Madeth gray'll






"Lucifer"




日本のヴィジュアル系バンドのアルバム。


マディスグレイルなんて随分とクサそうな名前だなぁオイ(笑)。バンド名、ジャケ、
アルバムタイトルなどを見ているとなんだかクサ系のバンドに感じるかもしれんが実際は
そういうスタイルではなく、黒夢とかの流れを汲む典型的V系スタイルだといえる。

そのため音はかなり軽く、ギターなども部分部分でほんの少しだけメタリックかな?
と思わせる
ものの殆どは軽い音で、ドラムも疾走感はあるもののパワフルさは無く、
まるで打ち込みみたいだがまぁ仕方ない。
ヴォーカルはやはり稚拙で説得力は無い。同郷のエリファス・レヴィから
クラシカルさを薄めた感じだと思う。

しかし曲のほうはエリファス・レヴィより少しは出来がいいと感じさせるものが多く、曲調的には
黒夢の“親愛なるデスマスク”タイプのコアな曲、メロディアスに聴かせる曲が半々で入っている。

1曲目はインストで、ピアノがなぜかJRのCM(そうだ、京都に行こうってやつ)で
使われている曲を奏でる
のが笑わせてくれる。4曲目の間奏(ギターソロ)ではこれまたなぜか
かごめかごめのフレーズが聴けるし、ラストのインストは
あのリッチー・ブラックモアがやった事で有名なベートーベンの“第九”
ピアノでプレイされたりする。しかし引用の仕方が微妙でなんだかなぁ〜って思わせるな・・・(笑)。

特に気に入ったのはタイトルチューンの6、それと8かな。6曲目はバラード風の小曲から導かれるように
ドラマティックなイントロが入り、期待させてくれる。歌メロは悪くないが
あと一歩ってとこまで来ているな。8はコアなスタイルだがどこかキャッチーさも持ち合わせた曲。


あと、ギターが曲によって泣きのフレーズを奏でているのもいいな。現時点ではB級止まりだが
このまま洗練されればけっこういいものを聴かせてくれるようになるかもしれん。



満足度 60% お気に入り曲 Lucifer、悪辣ナル「隷」に捧ぐ







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