2017 9/30 代官山UNIT RedruM Fest 2017




2017 9/30 代官山UNIT RedruM Fest 2017



世はすっかり秋ムードの中、個人的には台湾以来のライヴである!SERENITY IN MURDER主宰で
海外の通好みバンドを呼ぶエクストリームメタル系イベントだが、我等クサメタラー視点では
滅多にライヴをやらない超実力派の大物、Imperial Circus Dead Decadenceが久々にライヴを
やるという一点に尽きるのが本日だ!ハコは代官山UNIT、見た所TSUTAYA O-WEST位はありそうな
そこそこ広めな感じだが、初めてのハコで我等に無縁のオシャレタウンとあっては及び腰にも
なろうモンだが、心に小籠包、魯肉飯がある限りどのような
障壁も路肩の小石に過ぎぬわ!


まず一組目がHONE YOUR SENSEで、何ヵ月か前にも観ており、印象はその時とそこまで
変わってはおらず、
いかにもハードコア畑なマッチョさを誇るフロントマンが
見た目通りの厳ついグロウルを披露、メロデス要素が強いながら北欧情緒が微塵も無い、
タフガイ的アトモスフィアがいかにもメタルコアなんだが、演奏はそこまでタイトでは無く、
ギター等ややユルめな部分が見られたかもな・・・!ただ音響はなかなかで、バランス良く
聴き易い印象があった
だろうか!?

そして2組目が我等クサメタラー及びギーク、ナード畑の住人にとってはメインの
Imperial Circus Dead Decadenceだ!彼等が目当ての者も俺を含めて多いだろうが、
本日は女性シンガーが不在との事で普段と異なるレアなセットリストとなっており、
相変わらずクソ暑そうな、ゴテゴテのアピアランスを誇るリブユウキ氏を筆頭に
濃いメンバーがアセンブル、いきなり2ndのボートラ“因果律ノ咎人、境界面上ノ運命。”
スタート、マニアが喜ぶ楽曲メインで去年暮れに出た最新EPから何て読んだらいいか判らん
“嚮導BRING+瞳EYES=死DEATH+齎INVITE”
もプレイされた他、何と完全新曲も披露!
念仏的な早口スクリームに様式美的クサメロ、さらにイングヴェイの“Vengeance”を
彷彿とさせるキラキラパート
も見られたんだが、今回女性Vo不在故か、ファルセット歌唱
やけに目立っており、普段以上にヴィジュアル系な印象があったのは否めないかもなぁ・・・!
ギター、ドラム等演奏はタイトだったんだが、長尺で複雑な曲ばかりなんでライヴにおいて
アルバム程の構築性が見られなかった部分があるやも知れんが、長尺曲は
彼等の持ち味なんでライヴを意識してシンプル路線には
走って欲しく無い
というのが総意だろうな。

そしてここからが海外勢で、3組目はロシアのメタルコアバンドSUNLESS RISEである!
今回唯一未聴のバンドだったが、ピコピコ系キーボードを配したシングルギターの
5ピース
で、サウンド的にも軽めのメタルコアとなっており、なかなかにライヴ経験の
薄そうなステージング
を披露、演奏はお世辞にも巧いとは言えず、グロウルもやや弱めだが
ギター、キーボードによるクリーンVoがまた相当にショボく、まるでアイドルポップスのような
ナヨい軟弱さに閉口である!バックのスクリーンにはPV等映像を流しており、そこだけが
良かったが基本的に曲も好みでは無く、見所は薄いライヴじゃったわい・・・!

4組目はSHADE EMPIREで、過去作を3枚程聴いており、最初期はショボめでチープな
シンフォニックブラック
だったが、その後モダンになってクオリティーアップ、そして最近は
またシンフォ路線に回帰したようで、シンセ奏者にツインギターを擁した6ピースの大所帯
なっており、時折デカくなる同期音源によるオーケストレーションを流しつつ
重厚でエピックなサウンドを展開、派手さは無いが先のSUNLESS RISEとは比べるべくも無い
タイトなアンサンブルを見せつけており、流石はHM/HR大国フィンランドのバンドじゃわい!
Voもメタルコアでは無い、デスメタルのグロウルで武骨さを放っていたが、何だかんだで
ミドル曲が殆どなんで流石に途中ダレを覚えたのは事実だが・・・!後半の初期曲でようやく
ブラストが聴けたが、もうちょい疾走要素が欲しい所だな。

そしてトリを飾るのは主宰バンドのSERENITY IN MURDERである!以前に一度ライヴを観た
経験があり、同期音源に頼り過ぎな印象があるも演奏自体は良かったのを覚えているが、
本日も同期音源によるシンセが壮麗なムードを放ちつつタイトな演奏を披露、グロウルを操る
女性Voは最近のアー写とはイメージが異なり、まるでブルゾンちえみみたいだったな(爆)。
音源同様一本調子な印象があるも、シンガーとして不足は無くステージを盛り上げており、
下手側のギターが泣きのソロを顔で弾いており古き良き往年のギタリスト感を漂わせていたのが
好印象だったな・・・!先のSHADE EMPIREと比べて同期のシンフォニックさがどちらかと言ったら
イマドキな感じで、曲によってはややチャラ寄りな印象がありそこは好みが分かれるかも知れんが、
ラストは日本人のアイデンティティーを押し出した、チャラくない重厚でシリアスな
和風ナンバー
を披露!新譜はまだ未聴だが、近いうちに聴きたいモンじゃて・・・!


国産バンド3組、海外バンド2組の編成で、本日に関しては日本人バンドのほうが健闘しており、
海外勢と言っても実際はピンキリであるという事が改めて確認出来るライヴだったな・・・!
まぁSHADE EMPIREは良かったし、個人的目当てのICDDも定番曲が無い代わりにレアな選曲に
新曲と存分に楽しめたわい!
全体的に音響バランスが良く聴き易い印象があり、
エクストリームメタルオンリーで正統派、パワーメタル不在だったがそこに物足り無さを
感じさせなかった
のも好印象だな。SERENITY IN MURDERは今後もツボを突いた
バンド
を呼んでくれそうだし、さらに定着して頂きたいモンである!










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