JASON BECKER






"PERPETUAL BURN"




かつてマーティ・フリードマンと組んだ天才ギタリストの1stソロ。


日本通で知られついには新宿西口に住むようになった怪しい日本語を操る人気ギタリスト、
マーティ・フリードマンとカコフォニーにおいてツインギターで壮絶プレイを披露した
若き天才ギタリスト、ジェイソン・ベッカーのソロアルバムだ!

そのテクニックは凄まじく、マーティをもってして自分にとっては指がつりそうになる
高速フレーズをいともたやすく弾きこなす
などと言わしめ、片手でヨーヨーを
操りながらもう片方の手で壮絶なソロを披露した
などという
伝説を持っているようだ・・・!

そんな彼のソロアルバムと言う事で、同時期にマーティもソロをリリース、
マーティのアルバムに彼がゲスト参加したように本作にもマーティがゲスト参加している。
方向性としてはマーティのそれが彼独特の泣きの和音階とスラッシーな高速リフを融合させた
スタイルだとするならばジェイソンのアルバムはどこかひねくれた展開を持ちながらも
高度な音楽理論に基づいたどこかクラシック風の雰囲気があるのが
特徴だと言えよう。クラシック風だとはいえよくあるイングヴェイタイプのネオクラ様式美ではなく、
彼独自のクラシック感が滲み出ている雰囲気がある!ネオクラではない!
あくまでジェイソン流クラシックだと言う所がミソだ!

テクニックは当然何の問題も無く、超テクニカルなパッセージから泣きのトーンまで
さまざまな顔を見せるギタープレイを完璧に操り楽曲に封じ込めている!
そして曲の出来もマーティ同様実に素晴らしく、どの曲も表情豊かに
自己主張
しているかのようだ!

当時話題になったのが今では当たり前だがあの頃はロックミュージシャンが
使いこなせるものではなく、クラシックの作曲理論に精通して初めてモノに出来る
“対位法”で書かれたまるでバッハのような複雑なギターが絡み合う“AIR”だ!
クリーントーンのギター主体でメタルではないがこの曲の持つ穏やかなエモーション
半端じゃない!テクニック的にも高度だがこれぞまさに曲のための技術!素晴らしい曲に
仕上げるために高度な技術を使う
という、多くの技巧派ギタリストが
忘れがち
な重要な精神性がこの1曲に込められている!素晴らしい!!

ギタープレイ、作曲能力共に間違いなく天才と呼べる彼だが、のちにALSと呼ばれる病に倒れ
自力で動く事が出来なくなり遂には寝たきりになってしまう・・・!
今現在も闘病中であり、片方の眼球のみかろうじて動くらしく、その動きに反応して
操作できるコンピューターを使いコミュニケートしたり作曲したりしているらしい。


色々書いたが本作はギターを志す者もそうでない者も同様に楽しめる
名盤と呼べるだろう!本作を聴いてギターの真髄に触れるのが
正しいギターキッズのあり方だと言える・・・かもしれない!?



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