruel Alternative”はオジー・オズボーンの“ダイアリー・オブ・ア・マッドマン”に似たへヴィな曲。
イントロからクワイアが地獄の如き様相をかもし出し、へヴィかつスローなギターとハモンドが唸る!
サビでもクワイアが聴ける。そしてソロで急に疾走する!!このパートは4枚目以降の
ノクターナルライツに似た雰囲気を感じたぞ!カッコいいぜ!!

6曲目“The Sacred War”はイントロから様々な曲調に変化していく曲。まさにシンフォプログレといった
感じの曲調だ!ヴォーカルが入ると疾走しはじめる!この部分はカッコいいぞ!しかし後半
かなりだれる(笑)。
ラストなど同じフレーズを何回繰り返すんだってくらい
しつこい・・・。この辺がプログレの悪い所なんだよなぁ・・・(泣)。

7曲目“Fantasien”はラスト曲。ハッピーな雰囲気につつまれた大円団って
感じだ(前と同じ事書いてるが、実際にそうなんだから仕方ない)。しかし途中ハッピーに
終わったと思ったらなぜか急に展開していき
ブルージーなギターを延々聴かされる中ダレパートに
突入してしまう・・・!
前の曲と同じ事書くが
ここがプログレの悪い所なんだよなぁ・・・!そして曲は前半と同じハッピーに
幕を下ろすって感じのメロを聴かせ、結婚式のような
チャーチオルガンが鳴り世界は平和に包まれたって感じに
なるがその奥でシンセのヒューマンコーラスがまだ悪は
滅んでいなかったって雰囲気を演出し(ベタだなぁ)、
アルバムは終了する。


7曲しか入っていないのだが、1曲目以外どの曲も10分近くある!
この辺がまさにプログレ!



後半だれる部分が多いものの悪くは無いアルバムだ!日本語詩、女性ヴォーカルが聴けるメタラー、
分かりやすいプログレを聴きたいメタラー、そして特にサウンドホライズンのファンで
音楽の視野を広げたいって人におすすめするぞ!




満足度 83% お気に入り曲 Desire for Wealih、Perfect Regulated City







"Particulioh"




日本のプログレメタルバンドの擬似ライヴアルバム。


このアルバムをリリースしたいきさつはどうやら自分らは都内でしかライヴやらないから遠くに住んでて
ライヴ観に来れないファンのためにライヴの空気を伝えようとスタジオライヴで撮ったものらしい。

そのためか音質は悪めで、演奏技術は一発撮りでも変わらず高い。
ヴォーカルはやや苦しそうな所があるが。

楽曲は過去の音源と未発表のインスト曲の5曲と少なめで収録時間も短め。

過去の音源で持ってないのは3曲目“彗星の翼”が収録されてるアルバムなのでこの曲はこれで始めて
聴く事になった。プログレ色濃い楽曲でなかなかいいな。5曲目“MP4/7”は完全プログレ曲。
凄まじいテクニックが炸裂する一曲だ!


個人的にはこのバンド中最強曲の“悲しい決断”が入ってたのでまあまあ満足。
相変わらず超クセェ(笑)。
この曲が聴けるのはもうこのアルバムのみなので
クサいのが好きなメタラーは機会があったら聴いてみてもいいかも。



満足度 70% お気に入り曲 悲しい決断







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