2018 10/8 東京キネマ倶楽部 Kelly SIMONZ's BLIND FAITH / FURY OF FEAR




2018 10/8 東京キネマ倶楽部 Kelly SIMONZ's BLIND FAITH / FURY OF FEAR



エクストリームメタルが圧倒的に強く、正統派、パワーメタルが希少に
なりつつある国産HM/HRシーンにおいて、より希少種と言えるジャンルである
ネオクラシカル様式美を徹底追及するライヴだ!言わずと知れた超絶テクニシャン、
Kelly SIMONZ氏率いるBLIND FAITHがその弟子であるFURY OF FEAR
サポートに付けてのライヴ、技巧的でありつつメロディアスさも兼ね備えた
ドラマティックなネオクラシカルギターを存分に楽しめる一夜になる事
間違い無しである!ハコはKelly SIMONZ's BLIND FAITH定番である東京キネマ倶楽部、
昭和の洋館的ホール
が独特の雰囲気を放つハコだ!

サポートアクトのFURY OF FEARから観戦、前座枠ながらLOUD PARKにも出演した
経験のあるバンドで、過去に何回かライヴを観ており、今年(2018年)に
リリースした最新アルバムも既にレビュー済みである!今時珍しい位に
ストレートなネオクラシカル様式美HM/HRをプレイ、同期によるチェンバロ系の
キラキラシンセ
をバックにハーモニックマイナーを弾き倒すギター、
さかもとえいぞう氏に影響を受けまくったシンガーによるユニット形式と言える
立ち位置で、ベースとドラムはサポートという構成となっており、それ故に
リズム隊は空気な印象があり全然目立っておらず、VoもMCはさかもとえいぞう氏に
滅茶苦茶似ており、ハイトーンシャウトには切れを感じさせたんだが、肝心のピッチは
なかなかに危うく、
全体的に過去に観た印象とさほど変わらず、総じてギターが
頭一つ抜きん出たバンド
だったな・・・!

そしてメインであるKelly SIMONZ's BLIND FAITHの登場である!FURY OF FEARと
まったく同じ、コッテコテのネオクラシカル様式美なんだが、そこはやはり
師匠と弟子の格の違いが如実に表れており、リズム隊もタイトならVoもこっちは
YAMA-B氏なんで比べ物にならない程に巧く、ギターもFURY OF FEARは
普通に達者なんだが、ケリー氏のプレイはパーフェクトなテクニックに加え
よりロックなフィーリングを放っており、音そのものがエモーショナル
深み、説得力が段違いである!2曲目で弦が切れるが、ブレイクまで
普通に弾き切る対応力
も流石はベテランだな・・・!

リードVoも取れるケリー氏だが、本日はバックコーラスに徹し全てのVo曲を
YAMA-B氏が歌っており、彼の圧倒的な歌唱力を存分に楽しめたんだが、
途中でインスト曲が立て続けにノンストップで7曲、およそ30分以上続き、
流石にこのセクションはややダレを覚えてしまったな(笑)。 勿論楽曲は
同期のキラキラチェンバロ系シンセと共にギターがネオクラシカルに
ユニゾンしまくる様式美HM/HR
なんで楽しめはするんだが、YAMA-B氏の
Voをもっと聴きたい
というのが偽らざる本音なのは間違い無い(笑)。

名うてのテクニシャン揃いであるKelly SIMONZ's BLIND FAITH故に、
演奏は凄まじい切れ味を見せておりタイトな事この上無かったんだが、
MCはうって変わって相当にグダグダで、無駄に長い上に盛り上がり所が無く、
しかもケリー氏は滑舌が悪く、イマイチ何を言っているのか聞き取り辛いんで
なかなかにユル~い時間だったな(笑)。そのギャップを魅力と取る向きも
あるかも知れんが、せめてもうちょい纏めて頂きたい(笑)。

そしてアンコール前の本編ラスト曲“Now Your Turn”ではFURY OF FEARのギター、
西村守氏
を迎え師弟によるギターバトルが実現、元はシングルギターなんで
ハモリ、ユニゾンは無くまさしくギターバトルといったパフォーマンスだったな・・・!


2組揃ってコッテコテの、王道中の王道を行くネオクラシカル様式美
テクニカルなシュレッドギターを心行くまで楽しめたライヴであったわい!
共に音響面ではVoがやや大きく、ドラムが軽めでバスドラが聴こえない感じで
ギターもバッキングがやや不明瞭だったんだが、ソロはバッチリ聴こえたんで
まぁ良かっただろうか!?上記のようにネオクラどころか正統派、パワーメタルすらも
国産バンドは少数派になっている昨今において様式美は最早希少種なんで、
今後もKelly SIMONZ's BLIND FAITH、FURY OF FEARにはネオクラシカルの
灯火を絶やさず活動して頂きたい!










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