LUCA TURILLI's DREAMQUEST






"LOST HORIZONS"




RHAPSODYの中心人物、ルカ・トゥリッリの新たなプロジェクトのアルバム。


究極といえるスケールでシーンに登場し一躍トップに躍り出たラプソディーを率いる
天才作曲家ルカ・トゥリッリ。彼の才能はラプソでの活動のみに留まらず
ソロアルバムをリリースしたりと精力的であるが、ここにきてまた新たにプロジェクトを
立ち上げ、ラプソやソロアルバムとはまた違った世界を築き上げようとしている!

だが本作の少し前に出たソロ3作目はオーケストレーションこそ凄まじいものの
曲の出来はイマイチ、いやイマサンレベルのもので彼がここまでハズしたのは
初だろうとあっちのレビューで書き、
また3作目の特別盤(?)についてきた本作の曲を
少し収録したミニアルバムを聴いてさらなる方向性の変化に
少なからず不安はあった
わけだが、はたして本作の出来はというと・・・!?

音楽的にはこれまでのようなシンフォニックサウンド、クワイアは保ちつつも
電子音を多用するようになりメタルというよりはデジタルミュージックの要素が
濃い音作り
となったわけだが、3rdソロの微妙さはどこへやら、そのクオリティーは
流石の一言
で彼らしい大仰かつ印象的なメロディーがしっかり聴けるアルバムに
仕上がったぞ!本作でヴォーカルをとっているのはオペラティックスタイルを持つ3rdソロにも参加していた
女性シンガーでそのためどこかゴシックメタルに通じる冷ややかな雰囲気もある。
疾走チューンが無いため余計そう感じるな。

デジタル音多用で疾走曲も無しだがつまらない曲は無い!個人的に後半さらに
良くなる
ように感じたな。オーケストレーションはデジタルスタイルの作風に合わせたのか
彼らしくなく打ち込みシンセによるものだ。だがチープさは無く、本作の音作りなら十分だと思う。

特に気に入ったのはボートラ扱いの13曲目“GOTHIC VISION”だ!普段の彼に最も近い曲調
クワイア、シンフォサウンド、クサメロ共に文句なしだ!ラストのチェンバロ風シンセも良い!
それでいてラプソと違う曲調だしもう彼の曲がワンパターンだとは言えないな(笑)。
こういう曲を俺は彼に求めているのだ!

今回彼はギターを一切弾いておらずキーボードに専念している。そのためか
ギターソロのある曲が少ない(笑)。まぁ彼得意のスウィープ連発
音楽性に合わないと思うのでこの選択は正解のように感じるな。


彼のソロ3rdが駄作に感じた人にこそ聴いてもらいたい力作だ!もちろんそうでない人にも
おすすめのアルバムだ!



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満足度 89% お気に入り曲 全部。特に“GOTHIC VISION”







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