2018 6/8 渋谷club asia  GYZE / HER NAME IN BLOOD




2018 6/8 渋谷club asia  GYZE / HER NAME IN BLOOD



個人的にライヴの予定が詰まった6月、その一発目が本日、GYZEとHER NAME IN BLOODの
ツーマンである!
去年のフルアルバム“Northern Hell Song”は個人的年間ベスト
なる程だったが、 ライヴを見る機会にはなかなか恵まれずようやく本日観れる事になり、
しかも 対バンのHER NAME IN BLOOD良バンドで前々から観たいと思っていたからな・・・!

入場に時間が掛かった分、10分程押してのスタートとなりHER NAME IN BLOODが登場、
新譜“Power”の1曲目、タイトル曲で幕を開ける!噂に名高い超マッチョ振りで知られる
フロントマン、IKEPY氏の姿は 一度生で見てみたいと思っていたが、想像通り、期待通りの
マッチョマン振り
が凄まじく、 この手のハードコア、メタルコア系のフロントマンは
総じてマッチョが多く (ついでに言うと海外のバンドだと柔術やってる率も高い)んだが、
彼はその中でも 特にマッチョで、プロレスラー格闘家かと見間違うレベルである!
パフォーマンスも そのマッチョ振りに引けを取らないストロングさ、太さがあり、
音源では高音の スクリームがやや軽い印象があったが、ライヴにおいては
物足り無さ皆無だったな。


音響はややラフだったが演奏は勢いとタイトさがあり、場数を感じさせる確かな
ステージング
だったわい! 途中GYZEの“Pirates Of Upas”のイントロのフレーズを交えた他、
ラスト“BAKEMONO”後にMETALLICAの “Master of Puppets”をワンコーラスのみ
披露した他、中盤でGYZEのメンバーとの スペシャルセッションでバンド最速ナンバー
“MASK”をプレイ、音源より速い上に ギター3人になった分よりラフで、何弾いてるか
判らんレベル
ではあったが サプライズとして楽しめたわい!

そしてメインのGYZEの出番である!早速新曲の“Japanese Elegy”からスタート、
コーラスに加え 日本人らしいクサメロ、さらに和音階も含んだクサい曲で、戦争の悲劇
テーマに しているが、それが決して過去の出来事では無く、狂った独裁者による暴走で
今まさに起きても何ら不思議では無いという現実
を突き付けられるわい!
その後も新曲バンド最初期に作られたというレアな曲を交えつつ過去曲もプレイ、
最新シングル“龍吟”のタイトル曲も披露され、北欧的な冷たいシンセの同期に
歌謡曲然とした クサい泣きのギター
が聴けるが、ややあざとい印象もありこの辺が
良くも悪くも シングル曲らしい部分だな。

とは言えやはり3ピースの限界か、演奏には全く問題が無いものの、ギター1本のみ
GYZEの緻密なサウンドはやはり今もまだ生では再現し切れておらず、リードギター多めなのも
あってバッキングの弱さ、物足り無さがかなり気になる感じで、それを補うためか バスドラが
かなりデカいバランス
だったな・・・!

途中で泣きまくりのギターをフィーチャーしたインスト、さらにダース・ベイダーの
有名なテーマ曲
をバックにドラムソロが披露され、スティックもご丁寧にダークサイド、
シス
のカラーである赤いライトセーバーを模した仕様で光を放ち視覚的にも楽しめたな。

アンコールでは先のHER NAME IN BLOODのシンガー、IKEPY氏を招いて3rdの、ペイガンメタル的
クサメロシンガロング入り
“The Bloodthirsty Prince”をプレイ、今のGYZEのVoに
不満は無いが、やはりIKEPY氏のほうがパワー、表現力に富んでおり、雄々しい
シンガロングも 男らしく実にカッコ良いな・・・!


共にクオリティーの高いライヴではあったが、GYZEに関しては 惜しい部分もまだ残っており、
バンドとしての纏まり、ステージングの迫力に関しては HER NAME IN BLOODのほうが
人数の多さもあって上だろうか!?クサメタラー視点だとやはりクサクサの キラーチューン
大量に持つGYZEのほうが楽曲的には好みなんだが、所謂オタク臭さが 一切無く、それでいてイマドキ系の
チャラついたウェイ感、ヤカラ感も無い、とことん 硬派で男臭い HER NAME IN BLOODのほうが
ライヴにおいては好みだな。モッシュ、ダイヴ問題リスナー同士のいざこざが 浮上し、
「メタルが好きなら俺達は兄弟だ」「メタルはみんなのもの」という価値観が
所詮幻想でしか無かった事が判明した現代ライヴシーンだが、節度を守れば
相変わらず 楽しいもの
である!今月はまだライヴがあるが、なるべく目立たず騒がずこっそりと
熱きパフォーマンスを楽しもうでは無いか・・・!











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