M&Kカンパニー







"Whip Rush!!"




日本の打ち込みメタルカヴァー企画の1stアルバム。


国産正統派メタルバンドLONGINUSのドラマーによる別プロジェクト
今のところ5枚のアルバムをリリースしているが1枚を除きこれらの一連のシリーズは
全て日本の有名ゲーム“悪魔城ドラキュラ”の楽曲のカヴァーらしい。

音楽的にはどこか様式美っぽい雰囲気を持ったシンセが目立つメタルで
全曲インストなのだが何故か80年代ジャパメタ臭が漂っているように
感じられるのだがどうだろうか!?現役で活躍しているメタルバンドの
メンバーによるプロジェクトなので生音を期待していたのだが残念な事に
オール打ち込みっぽいな・・・!だが流石にドラマーの手によるアレンジなのか
リズム隊・・・ベースやドラムが目立ち細かいフレージングが心地よいな!
それとシンセがかなり主張しているのも特徴である。

ギター以上にシンセが前面に押し出され意外とメタル色の薄い曲もあるな。
しかし9曲目はキラキラいいまくるチェンバロに始まり勇壮なメロディーを
撒き散らし疾走するクラシカルな様式美メロパワでたまらん!チェンバロが
かなりクサく
この曲が本作中最大のキラーだろう!12曲目も似たようなタイプの
疾走様式美メタルで良い!


打ち込み音、インストが聴ける80年代様式美ジャパメタ好きなら聴いてみても
いいかもしれん。まぁM3やLONGINUSのライヴとかに出向かんと手に入らんかもしれんが・・・!






満足度 75% お気に入り曲 Clockworks、Bloody Tears







"Whip Rush!!2"




日本の打ち込みメタルカヴァー企画の2ndアルバム。


日本の有名ゲーム“悪魔城ドラキュラ”の楽曲のカヴァーを行うプロジェクトの
2作目である!ガキの頃ファミコンでちょくちょく触ったことはあるが細かい所は
覚えとらん・・・
もちろんBGMも記憶に無い!スマン!!

音楽的にはメロスピでもシンフォでもない80年代的ジャパメタの流れを汲む
様式美メタル寄りの曲が中心であるがギターよりもシンセが目立っており
時にチェンバロ、ストリングス、そして時にピコピコした電子音が主体で
そのためかどこかプログレ的な雰囲気を持っているといえなくも無い。
部分部分でクサいメロディーが顔を出しニヤけさせてくれるがギターが
打ち込み
だというのが残念である・・・!ドラムやベースも打ち込みっぽいな・・・!
特に気に入ったのはメロディーがクサい2、3曲目だ!安易に疾走に頼らない所が
また80年代メタル的ではないか・・・!(爆)ちなみに全曲インスト。


上記したよう全体的にシンセやチェンバロ系の音が目立ち様式美メタルでありながら
どこかプログレに通じるような雰囲気がある。所々で聴けるクラシカルなクサいメロ
好き者にはたまらんだろう!打ち込み音、インストが聴ける様式美好きは聴いてみてもいいだろうな。






満足度 74% お気に入り曲 The Silence of the Daylight、
十字架を胸に、地下牢獄







"Whip Rush!!3"




日本の打ち込みメタルカヴァー企画の3rdアルバム。


国産正統派メタルバンドLONGINUSのドラマーによる別プロジェクトによる
自主制作アルバムで“悪魔城ドラキュラ”のカヴァーだけで3作目に
突入したわけだが方向性、スタイルはこれまでのアルバムと大差なくキラキラいうチェンバロ、
シンセ、そして打ち込みサウンドによる様式美の香り漂う正統派ジャパメタインスト
潔いまでに不変である!

ミドルテンポでリードギターが勇壮かつ哀愁漂うクサメロを奏でる3、
正統派のリフが聴けややチープなホーンの音色が印象的なアップテンポ曲の7、
ゴリゴリいうスラッシーなリフシンフォニックなシンセがこれまた勇壮かつ
大仰でクサいメロディー
を奏でる9、ストリングス系のシンセが凄まじくクサく
その後に聴けるメロディーも様式美臭漂いまくりの11が特に気に入った!
ちなみに4曲目は珍しくシャッフルのノリにジャシーなアレンジが聴けるメタルでは
あまり見かけない曲調だ。ガゼットやムック、メリー等ヴィジュアル系バンドが
よくやるタイプである。


これまでのアルバムと差は無いため過去作が気に入ったのであれば本作でも
満足できるであろう。キラーチューンの出来は過去最強である!






満足度 76% お気に入り曲 黄金の舞曲、魔物の森、
Guardian、Beginning







"ニノン・ベアールの呪い"




日本の打ち込みメタルカヴァー企画の4thアルバム。


ジャパニーズ正統派メタルバンドLONGINUSのメンバーが
手がける別プロジェクトで、これまでは日本のゲーム“悪魔城ドラキュラ”の楽曲を
様式美ジャパメタスタイルにアレンジしてきたのだが今回は趣向を変え
これまた国産ゲーム“THE KING OF FIGHTERS”の楽曲を、何と今回は
ゴシックメタルアレンジと銘打ってカヴァーしているのだ!俺は基本的に
もうゲームはやらんのでこういうカヴァーアルバム聴いても原曲(というか
原作)知らず
普通にオリジナルアルバムとして聴けるんだがこのゲームは
残念ながら(?)知っておるわい!!硬派な、空手バカ一代北斗の拳、
男塾
等の流れを汲む男らしい格闘ゲームを軟派ヴィジュアル系に
転落させたA級戦犯
としてあんま好きじゃないんだがなぁ・・・!(爆)

さっそくピコピコしたファミコンシンセで幕を開けキラキラしたシンセと
バンドサウンドが登場するが1曲目はイントロ扱いで続く2曲目はシンセが
リードメロディーを奏でる幾分地味なミドルテンポチューンだ。
そんなにゴシックではなくどちらかと言えばミステリアスな
プログレメタル
の雰囲気があるな。まぁ変拍子とか無いけど(爆)。
リフはイングヴェイの“RISING FORCE”みたいだが気のせいか!?
3曲目はクラシカルなチェンバロで幕を開けアップテンポになり
様式美臭を放ちまくるクサめの曲である!ギターもドラマティックな
フレーズを弾き良いな。4曲目はどこかフュージョンっぽい穏やかさが
感じられるシンセ主体のミドル曲。5曲目はアップテンポで陰陽座フレーズ
部分的に宿しプログレッシヴ風味を若干宿らせたリフの上を尺八が舞う、
有名な格闘ゲームのカリスマ、ギース・ハワードの曲だ!!(爆)懐かしいのう!
キングオブファイターズは正直好かんのだが餓狼伝説は大好きだったからな!!(笑)
6曲目はアグレッシヴさのあるイントロに始まりシンセがゲイリー・ムーアのフレーズ
奏で女性ヴォーカルが登場!ここで歌っているのはcodename:Wingless、
ANCIENT MYTH
のシンガーでなかなかにクサい、アニメタルみたいな
メロディー
を聴かせてくれる(笑)。


ゴシックメタルと銘打たれてはいるが実際にはフュージョンっぽかったり
プログレメタル的なスペイシーさを持ったアレンジが主体で宣伝文句に
偽りアリ
な上にこれまでの悪魔城ドラキュラアレンジと比べて幾分地味なんだが
まぁ良い曲もあるんで聴いてみて損は無いだろう。やっぱ格闘ゲームは
硬派じゃねぇとダメだよなぁ!?(笑)俺や最近の雑食派メタラー達はジャンル問わず
良いものを良いと認めることが出来、それはヴィジュアル系バンドにおいても
例外無いんだがそれはやはり最近の若い(?)リスナーだからであって、まだ情報の
少なかったジャパメタ黎明期から国産バンドを追い続けていた年季の入った
ベテランリスナー
日本のメタルを隅に追いやったヴィジュアル系
許すまじ
の精神
が未だに息づいているようで(グランジ、ニューメタルもそうだが)、俺なんかは
その辺のシーンの流れをリアルタイムで追ってこなかったんでそういう考えがいまいちピンと
こなかった
んだがこうして自分の知っているものに置き換えて考えてみるとなるほどよう判るわい
V系をヘイトする
オールドベテランメタラーの慟哭が!
格闘ゲームをダメにしたTHE KING OF FIGHTERS、K−1を
ダメにした谷川貞治、
そしてジャパメタシーンを
破壊したヴィジュアル系ッ!
他にもいろんなモンがインスタント化、
トレンド化
して古き良きを知る者たちを嘆かせてきたのだろう・・・!
駅前開発で寂れた商店街なんかもそうだ。しかし本物はいつの時代も
シーンの流れを超越して生き残るものだと俺は信じたいッ!
・・・なんていやに社会派な、音楽に関係ないコメント延々と
書き連ねて正直スマンかった(笑)。



オフィシャルサイトで見てみる




満足度 70% お気に入り曲 MAD FANTASY、ギースに肩こり、
サイコソルジャー







"WHIP RUSH FROM HELL"




日本の打ち込みメタルカヴァー企画の5thアルバム。


ジャパニーズ正統派メタルバンドLONGINUSのメンバーが
手がける別プロジェクトで、本作も日本のゲーム“悪魔城ドラキュラ”のカヴァーで
(元のゲームの)レパートリーの多さに驚くがこれまではオール打ち込みながら
元ネタに合わせたジャパメタ臭プンプンの様式美スタイルスタイルを見せていたが
今回はわりかしスラッシーだったりメロデス、メタルコア風だったりと
エクストリームメタルの様相をかもし出しているのが特徴である!もちろん
様式美ライクなジャパメタも多いが全体的に疾走感が増し攻撃的に
なっているのが本作の大きなアピールポイントだろう!

いきなりSLAYERを思わせるスラッシーさで爆走する1曲目で
度肝を抜かれる!ヴォーカルも登場しまぁ苦しそうだが
やはりスラッシュメタル、ハードコア系のダミ声で歌い
バンドサウンドは打ち込みピコピコしたファミコンみたいな
も登場しギターソロでイングヴェイのフレーズも飛び出し
ニヤリとさせてくれる・・・!2曲目はわりかし様式美的な
勇壮なギター
が聴けるアップテンポ曲だ。3曲目はメロデス、
メタルコア
を思わせるリフで爆走するぞ!途中いきなり唐突に
女性ヴォーカルがコーラス気味に登場しよくあるシングルの
カラオケヴァージョン
を思わせるな(笑)。どうやらここで歌っているのは前作にも
参加したcodename:Wingless、ANCIENT MYTHのシンガーのようだ。
4曲目は典型的なジャパメタ臭漂うアップテンポ曲でこれまた
いい意味で垢抜けない勇壮なギターが良いな。5曲目は変拍子っぽい
リズム
にどこか妖しさが漂う曲でこれまでとは違う雰囲気の
スタイルだ。6曲目は再び暑苦しいハードコア系ダミ声Voが登場し
スラッシーに爆走する!正直稚拙なのだが(爆)、ハードコアパンクだと
思えば許容できるだろう・・・!?ギターソロは熱い!7曲目はうってかわって
80年代シュラプネル系のフラッシーなギターが無伴奏でピロピロと登場
ネオクラシカルなフレーズを弾き倒す、打ち込みながらも
なかなかに音がリアル昔懐かしいタイプの繋ぎの小曲で
その次の8曲目はこれまた懐かしい、初期のHELLOWEENというか昔の
ジャーマンメタル
みたいな疾走感を持った曲だ!そんなわけでギターソロは
EAGLE FLY FREEをそのまんま拝借している(笑)。ベースソロは無いがドラムソロは
そのまんまだ!9曲目は再び判りやすいアップテンポ様式美ジャパメタ
戻るぞ。リフやドラムのプロダクションが意図的に80年代っぽい
プロダクション
にしているのが良い!(笑)10曲目は潰れまくったリフ
モダンさを演出し疾走、ギターフレーズはジャパメタ的勇壮メロディーだが
ツーバスやグチャグチャしたリフはエクストリームメタル的で面白いな。
ベースが前に出てきてギターとユニゾンするソロも聴き所だ!
11曲目はピアノとストリングスシンセ、オルゴール(?)でリリカルに幕を
開ける
もつかの間、ダミ声ヴォーカルが登場しスラッシュメタルと化す!


数曲でヴォーカルが入ったりスラッシュ、メタルコア要素を
取り入れアグレッシヴさが増しこれまでには無いスタイルを
身に着けているな。疾走感もかなりありファストチューン好きには
本作が最も受けるだろう!まぁ正直言ってヴォーカル入れる必要がある
アレンジかどうかは微妙かも知れんがこの手のアレンジアルバムは
みんなインストが基本でヴォーカル入りは珍しいので上手い
シンガーにしてもっとやってもらいたいものだ!アレンジの質も
上がっており本作が一番クオリティーが高いといえよう!



オフィシャルサイトで見てみる




満足度 80% お気に入り曲 VAMPIRE KILLER、
REINCARNATED SOUL、OUT OF THE TIME、ORIGINAL SIN










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