MAGIC KINGDOM






"METALLIC TRAGEDY"




ベルギー出身のネオクラシカル系メロパワバンドの2ndアルバム。


1stは日本盤が出ていなかったこともあってこのアルバムで一気にのし上がった感があるな!彼らは
イングヴェイに(ルックスが)そっくりなギタリスト、ダッシャン・ペトロッシ率いる4人組のバンドで
音的にはメロパワとネオクラを組み合わせたスタイルだと言える。
つまり、普通ネオクラ系というとアップテンポでもメロパワのようなツーバス連打はあまり使わないのだが
彼らはためらわずBPM200前後で爆走しまくるのだ!ネオクラギターが乱舞しまくり、
キラキラいうシンセがそれに被さりドラムはツーバスドコドコ、スネア裏打ち!完全に俺好みの
スタイルと言える!たまらん!


ヴォーカルはやや弱めだが安定しており、演奏陣もタイトに決まっておりテクニック的な面で心配する事はない。
音質もいいほうだ。そして数曲でAt Vanceのオリヴァー・ハートマンが
ヴォーカルをとっており、
そのパワフルな歌唱に身を焦がされそうになる!

疾走チューンはどれも良く、悶絶できるがスローテンポの曲がつまらん。
ラストにソプラノやクワイア、デス声等をフィーチャーした大作があるがこれも肝心の曲が
面白くなく、だれてしまう。キラーと捨て曲の差がハッキリした
アルバムだと言える。



ネオクラ好きにおすすめできるアルバムだ。速い曲はカッコいいぞ!



満足度 70% お気に入り曲 速い曲全部







"Symphony of War"




ベルギー出身のネオクラシカル系メロパワバンドの3rdアルバム。


ルックスもギタープレイもイングヴェイにそっくりなベルギー出身のギタリスト、
ダッシャン・ペトロッシを擁する事で話題の様式美メロパワバンドの6年振りのアルバムである!
MAGIC KINGDOMとしては久々だがダッシャンのもう一つのバンドであるIRON MASK名義では
1年ほど前にアルバムを一枚出しておりそんなに久しぶりと言うわけではないか!?
音楽性はメロパワ的な疾走感を携えた、いかにもイングヴェイなお決まりのネオクラ様式美だが
過去作以上にシンセがシンフォニックな味付けを施すようになり大仰さ、壮麗さの演出が
成されているのう・・・!また今回ヴォーカルにオラフ・ヘイヤーを迎えており説得力ある
確かな歌唱
を披露、どっちかといったらジャーマン系の声質なんで様式美メタルに
マッチするかどうか疑問
だったが実際はハイトーンよりも中音域重視のパフォーマンスを
披露
しており意外と違和感は無いぞ!ちなみに日本盤は1枚で輸入盤は
ラストの大作が別に収録された2枚組となっている。

1曲目からいきなりキラキラシンセとギターがクラシカルにユニゾンしキレのよいリフと
共に疾走開始!ヴォーカルメロも充分にクサくストリングス系のシンセも目立ち若干だが
シンフォニックな印象もある早速のキラーチューンである!インストパートではホーンの
音色
も登場し盛り上がりを見せギターソロはいかにもなネオクラプレイだ!2曲目は
勇壮さを感じさせるギターフレーズが聴けるキャッチーなアップテンポチューン。
しわがれたデスVo
も登場しギターソロは例によってネオクラプレイで前々からそうだが
所々で大分荒さがあるのう・・・!その後はシンフォニックなパートになりそして2ndソロに
突入、ベースも結構目立っているな。3曲目は高速ギターリフにシンセが乗り疾走するも
ヴォーカルが入るとテンポダウン普通のHR/HMになったりどうでもいい箇所でいきなり
疾走したり
なぜかデスVoが聴けたりと曲展開でイマイチよう判らん部分もあるのう・・・(爆)。
4曲目もイントロから様式美臭満点のフレーズで幕を開けるアップテンポ〜疾走チューン。
いかにもネオクラシカルなギターフレーズがやはりたまらんのう・・・!なぜか中盤で
テンポダウンしビートダウンもどきのパートが顔を出す所は意味不明で不要としか言えんが
その後のウォーウォーいうコーラスは良い!後半ではこれまた壮麗なシンセオーケストラ
妙にハッピーなギターが乗りクラシカルかつポジティヴな印象があるのう・・・!
5曲目はギターが勇壮なフレーズを聴かせ妙に朗々とした中音域ヴォーカルが味を出しサビは
クワイア系のコーラスエピックメタル的な雰囲気を放つ聴き所の多いミドル〜アップテンポ曲。
6曲目はチャンバラSEに始まりギターがこれまたネオクラリフで疾走、
シンセもキラキラと舞い様式美要素を湛えつつもメロパワ寄りの楽曲になっておりサビが
クサいぞ!
ギターソロもやはりネオクラ一直線でシンセソロも聴けベタだがそこがたまらんわい!
7曲目はクワイアで始まり叙情的なギターが聴け疾走、泣きのギタープレイもなかなかで
ヴォーカル、クワイアはエピック系シンフォニックメタルのそれでやはりクサいのう・・・!
ソロはギターとシンセのバトル及びユニゾン様式美のお約束をひた走りその後のギターメロが
また強烈にクサいぞ!8曲目はクワイアに始まりオーケストレーションが盛り上がるバラード系で
9曲目はピアノで幕を開けギターもクラシカルに応えヴォーカルが入ると重厚さが演出され
そしてシンセと共に疾走、クワイアも登場しシンフォメタル的な空気を放ちメロディーも
クサい良曲である!
10曲目はデスVo、ちょっとしたブラストビートエクストリームメタル
要素を醸し出しつつキラキラシンセ、ネオクラギターが顔を出しその後はノーマルな疾走メロパワになる。
サビがやはりクサくこの辺のメロディーラインは全盛期のRHAPSODYに近い作りになっているぞ!
後半ではクワイアも登場しこの辺がまたラプソっぽいなぁ・・・!

そして2枚目は組曲形式の大作扱いとなっておりいきなり大仰極まりないクワイア、チャーチオルガンが登場し
シンフォニックな様相を醸し出し笛、女性Voも聴けこれまでの疾走様式美メロパワとは別物の雰囲気を放ち
いかにもRHAPSODYな語りも登場、そしてギターがもろイングヴェイなクラシカルプレイを披露、
続いては勇壮さを持ったシンセリフが聴ける力強いミドル、スローテンポでクワイアがエピックメタル
空気を演出しソプラノ、デスVoも聴けドラマティックさを出そうとしているのだろうが終始同じテンポ、同じリフ
ダレを覚えるのう・・・!メロディーはいいのだからもっと展開を劇的にしてくれい!これが10分続くのだから
かなりしんどいが(爆)、ラスト間際でようやく疾走し物凄く雑で適当なギタープレイが披露されそして
笛、ハープらしき音に始まりアグレッシヴなデスVoが聴けアップテンポになりその後はこれまた
あまり面白みの無いミドルパートになってしまう・・・!そしてとってつけたような
ブラストビート
中東ライクな速弾きギター、オーケストレーションが登場、その後は映画のサントラっぽい
雰囲気重視のオーケストラ、SEが聴けホーンが鳴り響き悪くは無いがやはりダレてしまう(爆)。
そしてクワイア、デスVo、ホーンが登場し重々しいへヴィサウンドになりやはり微妙だが
そのあとようやく1枚目のようなカッコいいHR/HMとなるぞ!雰囲気重視の大作よりも
こういうストレートな曲調のほうが彼等にはどう考えてもマッチするだろう!


ダッシャンのギタープレイは相変わらず荒くミスも目立っており勢いでどうにかしようと
している感プンプンでデスVoも別に無くても良さそうだしとツッコミ所もある事はあるが
それでも今時珍しいくらいイングヴェイ路線をひた走るネオクラシカルなギターフレーズ、
シンフォニックなオーケストレーションを聴かせるシンセ、あまりハイトーンに頼らず
中音域で鼻にかかった味のある歌唱を聴かせるオラフのヴォーカル等良い部分も多く
王道を行くネオクラシカル様式美メタル
として良質な部分に属する事は疑うべくもなかろう!
RHAPSODYタイプの勇壮さを持ったメロディーのクサさも充分以上でこの手のギタープレイ、
楽曲が好きならば充分に楽しめるだろうな・・・!




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満足度 80% お気に入り曲 Symphony Of War、Evil Magician、
In The Name Of Heathen Gods、Monte Cristo、I'm A Lionheart、
No Mercy For The Enemy、Unholy Abyss







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