Kelly SIMONZ's BLIND FAITH






"Sign of the Times"




日本のマルチプレイヤーの自主制作アルバム。


自主制作アルバムだと言う事でインディーズなのだろう。だがおそらくメタル系の自主制作盤の中では
最も有名だと思うぞ!このアルバムがリリースされたときは
かなり評判になったらしいからな!


ケリー・サイモンと名乗っているが純粋な日本人だ。マルチプレイヤーで
ヴォーカルも含めて一通りの楽器をこなすのだが彼の最も得意とする楽器はギターだ!
なんでもかつてギター雑誌の完コピ大賞を荒らしてたとか聞いた事がある。
イングヴェイの影響下にあるネオクラシカルなプレイを得意とし、技巧の凄まじさもさることながら
それ以上のセンス、フィーリングを兼ね備えた恐ろしい逸材だ・・・!


自主制作盤の1stということもあり、音質は悪いのだが曲が良いためさほど気にならない。
1曲目のネオクラ疾走チューンでつかみはOKだろう。2曲目はスローテンポながら
中盤のクラシカルなギターソロがたまらない!彼のヴォーカルは
線が細いながらもエモーションに満ちた声で良い。
聴かせてくれるぞ!

そして超キラーは6曲目だ!ネオクラシカルに疾走し、ギターとキラキラキーボードが
俺のツボを激しく突きまくる!そして最大の聴き所はラスト前!
チェンバロとアコースティックギター(ガットギターかも)が
対位旋律で絡み合いバロック的な雰囲気を演出する!
そしてエレクトリックギターが入り、ストリングス音のシンセと
激しくも崇高な気品に満ち溢れた絡みを見せる!
たまらんぞ!これは超名曲だ!悶絶!!


ラストの10曲目も実に素晴らしいバラード。もの悲しくも美しい雰囲気に導かれてクラシカルなメロディーが
存分に味わえる。コード進行はパッヘルベルのカノンをモチーフとしたもので
間奏でカノンのフレーズが聴ける!



音質の悪さに目をつぶれば実に素晴らしいアルバムだと言える。ネオクラ好きは是非!



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満足度 86% お気に入り曲 Sign of the Times、Stay In My Heart







"SILENT SCREAM"




日本人マルチプレイヤーの2ndにしてメジャーデビューアルバム。


インディーズの自主制作アルバムながらハイクオリティーなネオクラサウンドが認められ、
ロードランナー・ジャパンと契約しリリースされたアルバムだ。

本作もマルチプレイヤーの特権を生かして彼が全てのパートをプレイし作り出されたようだ。
彼の本来の分野であるギターは当然、ベース、ヴォーカルやキーボード、
ピアノはもちろん、ドラムまでも彼が全てプレイしているぞ!
まぁヴォーカルは
線が細いし(下手ではない)、ピアノやドラムはやはり本職の人には及ばないが
本作くらいのクオリティーがあれば十分だろう。音質は当然前作とは比べ物にならないほど向上している。

曲的にはイングヴェイ直系のネオクラスタイルを基盤としつつも曲によっては
ファンク調だったり明るいアメリカンロック風だったりモダンだったり
幅広く、楽器のみならず作曲もマルチプレイヤーなのだが
やはり散漫に感じられたのは事実。我々リスナーは
ファンキーな2曲目を彼には求めていない。まぁ作り手として一つのスタイルに囚われていたくはない、
いろいろなスタイルでやりたいという欲求があるのも分かるのだが・・・!
しかし彼の曲はどんな曲だろうと間奏に入ると必ず繊細な
ハイセンスネオクラフレーズが聴ける
のでまだ納得できるな。
そこが彼の良心といえる!?(笑)

俺等リスナーが彼にもとめる直球ネオクラチューンは1、5、10だ。まぁ1もイントロでバリバリネオクラかと
思わせたら急にブルージーというか、70年代ハードロック風になるのだが・・・。
だがこの曲の間奏やミドルテンポの曲、バラードにおける繊細さはハンパじゃなく、
まさにガラス細工のような儚さをもって聴き手の涙腺を崩しにかかる!
メタルによくある“熱さ”はないがこういうスタイルもまたメタルの良さ!
ギターのテクはさらに磨きがかかりクリアな速弾きは当然、泣きの表現にかけても
超一流
だといえる!後半聴けるエレガットの響きも
実にエモーショナルで魂に響き渡ってくるなぁ・・・!
並みのテクニカルギタリストが束になってもかなわないのにこれでマルチプレイヤーとは・・・!
世の中スゲェ御人はいるもんだなぁ・・・!

特に感心したのは間奏などにおける対位法の上手さ。ギター、チェンバロ、ピアノなどが
縦横無尽に絡み合うこの独特の響きによって繊細さが倍化し、
上記した個人的に興味のない曲でも間奏で引き込まれ、曲を飛ばすなどと
言う事は一切無い!そしてバラードの出来は相変わらず最高だしたまらんなぁ・・・!


そんなわけで高品質ネオクラサウンドが聴きたい人におすすめできるがファンクチューンやモダンな曲が
足を引っ張ってるように感じるのでそこをなんとかしてくれたらなぁ・・・!



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満足度 84% お気に入り曲 SILENT SCREAM、FLY AWAY、TEARS IN YOUR EYES、AFTERMATH、WITHOUT YOU







"Rule of Right"




日本人様式美テクニカルギタリスト/マルチプレイヤーによる3rdアルバム。


イングヴェイ直系のネオクラスタイルを主軸としつつも実際何でも弾ける超テクニカルな
ギタリスト
でありながらその他の楽器も一通りこなせ、線は細いが味のあるメロハー系の
ヴォーカル
をも披露する超実力派ミュージシャンで、今現在ジャパメタシーンで当然のように
根付く自主制作スタイルを最初に世に広めた大御所である!本作は通算3作目のアルバムにして
ソロ名義からBLIND FAITHなるバンド名義になってからの初の1枚となっており、音楽的には
得意のネオクラシカル様式美スタイルをこれでもかと言う程に連発!前作では非ネオクラな
方面
にも手を伸ばしハイレベルなスキルを見せつつもメタラーには不評だったが、本作はその反省を
踏まえてか開き直ったかのように様式美スタイルを徹底しておる!最高だ!!(爆)

1曲目はイントロから早速のネオクラシカルなギターキラキラシンセのユニゾン
幕を開けダークなシリアスさを演出、ドラム等音はかなり悪いがこれぞネオクラシカル
様式美
と言いたくなる疾走チューンで、線は細いが味のあるヴォーカルも顔を出し
実にドラマティックじゃのう・・・!2曲目もまたネオクラ特有のシリアスさを放ち
シンセや叙情的なギター
も聴けるミドルチューンで、ヴォーカルも哀愁が漂っており
泣きのギターソロ
もまた強烈なエモーションを放っておる!これぞネオクラよ!
3曲目は1stに収録されていた曲のリメイクで、ピアノに始まりメロウに盛り上がる
80年代っぽいバラード
で、泣きのギターソロがまたたまらんなぁ・・・!
4曲目はシャッフルリズムネオクラフレーズを披露する、イングヴェイもかつて
よくやっていたタイプの曲調
だが実にツボを突いた繊細なフレーズ回しを見せてくれるな。
ギターソロはかなりテクニカルでスウィープが相当に鋭いのう・・・!5曲目はインストで怪しげなムードを放ち
パーカッシヴさを見せつつアコギがエキゾチックさを演出、HM/HRに留まらない
素養をいい感じに発揮しており
それでいてネオクラ寄りの泣き、エモーションもしかとあるな。
途中のリズムはプログレッシヴな面もあるか!?6曲目も過去曲リメイクで、様式美系のへヴィさを放ち
アグレッシヴな疾走感も部分的に垣間見せるダークな曲調で、中盤以降のギターとストリングスが
格調高い様式美ムード
を放つパートがたまらんなぁ・・・!7曲目もネオクラシカル丸出しなユニゾン系の
イントロ
で幕を開けガッツポーズさせてくれるが、疾走はせず重厚なミドル〜スローテンポで展開し
アコギ等も聴け落ち着きを見せつつドラマティックさもしかとあるのう・・・!ソロパートは再びネオクラシカルな
ギター、チェンバロ系シンセのユニゾン
が炸裂!その後はアコギによるエキゾチックな
エモーションを放つソロも聴けるのう・・・!
8曲目も良かった頃のイングヴェイを彷彿とさせる
ネオクラシカルさ満点テクニカルかつエモーショナルインストの様式美チューンで、
チェンバロストリングス等のシンセを配しつつクラシカルなギターが咽び泣きまくる、
これぞネオクラの見本と言うべき水準の高さを見せ付けてくれるぞ!続く9曲目もまたネオクラシカルさに
満ち溢れんばかりのイントロ
に続きハモンドと共に疾走!この曲はリフ等どこかRAINBOWに通じる
イングヴェイ以前の様式美要素
も内包しているが、基本はストレートなネオクラ疾走チューンである!
ピアノによるオブリサビも良く、ピアノとのバトルを繰り広げるテクニカルなギターソロも熱いぞ!
10曲目は叙情的なピアノが聴けるメロウさ満点アウトロ的なインストである。
11、12曲目は日本盤ボーナスで、前者は3曲目の日本語ヴァージョンとなっており
やはり英語ヴァージョンのほうが良いなぁ(爆)。後者は過去曲のライヴテイクである。
歓声が何か擬似ライヴっぽいのは気のせいだろうか!?(爆)


本家豚貴族がクソ化していくのを尻目に良かった頃のイングヴェイを思わせてくれる
テクニカルにしてエモーショナル、それでいて楽曲の良さがしっかりと備わった
高次元のパフォーマンスを披露する壮絶な1枚である!音質は悪いし
過去曲の再録
もチラホラ目立つがそんなん知った事か!いいモノはいいのじゃ!
ミドル曲、スロー曲
が決して捨て曲にならずしかとした聴かせ所を設けているのも良いな。
やっぱ俺は民謡メタルよりも歌謡メタルよりもアニソンメタルよりも様式美メタルを好むのだ!




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満足度 90% お気に入り曲 全部







"BLIND FAITH"




日本人様式美テクニカルギタリスト/マルチプレイヤーによる4thアルバム。


宅録/自主制作メタルの元祖的存在のミュージシャンの一人で、彼とYAMA-B氏がいなければ
近代インディーズジャパメタ及び同人メタルシーンの隆盛は無かったであろうと言われる程の
超大御所である!名盤である3rdリリース後は課外活動ギターインストラクターとしての活動
増えており、ベスト盤等もリリースしていたが、本作は何と12年振りに発表されたBLIND FAITH名義の
最新アルバム
である!ネオクラシカル様式美を基本としつつも実際何でも弾けるプロ中のプロだが、
本作も前作同様徹頭徹尾様式美メタルに拘っており安心して聴ける満足度の高い1枚となっておる!
またゲストで同じく自主制作メタルの先駆者、YAMA-B氏ゲストでヴォーカルを披露している他
同じく国産様式美メタルの大物であるCONCERTO MOONの島紀史氏もゲストで名を連ねておる!

1曲目はなかなかにストロングな正統派感を放ちつつも様式美スタイルを忘れない
クラシカルなギターとキラキラシンセのユニゾン
が聴け、YAMA-B氏の朗々とした
ヴォーカル
も顔を出す疾走チューンで、ソロがまたネオクラの王道を行くユニゾン
たまらんなぁ・・・!2曲目はうって変わってアメリカンロックな感じの明るい
ポップさを醸し出す曲調
になり、ヴォーカルはケリー氏自らが歌っており憂いのある声質で
爽やかなコーラスも聴けるぞ。
ギターソロはメロディアスさ重視のプレイ泣きも見せてくれるのう・・・!
3曲目は再び緊迫感のあるギターリフクラシカルなフレーズが聴けるドラマティックな
様式美メタルチューン
である!ピアノもバックで顔を出しYAMA-B氏が日本語詩で歌い上げるぞ。
中盤以降はちょいとマイルドになるだろうか!?ラストのギターソロもまたエモーショナル
1音の伸びがインパクトあるのう・・・!4曲目はメロウさ満点のアコギケリー氏の日本語詩Voが乗る
弾き語り系で、途中ストリングストレモロ弾きも聴け、フレーズ的にSTRATOVARIUSの“Forever”を
思わせるな。
5曲目はイングヴェイの“I'll See the Light, Tonight”を彷彿とさせるギターリフで
幕を明けるが疾走はせずミドルテンポで展開、ケリー氏のヴォーカルは憂いがありサビはなかなかに
明るくキャッチーだな。
ギターソロがまた強烈に泣いており良いのう・・・!6曲目は叙情性漂うシンセ、
ボリューム奏法によるギター
メロウさを放ち、クリーントーン寄りの音色でギターが
相当に強烈かつどこかオシャレ感のある泣き、哀愁を放つインストである。7曲目もインストで、今度はまさしく
ネオクラの王道を貫くドラマティックな様式美ギターチェンバロ系シンセと
ユニゾン
しつつ泣きを放っておるわい!中盤のギターがまたエモーショナルな事この上無く
泣きに関しても比類無き素養
を見せ付けているぞ!8曲目は良かった頃のイングヴェイを思わせる
様式美ど真ん中の劇的なリフワークを披露する疾走チューンで、久々にYAMA-B氏の
ヴォーカル
も登場!ヴォーカルメロもまた良くフックを見せているのう・・・!これまたギターソロが
大きな聴き所
となっているな。ラストのYAMA-B氏のハイトーンこれまでに無い高さを披露しているぞ!
9曲目はクラシカルさ満点のインストで、ギターとキラキラシンセのユニゾンがこれでもかと言う程
連発されラスト付近の泣きがまた凄まじいわい!10曲目は哀愁漂いまくりのアコギが聴けるインストで、
11曲目は早速のテクニカル様式美フレーズで幕を開け本作中最も疾走感のある、ストレート極まりない
ネオクラシカル様式美
を貫き通すインストだ!12曲目はこれまた哀愁漂うアコギが聴けるインストで、
13曲目はボーナス扱いとなっており、前作に収録されていたネオクラシカルな疾走キラーチューン
YAMA-B氏のヴォーカルでリメイクしたテイクである!


徹頭徹尾ネオクラシカル様式美に専念した前作と比べると明るめのアメリカンロック
アコギ弾き語り系のバラード等幅広さを見せ始め、アルバム後半でインスト曲が増えたり
結構曲にバラつきがあり寄せ集め感がしなくも無いんだが、それでもクオリティーは高く
ギターソロ
においてはテクニカルさ以上にエモーショナルさ満点の泣きが自己主張しまくっておる!
様々な素養を持っておりスタジオ系のプロとしてもハイレベルだが、やはり彼には様式美メタルを
追求して頂きたいモンじゃて・・・!





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満足度 85% お気に入り曲 N.W.O  Toki-No-Kakera  Signs Of The End Of The World
Opus#2-No.1  Revelation  Opus#2-No.2  Allegro Maestoso  Now Your Turn







"At The Gates Of A New World"




日本人様式美テクニカルギタリスト/マルチプレイヤーによる5thアルバム。


自主制作HM/HRの先駆者的存在のマルチプレイヤー/テクニカルギタリストによる
通産5作目のフルアルバムで、本作前に企画盤でクリスマスソングをアレンジした
インストアルバム
もリリースしていたようだ・・・!本作は企画盤では無い本家本元の
フルレンスアルバム
で、音楽的には得意のネオクラシカル様式美を追求した楽曲から
メロハー、アメリカンロック、正統派HM/HRや70年代ハードロック
何気に幅広い曲調を見せているが、非様式美曲も80年代HM/HRのツボを突いており
メタラーであれば響くものがあるだろう!また本作でもYAMA-B氏がゲスト参加しており
この手のメタルにマッチした美声を響かせておる!

1曲目はシンセ、バンドサウンドが神秘的な盛り上がりを見せエモーショナルな
ギターも聴けるインスト
で、続く2曲目は劇的な様式美ギターが聴ける疾走曲となり、
YAMA-B氏の朗々としたVoも熱くサビも勇壮かつキャッチーで、ギターソロも流麗さ、
メロディアスさ
があり音自体が良く、さらにベースピアノテクニカルさを放つぞ。
ラストのギターもまた泣いておるのう・・・!3曲目はうって変わって爽やかさ満点の
明るさ、軽快さ
を見せるアメリカンHMで、これもギターソロが相当にエモーショナルかつ
テクニカル
で美味しい仕上がりである!4曲目は正統派HM/HRに近いワイルドなノリを放っており、
ケリー氏のVoもパワーは無いが味があって良いな。中盤以降のギターソロが凄まじい泣き
放っており絶品じゃのう・・・!5曲目は叙情的なアコギにYAMA-B氏の哀愁溢れるVoが乗り
バンドサウンドも盛り上がる湿り気タップリのバラードとなり、ギターはブルージーな泣き
見せているがこれも強烈である!6曲目はスローテンポながらネオクラシカルな
高速ギター
が存分に楽しめるインスト。後半のアコギがまた美麗で良いな・・・!7曲目はチェンバロ系の
キラキラシンセ
も顔を出すネオクラシカルな疾走チューンとなり、様式美ムード満点の
ソロパート
がまた俺みたいなネオクラ野郎にはたまらんわい!8曲目はハモンドの音色
顔を出しRAINBOW的な空気を発散する昔ながらのハードロックとなり、ギターソロも
それっぽい感じだろうか!?9曲目はメロパワ的な疾走感、クサいフレーズを聴かせてくれる
勢い溢れるインスト。この曲もギターがエモーショナルでメロディーラインもかなりクサく、
良い意味でゲームサントラっぽさがあるな・・・!途中ドラムソロも登場し
ギターとベースのユニゾンもテクニカルである!10曲目はアコギが美麗な情緒を放つ
メランコリックな短いインスト
で、11曲目はケリー氏によるエモーショナルなVoが聴ける、
意外と歌モノな趣もあるバラードとなるぞ。


上記したようネオクラ様式美チューンのみならず幅広い楽曲が収録されており
バラエティーに富んだ仕上がりで、インスト曲もそこそこ目立ち
前作の流れを汲んだアルバム
と言えるだろう・・・!やはり俺はネオクラ好きなんで
彼には様式美HM/HR主体で攻めて頂きたい所だがどの曲も質は高いな。ギターソロが
今回さらに磨きがかかっており、テクニカルなプレイも勿論だが泣きに関しても凄まじく、
ギター自体の音が良くタメと伸びが絶品の激情ギターソロを存分に堪能出来るぞ!
泣き、エモーションに関してここまで強烈なプレイはそうはお目にかかれんレベルである!
ミックスがイマイチでギターやヴォーカルの一部が埋没してしまっており、そこが惜しいんだが
ギターだけでお腹いっぱいになれるアルバムだと言えよう・・・!




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満足度 86% お気に入り曲 At the Gates Of A New World  I Am Your Judgement Day
Immortal Love  Tales Of The Viking  Bound For Glory  AttackK By Zero







"Overture Of Destruction"




日本人様式美テクニカルギタリスト/マルチプレイヤーによる6thアルバム。


ここ近年精力的な活動を見せる、日本が誇る超絶テクニカル様式美ギタリスト、
マルチプレイヤーKELLY SIMONZ氏
による、通産6作目にしてメジャー3作目となる
アルバムである!様式美のみならず様々な素養を持っている事でも知られているが、
今は徹底してネオクラシカル様式美に徹しており、決して最先端を行くジャンルでは
無いんだが、俺みたいなネオクラ好きにはたまらんミュージシャンだな・・・!
本作も方向性に一切のブレは無く徹頭徹尾ネオクラシカル様式美HMをプレイ、
また今回もYAMA-B氏が3曲でゲスト参加しており、メジャー以降定番となった感があるが
正直もっと多くの曲で歌って頂きたいだろうか!?

1曲目はストリングスシンセによる格調高いクラシカルさ満点のイントロで、
2曲目は王道を行くネオクラシカルなフレーズと共に疾走!キラキラシンセも顔を出し
YAMA-B氏のVoもやはり良く、ギターソロもコッテコテなネオクラ振り
たまらんわい!3曲目はキャッチー路線の楽曲で、最近のGALNERYUS寄り
言えそうだがケリー氏のVoが声量不足でかなり埋もれており惜しいのう・・・!
4曲目は軽快なハードロック路線のアップテンポで、YAMA-B氏のVoは伸びがあり
サビの劇的なキャッチーさ、ネオクラシカルなギター、シンセ
が良いな。
5曲目は泣きまくりのギター凄まじくエモーショナルなバラード的インスト。
メロディーが歌謡曲的なのがやはり日本人らしい部分だな。6曲目は3連リズムで
ネオクラシカルなフレーズを連発する、往年のイングヴェイを髣髴とさせる楽曲で
嬉しくなるわい!(笑)7曲目はネオクラフレーズと共に爆走し、ストロングで怪しげな
ギターフレーズ
も顔を出すインスト。中盤以降雰囲気が変わり、プログレメタル風になり
ギターソロが縦横無尽に舞い、さらにピアノアコギも聴けるぞ。8曲目は穏やかな印象の
アメリカンロック風
で、メロハー、AOR的な空気があり9曲目は高貴で格調高い
クラシカルなギターフレーズ
が乱舞する、実にドラマティックなインストだな・・・!
10曲目はピアノが聴けるバラードで、こういう曲調だとケリー氏のVoも味わいがあるな。
11曲目は正統派寄りのストロングさが見られ、リードギターも勇壮な10分あるインスト。
途中のアコギ、ピアノ、泣きのギターがまた美しく、それでいてフレーズ運びが
やはり歌謡曲的だろうか!?後半はシリアスかつテクニカルな様式美HMとなるのう・・・!
12曲目は10曲目の日本語詩ヴァージョンである。


ミックス面でVoが埋もれ気味だったり、ギターやドラム等まだ軽さがあったりと
プロダクションに不満
こそあれど、楽曲やギタープレイ、YAMA-B氏のVo等
問題無く充実
しており、王道を行くネオクラ疾走チューンからキャッチー寄りの曲、
バラード各種インストまで様式美HM/HRという括りの中で幅広さを見せており、
テクニカルなシュレッドも当然のように凄まじいが、それと同レベルで泣きの表現力も
凄まじい
のが実に素晴らしいのう・・・!各楽器のスキルも実に高く、今となっては(昔から?)
実にニッチなジャンルなんだが、この手の様式美HMでは最高峰のミュージシャンだという事を
改めて認識出来る1枚である!それだけにミックス面がより惜しいなぁ・・・!




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満足度 86% お気に入り曲 Road To Destruction  Road To Ruin  Sea Of Tears
Regeneration  Majestic Prestigio  Opus#3







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