6/6 日本武道館 ムック




6/6 日本武道館 ムック



かつてディープパープルが伝説を残し、チープトリックが
全世界にその名を知らしめ、イングヴェイ、ドリームシアター等が
熱きパフォーマンスを展開した
ロックの聖地、日本武道館!
ここでプレイする事がバンド、ミュージシャンにとっての一つの
ステイタスとなるわけだが、そんな武道館で新たに伝説を作ろうとしている
日本のバンドがいる。それが彼ら、ムックだ!!

2006年6月6日という、メタラー的に実に縁起のいい日だ!
世間じゃ映画“オーメン”の公開日だとか言ってるが俺にとっては
ムックの日よ!ちなみにムックの日といえば6月9日で、
彼らは毎年この日にいつもファンに向けたイベントなどを行っているのだ!
6月9日はシックスナインの日ではない。ムックの日である!!(笑)
そんなわけでこの日は会場に去年のムックの日に配布されたDVDと今年に入って
リリースされたシングル2枚とミニアルバム1枚に入っていた券、
そしてライヴのチケットを持ってきた者全員にカヴァー曲の収録された
特別なアルバムが無料配布される
というありがたいイベントが行われていたぞ!
ちなみにDVDを持っていない人にもそれ以外を持ってくれば特別カヴァー
シングルを無料配布する
というこれまたありがたい救剤措置が行われていた!
俺は今年に入ってからムックを知ったので当然DVDなどは持っておらず、
シングルのほうを頂いた。シングルとはいえ5曲・・・いやシークレットトラックを
入れれば6曲入り
と、ほぼミニアルバムなみのボリュームだ!
彼らが影響を受けた曲のカヴァーと言う事で最初メタリカやKORNの曲が入っているのかと
思ったがそうではなく、彼らの叙情サイドに影響を与えた昔の日本のフォークソングだった。

電車で行こうかと思ったがそれだと場所的に開演前にいろいろとうろつけんので
結局自転車で行く事に。家から40分程度とかなり近いので助かるな!
この辺はもう庭みたいなものだ!
まず秋葉原に向かいかつて火事に見舞われたものの不屈の闘志で蘇った
ヤマギワソフトに立ち寄る。
天野月子のシングルが大々的にプッシュされていたな。
2階のメタルコーナーを物色。ここでは最近話題のメロパワメタルコアバンド、
AVENGED SEVENFOLD
がプッシュされており、買おうかと思ったが
荷物が増えるのがイヤだったので結局今回はスルー。
同じ理由でこの日はディスクユニオン御茶ノ水HR/HM館にも行かなかった。
行ったら思わずいろいろ買ってしまうだろうからな・・・(笑)。
そして本屋で立ち読み。地元の本屋ではまず見かけないユーロロックプレス
読む。ニュー・トロルス、PFMの日本公演レポートが載ってた。
俺も行きたかったわい・・・!それとTVで好評を博したヘビメタさんの本を読む。
マーティはやはり最高だ(笑)。
最近ロックフジヤマとして復活してくれて何よりだ!

そしていつものようにマックに行きハンバーガーをこの日は5つ食す。
実に美味い!当然ながらピクルスは捨てるがな!(笑)
やや腹がきつくなりつつも武道館に向かう。
会場には多くのバンギャが。そして男も以外と多い!昔のムックのようなメイク、
コスプレをした者も多かったが私服率も高く、またガチャピンの模様が入った
Tシャツ
を着た二人組の女がいて面白かったな。革ジャン、革パンの男もいたぞ!

そして会場入り。俺のチケットはかなり後ろの番号で結局2階の一番奥の座席だった!
しかも俺のすぐ左が壁ステージの3分の1がそれで
覆われて見えなかった!
なんてこったい!!(泣)だがそのおかげで
俺の左には誰もいなかったので思う存分ヘドバンできたわけだが・・・!
SEでメタリカの曲が流れ始める。会場にいるバンギャはだれも知らないだろうな
この曲・・・。と思っていると曲が止み、同時に会場が一瞬で真っ暗になる!歓声が巻き起こり
全員立ち上がる!この瞬間はホント大好きだな・・・!

1曲目からムックで最もへヴィな様式美ドゥームメタルの大作“朽木の塔”だ!
へヴィさ、そしてメロディーの良さに酔いしれる!音は凄まじくデカく、
これがアリーナクラスでのみ使用を許される100Wのアンプの凄みかと
思わず息を呑む!この轟音が実に心地よい!
そして速い曲が立て続けに演奏される!“蘭鋳”ではブリッジのデス声で歌われる
「犬畜生ゥゥーーー!!」の部分を共に歌う!
そして超クサイ
サビで激烈ヘドバン!
へヴィさとクサさの融合!
最高だ!!
そしてムック史上最もクサい初期の名曲“娼婦”で
やはり激しくヘドバンしつつ悶絶する!!ソロではエアギターしようと待ち構えるものの
ギターがどうも精彩を欠いている感じでソロの入りが思い切りズレてるし、そのソロの
フレーズもかなりグダグダでダメだった・・・!この後にプレイされる“雨のオーケストラ”の
ソロでもミスしてたし・・・。上手いギタリストだと聞いていたがこの日は
調子がよくなかったのか!?
中盤ミドルテンポの曲が続き、事前に
ハンバーガーを食いすぎたのか急にかったるくなった
疾走チューンで勢いを取り戻す!デス声が聞ける“茫然自失”では頭を振りつつともに叫ぶ!
新譜に収録されていた数少ないへヴィチューン“モンスター”ではパイロが上がる!
曲調、歌詞にあわせ思わず昔のデイヴ・ムステインの如き憎々しい表情で
ヘドバン
してしまった(笑)。そしてムックの曲の中でも最もコアだと思う“大嫌い”で俺は
狂ったかのようにこの日一番の激しいヘドバンを見せ、
本来デス声ではないパートもデス声で叫ぶ!!(笑)ヤバイ!
最高だ!!
バンドの演奏はかなりズレていたがそんなことお構い無しに暴れまくる!!
そしてふと周りを見渡すとバンギャはヴィジュアル系独特と言える特異な振り付けを
踊っていた。
バンドによっていろいろあるだろうがムックの場合は
まるで阿波踊りのような振り付けだったな。
だがそんな中において一人ヘドバンを敢行する剛の者を発見!
ケツを蹴り上げられた気分になり負けじとさらに
激しいヘドバンをする!
一番上から見下ろす武道館の光景は
狭いハコで観る光景とはまた違った趣があったと言う事を付け加えておこう。
メンバーはまるで米粒のようなサイズだったが十分に楽しめたぞ!
とはいえやはり個人的にはメンバーが目の前で観れる狭いハコのほうが
好み
だと言う事が今回のライヴでよく分かった(笑)。

全ての演目が終わり、モニターに今後の予定が映し出される。俺は目が非常に悪いので
ほとんど見えなかった
が、あとでオフィシャルサイトを見たところどうやら本日のライヴが
DVDになり今年の年末にリリースが決定し、8月あたりにニューシングルが
リリース。
そして9〜10月にツアー、さらに今年の暮れに
ニューアルバムがリリースされる事が決まったようだ!
そして会場が明るくなり、もうお帰りムードかと思われたその瞬間メンバーが再び
ステージに現れる!
そして最後の最後になんと8月リリースのシングル曲を
プレイする事に!!
なんてサービス精神旺盛なんだ
このバンドは!!感動したぞ!!

曲調はどっちかといったら明るい雰囲気のパンキッシュな疾走曲。当然メロディーは
良かったな。俺は新曲と言う事もあってヘドバンするというよりは聴き入っていたのだが
他のバンギャは始めて聴く曲だと言うのに
いままでどおりの阿波踊りだ!(笑)

そして全項目が終了しその旨を伝えるアナウンスをしっかり確認した後
会場を後にする。遠すぎる位置に不満だったものの3時間以上の
ライヴで大満足
だった!外は雨が少し降っていたがかまわず自転車で帰ることに。
どうやら後で知ったのだがマーティ・フリードマンが観に来ていた
らしい!!
日本びいきの彼だがまさか今日来ているとは思わなかったな・・・!

そんな本日の反省点としてはライヴ前にバーガーを食いすぎてはイカンということ。
そしてアリーナクラスのチケットは発売日に速攻で買うと言う事だ(笑)。
しかし大満足であった!次のツアーにもまた参戦するとしよう!今度は狭いハコだしな!




セットリスト


01.朽木の搭
02.蘭鋳
03.絶望
04.スイミン
05.娼婦
06.最終列車
07.ガーベラ
08.商業思想狂時代考偲曲(平成版)
09.友達が死んだ日
10.メディアの銃声
11.暁闇、ドラムソロ
12.空虚な部屋
13.赤い空
14.はりぼてのおとな
15.儚くとも
16.雨のオーケストラ
17.流星
18.モンスター
19.茫然自失
20.夕紅
21.名も無き夢
22.遥か

アンコール

23.前へ
24.オルゴォル
25.大嫌い

2ndアンコール

26.つばさ

3rdアンコール(おまけ)

27.新曲(タイトル不明)











特別レビュー ムック COVER PARADE mini




ムックがライヴイベントで無料配布したミニアルバム。


本日のライヴで手に入れてきたミニで、シークレットトラックを入れて6曲入りの
ミニアルバム
だ。曲目は彼らが影響を受けてきたバンドのカヴァー曲だ。
メタリカやKORNではなく、日本の昔のフォークソングである。
2nd“葬ラ謳”で“およげ!たいやきくん”をカッコ良くカヴァーした
彼ら
だけに本作もただのフォークではなく非常にいい仕上がりになっている。

1曲目“なごり雪”はイントロこそフォーク調だがその後アップテンポになる。
彼ららしくアレンジされており、ムックの曲だといっても違和感がないほどだ!
ちなみに俺はこの曲のサビのみ知っててあとは全部知らない曲だ(笑)。

2曲目“ワインレッドの心”はミドルテンポのメロディアスな曲。
どこかしなやかなヴォーカルが良い。後半疾走を開始するぞ!

3曲目“せんちめんたる”はアルバム中髄一の疾走チューン。メロがかなりクサい!
たとえるならダサさの無くなった紫苑ってカンジだ!ギターソロも激クサ!
この曲が個人的にキラーだな。

4曲目“LA VIE EN ROSE”はこれまでのフォーク曲とは趣を変えたパンキッシュな
疾走チューン
だ!どこか昔のヴィジュアル系っぽいアグレッシヴな曲調
これもなかなか良い。原曲の音はやっぱスカスカなんだろうがムックがやる事で
丁度よくなる(笑)。
ライヴで盛り上がりそうな曲だ!

5曲目“傘がない”はスローでブルージーな曲調で正直一番つまらん(爆)。
ギターもソロで珍しくペンタトニックで弾いてるし。

6曲目はカヴァーではなくどうやら彼らがインディーズ時代に発表した
曲“九日”のリレコーディング版
らしい。イントロであの犬神サーカス団の
犬神凶子による語り
が聴け、その後彼ららしいフォーク調の哀愁メロディー
纏い疾走するぞ!この曲が収録されたアルバムもどうにかして手に入れなくてはな!


と、まぁそんなわけで俺はフォークには興味ないが彼らのファンとしては
十分に楽しめた
な。現代のプロダクション、演奏、アレンジでプレイされる事により
フォーク特有のダサさが無くなり純粋にメロディーを
楽しめるってわけだ!




満足度 78% お気に入り曲 せんちめんたる、LA VIE EN ROSE、九日







ライヴ感想にもどる

トップにもどる


inserted by FC2 system