2015 2/20 中野サンプラザ ULI JON ROTH




2015 2/20 中野サンプラザ ULI JON ROTH



今年に入ってやけに続くライヴ週間においてメインと言える日がやってきた!本日は珍しい外タレ、
我等がギター仙人、ウリ・ジョン・ロートの久々の来日公演
である!かつて2008年にも一度観ており、
それ以来の来日
オールドメタラー、ギターフリークを熱くさせてくれるが、今回はサプライズ的なライヴ
何とSCORPIONS時代の楽曲を今に蘇らせてプレイするというレアな試みとなっておる!
俺もかねてよりSCORPIONSはウリ時代に限る!と常日頃から豪語して来ているが故に、本日のライヴは
まさしく女房を質に入れてでも、いやもう去勢してナニを欲求不満の主婦に
売り捌いてでも観なければならんレベル!
ハコは前回来た時と同じ中野サンプラザと、
ライヴと言うよりはコンサートなノリだが仕方あるまい!

定刻通り・・・厳密には2〜3分程度押した後、まずMCが出て来て司会進行っぽいノリになる辺りが
まさしく「HM/HRのライヴ」と言うより「年寄り向けコンサート」な印象で微妙な空気になっちまうも、
その司会進行役がかつてクサ過ぎる帯タタキで名を馳せた、ゼロ・コーポレーションの社長だったらしく
後から知って軽く興奮しておるわい!(爆)その後暗転しメンバー、そして我等がギター仙人
ウリ・ジョン・ロート
が登場、腐れ縁な印象のあるベーシスト、ウレ・リトゲンを除いてどうにも
雇われな空気のある他のメンバーだが、リードシンガーは二人で曲毎に交代して歌っており、
シンガーの片方はギターも兼任、何とトリプルギターの様相を呈しており、ヴォーカルも曲によっては
ウリが今も昔も変わらん胡散臭い歌唱
を披露するため実質トリプルVoのようなモンである。

楽曲は当然ながらウリ在籍時の楽曲が殆どで、やはりこの頃のSCORPIONSの楽曲が俺にはツボじゃわい!
“The Sails Of Charon”、“We'll Burn The Sky”、“In Trance”、“Dark Lady”、
から
さらに“荒城の月”までプレイされ、ヴォーカルの日本語発音がやけに上手かったのも印象に残ったが
やはりウリの泣き、慟哭こそがこの曲の神髄じゃろうて・・・!後のメロデスにも多大な影響を
与えている
であろう、エモーショナル極まりない壮絶な泣きっぷりである!70年代のハードロックらしく
即興的なプレイ
も目立ち、この辺は近代メタル・・・80年代以降のHM/HRバンドには無い要素である。
今こういうプレイするのはプログレバンドポストロック、シューゲイザー通過型の、演奏力、音楽性の高い
オルタナティヴ勢が案外多かったりするのだが・・・!
さらに途中ウリによるガットギターのソロも聴け、
スカイギターとはまた異なる美し過ぎる音色に存分に酔いしれたわい!その後“Fly To The Rainbow”に続くも、
イントロ部分を再現してくれなかったのが惜しい所だな。

ウリがメインのライヴだけあって音響面ではウリのギターだけがデカく、ドラムもヴォーカルも埋もれ気味な
印象
があったんだが我々はウリのスカイギターを聴きに来ているんで何ら問題では無い!やはり凄まじく
良い音色
をしておりテクニック的にも申し分無しのパフォーマンスで、スカイギターの美しい高音、
エモーショナル極まりない泣きっぷり
を存分に楽しめたわい!ソロを弾くのもウリだけで、後のギターは
バッキングかハモリのみなんだがそれも問題では無い!我々はウリのギターを聴くためにここにいるのだ!
ヴォーカル二人も何気にかなり上手く、伸びのある高音でドラマティックに歌い上げており良かったが
“Virgin Killer”だけはサビのフェイクが気に入らんなぁ・・・!クラウス・マイネの切れが欲しい所だな。
実は意外と機材トラブルとか多く、“Top Of The Bill”なんかギターのチューニングが間違っていたようで
ヴォーカル入る部分までやるも途中で中止し、その後改めておっ始めていた辺りは流石に微妙な空気が
漂っておったわい・・・!(爆)
アンコールでは何故かジミ・ヘンドリックスの曲を2曲も続けてプレイ、
これは流石に不要だったなぁ・・・!だったら“Sky Overture”とか“Fire Wind”等自分の曲やればいいのに。


こうしてライヴは終了、ハコの雰囲気からオッサンメタラー揃いの客層等上記したようメタルのライヴと言うよりも
コンサートと言いたくなるような雰囲気が強かったが、音はしかとHM/HRしており見事なギタープレイを存分に楽しめたわい!
近代クサメタルエクストリームメタルも、メロディー派のHM/HRであれば元を辿れば全てここに
行き着く
と言っても過言では無い、レジェンドの説得力に満ち溢れまくった上質のライヴであった!









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