MAYHEM







"De Mysteriis Dom Sathanas"




ノルウェー出身の大物ブラックメタルバンドの1stアルバム。


あまりにも有名なのでここでは細かく触れる事はしない(面倒くさい)が、
その極悪極まるサグでクレイジーな武勇伝で全てのブラックメタル者に
とってのカリスマ的な存在の大御所バンドである!アルバムリリース前の
悪行の数々はもとより、アルバムを出した後も途中で低迷したり
解散説が付きまとったりと紆余曲折に満ちた活動をしてきたわけだが
此度Extreme The Dojoへの参戦が決まったようだ・・・!
ちなみに本作がEuronymousの遺作であり、そんなEuronymousを
バラしたCount Grishnackhが本作でベースを弾いている・・・!

そんな彼らの音楽性はまだシンフォブラとかができる前の
スタイルだけに軽いプロダクションながら禍々しいブラスト
爆走したりスローになったりしつつノイジーなギター
垂れ流される実にイーヴルな真性ブラックである!
シンフォニックさもメロディアスさも無いプリミティヴブラック
そのもの
な音楽性にギャーギャー喚くタイプではなく、呪詛
唱えるかのような呟き系ヴォーカルかなり邪悪でアンダーグラウンド臭を
プンプン放ってはいるもののバンドサウンド自体は古い音源だと
いうこともあってか意外と聴き易かったりする(爆)。
名手HELLHAMMERによるドラムは実にアグレッシヴかつ
タイトそのものでブラストビートの凄みをこれでもかというほど
見せ付ける!また2曲目ではギターソロもあったりと意外な
楽曲構成を聴かせてくれるぞ。4曲目も意外と普遍的なメタルリフ
出てきたりする。5曲目にはノーマル声も登場するが音痴だったりする(爆)。
8曲目なんかオペラティックに朗々と歌い上げようとしているのだが
やはり稚拙で、それが逆に恐ろしさ、妖しさの演出に成功している・・・!


メロディー重視のリスナーには受けんかも知れんが
とにかく邪悪なエクストリームメタルが聴きたい人には
受けるだろうな。メロディー要素こそ薄いものの
ブラックメタル特有のトレモロリフ独特の邪悪さ
演出されており聴き応えがあるぞ!



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満足度 76% お気に入り曲 Funeral Fog、
Cursed in Eternity、From the Dark Past、Buried by Time and Dust







"Grand Declaration of War"




ノルウェー出身の大物ブラックメタルバンドの2ndアルバム。


地獄の呟きやひたすらに怪しすぎるクリーンVoを聴かせていた
前任ヴォーカル、Attilaに変わって新たにManiacがシンガーとなり
前任者とは違う高音を聴かせる様になったMAYHEMの2作目の
アルバムである!ヴォーカルが変わったからかどうかは知らんが
暴虐なブラストビートやトレモロリフ主体の真性ブラックだった
1stと比べて方向性に変化が見られ、4曲目まではブラックメタルとして
良質なのだが5曲目以降からなぜかスタイルが変わり電子音やら
ダレるスロー曲、無音パートなど実にわけ判らん方向性
走ってしまい、さらにそれがあまり面白くないため結果として
微妙だという感想になってしまうのう・・・!

イントロに続く2曲目はさっそく荒々しく暴虐ながらタイト極まる
ブラスト、トレモロリフで爆走するブラックメタルチューンだ!
クリーンVo・・・というか語りも登場するがひたすら怪しかった
前任者とは違い良くも悪くも普通である(笑)。3曲目も
スタスタいいまくるブラストを聴かせるもけっこう凝った
リズムワーク
で展開し変態プログレ的変拍子が聴けるぞ!ヴォーカルは
高音呟き系である。マーチング風のドラムとナレーションで
始まり爆走ブラストを聴かせる4曲目もプリミティヴブラック
スタイル
でプロダクションも悪くなく聴き易くて良い。
だがブラックメタルとして質が高いのはここまでで5曲目以降は
すぐ終わったりなぜかインダストリアル系の雰囲気になったりと
実に変な楽曲で構成されており微妙である!この辺が本作の評価を
貶めている要因だな・・・!8曲目はリフ、ドラムこそブラックだが
クリーンVoがなぜかラップ風でブラック者には確実に受けんだろう!
リフやブラストは文句なくカッコいいんだがねぇ・・・!途中には
加工されたVoが出てくるインダストリアルパートもあるが同時に
速弾きギターも一瞬切り込むぞ!


前半や8曲目で聴けるブラックメタルパートは良いがやはり
ダレる部分もかなり多いのが欠点だろうか・・・!
プリミティヴスタイルのみでやるのは確かにワンパターンに
なってしまうため新たな方向性を模索するのは悪い事ではないが
クオリティーが伴ってなければイカンのだ!



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満足度 68% お気に入り曲 A Grand Declaration of War、
In the Lies Where upon You Lay、A Bloodsword and a Colder Sun







"Chimera"




ノルウェー出身の大物ブラックメタルバンドの3rdアルバム。


イカしまくりのメンバーが写った4面開きのケースが
非常にカッコいいMAYHEMの3作目である!前作
“Grand Declaration of War”が前半こそ良いものの後半は
わけわからん方向性になってしまい否定的意見が多かったのに
比べ本作はたしかにモダンな要素もあるがインダストリアル的空気は
無くなり純粋にブラックメタル、エクストリームメタルとして
楽しめる1枚に仕上がっているぞ!

1曲目からブラックメタルの王道を行く爆走ブラスト
聴けるもこれまでにはなかった大仰さが身についているな。
2曲目はスローでどこかモダンな要素があるブルータルチューンだ。
ゴリゴリ唸るベースがカッコいいのう・・・!後半はテンポが上がる。
3曲目も邪悪なブラストが聴けるぞ。4曲目はラストでお経のような
コーラス(?)
も出てくる。5曲目は王道のブラックメタルだが
ギターワークがなかなかに凝っているな。6曲目も終始ブラストが鳴り響く
ブラックメタルでHELLHAMMERのドラムテク、そしてスタミナ
驚かされるのう・・・!7曲目は唸るベースに始まるへヴィチューン。
これまたブラックというよりモダンなエクストリームメタルの体を成しているな。
8曲目はどこかSLAYER辺りを思わせる禍々しいスラッシュ的
雰囲気
を醸し出している。


前作の汚名を返上せんかのごときブルータルなブラックメタル
堪能できるが良くも悪くもさらに聴き易くなり1stほどの
邪悪さは無いとの声もあるがその分初心者にも聴き易く
プリミティヴブラック入門アルバムとして役に立つ一枚だろう。
個人的にはメロディー重視のメロブラやシンフォブラのほうが
好み
だがこれはこれで悪くない。



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満足度 82% お気に入り曲 Whore、
Rape Humanity With Pride、You Must Fall







"Wolf's Lair Abyss"




ノルウェー出身の大物ブラックメタルバンドのミニアルバム。


低迷気味だったMAYHEMが再浮上するきっかけとなった5曲入りの
ミニアルバムで俗に名盤と言われている1stの領域に近づいた
アルバムとしてプリミティヴブラック者たちから賞賛の声
一身に集めているようだ・・・!

インダストリアルな電子音で始まるイントロこそ2ndの後半の
流れだがそれに続く2曲目はブラックメタルの王道を行く
ブラストとトレモロリフが登場!だがここで聴けるManiacの
絶叫はこれまで以上に邪悪鶏の首を絞めたかのような
苦しみに満ちたギャーギャー声、そしてそのバックでたまに
聴こえる朗々としたクリーンVoがより怪しさを引き立てているな(笑)。
ブラストの凄まじさも半端ではない!3曲目はスローテンポに
シャリシャリしたブラックメタル特有のノイジーなギター
聴け、ヴォーカルは語りかけるような歌い方をする。
そしてその後ブラストが炸裂!相変わらずHellhammerの
ドラムはスゲェな!4曲目はさらにノイジーさが増し荒々しい
ブラストが聴けヴォーカルが悲痛極まる叫びを響かせる!
まさに断末魔の如し!5曲目はひたすら怪しいクリーンVo
始まり絶叫とブラストが登場!だがギターは意外と低い
テンションでリフを垂れ流す
のが印象的である(笑)。


真性ブラックを愛するものにとっては名盤らしいが
俺はどちらかといえばやはりメロディー重視のリスナーなので
悪くは無いがそこまでピンと来る内容では無かったな。
ただManiacの絶叫はかなり凶悪だな!この邪悪な雰囲気
真性ブラックにしか出せない独特なものだろう!



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満足度 80% お気に入り曲 I Am the Labyrinth、Ancient Sin







"Ordo Ad Chao"




ノルウェー出身の大物ブラックメタルバンドの4thアルバム。


常に解散説が付きまとっていた彼らMAYHEMだがしぶとく活動を続け
何と本作、1stでヴォーカルをとり最近ではSUNN 0)))にも参加し
来日公演にも同行した地獄の呟きシンガー、Attilaが復帰している!
再びあの悪夢の呪詛が聴けるのであろうか!?

だが今回なぜか滅茶苦茶音質が悪くなっており正直1st以下の
劣悪プロダクションである・・・!真性ブラックとはこういうもの
だと言う意見もあるだろうがこの篭り具合はかなり厳しいだろう。
なにせ最新作の癖して彼らのアルバムの中で最も音が悪いのだ!(爆)
1stの頃よりさらに表現力を増したAttilaのパフォーマンスは良いし
Hellhammerのドラミングも相変わらず超人的で音楽的にも前作の
延長線上にあるものなのだがやはり音質の劣悪さのせいで個人的評価は
落ちるのう・・・!まぁこのアンダーグラウンド臭が逆にさらに邪悪さを
増強
している感も無きにしも非ずなのだが・・・!3曲目はかなり捻くれた
プログレッシヴな展開がイントロから聴ける曲で途中スローになり
1stで聴けた脱力系変態オペラ声も登場!(爆)5曲目もスローな曲で
ヴォーカルが恐ろしく邪悪である!スローであるからこその邪悪さ、
不気味さ
が演出されており良いな。音の悪さもこういう雰囲気を
出すのにはうってつけであろう・・・!ブラックメタルは音が悪くてナンボなのだ!(爆)
6曲目は途中で久々にブラストが聴けるが今回これまでのアルバムよりも疾走感が
かなり落ち
全体的にスローなパートが増えているな。それが逆に邪悪さを増し
いい方向に向かっていっているのは流石だが・・・!


ブラックメタル・・・というか広義の意味でのエクストリームメタル
何を求めるかで評価が変わってくるアルバムだと思う!とにかく邪悪さ・・・
真性ブラックの悪魔的要素を何より求めるリスナーにとってはこのプロダクションも
吉と出ているのだろう!だが俺はエクストリームメタルには邪悪さよりも
激しさを求めるタイプのリスナー!ライヴでモッシュとかして暴れたい
タイプのリスナーなのでこのプロダクションは微妙に感じられるわい!
メロブラ、シンフォブラ系は好きだが俺があまりブラックに手を出さない理由、
それは本作に代表される篭りまくりの劣悪プロダクションにあるのだ・・・!
メロスピ、クサメタル系なら激しさを求めてはいないのでこれくらいの音でも
我慢できる・・・だがデス、ブラック系にはメロディー同様激しさ、
アグレッションを求めてしまう
ため五臓六腑に染み渡り下半身に
響きまくるへヴィさが何より欲しいのだ!




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満足度 74% お気に入り曲 Wall of Water、
Illuminate Eliminate、Psychic Horns







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