2018 5/1 恵比寿LIQUIDROOM  CRADLE OF FILTH




2018 5/1 恵比寿LIQUIDROOM  CRADLE OF FILTH



人類の夢と希望である連休中、まぁこの日は平日なんだがライヴである!
フロントマン、ダニ・フィルス特異な絶叫で知られるブリティッシュの
超大物シンフォニックブラックメタルバンド、CRADLE OF FILTH
の来日単独行動だ!
去年のLOUD PARKで観れなかった分、本日を存分に楽しまなければならんし、そもそも
今年はLOUD PARK無い感じなんで、尚更外タレライヴを楽しまなければならんのじゃ!
場所は恵比寿LIQUIDROOM、個人的に初めてのハコである!

およそ8割以上は埋まっている中でほぼ定刻通りにライヴはスタート、 他メンバーと
比べて明らかに小柄な ダニ・フィルスだが、その常軌を逸した絶叫音源同様の
切れ味
を誇っており、 サタニズムでは無い悪魔的ムード、ホラー的空気を発散!
それでいてギターは メロディアスなプレイを披露し、退廃的かつキャッチーさも
見られるキーボード兼 女性シンガー
の存在もあり、シンフォニックブラック
ありながらゴシックメタルの 雰囲気もかなり強い感じで、少なくは無いミドル、
スロー曲
ではそれがより 目立っていただろうか!?ドラムの周りにアクリル板
おぼしき囲いがあり、 音響的効果の狙いが窺えたが、ここまでガッチリ囲ってあるのは
普段なかなか お目にかかれず
新鮮だったな・・・!

新譜“Cryptoriana - The Seductiveness Of Decay”に伴う来日ツアーではあるが、
新譜の曲は少なく、“Heartbreak and Seance”“You Will Know the Lion by His Claw”
2曲しかやらず旧譜の曲も かなり多くプレイされ、オールタイムベストな印象もあったんだが、
個人的に 聴きたかった“Cruelty Brought Thee Orchids”、“Cthulhu Dawn ”
残念ながらプレイされなかった・・・!まぁ新譜の2曲目である“Heartbreak and Seance”は
キャッチーなクワイアが好きなんでそこは満足出来たが(笑)。

ライヴ中盤では上記したよう ゴシック路線のミドル曲が多く披露され、ただブラストで
突っ走るだけのブラックメタル
とは 明らかに異なる退廃的空気を味わえたな。
ダニあってのバンド故か、Voが最も大きいバランスでそれ以外の楽器はかなり 引っ込んでおり、
ドラムも大分小さかったが何よりもギターが小さく、リフもそうだが メロディアスな
泣きの多いギターソロ
をもっとハッキリとした音で聴きたかったのう! 今時珍しいにも程がある、
ブリティッシュ特有の陰りを帯びたフレージングだからな・・・!

超音波シャウト通常のシャウト、低音グロウルの3種が基本のダニのVoはやはり
インパクトがあり、声質的なバテは見られなかったものの、後半になるに従い
リズム面でモタつき
が見られるようになり、そういう意味ではバテていたのだろう。
ベースは全然聴こえず判断不能だが、テクニカルさ重視のバンドでは無いながら
ドラムは巧く、鋭い手数の多さで魅せていたぞ。もっと音が大きければなぁ・・・!


世界観重視のブラックメタル故か、アンコールは無く本編ぶっ通しの1時間45分程で、
他に聴きたい曲もあったし、音響面で不満も残ったがダニの規格外スクリームこそが
最大の持ち味故にそこは抜かり無く楽しめたな。単独ながらドラムソロ等でお茶を濁したりもせず、
それでいて余計なステージギミックも無い、ある意味ストイックなパフォーマンス
言えたかも知れんだろうか!?ブラックメタルではあるが、それと同時に国産バンドで
ありがち
似非様式美の紛い物オタク向け自称ゴシックが蔓延る中にあって
本場の、本物の ゴシックを存分に楽しめたわい!










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