Jill's Project






"LAST CONTRACT"




日本のベテランキーボーディスト率いるバンドのアルバム。


かつて活動していた伝説の様式美バンド、Terra Rosaを率いていたキーボーディスト、
岡垣“Jill”正志が再びシーンに舞い戻ってきたぞ!!

ここで聴けるサウンドは様式美サウンドとはいえ、イングヴェイ以降の所謂ネオクラシカル様式美ではなく、
それ以前の、レインボーやロニー在籍時のブラックサバス、
ランディー・ローズ直系のスタイル
を踏襲しており、似たタイプのバンドと言えば
コンチェルト・ムーンが挙がると思う。ネオクラ風フレーズも勿論顔を出すが頻繁に出てくるわけではなく
味付け程度。あくまで雰囲気を楽しむ様式美というのがミソだ!(笑)
曲によってはインギー在籍時のアルカトラスのような雰囲気もあるぞ!

本作は10曲入りのフルアルバムで、どの曲も5分以上あるがベテランだけに構成が上手く、
だれたりする事は無く聴きとおせる。古き良き様式美ハードロックスタイルを踏襲しつつも
曲によっては間奏でイングヴェイタイプのネオクラフレーズが飛び出すのがたまらん(笑)。
現在では聴く機会がへってしまったハモンドが暴れまくるサウンドは70年代の
様式美でありつつもどこかプログレに通じるものもある。演奏は当然のように上手い!

だが個人的にヴォーカルの線の細さがやや気になったな。下手ではないが・・・。
この手の様式美メタルはグラハム・ボネットタイプのがなるヴォーカル
もしくはロニー・ジェイムス・ディオのような 情念込めまくりの演歌スタイル
一番しっくりくると思ってるんでな・・・。と思ったら4曲目のみ
グラハムそっくりの熱いがなりヴォーカルで歌っている!なぜだ!?

全編この声で通してくれればいいのに・・・!マジでグラハムそっくりだ(笑)。


昔のハードロックが好きだった人、初期インギーファンにおすすめだ!



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満足度 85% お気に入り曲 Reach Out For Something、Disappears、
Named Astaru、Nobodys Allows You、Nobodys Notices







"Bloody Chronicle"




日本のベテランキーボーディスト率いるバンドのミニアルバム。


古き良き様式美サウンドでオールドメタラーのインポ気味の股間をバイアグラ無しで
再び奮い立たせた
Jill's Projectの新しいミニアルバムだ!
本作の方向性も前作通りの懐かしき様式美スタイルを踏襲しているぞ!

物悲しいピアノとシンセに導かれるインストの1曲目に続く2曲目から古き良き様式美を堪能できる!
まさに虹をつかみたくなる曲だといえる!!(笑)ヴォーカルは下手ではないが
相変わらず線が細く、前作の4曲目のような声で歌ってもらいたかったと思うがまぁ仕方ない。

3曲目はまるで上記したようインギー在籍時のアルカトラスのような曲だ!ギターが
部分部分でネオクラソロを弾き、ハモンドが唸りメロはあくまでキャッチー!うぉぉたまらん!
俺は当然リアルタイムで聴いてはいないがアルカトラスの1stは大好き
昔よく聴いてたからな!“Island In The Sun”“Jet To Jet”
“Hiroshima Mon Amour”
そして個人的神曲
“Too Young To Die,Too Drunk To Live”
等を聴いては
悶絶のあまり地面をのた打ち回っていた若かりしあの頃の感動が
今再び蘇る!たまらん!それだけにこの曲は特にグラハムボネットタイプの熱い歌唱で
聴きたかった
わい・・・!それだけが唯一の心残りだが満足だ!!

4曲目はプログレ的ともいえるキーボードが美味しいキメフレーズをバシバシと連発する曲。これももちろんイイ!
あぁ・・・年寄りくさい発言だが俺のHR/HMのルーツがここにあるんだよなぁ・・・!
レインボーをサルのように聴きまくっていた学生時代を思い出さずにはいれんわい・・・!

5曲目はインスト。アルバムを締めくくる小曲。泣きのギターを堪能できる。

ちなみにこのアルバム、パソコンかなんかで出てる“メルティブラッド”とかいう
ゲームの曲のカヴァー
らしい。ずいぶん後ろ向きなサントラだなぁオイ(褒めてます)。
そういや4曲目のキメフレーズは初めて聴く気がしなかったけど、同郷のテクニカルバンド
MintJamも1stでカヴァーしてたな・・・。こっちのほうが出来は上だが。しかしこのゲーム俺は知らない。
ブルーブラッドならよく
知ってるんだけど(笑)。


ただ前作は人間が叩いていたドラムが本作では打ち込みだというのはかなりのマイナスだな・・・!
この無機質でショボイ音は致命的だと思うぞ・・・!

7〜80年代にタイムスリップできるアルバムだといえる!最近の若い、
メロスピあたりからメタルに入った者からしてみればハァ!?
音なのかもしれんがあの頃の音を知るものにとっては悶絶号泣モノなのだ!
ヴォーカルの線の細さ、上記した打ち込みドラムが唯一の欠点だと言える。音質の悪さは
逆に昔っぽくて
個人的にアリだ(笑)。近代メロスピの
ルーツもすべてここにある
といえるんじゃない!?ちなみに歌詞は英語。



満足度 85% お気に入り曲 全部。特にMidnight Raider







"Bloody Chronicle -append disc:01-"




日本の古き良き様式美バンドのシングル。


ディスクユニオンでどこのB級ヴァイキングメタルだ!?と思って手にとってみたら
Jill's Projectだった・・・!(笑)そんなわけで本作は以前出た“Bloody Chronicle”の
続編みたいなシングル
で、当然音楽的にも前作の流れを汲む古き良き
様式美サウンド
で相変わらず美味しすぎる!このブルーブラッド・・・じゃなかった、
メルティブラッドとかいうゲームのサントラはどこまで後ろ向きなんだオイ!(最高の褒め言葉)
おそらく白い靴の黒服男が仲間を次々と
解雇していくゲーム
なのだろう(適当)。

3曲入りのシングルで、1曲目はイントロから泣きのギターが聴ける相変わらずの
メロディアス様式美メタル
で悶絶させてくれる。この曲ではチェンバロの音色を
放つキーボードが活躍する
のもいい!ギターと言い昔の、最高だった頃の
イングヴェイみたいだ(笑)。


2曲目はリッチーがやりそうな、パープルの“BURN”みたいなリフが聴ける曲。
やはりこれもいい。ギターは初期イングヴェイみたいなソロ
弾きまくっていてマジでいいなぁ・・・!

3曲目は前作に入っていたキラー曲“Midnight Raider”のアレンジヴァージョン。シンセがキラキラいう
キメの部分で情けないコーラスが入ってるとこは微妙だがやはり名曲なのでいい。
とはいえアレンジ入れるくらいなら新曲を入れてくれと言うのが偽らざる心鏡だ。

しかしこの音楽性にこの食人ジャケは合わないと思うぞ・・・!個人的にはこの手の
グロチープジャケも味があって好きだが本作にはストラト形の城とかがマッチしてると思う(笑)。


前作が気に入った人なら聴く価値はあるな。前作よりネオクラ寄りになったといえる!



満足度 80% お気に入り曲 全部







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