INTO ETERNITY







"Dead Or Dreaming"




カナダ出身のプログレッシヴ・エクストリームメタルバンドの2ndアルバム。


今年(2008年)5月のExtreme The Dojoに出演する事が
決定しているカナダ出身のバンドで音楽的にはDREAM THEATER
流れを汲むテクニカルかつ知的なプログレッシヴメタル
基盤としそこにデスメタル、エクストリームメタルの要素を
塗したスタイルなのだがあくまでもデスメタルではなく
プログレメタルが基本となっているようでデス声もあることはあるが
それ以上にノーマルなクリーンVoが主体でザクザクしたリフこそ
あれどブラストビートもほとんど存在せず、デス要素はあくまでも味付け程度の
使用
に留まっているな・・・!プロダクションはまだスカスカ
デス声も非常に弱いが仕方ない。1曲目こそ地味なミドルチューンだが
2曲目でギターがザクザクいい出しベースがかなり動きまくりその後
ドラマティックなプログレメタルになる!ギターフレーズにちょいと
ネオクラシカル要素が感じられるのも個人的に高ポイントだ(笑)。
3曲目なんかイントロでアコギやピアノも使われており
テクニックもさることながらドラマティックさを強調させるかの
ようなアレンジは好感が持てるな。意外とメロディーも
キャッチーだったりする。テクニック重視ではなくあくまでも
楽曲ありきの姿勢はCIRCUS MAXIMUSと同じものが感じられる。
4曲目のクラシカルかつ泣きを見せるギターソロも聴き所だな!
5曲目は女性ソプラノVoも使われ劇的な雰囲気を演出する!
ゴシックメタル的な空気が感じられるな。ギターソロは変拍子が
使われたプログレッシヴスタイルながらどこか北欧メロデス風にも
聴こえたりする。6曲目はようやくデスメタルなリフがデス声と共に
登場しブラストも聴ける本作でも数少ないデスメタルチューンだ!
これまでの知的なプログレメタルとうってかわってのアグレッシヴな
メロデスには驚きだがサビはやはりクリーンVoでソプラノも登場する
ドラマティックなものである!7曲目は出だしこそ地味だがやがて疾走を
開始しどこか中東的なメロが聴けギターソロはネオクラシカルで
クサめのフレーズを奏でるぞ!8曲目はなかなかにアグレッシヴながら
バックでシンセがかすかに鳴り大仰さを演出する!9曲目は劇的なリフで
始まりデスメタル要素が前面に押し出されたスローかつへヴィな音になるが
その後クリーンVoが現れデス系のへヴィリフの上で朗々と歌い上げ
一種異様な雰囲気をかもし出す!10曲目は再び数少ないブラストが飛び出し
デスメタル的アグレッシヴさが演出され邪悪な雰囲気をかもし出すも
その後はシンセとクリーンVoが登場する。ギターソロも荒いながら
かなり弾きまくっているぞ!スウィープも聴けるが意外とたどたどしい感じ
この頃はまだ技巧的に弱い部分があったのだろうか!?


思った以上にエクストリーム要素が少なく曲調はちょいとリフが
スラッシーで軽くデス声が使われたいたってノーマルなプログレメタル
なのだがあくまでも楽曲重視でギターが所々でネオクラ要素を魅せ
メロディーも意外なほどにキャッチーだったりするのが大きな武器だろう!
プログレメタルはテクのひけらかしで曲がつまらんとか思っている
リスナーにオススメできるバンドだろう!CIRCUS MAXIMUSが気に入った人も
楽しめると思うぞ!ただデス要素はかなり少ないのでそういう激しさ、
荒々しさを求める向きには合わんだろう・・・!



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満足度 84% お気に入り曲 Distant Pale Future、
Shallow、Unholy (Fields Of The Dead)、Selling God







"Buried in Oblivion"




カナダ出身のプログレッシヴ・エクストリームメタルバンドの3rdアルバム。


デスメタルとプログレメタルの融合を図りカオティックコア勢とは
また一味違ったメロディアスでドラマティックなテクニカルメタル
プレイするINTO ETERNITYの3作目である!音楽的にはデスメタル要素が
味付け程度だった前作とは違いかなりブルータルな要素が前面に
押し出されるようになった
な。これによりデスメタルが苦手な
プログレメタラーには受けない音楽性になったわけだが個人的には
この方向性は大歓迎である!まぁ楽曲重視プログレメタルの前作も
非常に気に入ったのだが・・・!

1曲目はのっけからネオクラシカルな速弾きが登場し実に
イングヴェイライクだがその直後ブラストで爆走
エクストリームさを演出!だがヴォーカルはクリーンVoだな。
その後はデス声も登場するが前作と比べてたしかにパワーアップ
している
のが見て取れるぞ!低音グロウルも聴ける。クリーンVoも
上手くなっているな。ギターソロはやはりネオクラシカルだ!
2曲目もデスメタルスタイルで始まる荒々しい曲だがクリーンVoも
勿論登場しリフもプログレメタル的なテクニカルさがあるな。
ギターソロやそこで聴けるリフはどこか中東っぽい様式美フレーズだ。
3曲目はデスメタルとプログレメタルが融合したかのようなブルータルかつ
テクニカルな曲である!疾走感もあり実にカッコいい楽曲である!
4曲目は疾走するパートが実に劇的でドラマティック
様式美メタルである!女性ヴォーカルブラストも登場するぞ!
5曲目はもろネオクラシカルなツインリードで始まるもその後のリフは
メロデス、デスラッシュ的な荒々しいブルータルなものだ。疾走パートで
切り込むクラシカルなオブリは実に熱い!6曲目はスラッシーだが
どちらかといえば正統派っぽいミドルテンポのリフが聴ける曲。
アレンジはプログレメタルそのものだがやがてメロデスに変化する!
途中短いながらかなりアグレッシヴに爆走だ!7曲目は様式美風ながら
プログレメタル系のリフで始まりそしてメロデスのリフで疾走する曲。
ギターソロはスウィープで始まりその後様式美系のツインリードになるぞ!
8曲目はアコギが聴けるバラード。意外なまでにまっとうなバラードである(爆)。
そのままバンドサウンドが入り9曲目へと繋がりリズムはそのままに
捻くれたリフがプログレメタルであるということを主張しているかのようだ。
そして途中思い切り唐突にネオクラシカルなギターが登場!
10曲目は再びアコースティックサウンドによるバラードだ!
ハモンド、ストリングス系のシンセも登場するぞ。


前作よりもデスメタル要素が濃くなりそれと同時にクオリティーも
アップ
しているぞ!テクニカルで捻くれていながらメロディー、
曲の良さが最優先されている感があり所々で鋭く切り込む
ネオクラシカル系のギターも俺のツボである!捨て曲は無く
実にクオリティーは高いぞ!カオティックコアほどぶち切れた印象は無く
あくまでも統合感のあるプログレメタルであるところがポイントだ!



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満足度 86% お気に入り曲 Splintered Visions、
3 Dimensional Aperture、Beginning of the End、
Point of Uncertainty、Isolation







"Scattering of Ashes"




カナダ出身のプログレッシヴ・エクストリームメタルバンドの4thアルバム。


デスメタルとプログレメタルをハイセンスで融合し気を吐く
カナダのエクストリームテクニカルバンドINTO ETERNITY
4作目のアルバムにしてようやくの日本盤リリースである!

デジタルビートのインダストリアルなイントロに続く2曲目は
どこか落ち着いた感のあるリフで始まるもその直後ブラストで爆走!
だがデスメタルにはならずクリーンVoも聴ける!のっけから
これまで以上に変態じみたアレンジだな。バスドラの音は
まだ軽いがプロダクションも向上している。低音グロウル系の
デス声、クリーンVoともにさらに上手くなっているのが伺えるぞ。
3曲目はもろプログレメタルなリフで始まるもやはり爆走!
高音絶叫シャウトぶち切れ感を演出するもクリーンVoはやはり
メロディアスなプログレメタルのそれである。ギターソロは
ネオクラ系だ。4曲目はいきなりネオクラシカルなギターが
切り込み低音グロウル、中〜高音域のデス声、そしてクリーンVo
続きロブ・ハルフォードが如き高音ハイトーンメタリックシャウト
登場するぞ!5曲目はブラストで始まるエクストリーム要素の濃い
イントロで始まるもその後はプログレメタル然とした展開になる。
6曲目はツーバス連打16分刻みのリフで始まるもメロスピや
スラッシュではなくやはりあくまでもプログレメタルとメロデスの
合いの子
的なアレンジとなっている。変拍子リフと共にネオクラシカルな
ギターソロが聴けその後はメロデス系のトレモロリフが現れ
ネオクラソロと共にドラマティックさを演出するぞ!7曲目は
アコギによる流麗な調べが堪能できるもその後バンドサウンドが
入りプログレメタルへと変化するぞ!ギターソロはやはり様式美系だが
バックでツーバスがかなりの速さで連打しまくり強いインパクトがあるな!
8曲目はもろプログレメタルなリフで始まるもその後メロデス的に
アグレッシヴな疾走を魅せる!だがそのあとはやはり例によって
ミドルテンポになりプログレメタル然とした雰囲気になる。
9曲目もアグレッシヴなメロデススタイルで始まりギターも
ネオクラシカルに切り込むがヴォーカルはクリーンだ。その後は
デスヴォイスも登場し極悪さを演出!10曲目は様式美的な
ギターで始まり爆走ツーバスが現れクリーンVoのメロディーは
過去にもあった中東風のフレーズである。11曲目ものっけから
ブラスト、
そしてギターの速弾きで始まりその後はスローになり
ツインリードが泣くも再び爆走しデス声が飛び交うぞ!
そしてクリーンVoが出てくるとやはりテンポダウンする。
ギターソロは実にテクニカルでかつてたどたどしいスウィープ
聴かせていた面影はもはや無い!(爆)日本盤ボーナスの12、13曲目は
2、4曲目のラフミックスヴァージョン。


前作よりもどこかマイルドになった感がありアグレッシヴな
デスメタルパートもプロダクション的に重さがあまり無く
ブルータリティがあまり感じられないのは人によって賛否両論
あるだろう・・・。まぁ基本はやはりプログレメタルなので
激しすぎると聴き疲れを起こすからこれくらいがいいのかもしれん・・・!
だがカオティックコアに慣れた耳だとちょいと物足りんな(笑)。
楽曲的にはネオクラシカル要素が前作と比べて減った感があるのも
残念である。だがこのメタリックハイトーンからデス声まで
ありとあらゆる声を使い分けるヴォーカルは凄いな!
この歌い分け、Extreme The Dojoで生で観るのが
楽しみじゃわい!ちなみに日本盤ボーナスは実にシケているので
せっかくの国内盤リリースなのに水をさして悪いが、輸入盤の
ほうをオススメする(爆)。




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満足度 85% お気に入り曲 Severe Emotional Distress、
Timeless Winter、Pain Through Breathing、
Suspension of Disbelief、Paralyzed







"The Incurable Tragedy"




カナダ出身のプログレッシヴ・エクストリームメタルバンドの5thアルバム。


Extreme The Dojoでの正統派メタル然とした熱きパフォーマンスも
記憶に新しいカナダが産んだ技巧派バンドの5作目のアルバムである!
エクストリームメタル扱いではあるが限りなく正統派に近く、なおかつ
プログレッシヴな要素もかなり濃い彼等。今回のアルバムは
どうやらメンバーの身内の死を題材として取り上げたコンセプトアルバムのようで、
プログレメタルバンドらしい知的さを感じさせる1枚に仕上がったと言えそうだな。

イントロに続く2曲目からさっそくアグレッシヴな疾走感とハイトーンVo、
テクニカルなギターが登場!デス声も聴けるがデスメタル要素は
かなり薄いな。3曲目は疾走感、リフなどさらにエクストリームメタル
寄り
になるがサビはクリーンなメタルヴォーカルだ。プログレメタル然とした
理知的なフレーズ回しも特徴でギターが複雑に絡むパートなど聴き応えが
あるぞ!テクニックもやはりかなりのものだ。4曲目はドラマティックな
ギターが印象的なテクニカルメタルインストである!それに続く5曲目は
イントロからアグレッシヴな出だしを見せるがその後すぐにメロディアスな
クリーンVoパートになる!間奏のテクニカルさも凄まじいのう・・・!
6曲目はピアノで始まりシンセ、ギターがドラマティックさを演出するバラード。
ヴォーカルが上手いのでこういう曲も映えるわい!7曲目は再び疾走し
正統派メタル的ギターに始まりその直後バリバリにラウドになったり
ハイトーンが飛び出したりとせわしない展開が矢継ぎ早に繰り広げられる
変態的なアレンジの曲だ!8曲目はアコギで始まりこれまた正統派メタルと
エクストリームメタルが交互に遅い来るプログレ変態メタルだ!
9曲目はクリーントーンのギターとアコギが聴けるバラード。
バラードなのによくよく聴くとリズムが変拍子っぽいのは気のせいか!?
10曲目はモダンかつプログレなリフが聴け疾走しヴォーカルも
クリーンなハイトーンに低音デス声、高音絶叫Voを使い分けるぞ!
11曲目はよりプログレメタル然とした曲調となりギターフレーズも
DREAM THEATER等を思わせるな。12曲目はシンセストリングスと
ピアノがドラマティックなインストの終曲。ギターも泣いているがやはり
ピロピロと速弾きもする。


難点としてはプロダクションの軽さだろうな・・・!せっかく
タイト極まる演奏を披露しておりデスメタル要素も持ったバンドなのに
これのせいでアグレッションがかなり減退してしまっている・・・!
曲的にはメロディー派としてはもうちょいフレーズにフックが欲しい
エクストリームメタラーとしては音質も含めてもっとヘヴィでラウドに
してもらいたい
と思うがプログレメタルとしてのバランスを考えると
こんなモンなのだろう・・・。プログレ系のコンセプトアルバムではあるが
曲も延々と続く長ったらしさはなくコンパクトに纏まっているのは良いな。



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満足度 83% お気に入り曲 Spent Years of Regret、
Diagnosis Terminal、Indignation







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