IMPELLITTERI







"PEDAL TO THE METAL"




アメリカ出身の速弾きギタリスト率いるバンドの8thアルバム。


前作“SYSTEM X”でかつて組んでいた大御所シンガー、グラハム・ボネット
再び組むも結局1枚で別れ今回新たにカーティス・スケルトンなるシンガーを
招きいれる事となる。まぁ下手ではないものの前任者にはやはり劣るデス声
操る事が出来、本作でもアグレッシヴなグロウルを披露してくれるぞ!
そしてここ最近モダンになってきた音楽性だが今回さらにへヴィになり
北欧メロデスの影響までも取り入れるようになったな・・・!もはや様式美色は
ほぼ皆無
で往年のファンにはつらい方向転換と言えそうか!?だが最も批判が多そうなのは
そういった音楽性の変化ではなくここにきて急に目立ち始めたあからさまなパクりだろう!!
いきなり1曲目のサビからラプソの“RAIN OF A THOUSAND FLAMES”の
パクリ
である!(爆)2曲目はうってかわってもろスリップノットなイントロ
登場するへヴィなモダンメタルだ。3曲目のイントロはイングヴェイの
“I'LL SEE THE LIGHT,TONIGHT”
で10曲目はイントロが
ボン・ジョヴィの“IT'S MY LIFE”オジーの“CRAZY TRAIN”だ(笑)。
歌メロもIT'S MY LIFEっぽいな・・・!ここにきてリチャード・アンダーソンやガゼット
同じスタイルに目覚めたのだろうか!?(爆)まぁ個人的にこういうパクりは笑って許せるタイプなので
いいが受け付けない人は絶対に受け付けないんだろうなぁ・・・!

実際かなり賛否両論・・・いや非のほうが多そうなのだが楽曲自体は非常に
粒揃い
だぞ!全盛期・・・それこそ“STAND IN LINE”
“SCREAMING SYMPHONY”といった神盤にはかなわないが個人的にはそれらに
次ぐアルバム
だと思っている!6曲目はイントロのツインリード、
ピアノのクラシカルな調べ、バックで鳴るオルガン
が凄まじく
劇的なキラーチューンだ!ツーバスが唸るメロパワっぽいとも
言えそうな正統派寄りの曲なのだがソロ前でスローダウンしいかにもモッシュしろと
言わんばかりのリズムになる
のはやはりモダンメタルの影響だろうか!?
8曲目は新境地と言えそうなラップメタルである!これまでのインペリテリファンは
確実に拒否するだろうし昔の俺だったら同じように受け付けなかっただろうが
マイクパットン関係やミクスチャー、ラウドロック辺りを通過したため
普通に聴けたな(笑)。意外とカッコいいとさえ思えたほどだ(爆)。肝心のラップが
普通の軽いラップではくDir en greyの“THE VD EMPIRE”みたいな
加工されたデスラップ(!?)があったのが楽しめた大きな要因だろうなぁ・・・!
俺も成長したと見ていいんだろうか!?
ボートラ扱いの11曲目は北欧メロデス的なリフが登場しへヴィに展開するも
やはり正統派メタルで途中ソロ前に一瞬大仰なティンパニ音が飛び出すぞ!
どこかマノウォーっぽい雰囲気だ!楽曲的には非常にカッコいいのだが
これもやはりIN FLAMESのパクりである・・・!(爆)


まぁ捨て曲無しとはいえないがモダンなメタルが聴けてパクリがさほど
気にならない
インペリテリファン(いるのか!?)なら聴いて損は無かろう!
モダンメタルやパクりが苦手な人には当然オススメできんがな!



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満足度 85% お気に入り曲 The Writing's On The Wall、
Crushing Daze、Destruction、Dance With The Devil、
Judgement Day、THE FALL OF TITUS (AMERICAN METAL VS. SWEDISH METAL)







"Wicked Maiden"




アメリカ出身の速弾きギタリスト率いるバンドの9thアルバム。


速弾きギターブームが去ってからも日本で人気を継続させ
そして現在、メタルコアの台頭で再びメタルが、テクニカルギターが
脚光を浴びるようになった今、まさに満を持しての登場となった
速弾き王、インペリテリの待望の新譜である!イングヴェイの
影響下にありつつも楽曲はあくまでも正統派を貫いてきたが
けっこうパクりモダンへヴィネスの露骨な影響も見え隠れし
その辺で評判を落としてきた感もあるが何だかんだで質の高い
楽曲を提供
してくれているだけに期待は高まるのう・・・!

前々作でグラハム・ボネットが復帰し、そして前作で無名の
新人シンガー
が参加し共に悪くないパフォーマンスを披露したが
本作では最もインペリテリの楽曲にマッチしたシンガー、
ロブ・ロックが復帰!メタリックかつ大仰な美声ハイトーン
これでもかというほど炸裂、さらに楽曲面もここ数作は
モダンへヴィネスメタルコアの影響、今風のアメリカンらしい
ミクスチャー要素パクりフレーズ方向性を見失った感が
あったのだが本作では潔いほどに正統派メタルへの回帰が見られ
ワンパターン気味だったリフもちゃんと練りこまれているぞ!

1曲目から早速カッコいい正統派の力強いリフで始まりロブ・ロックの
ハイトーンが炸裂!やはりインペリテリの楽曲にはこのヴォーカルが
良く合うわい!ネオクラシカルなギターソロも熱いな!2曲目もカッコいい
リフが聴けるアップテンポのドラマティックなパワーメタルで3曲目も
劇的なリードギターで始まる我々がインペリテリに求めるタイプの
楽曲である!昔はリフが数パターンしかなく使い回しが目立ったんだが
本作では多くの良きリフが聴けるな!そしてクラシカルなピアノ
登場し珍しいシンセソロも飛び出すぞ!4曲目はLAメタルライクな
明るいアメリカンな雰囲気を出しつつもリフワークはどこか
IRON MAIDENを思わせるな。途中モッシュパートらしきビートダウンが
聴けるのが唯一今風の要素か!?その後のギターソロはやはり凄まじいな・・・!
5曲目はうってかわってイントロで様式美的な印象を受けるがピアノの後は
ビートダウンとなりスローテンポで展開するへヴィな曲。それでも
モダンではなく正統派メタルのへヴィさなのが良い!その後シンセと共に
テンポが上がるぞ。6曲目はピアノのバッキングと共に珍しくメロディアス
リードギターが登場しその後はメロウな、アメリカン産業ロック、メロハー的な
キャッチーさを感じさせるヴォーカルが聴けるぞ。7曲目もアメリカンな
明るさを感じさせるライトなロックンロール的な曲。エディ・ヴァンへイレンを
思わせるスペイシーなタッピングが聴き所か!?8曲目はシンセと共に再び
ドラマティックな様式美の要素を湛えた正統派メタルへと舞い戻りアップテンポで
展開していくぞ!ちょいとリフがメタルコアっぽいがまんまそれではなくあくまでも
正統派の範疇で劇的さを出しているぞ!ヴォーカルメロディーはアメリカンな
明るさ
があるがリフが良いので許せるな(笑)。9曲目はこれまたモダンさ
感じさせつつもドラマティックでしかも変拍子入りのプログレッシヴな
リフ
が聴ける珍しい曲だ!速弾きの凄さは有名だがこういう変拍子はこれまで
無かった
だけに新鮮である!ピアノもバックで聴けるぞ。10曲目も正統派で
ネオクラシカルな部分もありつつへヴィさも感じさせるパワフルな
ミドル〜スローチューン。アメリカンなモダンさを持ったヴォーカルラインが
イマイチ微妙だな・・・!


アルバム前半はまさに正統派メタルストライクな音久々の名盤かと
胸を躍らせたが中盤から後半にかけてやけにアメリカンな、LAメタル
如き明るく能天気な楽曲が登場しその点が微妙だったな・・・!
正統派メタルへの回帰ということでモダンな、今風の近作が気に入らない
リスナーにとっては美味しいだろうが、LAメタルやるくらいならメタルコアや
モダンへヴィネスの方が個人的にはいいな(爆)。

あとピアノがよくバッキングで登場するがこれくらいストロングな
正統派メタル
にはあまりマッチしてないかもしれんな・・・!
シンセを使わずギターで十分アレンジできるスタイルなんでそこが
気になるといえば気になるのう・・・。



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満足度 80% お気に入り曲 Wicked Maiden、
Last Of A Dying Breed、Weapons Of Mass Distortion、
Wonderful Life







"Venom"




アメリカ出身の速弾きギタリスト率いるバンドの10thアルバム。


速弾きのスピードに反して何だかんだでアルバムリリースペースがかなり遅い印象に
なりつつある(爆)、世界最速ギタリスト
による久々の最新アルバムである!前作も5年振りに
リリースされたアルバム
だったが、本作も間にアニメタルUSAでの活動もあれど、6年振りと
かなりのスローペース
となっておりプレイスタイルは間逆だがウリ・ジョン・ロートに
接近しつつある
だろうか!?音楽的には前作同様シンガーに安定のロブ・ロックを据え、
ここ最近のモダンさ
を導入しつつも徹頭徹尾ドラマティックな正統派HM/HRに拘っており、
さらにリフがかなり練り込まれた印象があり昔のようなワンパターンさは見られないぞ!
ちなみにジャケのアートワークJUPITERのTERU氏が手がけており絵心あるバンドマンとして
ウレ・リトゲンに匹敵するスキルを存分に放っているが、ギターでゲスト参加して
欲しかった
と言うのが近代クサメタラーの総意であろう(爆)。

1曲目からいきなりのドラマティックなギターと共にハイトーンVoが炸裂!へヴィさを見せつつ
リフがかなりカッコ良くどこかネオクラシカルな面もあるか!?ギターソロは当然のように
バリバリのシュレッドである!2曲目はスタンダードに接近しつつもやはりへヴィさの見える
リフ
が良く、コーラスもやけにキャッチーだな。3曲目はアメリカンHMらしいノリの曲調で、
コーラスにこれまたキャッチーな印象があるのう・・・!4曲目も相当にカッコいいギター
幕を開けるが、その後はモダンな空気を醸し出しつつ疾走、コーラスがまたかなり良いな!
5曲目は怪しげなムードを放ちへヴィなリフが聴けるグルーヴィーなミドル曲。
やはりこの曲もサビにフックがあり歌メロの良さが大きな武器である!6曲目はへヴィかつ
劇的なリフ
で疾走する待ってましたのパワーメタルストレートなカッコ良さを披露、
7曲目はメロデス、メタルコアに接近したハモリリフを披露、コーラスも劇的なアップテンポ曲で
これまたリフが実に良い!8曲目はアメリカンな印象のあるリフが聴けワイルドな
グルーヴィーさ
が見られるだろうか!?9曲目はネオクラシカル要素の強いギターと共に疾走!
メロパワ的な面もあるが、AメロはIRON MAIDENの“The Trooper”っぽいな(笑)。
10曲目も細かいギターで幕を開けるが、その後はへヴィさのあるミドルテンポ無骨さを見せるぞ。
ブリッジのコーラスがやけに憂いがあり、ギターソロもピロピロながらドラマティックさがあるのう・・・!


ロブ・ロック復帰で話題を呼んだ前作が何だかんだでアメリカン寄りな印象があったのに対し、
本作は正統派HM/HRに拘りを見せており、ヨーロピアンなドラマティックさが帰ってきたような
仕上がりを見せ、ヴォーカルラインもキャッチーさがあり何よりリフがやけにカッコ良い!
ギターソロは例によって例の如くのピロピロ泣きもへったくれもあったモンじゃないが(爆)、
リフやオブリが練り込まれており
楽曲自体のクオリティーが相当に高いのう・・・!
メロパワ、メロスピ
エクストリームメタルも良いが、本作は正統派HM/HRの中でも
相当にハイレベルな1枚
だと言えるだろう!ここに来ての充実っぷりには驚かされたわい!
良いリフを聴きたいなら迷わず本作をチョイスすべしと言いたくなるアルバムである!




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満足度 88% お気に入り曲 Venom  Empire Of Lies  Nightmare
Domino Theory  Jehovah  Time Machine  Holding On







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