MANDRAGORA







"魔都炎上"




日本のヴィジュアル系バンドのミニアルバム。


どうやら“死篇三部作”のうちの1作目にあたるアルバムらしくヴィジュアル系というよりは
まるでブラックメタラーのような雰囲気が漂っているといえる!本作の値段も
何と666円だ!(笑)ルックスもヴィジュアル系というよりはブラックメタル寄りな彼らの音楽性は
ルックスどおり(!?)クラシカルでシンフォニック、音こそ軽めでブラックメタルの暴虐さは
望むべくもないが荘厳さ、不気味さはそれに通じるものがある!例えるなら
ブラックメタル色の無いMoi dix Moisってな感じだぞ!クサさもかなり
あるな!
ヴォーカルは低音で不気味に朗々と歌うタイプで音のはずし具合
相まって凄まじく気色悪い声をしており拒否反応を示す人も多そうだ・・・!

ノイズとうめき声のイントロに続く2曲目はなんとチェンバロとストリングスによる
クラシカルでクッサイイントロに導かれるシンフォサウンド!
途中シャウトし
ちょいとブラックメタルっぽくなるもすぐに終わりチェンバロがキラキラいう
パートに戻る。全体的に疾走はしておらずヴォーカルメロディーはとっつき辛い印象がある
雰囲気的にはMoi dix Moisやシンフォブラに近くそういった音が好きな人は
楽しめるだろう!こういうタイプのバンドだったとは思わなかったわい!

3曲目は非常に気味の悪い(褒め言葉)ファルセットが聴けるピアノ主体のスローな曲。
バラードと言えなくも無いがこの不気味さはとてもバラードとは呼べない(爆)。
ヴォーカルはクセのある声で芝居がかったような歌い方をし恐ろしく不気味で受け付けない人は
確実に受け付けないだろう・・・!タイプはまったく違うがDEVIL DOLLのMr.ドクター
KING DIAMONDに通じる異様な空気を放っていると言える・・・!

4曲目は鐘の音とシンセに導かれピアノとストリングスが聴ける小曲で
それに続く5曲目はストリングスがクラシカルさを放ち疾走するメタル寄り・・・
というかMoi dix Mois寄りのイントロで始まる楽曲だ!本作中最もメタリック
クサメタラーにもウケが良さそうだ!クサさも相当なものがあるがやはり不気味な
雰囲気が強く
メロスパーよりもブラックメタラーに喜ばれそうである!
ハープの音色が美しいバックのアレンジも良く質は高いぞ!だがドラムは
打ち込みっぽいチープさがあるな・・・!

6曲目はこれまたチェンバロとシンセによるクワイア、そしてストリングスによって
アレンジされた非常にクラシカルでドラマティックなバラード系スローチューン。
シンフォニックな音作りは確実にクサメタラーの心をつかむだろうが
やはりヴォーカルのアクが強いぞ!もうちょい普通に歌えば
いいのになぁ・・・!
7曲目はアルバムを締めくくるアウトロ的なトラック。


楽曲のクオリティーは高く捨て曲は無い!クサメタラー、シンフォブラック好きに
かなりアピールできそうなバンドではあるがやはりこのヴォーカルは非常に
高い壁
となるだろう・・・!個人的には許容範囲だがな!(笑)
まぁ値段も安いのでシンフォニックな音が好きな日本語詩、クセの強いヴォーカルが
聴けるクサけりゃ何でもいい剛のクサメタラー、ブラックメタラー
聴いてみて損は無かろう!






満足度 85% お気に入り曲 全部。特に“全知全能への願望”、
“歎きの壁”







もどる


inserted by FC2 system