2019 12/21 GARRET udagawa Veiled in Scarlet




2019 12/21 GARRET udagawa Veiled in Scarlet



THOUSAND EYES、CONCERTO MOONの2マンから丁度一週間、
本日が個人的に2019年のライヴ収めである!クサさにおいて
神業レベルの慟哭メロディックデスメタルバンド、Veiled in Scarlet
ワンマンにして前身バンドであり、伝説的なバンドであるSERPENT
楽曲もプレイする2部構成の長丁場!しかもSERPENT時代の
楽曲をリメイクしたアルバム
をリリースするというアナウンスもあり、
本日は来場者にその中からデモテイクを収録した非売品CDも配布される
至れり尽くせりのライヴである!とは言えバンド側にとっては
試練のライヴでもあり、べーシストのSatoshi氏が脳出血で倒れ、
一命は取り留めたがライヴに参加は出来ずサポートメンバーで元ESTRELLA
hama氏、そしてIRON ATTACK!のSakathanこと坂下氏がベースでそれぞれ
1部、2部に参戦するという形になっておる!

ワンマンではあるが2部構成の本日、まずはVeiled in Scarletの
楽曲をプレイする第1部
である!これまでにリリースされたアルバム3枚から
ベスト的な選曲となっており、ツインギタードラマティックな慟哭
見せ付ける複雑で緻密な楽曲を連発、日本にもこの手の叙情、慟哭タイプ
メロディックデスメタルバンドは多々いるが、一発でVeiled in Scarletと判る
個性あるフレーズ
は流石の一言である!タンゴ、ポルカ映画音楽、
クラシック
を下敷きにしたメロディーの数々が骨身に染み渡るわい!
Voは近代的では無い、昔ながらの邪悪な吐き捨てグロウルで決して
パワフルでは無いんだが、Veiled in Scarletの音楽性にマッチしており
生々しさもライヴ感があったな。

とは言え音響的には低音がかなり強いバランスとなっており、ベースと
バスドラが相当な轟音ギターのバッキングはおろか、最初の内は
スネア等も埋もれておりそこが惜しかったな・・・!まぁ次第に
改善されていき、二部の時点では気にならないレベルになり
普通に楽しめたんで良いが・・・!
サポートベーシストのhama氏も
本日のライヴに抜擢される程だからかなりの巧者だろうが、低音強すぎで
逆にベースが不鮮明
だったのが惜しかった所だな。

しかしこうしてVeiled in Scarletのライヴを観て改めて楽曲の
難易度の高さが伝わって来たな・・・!ギターなんか特にそうだが、
構築美に満ち溢れ随所で顔を出す三拍子等リズムチェンジの複雑さは
さぞ演奏するのが大変だろう!手癖のようなソロが無く全てが
練られたフレーズでギターを始め各楽器に高度な技術が要求される
このスタイル、人気の割にフォロワーがいないのも頷けるだろうか!?
勿論まったくミスが無いとか、そういう訳では無いんだが複雑な楽曲を
破綻無くプレイ出来る
時点で個々の力量の高さが
しかと伺えるだろう・・・!


そしてピアノアレンジのSEを挟んでの二部、古くからのクサメタラーに
とっての聖典であるSERPENT再現ライヴである!ここでサポートベースが
IRON ATTACK!等で知られる超実力派、Sakathanこと坂下氏にチェンジし
IRON ATTACK!で見られるテクニカルかつエモーショナルなベースラインを
纏ってのパフォーマンスがスタート!1部よりも良くなった音響で各楽器が
如実に聴き取り易くなり、10年以上前にオナニー覚えたてのサルのように
聴きまくったあの慟哭激クサフレーズが今再び甦る!これはたまらん!
今や多くが消息不明の往年のクサメタラー達が股間を膨張させ青い涙
白い液体を全身の毛穴から噴出する事だろう!パンツの代えは必須である!

こうして改めてSERPENTの曲を生で聴くとVeiled in Scarletと比べて
こっちのほうがギターオリエンテッドな印象があり、それでいてこの頃は
シングルギターだったからか、ライヴでもそこはリードとリズムで完全に
役割分担されており、ハモリパートも少なかったのが印象的だったな。
同期は最低限で、部分的にピアノが顔を出す感じだったが最も劇的な
ギターソロを持つ“Siren Night”のソロ後のクラシカルなピアノの同期が
無かったのは残念じゃわい!たまたま同期が流れなかっただけだろうか!?
まぁそれはともかく、音こそ悪かったものの最も評価の高かった1stの曲が多く
俺も若かった日々を思い出しながら楽しんだわい!


2部構成に加えアンコールもあり、2時間以上のパフォーマンスで
Veiled in Scarletのみならず、SERPENTのキラーチューンもかなり多く
プレイされ昔からのクサメタラーには夢のような時間だったな・・・!
今の時代、ただでさえエクストリームメタルが強くパワーメタル
押され気味な上に、若者のチャラ思考化故かエクストリームメタル界隈でも
クサいバンドがなかなかに減って来ている昨今ではあるが、そんな今の
時代だからこそVeiled in Scarletのようなバンドが必要なのだ!
モッシュ、ダイヴで暴れるだけがライヴでは無い!慟哭の泣きメロ、
クサメロに痺れる
のもまたライヴの楽しみなのだ!SERPENTリメイクも
MCで何と1st、2nd全部やるみたいな事を話していたが、それがただの
リップサービスでは無くガチである事を心の底から期待したい所である!









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