ミドリ







"あらためまして、はじめまして、ミドリです。"




日本の根暗パンク系カオティックハードコアバンドのアルバム。


知る人ぞ知る有名なアングラインディーズシーン、関西ゼロ世代のバンドで
メンバーのルックス、バンド名、曲やアルバムのタイトルから
根暗パンクの系譜に位置づけられそうだが音楽的にはジャジーな
テクニカルさ、プログレ要素
を持ったハードコア・・・つまり
カオティックハードコアスタイルとなっておりそこに絶叫、クリーンVo
使い分ける女性Voとシャウトオンリーの男Vo、ジャジーなウッドベース、
ピアノ
が取りれられ一種独特のアングラ雰囲気に満ちた楽曲を展開している!
女性ヴォーカルを擁したカオティックなハードコアということで
同郷のあふりらんぽぐしゃ人間を思い出すだろうが、少なくとも
下手糞インプロが基本のあふりらんぽとはまったく似てはいないな。
よく対バンする機会がある凛として時雨9mm Parabellum Bullet等と
比較されておりハードコアな楽曲に置いては確かに相通じるものがある。

のっけから腹立たしい(爆)歌詞を歌う女性Voが出てくるイントロに始まるも
続く2曲目は絶叫シャウトが炸裂しカオティックコアと化す!クリーンVoも
出てくるが基本は高音絶叫スクリームで男Voも共に絶叫!
マキシマムザホルモンのダイスケはんを思わせるな。途中カオスな
不協和音ピアノも飛び出すぞ!ブラックメタルとは
似て非なるトレモロリフも熱いな!3曲目も絶叫が
聴けるカオティックコアだ!だがピアノ、ウッドベースがただキレて
いるだけではないジャジーな知性も感じさせるな。4曲目は日本の
童謡フレーズが含まれたピアノカオティックコアである!ウッドベースなど
やはりジャジーな質感が含まれているな。5曲目はクラシカルなピアノ
聴け女性クリーンVoがポップさを演出する意外な曲だ!途中チェロ
登場するぞ!6曲目はウッドベースのソロに始まりコミカルなヴォーカル
聴ける奇妙な曲。7曲目もピアノとベース、パーカッションが暴れる
ジャジーな曲だがどうもアルバム中盤はカオティックコア要素・・・というか
ロック要素が薄れ奇妙なジャジースタイルになるな・・・!8曲目は
ピアノで始まり久々に歪み潰れたノイジーなギターリフが聴けるも
どこかエモというか気だるいオルタナ系の雰囲気があるな・・・。
KAMOME KAMOMEを思い出す。9曲目は唸るリフと疾走感
ハードコア要素を取り戻し絶叫シャウトも久々に帰ってきたカオティックコアチューンだ!
こういうスタイルでのピアノは新鮮で面白いんだがねぇ・・・!
途中のピアノソロはフリージャズ要素が強いな。10曲目は70年代の
アシッドなバンドスタジオでジャムるかのような雰囲気に満ちているな。
ハモンドの音色も聴けハッパ炊いてガンギマリになりながら聴く事を良しと
するかのようなトラックである!(爆)


前半はキチガイ染みた和風アングラカオティックハードコア要素が
強く面白かったが中盤はベースとピアノが主体となりハードコアどころか
ロック色すら薄く変態和風ジャズスタイルとなるのには疑問符が付くな・・・!
独特のアクの強さがあり強烈なアングラ臭に満ちていると言えるが
おそらく本作以前のほうがもっと邪悪でエクストリームなのだろう。
アルバム前半の、もっとハードコアなスタイルに徹してくれい!



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満足度 77% お気に入り曲 ゆきこさん、かなしい日々。、
ハウリング地獄







"shinsekai"




日本のアングラカオティックジャズパンクバンドの最新アルバム。


キチガイ染みた(褒め言葉)発狂女性ヴォーカルをフロントに据えピアノ、ベースが
極めてジャズ的なアバンギャルドさを持った変態的カオティック
サウンド
を展開するパンクバンドの最新アルバムで、やはりアルバムを重ねている分丸くなって
きている
らしく過去のファンはセルアウトしていると指摘しているようだがそれでも
カオティックなキチガイハードコアジャズパンクチューンはしかと
残されており女性Voが絶叫したりクリーンVoを聴かせたりするピアノ入り
カオティックコア
としてまだ普通に楽しめよう!

1曲目はピアノ、ベースが淡々としヴォーカルも気だるくも媚びた
アイドル風の歌い方
を披露するスロー曲でいきなり微妙だが(爆)、
続く2曲目はカオティックに暴れるピアノ、ドラムに発狂したヴォーカル
乗っかる不協和音バリバリのアバンギャルドな曲で喚き散らすヴォーカルなど
もはや音楽として崩壊寸前だが(爆)バックのサウンドは前衛ジャズとして
まだ聴けよう・・・!3曲目はさらにカオティックコア要素を増し2ビートで
爆走しヴォーカルは絶叫シャウトを披露、初期のDir en greyがジャジーに
なった
かのような印象だがサビは普通にクリーンVoが聴けるぞ。その後は
デスVoらしき声も顔を出し音の軽さも含めピアノ以外は初期Dir臭がプンプンだ(笑)。
ラストはブラストも登場する!4曲目はこれまたやはり不協和音でカオティックな
ピアノ、ドラム
が聴け加工されたヴォーカルが乗り音は軽いがそれなりにアグレッシヴだな。
一瞬QUEEN的なコーラスも顔を出し後半は妙に遊園地っぽい雰囲気を放ちこの展開も
面白いな。5曲目はウッドベースが唸りピアノもジャズ的な空気を演出、ヴォーカルは
クリーンで歌うメロウサイドの楽曲で6曲目は彼等らしからぬメロディアスな
泣きのピアノ
で始まり他のメンバーが歌うキャッチーなバラードで正直ヴォーカルは
ド下手である(爆)。
勿体無いのう・・・!7曲目はドラムとベースが暴れる
ジャジーな出だしにノイジーなギター、ピアノも乗り爆発的な演奏を聴かせ
奥に引っ込んだヴォーカルが登場しバックはアグレッシヴだがヴォーカルは
妙にポップな変態チューンとなるぞ!8曲目はノリの良いスイングジャズ的な
リズムを持った軽快な曲だがノイジーなギターがパンクの体裁を整えており
ピアノもやはり不協和音主体のプレイだ。珍しくギターが前面に押し出され
ファズにまみれたフィードバックが昔のロック風で懐かしい気分にさせてくれるな(笑)。
9曲目はガールズポップ風の歌唱でキャッチーなメロディーを歌うもバックの演奏は
やはり一筋縄ではいかないカオティックサウンドでヴィジュアル系ライクな
加工されたスカスカシャウト
も聴けピアノは珍しくメロディアスだな。
10曲目は手数多く暴れるドラムに妙にオシャレな落ち着いたジャズピアノが乗り
ヴォーカルは絶叫で歌の体裁をなしていないポエトリーリーディングシャウト(?)
なっているぞ。ピアノもだんだんと不協和音を増していきアバンギャルド化する!


初期からのファンには丸くなっただの病んだ要素が無くなっただの言われているようだが
とりあえず音楽的にはカオティックなピアノジャズパンクでまぁメロウで凡庸な(爆)
曲もある事はあるが不協和音バリバリで発狂したかのような絶叫シャウトが聴ける
荒々しいカオティックコアも普通に存在しておりピアノ、ウッドベース主体の女性Voモノ
アバンギャルドパンク
を聴いてみたいリスナーならいきなり本作から入っても期待を
裏切る事は無い
かも知れんな。メロウサイドの曲がイマイチ地味でそこが足を引っ張っている点が
気になるもこういうピアノ主体のジャズ要素が濃いカオティックコアは珍しいので
もっとコアに、アグレッシヴに頑張ってもらいたいもんじゃて・・・!




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満足度 77% お気に入り曲 “さよなら、パーフェクトワールド。”、“メカ”、“リズム”







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