2011 10/15 さいたまスーパーアリーナ LOUD PARK 11




2011 10/15 さいたまスーパーアリーナ LOUD PARK 11



今年もまたこの季節がやってきた!メタルの秋、LOUD PARKである!だが・・・!今年は恐るべき
未曾有の大震災
のため開催は1日のみ!しかも参加バンドが悉く微妙!トリがLIMP BIZKIT!
多くのメタラーが中指を立てツバを吐き捨て参戦を見送ったが俺は性懲りも無く今年も参戦じゃ!
集客が過去最悪になりそうなんだが逆にモッシュピットが広くなってサークルやテコンドーが
非常にやり易くなる
前向きに考えようではないか・・・!(爆)それでは今年は1日のみだが朝から晩まで
ケバブ食いつつなっちゃん(オレンジ味)飲みながらメタルの波に揉まれて来るぜ!


そんなわけでやってきた恒例のさいたまスーパーアリーナ、今年の一発目は色んな意味で話題沸騰の
スーパー(?)プロジェクト、ANIMETAL USA
である!マイク・ヴェセーラやらクリス・インペリテリ、
ルディ・サーゾ
スコット・トラヴィスがアニメタル恒例の奇抜なメイクを施し結成されたイロモノ色濃い
企画バンド
だ(爆)。マサ伊藤にはボロクソ言われていたが(笑)曲のアレンジはマーティー・フリードマンが行っており
クオリティーは保証済みだが果たしてどんなパフォーマンスとなる事やら・・・!ちなみにスコットは
JUDAS PRIESTのツアーがあるんで日本に来れず代わりにジョン・デッテがドラムをプレイするようだ。
一発目から早速我らのバイブル、北斗の拳の“愛をとりもどせ!”でスタート、あまりにも熱いテンション
正統派メタルなのにモッシュ開始!さかもとえいぞう兄貴は自信のライヴではモッシュ、ダイヴに
否定的
なんだがこれはどういう事かね!?(爆)ドラムがろくに聴こえずギターもソロが相当引っ込み気味
インペリテリの高速シュレッドがあまり聴き取れずヴォーカルがかなり前に出ている感じでマイク・ヴェセーラは
まだ歌いなれていないのか所々でピッチが怪しくなりつつも高音はよく出ており伸びのある
ハイトーンは流石である!
そして途中で謎のダンサー(?)が登場しキラキラしたテープが発射されメタルなのに
意味不明なアイドルノリ
を放ち始めオーディエンスの中に何とサイリウムを持った者が現れる始末!


男塾名物 "犀裡菟武”

中国、民の時代。時の武将”亜 鋳怒留”が演説の際あまりのカリスマ性に感極まった群衆が炎を灯し
敬意を払った事に端を発する。亜 鋳怒留の軍師としての才は圧倒的で敵軍はこれを激しく恐れたというが
その実体はただの見せかけによる偽物であったことが後の研究調査で明らかとなった。今でもマスコミに祭り上げられ
テレビでチヤホヤされている見た目だけの連中をアイドルというのは亜 鋳痔留が由来とされている。

民明書房刊 「なんちゃって★アイドル拳法」より抜粋



・・・LOUD PARKまで来てなにを書いているのか自分でもよう判らんが、とにかくそんな感じだ(爆)。
基本的にミドルテンポ曲がメインでサビが最大の(唯一の?)聴き所である“残酷な天使のテーゼ”
盛り上がりに欠ける微妙なアレンジでこれはマーティーの失敗だな(爆)。基本的に有名な
メロディー
が聴けるのだが歌詞を英語にしているばかりではなく歌メロも結構変えており違和感を覚えるが
サビなどで一瞬唐突に日本語が出てくるのが何とも不思議な感じじゃのう・・・!ギターが一本なのに
なぜかハモリ音が聴こえたり
謎な部分も見せつつも盛り上がりまくった良きライヴじゃったわい!
有名メタルフレーズの拝借もまたアニメタルの流れをしかと汲んでおりニヤリとさせてくれるのう・・・!

2組目はメタルコアの新たな若き旗手AUGUST BURNS REDだ!クリーンVoを殆ど(一切)使わず咆哮一本
押し通しカオティックな要素を盛り込みつつも根底にあるのは北欧メロデス直系の慟哭、叙情系
メタルコア
だ!ある意味最もLOUD PARKらしいバンドで早速巨大なサークルピットが発生し
いかにもメタルコアなノリを見せる!やはりドラムがスカスカで演奏もアルバムじゃテクニカルだったが
ライヴだとまだ勢い重視で若さを感じさせるがこの手のバンドはこれくらいでいいのだ!ヴォーカルも
ハードコア色濃い地声残しのグロウルでガテラルは弱さがあるな・・・!ギターは基本的に泣きのメロディー重視
あんまりシュレッドは無いが数少ない速弾きは意外と流麗だったな・・・!サークルのみならず
ウォール・オブ・デスも発生しハードコア的な盛り上がりであったわい!

3組目はクリスチャンメタルの有名所STRYPERだ!ライヴでの聖書投げパフォーマンス
インパクト抜群の彼らだが個人的には聖書燃やすマリリン・マンソンのパフォーマンスのほうが
好みだ(爆)。
その音楽性はLAメタルでありつつも美しいハイトーン、美麗コーラス
色成すメロディアスな事この上ない超キャッチーなHM/HRである!黄色と黒のストライプ模様
コスチュームで登場し24時間闘えますか?と問いかけてくるかのような出で立ちで俺のこのコメントも
時代を感じさせるが(笑)、ベテランらしく演奏はタイトでヴォーカルは勿論バッキングVoの
ハーモニーまで上手い!
聖書パフォーマンスは無かったがその奇抜なコスチュームとは裏腹に
奇をてらわないまっとうなライヴ運びじゃったな・・・!

4組目はトリプルヴォーカルがフロントに立ち適度にメタルコア的なアグレッションを持ちつつも
キャッチー極まりないメロディーが最大の武器のAMARANTHEである!今年の上半期に非常に安い
チケット代で来日公演を行った
がこの日は何といきなりの機材トラブルでギターと男クリーンVoがまったく
聴こえずベースがその分異様にデカい音を出していたな・・・!後半で改善されるも最初は完全にデスVo、女性Voのみ
ギターレスじゃったわい!だが曲のキャッチーさはライヴでも十分に光っておりデジタル音によるダンサブルさが
嫌味にならない
のは大したモンじゃわい!後半聴こえるようになったギターがこれまた意外な巧者流麗なソロを弾いていたな。
デスVoはハードコア寄りのシャウト系だが音楽的にはこの程良い人間味がマッチしているのじゃろう・・・!

5組目はベテランバンドKROKUSだ!非常にオーソドックスな昔ながらのロックンロール系
正直好みでは無く小休止タイムに。今度はギターの音がデカくヴォーカルが引っ込み気味であったわい・・・!

6組目は日本が誇るスラッシュメタルの大御所バンドUNITEDである!何気にLOUD PARK 06に参戦しており
5年振りのLOUD PARKという事になるな・・・!流石は長きに渡って活動を続けるベテランバンドだけあって実にタイト極まり無い
鍛え抜かれた強靱なバンドアンサンブルでハードコアに爆走!スラッシュメタルでありつつ極めてハードコア、
スケータースラッシュ
色濃いスポーティーな疾走感がありそれでいてヴォーカルは吐き捨て系のシャウト
ほぼデスVoと言い切ってしまえそうな歌唱を見せ良い声しとるわい・・・!疾走チューンではサークルピット、
ミドル曲では2ステップとノリもまさしくハードコアで音響もここら辺から良くなり各楽器が埋もれない
バランスの良い音
になったな。オーディエンスも熱く巨大モッシュピットが発生しさらには本日二度目の
ウォール・オブ・デス!そして俺はここで非常に残念な事に右足の小指の爪が剥がれその上
2ステップモッシュしてたら武藤ばりに膝を痛めてしまった(爆)。何てこったい!だがこの後に
特に支障は無くモッシュを普通にやり遂げたのはここだけの秘密だ(笑)。

7組目はカイ・ハンセンマイケル・キスク待望のコラボレーション
果たしつつもまだ音源がリリースされていない謎のバンドUNISONICだ!どんな音楽性か
判らんかったがとりあえずPLACE VENDOMEの曲をプレイ、未聴だったがオーソドックスなHM/HR
面白味は無かったがとにかくマイケル・キスクのヴォーカルが上手い!どこまでも伸び丁寧に
ビブラートをかける
この歌唱!スキンヘッド化コワモテとなったその姿からは想像も付かないハイトーンである!
UNISONIC名義の新曲はそこそこパワーメタルなアップテンポチューンでまぁ悪くはなかったな。
そしてここにいる全ての人間が期待していたキーパー時代のHELLOWEENの曲を早くも披露!まぁ定番の
“Future World”と“I Want Out”に“A Little Time”の3曲だけだったがやはり
盛り上がりはこの3曲が一番だったな(笑)。

8組目は2007年のLOUD PARKで観た(暴れた?)のも懐かしい、今や中堅所と言えそうな
正統派色濃いメタルコアバンドTRIVIUMである!以前に観た時よりも演奏はタイトでデスVo、ガテラルの向上
見られたがクリーンVoはかなり弱くまさに「小僧っ子のパンク声」ってな塩梅で相当に
厳しかったが最新アルバムの曲はサビが極めてキャッチーでそれに救われている感があったな。

9組目は今年に入ってまさかの再結成を果たしたイギリスが生んだ変態的なファルセットVo
メインに置きつつも正統派ハードロックなサウンドを持ったTHE DARKNESSである!フロントマン、
ジャスティン・ホーキンス異様かつ上手いファルセット笑いを誘いつつも
しかとした説得力を誇り1stはオーソドックスなブリティッシュHR、2ndでQUEEN的な
オーバーダブ
を持ち込み始め劇的さを増したがライヴはストレートなサウンドである!
カールしたヒゲを生やし怪しさを増したジャスティンのキモ美しいファルセットは健在!何だかんだでやはり
上手いシンガーなんだなぁ・・・!バンドはラフさもあったがテクを求めるタイプじゃ無いんで問題は無しだな。
名曲“Get Your Hands Off My Woman”も披露され思わず裏声で共に歌ってしまうなぁ・・・!
ラストになぜかベスト・キッドの鶴の構えを披露して終了だ(笑)。

10組目はバンド名の日本語表記が実際の読み方に近づいた、LOUD PARK皆勤賞の
マイケル・アモット
率いるARCH ENEMYである!今年に新譜がリリースされたが個人的には
ミドルテンポで固められた前半の印象が宜しくなく微妙に感じていた・・・!だがライヴは
流石のものでアンジェラのデスVoもさらに凶暴さ、迫力を増している感があり高音絶叫から
ガテラルまで見事なブルータリティーを見せつけておるわい!新譜のミドル曲でまったりしつつ
ギターソロを聴き入り過去の名曲群で激しくモッシュ!ギターのソロタイムもありマイケルの
泣きっぷりが実に凄まじくあそこまでエモーショナルにギターを鳴らせるプレイヤー
そうはおらんじゃろうて・・・!ただ音響はここにきてまた悪くなりドラムが全然聴こえなくなったなぁ・・・!
ちなみに今回も相変わらず“Silverwing”は無かった(爆)。

11組目はHM/HR者にとっての実質的ヘッドライナー、WHITESNAKEだ!LOUD PARKのトリは毎回
片方ベテランHM/HRバンドでもう片方がキッズ向けのラウド系というのが恒例だが今回は1日のみの
開催!
必然的にどちらかが先の出番になってしまうわけだがおかげでLIMP BIZKITに興味無い
人間
WHITESNAKE終了後に即帰れるってわけで無駄に時間を消費せずに済むのは良い事か!?(爆)
最近のアルバムには興味無く・・・というかサーペンス・アルバス以外に興味が無いんだが流石にベテランらしく
演奏は実にタイトで特にカヴァーデイルのヴォーカルが凄まじすぎるわい!もうイイ年なのに一向に
衰える事の無いメタリックかつソウルフルなシャウト!若手バンドに対抗意識を燃やしたのか相当荒々しく
吐き捨てるようにがなったり
もしており一昨年のロブ・ハルフォードとは雲泥の差である(爆)。
最高音シャウトなんて思い切りマイクを離しているのにも関わらずしっかりと音を拾うほどだから
その声量も伺えよう・・・!一応はダブルヘッドライナーの一角なんでギターに加え
ドラムのソロタイムもあり何と素手でドラムを叩きまくりその上さらに包丁まで
持ち出してドラムを叩く!
スティックも投げまくっていたがそのノリで包丁投げたら
さぞ恐ろしい血みどろの光景が繰り広げられたじゃろうて・・・!(爆)サーペンス・アルバスの曲は
あんまやらなかったが最後にややヴォーカルガナり過ぎだったが“Still Of The Night”
やってくれたのでまぁ良かったか!?“Crying In the Rain”もやってくれい!(爆)

そして本日ラスト、12組目を飾るのは嫌われ者バンド(爆)、ラップメタル最後の生き残り、ヘッドライナーなのに
BURRN!での扱いも小さいLIMP BIZKIT
だ!まぁ個人的には別に嫌いじゃない
実は大学時代にアウトロー気分を味わおうと(そしてジョジョのスタンド名で出てきた事もあって)
ちょくちょくつまみ食い程度に聴いてきたバンドなんだがわざわざ今更聴こうという気にはならんなぁ・・・!
興味の無い音楽性だが折角なんで一応は見てやろうと思い椅子に座ってボンヤリ眺めていたがやはりヘヴィで
あること以外にそそられる部分は無い
なぁ・・・!と思っていると何とNIRVANAの“Smells Like Teen Spirit”をプレイ!
ただフレッドはロクに歌わず途中でやめさせた(爆)。さらにMETALLICAの“Master Of Puppets”
プレイされるがやはり途中で中断、ここが彼らの最大の見せ場か!?バラードではクリーンVoで
普通に歌い
ラップするのみならず普通に歌える事も証明するがやはり上手くはないなぁ・・・!
結局ギターのウェスのルックスの怪しさだけが印象に残ったわい!(爆)


そんなわけでLIMPを途中で切り上げ今年のLOUD PARKは幕を下ろした・・・!今回はステージが
これまでのように左右にあるのではなく前後になっており前から後ろからメタル攻撃を食らう形、
つまり挟み撃ちの形になったわけだがこれにはメリットとデメリット双方があるな・・・!メリットは一つのバンドを観終わり
次のバンドを観るため移動する際ただ後ろに行けばいいだけ入場規制もハナっから無く何の問題も無く
すんなり動ける
という点だ。これは非常に嬉しいのだがデメリットは後方という概念が消えたため適当に後ろのほうで
爆音を浴びながら雑魚寝したりといったことが出来ないという点だろう・・・!長丁場のフェスでこれは
かなりの死活問題ではないだろうか!?外の外気がちょうど来るあの涼しいドアの付近でまったりと
なっちゃん飲んでケバブ食いつつそこまで興味がある訳ではないバンドをモニター越しに
眺める
のが何気にLOUD PARK名物だしな(笑)。何とか上手い事折り合いを付けて頂きたいモンじゃて・・・!
そんなわけで1日のみのLOUD PARKも無事終了したが来年は一体どうなる事やら・・・!
毎年毎年今回で最後と言われ続けて早5年、震災にもめげず今年もやってくれたが来年は
今回のリベンジ的なノリでメタラーが納得するメンツを集めてガッツリ2日開催
洒落込んで頂きたいモノじゃて・・・!2008年は一日サボったものの俺も毎年付き合い
マイケル・アモット同様皆勤賞だからな(笑)。
早くも来年が楽しみじゃて・・・!







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