2013 11/19 新宿Wild Side Tokyo DARK MOOR




2013 11/19 新宿Wild Side Tokyo DARK MOOR



ついにこの日がやって来た!10年前、今はバンドを離れた初期メンバーで作られた
あまりにもクサ過ぎる超絶名盤2ndと3rdで日本中のクサメタラーを窒息させた、
あのスペインが誇るビッグネームバンド、DARK MOOR待望の初来日である!まだジャパメタ
そこまでクサくも無ければクオリティー的にも今ほどでは無かったあの頃!まだ歌謡メタル
無ければ歌謡オルタナも、同人クサゴシックも無かったあの頃において既に今のバンドと比べ
何ら遜色無い圧倒的なクサさ
を見せつけていた、生きる伝説のバンドである!メンバーチェンジで
一時低迷したのもののその後方向性が変わりつつも高いクオリティーを見せ始め、
今ではオーケストレーションは全て生で、初期とは異なる音楽性ながらもこれはこれでと
喝采を集めるモノホンの実力派
である!果たしてライヴは一体どうなのであろうか!?
ハコは新宿Wild Side Tokyo!バンドの規模に不釣合いな狭めのハコで、個人的に初めて
足を運ぶハコ
ではあるが今後ちょくちょく通う事になりそうじゃのう・・・!(爆)

とりあえず開演丁度くらいにハコに付いたんだが、その時点で1組目の前座であるDELGESUは
終了直前
で、メロスピだという事しか判らんかったわい・・・!まぁこういう前座の多い
ライヴ
では得てして会開場直後に演奏が始まる事が多いんで仕方ない。

そんなわけで2組目のSINCERITY GREENからの観戦である!ギターのみ男でそれ以外の
メンバーはゴスなファッションに身を包んだ女性だが、今流行りの嬢メタルよりも先に
シーンに登場した結構なベテラン
なのだが、ライヴパフォーマンスがイマイチみたいな事を
よく言われているようで実際観てみた所確かに上手いとは言い難かったなぁ・・・!ヴァイオリン奏者
グロウルを担当するシンセ奏者もおりなかなかに大所帯なバンドだが、それだけに動き、
ステージパフォーマンスは無く
そこも物足りなかったし、ギターが全然目立っておらず
ソロにならないと聴こえない位の音量
で、それ以前にリフらしいリフも無くコードを
ただ奏でているだけ
なのも気になるがちょいソプラノ未満な女性Vo、神秘性を放つ
シンフォニックなシンセ
はなかなかに良くゴシックメタルらしいムードを演出しておったのう・・・!

3組目は来日前よりDARK MOORに同行して前座を努めている、韓国出身のフィメール
シンフォニックメタルバンドISHTAR
だ!彼らの事は知らなかったがゴシックと言うには
エピカルな勇壮さ、疾走パートも設けられた大仰なサウンドを披露しており、ギターリフも
なかなかに正統派寄りだったが何より強烈だったのはホンマモンの本格ソプラノ、オペラ歌唱を
これでもかと言う位連発しまくる女性シンガー
である!先程のSINCERITY GREENソプラノ系だが
レベルが違う!これだ!これこそがシンフォニックメタルの女性ヴォーカルよ!最近よくある
アニソン歌唱の女性Voよりも俺はこういう媚びない激ウマ歌唱のほうが好きなんじゃ!文句あっか!(爆)

4組目は過去にも何度かお目にかかっており、アルバムもうちでレビューしている
ANCIENT MYTH
だ!図らずも女性Voのバンドが続いているが、彼らはゴシカル&シンフォニック
ありつつメロスピ的な疾走感も内包しており劇的なファストチューンを披露!ただヴォーカルが
元々声量が無いタイプに加え低音で歌うスタイルだからかどうにも引っ込み気味だったなぁ・・・!
前座と言う事で他のバンドもそうだが曲数は少なく僅か4曲のみで終了だったがまぁこれは仕方無い。

そしていよいよ待ちに待ったトリのバンドDARK MOORのお目見えである!俺が彼らの
アルバムを初めて聴いたのは忘れもしない10年前、まだ大学で遊び惚けていた頃だが、
全盛期の頃のSONATA ARCTICARHAPSODY OF FIRE(当時はまだRHAPSODY)と比べて
あまりにもクサ過ぎる美旋律の数々ウブなクサメタラーだった当時の俺は完全に
やられちまい、DARK MOORこそ地上最強のバンドだ!と豪語していた時期も勿論あり、
内部分裂の報を聞いたときはそれこそこの世の終わりと言わんばかりに嘆いたモンじゃて・・・!
今でこそ国産クサメタル、歌謡クサメタルバンドであれくらいのメロディーは当たり前のように
聴けるが
これは10年前の話である!それこそオナニーしか知らんかった中坊の前に性欲を
持て余したJK
が現れて一発オメコさせてくれた位の衝撃があったんだよ判るかいチェリーボーイ!?(爆)

話が逸れたが、今のDARK MOORはオリジナルメンバーがギターのエンリクしかおらず音楽性も
大分様変わりしておる・・・!しかしそれでもDARK MOORは我ら往年のクサメタラーが
愛し思い焦がれた高嶺の花!このライヴを観ずして死ねるかい!
そんなノリでライヴを迎えた
が、初めて観るDARK MOOR思っていた以上に
ライヴバンドとしてこなれている印象があり、
ヴォーカルのアルフレッドは
朗々とした中音域で魅力を発揮しており、エンリクはギターあまり上手くないと
思っていた
んだが意外とそうでもなく、部分的にトチりつつもシュレッドや
ワウを効かせた泣き
良きプレイを披露、そしてベースはアルバムでも
そうなんだが
このバンドに不釣り合いな位にバカテクで、ボスハンドやら
何やら縦横無尽にフレットを駆け巡りまくり恐ろしい程にテクニカルである!
新譜“Ars Musica”に伴ってのツアーなので楽曲は新譜の曲がメインであったが、
その中にちょくちょく過去曲を交え、何気に新譜も良い出来なんで当然のように
盛り上がりまくる!
新譜随一のキラーチューンである“Living In A Nightmare”では
相当に熱狂したが、どうやらメンバーもかつての超絶名盤2ndと3rdの人気が日本で
圧倒的な事は存じておった
ようでそこから“Nevermore”、“Made Of Orleans”
プレイされ思わぬサプライズにさらに俺らテンションが上がる!まぁキーは思い切り
下がっているし
アルフレッドの歌い回しも自分の曲と違うためパッとしない感じで、
さながらアンディ・デリスが守護神殿の曲歌うようなモンだがそんなん知るか!
やってくれた事自体に感謝感激の雨あられよ!
ライヴ中盤のギターとベースのソロタイム
様々な有名面白フレーズを交えバトルを繰り広げたりおどけてみせたりとオーディエンスを
飽きさせない工夫を見せており好印象で、さらにアンコールでは先程前座で圧倒的歌唱力を見せ付けてくれた
ISHTARの女性シンガー
も登場、どうやらアルフレッドの誕生日だったようでケーキを持って
姿を現し、バースデーソングからのケーキ投げ大会と言う、海外バンドのお約束的
展開
が繰り広げられこれもまた様式美である(爆)。近年のDARK MOORの楽曲で
よく見られる男女ツインVoの掛け合い
生で拝めて大満足じゃ!アンコールは
2回行われ、前座バンドが4組いたが結局1時間半位はプレイされガッツリと
楽しむ事が出来たわい!



夢にまで見たDARK MOORの生のライヴ、10年早く来て欲しかっただの昔の曲は
やってくれないだろう
とか言われていたが、何だかんだで相当に盛り上がっており
最高に楽しめたライヴ
じゃったのう・・・!演奏も思ってた以上にタイトで、
流石にキャリアを積んで来ているベテラン
だけの事はあるわい!ただ全体的に
ギターの音が小さくソロにならんと聴こえない
感じだったのが実に惜しく、
またソールドアウトしたのは素晴らしい事だがそのためにハコが狭い狭い!(爆)
次はもっとデカいハコでプレイして頂きたいモンじゃて・・・!2ndと3rdの曲はやってくれたが
何気に4thの曲はやらんかったし、新旧織り交ぜたオールタイム・ベスト的な
セットリストのライヴ
を是非とも見てみたいぞ!









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