KAGERO







"KAGERO"




日本のジャズパンクバンドの1stアルバム。


パンク、オルタナ畑で活動しジャズパンクを自称するバンドで、
その音楽性はまさにロック、パンクの荒々しさ、初期衝動
キープしつつも変態的過ぎるテクニカルなスイングジャズ要素満載!
フリーキー極まる猥雑なサックス、不協和音を交えつつカオティックに
弾き倒すピアノ、
手数足数多く暴れ狂うドラム、唸りまくるベース
渾然一体となりロック的なダイナミズムをキープしたままジャジーな
混沌
を演出する音世界はまさしくKING CRIMSONを彷彿とさせるものだが
あっちよりはまだ優等生的なこなれた雰囲気があり狂気の領域までは
足を踏み入れてはおらずオシャレでダンサブルな空気があるのう・・・!
ヴォーカルは無く完全インストバンドでこの辺もまたジャズである!
やはりホンマモンのプログレではなく、ライヴで座ってマジメに
聴く
のではなくモッシュ、ダイヴ上等のパンクが根底にあるからなのか
1曲1曲がコンパクトに纏まっており大作は無く、それが聴き易さ
繋がっており意外と難解ではなく判りやすさもありライヴハウスで
初めて聴いたとしてもモッシュ可能
な、メロディアスではないが
キャッチーな部分がありこの辺はバンドのセンスが発揮された部分だな。
まぁその分本格派のジャズファンにとっては偽者なのかも知れないが・・・。
サックス、ピアノがリード楽器となりアップテンポでノリの良い
同じタイプの楽曲
が並んでおりこの辺をワンパターンと取るか判りやすい
ストレートさと取るかでまた評価も変わってこよう・・・!7曲目は
数少ないスローでメロウな曲バラード的な立ち位置となっている。
11曲目もアグレッシヴでは無い穏やかで小洒落たジャズだ。


パンク、ロックとジャズといった海外の音楽をやってはいるがこの独特の
陽気な乱痴気騒ぎっぷり
は日本人が古来よりトランス状態に陥ってきた
祭りの要素が濃く思いもがけない所で国民性が顔を覗かせており
そういった意味でも興味深いバンドと言えるのではなかろうか!?
ちょいとジャズ色が強くあんまロックっぽくない所が個人的好みからは
外れていたがKING CRIMSONから邪悪さ、暗さを除いたジャズロック、
テクニカルプログレ要素
がありそういった音が好きなら聴く価値はあろう!
ギターを入れてサックス以上に目立たせたほうが俺好みになったな(笑)。




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