2018 11/4 Parking Toys Melodius Deite Live in Bangkok 2018




2018 11/4 Parking Toys Melodius Deite Live in Bangkok 2018



人生初のタイ!目にするもの全てが新鮮ではあるが、音楽、ヘヴィメタルに
かけては世界共通、どこの国でも俺にとっては見慣れた、聴き慣れた
心の故郷である!
そんなわけでタイ最強メロディック/プログレッシヴ
パワーメタルバンドMelodius Deite
が日本からIRON ATTACK!を招き、
さらに地元で活動する日本人バンド、Nacrabriをサポートアクトに配し、
そしてライヴ終了後は所謂アゲハ営業(新木場studio coastとかで、ライヴ後の深夜に
ウェイ、パリピども向けのオールナイト営業をする)ように、タイの箱バン
Neverland
有名HM/HR曲のカヴァーをプレイし、それを眺めながら地元客が
ド深夜まで飲む
という、日本では今やあまり見られなくなった流れである!
果たして初のタイでどのようなパフォーマンスが観られるのであろうか!?

一組目はNacrabriなるバンドで、地元で活動してはいるがメンバーが日本人で、
女性シンガーをフロントに配したそのサウンドは超が付く程のジャパメタとなっており、
基本的にはメロパワ演奏はそこそこ、ギターは超絶技巧な感じでは無いが
シュレッドメインであまり泣き、メロディアスさは無く、女性Voは声質こそ
ハスキー、パワータイプで個人的には好きなタイプなんだが、ピッチ感がイマイチ
無理矢理叫んでいる感もあり、なかなかに苦しそうな印象もあったな・・・!

フロアに降りてきてオーディエンスに握手を求めながら歌うのも
異国と言えば異国だが、違和感もかなりのもので個人的に地元の公園で
昔やってたカラオケ大会
でプロモーションしてた売れない場末の演歌歌手
思い出しちまったわい(笑)。似たような疾走曲ばかりでやや飽きが 来るのも
惜しい部分だが、日本だと吉祥寺クレッシェンド辺りで人気が出そうな
タイプのバンド
だろうか!?こういう系統のバンドは最近多いからな。

そして2組目が日本から初参戦のIRON ATTACK!である!彼等のライヴは
何度も拝んで来ており、極めて長いキャリアと実績を誇る超実力派でありながら
前回のライヴとなった台湾公演でここに来てさらなるレベルアップを遂げ、
凄まじいまでのタイトさ、鬼気迫る圧倒的な迫力
を身に付けるに至ったが、
それは今回のタイ公演でも健在!1曲目“赤壁”から強靭かつ勢いある
パフォーマンス
を披露し、バンドの演奏もタイトならYAMA-B氏の歌唱も
圧倒的、
いい意味で脱力されたなめらかな歌唱で劇的に歌い上げておられる!
YAMA-B氏による“Star Dust”熱気を感じさせる勇舞氏のそれとは異なり、どことなく高貴さ、
優雅さ
を漂わせているだろうか!?IRON氏、Kira氏のツインリードも台湾に続き見事にハモり、
坂下氏のベースも屋台骨を支えつつ自己主張も見られる唸りを発していたが、特に今回ドラムの
Mikawa氏のキレ、パワー、勢いが凄まじい事になっており、あれ程のドラミングは
そうそうお目にかかれるものでは無いと言い切れる仕上がりじゃったわい!
イントロのSEは音割れしまくりだったし、冒頭こそマイクの音割れが目立ったものの
その後は改善され、3組通して音響がなかなかに良かったのも印象的だったな・・・!

途中からシンガーがまいなすいょん氏に交代、ダークでヘヴィな様式美路線
言えそうな“少女残像”、“鬼ノ匣”等でエモーショナルなシリアスさを演出、
前回の台湾でも見られた珍しいツインVoスタイルの“革命デュアリズム”
最近のセットリストを踏襲しており、コール&レスポンス入りの“Stay Insider”
そしてラストは定番の“Rain In Vain”で、最初はまだ大人しめで様子見な
感じだったオーディエンス
が徐々に盛り上がりを見せ始め、最後は日本や台湾で
見られるようなノリ
になっていったのも印象的じゃったわい!

そして3組目のトリがMelodius Deiteである!来年には来日公演が決まっており
再びIRON ATTACK!との対バンを楽しめるが、それに先駆けてのライヴ観戦だ!
圧倒的なテクニカルさ、タイトさ、ハイレベルさを音源で魅せ付けてくれるものの、
ことライヴとなると途端にヘッポコと化すバンドも多いのが世の常ながら、
結論から言えば彼等はライヴでも十分以上に巧い、真の実力者揃いであったわい!
アルバムの複雑でテクニカルな楽曲を見事に再現するスキル、ブラジル人故か(?)
アンドレ・マトス風の歌い回しで見事なハイトーンを披露するシンガー等
タイ最高峰バンドに偽り無いレベルの高さを見せてくれてはいたんだが、
ステージングに関してはあまり褒められたものでは無く、終始ただ演奏を
しているだけ
な印象があり、さながら「滅茶苦茶演奏が巧く、曲が魅力的な
Divine Wind」
と言えなくも無い感じだったのは改善点だろうな・・・!

3rdリリース後の年内ライヴなんで、セットリストはそこからの曲が
メインとなっており、劇的でテクニカルかつクサさ満点の疾走チューンから
プログレメタル路線の変拍子、シリアスさが目立つ“Saint Raphael”、
演歌ばり
のコッテコテな哀愁バラード“The Lost Tales”等、ライヴ向けでは無い
ラストの大作インスト以外の全曲をプレイしていたと思うが、日本のクサメタラーに
衝撃を与えたデビューアルバムからも“Novelist”、そして2ndからANGRA等っぽい
フレーズ
がチラホラ見られるキラーチューン“Land of Fantasy”がプレイされ
このままのセットリストで来日してくれたら日本のクサメタラーも喜ぶじゃろう!


その後はアフターパーティーで箱バンのNeverlandが宴の席を大いに
盛り上げてくれたんだが、それは旅行記で書くとしてメインのライヴである3組、
お馴染みIRON ATTACK!は今回も素晴らしいパフォーマンスを披露してくれた他、
まだまだ未熟さもあるが日本人受けするであろうNacrabri、そしてまだ見ぬ強豪の
名に相応しい実力
を見せ付けたMelodius Deiteと、濃厚なライヴを十分に
楽しむ事が出来たわい!
ちなみに今回知り得たタイのHM/HR事情もなかなかに
興味深い話が聞け、そっちも旅行記のほうで書くんで楽しみにしててくれ!
ちなみにIRON ATTACK!は12月に上海でライヴやるんだが、そっちは俺は
行かないんで悪しからず・・・!










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