2017 11/6 渋谷TSUTAYA O-EAST RHAPSODY REUNION




2017 11/6 渋谷TSUTAYA O-EAST RHAPSODY REUNION



何気にここ数年毎年来日公演をしている印象があるRHAPSODY OF FIREだが、今回は違うぞ!
ルカ・トゥリッリに続いてファビオ・リオーネ、アレックス・ホルツヴァルトまでも脱退し
我々を嘆かせたのもつかの間、バンド20周年記念という事で過去のメンバー集合で
RHAPSODY REUNIONと題し、OF FIREが付く前の、最も良かった頃のキラーチューンばっか
プレイするという最高の試みをここ日本でもやってくれる事に!こいつは素晴らしい!
まぁ残念ながらキーボードのアレックス・スタロポリは不参加だし、色々と大人の事情も
見えてくるんだが(爆)、ここは素直に昔のキラーチューンの数々を楽しもうではないか・・・!

2ndのイントロ“Epicus Furor”をバックにメンバーが揃い、1曲目からいきなりの代表曲
“Emerald Sword”
が披露されオーディエンスは大盛り上がりを見せる!その後も2ndの曲が
アルバム通りに続き、“Symphony Of Enchanted Lands”完全再現ライヴの流れに!いや途中で
唐突に“Knightrider Of Doom”を挟んだり(滅茶苦茶盛り上がったが)、牧歌的なインスト
カットされていたりで厳密には完全再現では無いんだが、とりあえず一通りの曲をプレイ、
ラストの大作タイトル曲も抜かりなく披露され、今聴くとホーン等いかにもシンセな感じではあるが、
それでも楽曲はOF FIREになってからとは異なり、解り易くキャッチーでクサい
疾走キラーチューン
が多く楽しめるわい!

ルカ・トゥリッリを生で観るのは初めてだが、ギターの位置がやけに高く、男前と言えば男前かも
知れんがあまりカッコいいとは言えないアピアランスなれど、やけにアクティヴに動いており
他のメンバーもそれなりに動き回り、そこはやはり長年ヨーロッパで前線に立って活動してきた
ベテランらしい振る舞いだっただろうか!?アレックス・ホルツヴァルトのドラミングは実に
パワフルでタイト、
ベースのパトリス・ゲールもスラップタッピングを巧みに織り混ぜ
相当な巧さを見せており、言わずもがなだがファビオ・リオーネのVoは本日も圧倒的に素晴らしい!
部分的に省エネ歌唱しつつも声の張り、伸び、安定感共に円熟の域に達しており、その美声で
お腹一杯になれるわい!
それに比べてツインギターはあまり目立った印象は無く、
ルカがあまりソロを弾かず
相方のドミニク・ルアキンに多くを任せている印象があったが、
それでも切れはあったな。ちなみに音響バランスも良く聴き易い音作りだっただろうか!?

2nd完全再現の後はドラムソロとなり、Symphony X・・・では無くヴェルディのレクイエムを流し
パフォーマンスを披露、ロック、メタルのリズムとは明らかに異なる、クラシック、オペラの曲で
よくドラムが叩ける
と感心させられたわい! その後も初期のキラーチューンをプレイ、1stから
“Land Of Immortals”に3rdの“Dawn Of Victory”の他、何とミニアルバムのドヴォルザークの
新世界モチーフの“The Wizard's Last Rhymes”を披露、さらに同ミニアルバム収録の
“Queen Of The Dark Horizons”
の元ネタである“Phenomena”を同期で流してのベースソロも聴け、
アンコールでは“Rain Of A Thousand Flames”に続きファビオのオペラ歌唱が光る名バラード、
“Lamento Eroico”も披露、ラストは“Holy Thunderforce”で、さらにSEで“In Tenebris”
同期で流しつつもキメのパートは実際にバンドがプレイし、銅像のようなポーズで大仰に締める、
実に RHAPSODYらしいスタイルにファンタジーに興味無い俺をして熱くさせてくれるわい!


2nd完全再現に加え、初期の名曲を多々連発しほぼ全曲盛り上がれる、実に素晴らしいライヴ
ファンタジー好きじゃない俺も思わずまたロード・オブ・ザ・リング全部観直したくなる位に
コッテコテでファンタジックかつ、クサく大仰で勇壮、そしてプロフェッショナルな
パフォーマンス
だったな・・・!まぁ結構音が小さめだったり(彼等の日本公演は毎回そう)、
今回はギター、ヴォーカルのソロタイムが無く、ファビオのプッチーニが聴けなかったり、
意外と短くもっと聴きたい曲もあったりと、多少は物足り無さも残ったがそれでも満足じゃ!
やはり俺等が求めているのは「RHAPSODY OF FIRE」では無く「RHAPSODY」なんだな・・・!










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