くるり







"ワルツを踊れ"




日本の有名バンドのオーケストラとコラボしたアルバム。


名前はよく聞く有名なバンドでずっとセルアウト系ポップスバンドだと
思い敬遠してきたが本作は何とオーケストラとコラボレーション
ウィーンでレコーディング、ロックとクラシックの融合という、
HR/HM畑では勿論、プログレ畑でも日常茶飯事のように行われた
試みながらも未だに我等を魅了してやまない魅惑の企画を
行っているぞ!クラシック、オーケストラとバンドサウンドの
融合ではあるがアレンジ面においてはクラシックの複雑なそれではなく
あくまでも判りやすいポップス畑の技法でアレンジが施されており
YOSHIKIのEternal Melody Uと同じスタイルという事になる。

1曲目から生のオーケストラが壮麗なシンフォニーを奏で
いやがおうにも期待が高まるがそれに続く2曲目は穏やか
印象が強いエモだ。ラウンジやエレベーターミュージック的な
雰囲気
もある。後半テンポが変わりストリングスが出てくる
パートは良いな。3曲目はユーロプログレを思わせるストリングスが
聴け叙情味を放つがヴォーカルメロディーはノーマルなポップス
雰囲気が強い。ピアノも聴け不安定さがどこか怪しいコーラスも
登場、ギターソロは逆回しのような音色を放ちけっこう面白いフレーズだな。
5曲目は緊迫感あるイントロで始まりギターやドラム、ベースの
音色がいい意味で古臭く70年代プログレ臭さに満ちているが
無気力トーキングスタイルのヴォーカルはいかにもオルタナ、
ポストロック系
だ。ギターの音色はサーフロック風で風変わりである!
7曲目は翳りのあるポップさに纏わりつくオーケストラがどこか
コミカルな映画のサントラっぽい雰囲気を感じさせる。9曲目は三味線みたいな
ギターがコミカルだがストリングス、ヴォーカルメロディーは妖しい雰囲気
放っておりサイコビリー的なものも感じさせるが疾走するカントリーパート
存在している。12曲目は不安定なホーン、ヴォーカルメロディーがレトロな歌謡曲的
クサさ
を放っているぞ!アレンジは好みじゃないがクサさは本作中髄一だろう!


ロックとクラシックの融合ということだがRHAPSODY OF FIREのような
大仰でクサクサなシンフォニックメタルでもなくXのような雰囲気でもない、
メタルではないのでどちらかといえばユーロプログレに通じる叙情性があり
エモ、オルタナがルーツなのでELLIOT MINORに似た雰囲気も感じられるな。
ヴォーカルは下手だし演奏も上手くはないがセルアウトバンドと
馬鹿にしてて正直スマンかったと言えるクオリティーはたしかに
存在しておりシンフォ系プログレッシャーは先入観を捨てて
聴いてみる価値はあると思うぞ。



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満足度 73% お気に入り曲 ジュビリー、ハヴェルカ







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