Juno Reactor







"Odyssey 1992-2002"




ゴアトランスを生み出したとされるミュージシャンのベストアルバム。


タレコミによって知ったミュージシャンでゴアトランスの開祖とされる
大物らしく映画“マトリックス”シリーズを始めさまざまな映画音楽を
手掛けている
ことでも知られているようだ。
ゴアトランスとはインドのゴアで生まれたトランススタイルらしく
民族的な、宗教儀式的などこか妖しい色合いを持ったトランスと言われている。

基本的にはシンセがうねる様なフレーズが繰り返される
典型的テクノ、トランスなれどよくあるユーロビートなどとは違い
言われているようどこか儀式めいたと言うか、独特のトリップ感
感じられるな。3曲目なんか前半シンセが静寂さを演出
何ともいえない空気を生み出しておりマトリックスと言うか、
ホント映画のワンシーンが脳裏に浮かんでくるかのようだ・・・!
近未来系のサイバーな映画にもってこいのBGMといえよう!
途中尺八のような音も入り異国情緒が演出されるぞ!
ギターみたいなノイズも聴こえるな。5曲目は女性ヴォーカルによる
ヨイク的なスキャットも登場しさらに妖しい異国情緒感が剥き出しに!
6曲目はさらに民族的なパーカッションも登場!8曲目はまるで
西部劇のサントラというかスパニッシュ風のアコギが登場しそこに効果音が
乗る曲だ!こういうトランスで生楽器の音が使われるとは思っていなかったが
こういうアレンジもアリなのか!?9曲目は超民族的なスキャットや
パーカッションの上にシンフォサウンドが乗るせわしないアレンジ
トランスとは思えんほど有機的で実に野性味溢れる曲だ!
10曲目はトランスよりの曲だがピアノの旋律がなかなかにメロディアスで
クラシカルな雰囲気があって良いな。パーカッションや民族スキャットも
健在である!ラストの11曲目はグレゴリオ聖歌の如きクワイアが聴ける
イントロに始まりデス声とは違う妖しい低音ヴォイスに続きメタリックな
ギターリフ
も登場!そしてまるで呪文を呟くかのような声も聴こえ
金属をブン殴るかのような効果音もバリバリ使われる!
そしてさらに日本の陣太鼓も登場!!何でもアリなのか!?そして再び
キレのいいギターリフが登場し最後は怪しい低音スキャットで終了する。


前半はちょいと妖しめの普通のトランスだが後半から民族的要素、
宗教儀式的雰囲気が全開になるな!
メタラーにオススメできるかどうかは
何とも言えんがこのあらゆる要素を可能な限りブチ込んだ闇鍋的音作り
なかなかに楽しめたぞ!ちなみに本作には収録されていない
マトリックスのテーマ曲(?)となった“Navras”は誰もが一度は耳にした事が
あるであろうクワイアとシンフォニックサウンドがTHERIONに通じる大仰さ
演出するキラーチューンである!この曲はシンフォメタラーにも
十分オススメできる
であろう!画像張っておくから興味あったら見てくれい!





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満足度 73% お気に入り曲 Rotorblade、Pistolero、
Masters of the Universe、Hotaka







"LABYRINTH"




ゴアトランスミュージシャンのアルバム。


映画“マトリックス”シリーズなどに曲を提供するゴアトランス
ミュージシャン、ベン・ワトキンス
によるプロジェクトで
本作は2004年リリースされたフルアルバムである。
躍るためのシンプルなトランスを所望する一般トランスファンに
早くから見切りをつけ打ち込み電子音オンリーのこのシーンにおいて
生の楽器を取り入れ中近東要素、スパニッシュ音階、和太鼓、
はては西洋バロック、ゴシック要素までも大胆にトランスサウンドに
融合することを試みたJuno Reactor・・・ベン・ワトキンスの
極めてアーティスティックな姿勢は本作において実を結び、
プログレッシヴ、シンフォニックとすら言い切ってしまえそうな
凄まじいゴアトランスサウンドが矢継ぎ早に展開していく!

1曲目のイントロから女性ヴォーカル、スパニッシュギター
登場しこれだけ聴いているととてもトランスとは呼べない
神聖な雰囲気が感じられるだろう!そしてメドレー形式で繋がる
2曲目は電子音リズムにストリングスが乗りデス声ではないが
それに近いうめき声
が登場!パーカッションも躍動感を演出、
この劇的なシンフォニーはもはやトランスとは呼べない!!
再び情熱的なスパニッシュギターが登場しストリングスも被さってくる!
3曲目はノイジーな電子音にロック的なドラムが融合し女性シンガーの
スキャットが登場!ドラムの方向性のためかインダストリアルロック
雰囲気も感じられるな。4曲目はストリングスとメタリックなギター
現れパーカッションも聴けさらにインダストリアル的ノイズサウンド
顔を出すぞ。しかしその後は民族的なコーラススパニッシュギター
重なりどこか中東っぽい雰囲気になるな。アラビアン的とでも言えばいいのか!?
ドラムは3曲目に続いてロック的だ。5曲目は志方あきこの領域にすら
足を突っ込んでいそうなシャーマニズム感漂う民族的コーラスと
ストリングスリフ、ホーンサウンドが緊張感を演出するもリズムは
ただただひたすらにダークなトランスなのが面白いな。
6曲目は冷たさすら発散するストリングスに始まり女の語りが聴こえ
インダストリアルなパーカッションとトランスリズムで展開、
ニューウェイヴ、ポジパンに通じるリズミカルかつダークな雰囲気が
感じられるも途中和太鼓のような勇壮なドラムが登場!後半には
マルコ・ヒエタラみたいな熱いシャウトも出てくる!(爆)
7曲目はウォーミーな電子リズムの上に冷たいピアノが現れ
メランコリックさがかもし出されている。北欧ゴシックの如き
冷気が漂っているといえよう!8曲目はアンビエント的な雰囲気の
メロウさが強調された静かな曲で女性ヴォーカル、ピアノが
透明感に満ちたダークさを演出しているな。そして9曲目は上のレビューでも
触れた名曲“Navras”だ!格闘技モノのTV中継でもよく多用される曲で
イントロの「魔裟斗!魔ー裟ー斗ー!!」って聴こえるTHERIONばりの
混声クワイア
が熱い!この空耳のせいで格闘技番組でも
よく使われるのだろうか!?(爆)
そして中盤では尺八みたいな
笛の音も登場!シャーマニックなスキャットも登場しアジア的な
雰囲気もあるな・・・!クラシック的なクワイア、シンフォサウンド
民族的なトライバルリズム、尺八の融合!まさに和洋折衷
ここに極まれり!!(爆)
再び魔裟斗クワイア(笑)、ピアノリフが現れ
壮大さを醸し出しトランスリズムとスキャットになりラストは超重厚なシンフォニーと
クワイア
ラプソ張りに盛り上がり9分近くある大作は幕を下ろす・・・!


ここまで聴き応えのあるトランスがこの世に存在しているとは
知らんかったわい!ただ躍るための音楽だろうとトランスを
シカトしているメタラー
も本作は十分聴けるだろう!
まさしく目から鱗の1枚であった!下手なシンフォニックメタルよりも
オーケストラルでドラマティックなトランス・・・!
これはまさにチーズ味のカール本場北海道のチーズを、
インスタントラーメンとんこつ味本場九州のとんこつ生ラーメンを、
皮剥いでハチミツかけたキュウリ
メロンを越えた瞬間に他ならない!!
まさしくロック番狂わせ!!(爆)



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満足度 89% お気に入り曲 全部。特に“Navras”







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